「24時間券」…:名古屋の地下鉄(2020.12.25)

出掛けた先で、「地下鉄の1日券」というようなモノを求めて利用することが存外に好きだ…或る程度運行頻度も高い地下鉄で、街の主要な地区を往来する地下鉄の列車を、特段に細かい料金を気にせずに何度か利用すると、自ずと“1日券”の料金の前後の利用に届くという場合が殆どだと思う。そういう訳で、出先で「一寸地下鉄に…」と思い付くと、最初に乗車しようとする駅で「1日券」を入手してみようとする。

「未だ朝」と言い得る時間帯に名古屋に入り、思い付いて名鉄の列車を利用して津島を訪ねた後、名古屋駅の巨大な地下街でランチを愉しみ、そこから地下鉄で動き回ろうとした。何れにしても「名古屋駅から地下鉄で丸の内駅」という経路で滞在する宿を目指す手筈では在ったのだ…

地下鉄の名古屋駅に至り、各種の券を販売する自販機を見付けて、何となく眺めた。最近、「地下鉄の1日券」というようなモノは自販機で売られている。窓口らしきものを探す方が手間が要るというのが普通だ…そういう訳で、名古屋駅で直ぐに見付かった自販機を何となく視た。

地下鉄駅で乗車券等を売る自販機にも「時代の変遷」というのが間違いなく在る。名古屋駅で眼に留めた自販機は、「中学生か高校生の頃のに札幌の地下鉄駅で頻繁に見掛けた」という印象の、「専ら現在居る駅から各駅への単純な乗車券を売っている」というタイプの年季が入って視えるモノだった…「“1日券”は何処で如何に求めるのか?!」と思っていれば、脇に駅員さんが現れた…自身のように他地方から偶々入り込んだ者のような不慣れな人に対応する係が居るらしく、大変丁寧に御案内頂いて、酷く懐かしい感じがした自販機の脇の、少し新しい自販機で「1日券」は容易に求められるということだった…

↓「1日券」を求めたのは好かったが、何か得心出来なかった。自身としては「今直ぐ!」に使用したい。が、「翌日の日付」というのは「如何いう了見??」と思った…
25-12-2020 at Nagoya in evening (2)

親切に「そちらの券売機で…」と御案内頂いた駅員さんに「判らない?」と御尋ねした。そして判った。「1日券」は「24時間有効」である。従って、求めた「1日券」で改札口を潜ると“時刻”が刻印され、「翌日の刻印された時刻まで有効」となるのだという。従って…「12月25日13時13分」に使い始めた「1日券」は、「12月26日13時13分まで」の「24時間有効」なのだという。故に、「今使う!」という意図で求めた券に、翌日の日付なのだ。「まで有効」という表示の方法だ…

こういうのは、街に入って、泊まって、翌日に立ち去るというような場合、非常に有益ではないだろうか?実際、この12月25日に地下鉄で動き回り、宿に入り、翌朝に新幹線の列車に乗る名古屋駅へ移動したが、この「1日券」で須らく用事は足りてしまったのだ。同日の終電までではなく、「24時間」としてくれるだけで、「泊まった翌朝の移動」に遠慮なく利用可能となるのだ…実に好い!!

他所でもこういう「24時間券」というのは一部に見受けられるようだが、なかなかに好いように思った。そして、旅から戻って然程時間は経たないが、「何時かこの“24時間券”を手に、また名古屋をフラフラと…」という想いを抱いてしまっていることに思い至る…
posted by Charlie at 08:30Comment(0)愛知県

朝の祇園で滞在した宿の建物を見上げる…(2020.12.23)

↓「祇園社」とも呼ばれる<八坂神社>の東大路に面した出入口を上層階から見下ろすような感じで佇むビル…普通なホテルである…
23-12-2020 (1st)(Kyoto to Nara) (1)
↑混み合っていれば、部屋が取れないか、取れても酷く高い…が、その限りでもなければ、「何かで他所に出る場面で利用する宿」という常識的な範囲の料金で利用可能な施設だ。京阪の祇園四条駅や阪急の京都河原町駅に近く、バス停も見受けられるのでバスも利用し易く、なかなかに好い場所だ…

ここには祇園枝垂桜を眺めた時に滞在した経過が在った。今般、2回目の滞在となったが、「真言宗十八本山」の18ヶ寺を全て巡ることを成し遂げた時に滞在した宿ということになる。何となく「記憶に留めたい場所」という感である…

特段に由緒在る建築というようなことは聞かないが、何か酷く趣が在るビルだと、視る都度に思う建物だ…この朝は、思い出深い場となった建物を眺め、ゆっくりと奈良方面へ移動したのだった…

↓こういう宿は、思い付いて下記のサイトを見て探す場合が殆どだ…



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posted by Charlie at 07:08Comment(0)京都府

小さな「大日如来」…:東寺の土産(2020.12.22)

↓東寺の境内に売店が在って、「一寸好い感じ…」と思ったモノをそこで求めた…
22-12-2020 souvenir (mini 'Vairocana' from Toji-Temple) (1)

↓「マグネット付き ミニ仏像 大日如来」という箱だ…
22-12-2020 souvenir (mini 'Vairocana' from Toji-Temple) (2)

↓大きさが判り易いように煙草の箱と並べたが、本当に酷く小さな大日如来だ…
22-12-2020 souvenir (mini 'Vairocana' from Toji-Temple) (4)
↑酷く小さいが、東寺に鎮座するよく知られている大日如来坐像―絵図に描かれている曼荼羅を立体的に見せることを構想した空海の指導下で制作された仏像群の一つとされているモノだ…―の雰囲気を好く伝えている…

京都の宿で中を視た後、バッグの隅に容れてこれを持ち歩き、稚内の拙宅へ大切に持ち帰った。何時までも箱に入れたままというのも寂しい。引っ張り出して、マグネットで着く金属製の板が出ている箇所―拙宅の場合、室内に視えている給湯機器が在る…―に「ピタっ!!」と貼り付けた…「鎮座…」という大袈裟な感じでもないが、立派な大日如来が拙宅と住人の安寧を見守ってくれるような気分になる。

何か干支毎の守護仏というモノが在るというのだが、自身の干支である申年は大日如来がそれに該当するそうだ。そんな意味も在って、東寺の売店から稚内まで、この小さな大日如来に「お越し頂いた」という訳だ。
posted by Charlie at 06:05Comment(0)京都府