↓何気なく眺めた様子だった…直ぐにテーブルの飲物に目線を戻したが「何となく…気になる?」と目を凝らして再度様子を伺った…
↑暗い硝子に映り込んだ様子が眼前に在る。テーブル上の飲物、販売向けに陳列されているモノ、カフェが入居している建物内に在る文字…全てが「鏡に映っている状態」であるのに、<STARBUCKS>というロゴだけは正しく読める?
↓タネは実に簡単だった…
↑一文字毎を切り抜くようにして文字を組み合わせ、<STARBUCKS>というロゴが入口を入ろうとする側から読めるように設えられている。店内から見れば「ロゴの裏側」が見えている。その裏側が暗い硝子に映り込めば、ロゴが「正しい向き」に映り込むことになる訳だ…
↓カップを持つ際に熱過ぎないように段ボールのバンドが巻き付いているのだが…そこに描かれた女性の顔が「ロゴの件…御気付きですね?」と微笑んだようにも見えた…
↓「一般的なオフィスアワーが終わったような頃には、随分と静かな感じに…」と思いながら、奈良県庁に近い辺りを歩き、<スターバックスコーヒー>に寄って一息入れたのだった…
奈良という街…<X100F>を提げて「一寸…」と散策してみるのが心地好い場所であると、訪ねてみる都度に思う…
<高野山般若湯>…(2020.12.20)
高野山は、何か「小さな町に大きな寺が立地し、方々に関係施設が建っている」というのか、「寺の関係施設が沢山在る場所が“町”と称し始めた」というのか、少し不思議な雰囲気が在ると思った。
金剛峯寺の本坊や壇上伽藍(大伽藍)を眺め、「なかなかに雰囲気が好かった…」と思いながら、その「街の中に寺」とも「寺が街と称している」ともつかないような辺りを歩いた。色々なモノが売られている商店も見受けられるので、そういう様子を眺めていた…
↓こういう幟を眼に留めた…そして足も停めた…
“般若湯”とは?仏教の寺で“酒”を指し示す隠語で、“般若湯”という語は「智恵の湧き出る湯」という程の意味であるそうだ…
高野山の金剛峯寺は、冬季にはなかなかに寒くなるような、標高900m近い山上に設けられている。そういう土地柄、弘法大師こと空海が「寒冷を凌ぐため温酒一杯これを許す」と僧達に告げたという言い伝えが在って、“般若湯”と称して「飽くまでも冷えた身体を少し温める」として酒が嗜まれた経過が在るのだそうだ…
そして眼に留めた<高野山般若湯>という幟であるが、これは和歌山県内の酒造会社の酒銘である。
↓こういう具合に箱に入って、幟を掲げた店で販売されていたので…求めてしまった…
↓訪ねてみて好い感じであった高野山のことを想いながら道中の宿で頂こうと、300ml入りの小さなボトルの<高野山般若湯>を求めた訳だ…
↓なかなかに好い感じの純米吟醸だった。やや甘いような気もした酒だった…
高野山で求めた<高野山般若湯>…大阪の宿へ持ち帰り、翌日に宝塚を経て京都へ至り、京都の宿で頂いてみたのだった…
「智恵の湧き出る湯」という意味の“般若湯”という寺の隠語がそのまま銘になっている酒…非常に思い出に残るモノとなった。
※ 幟は高野山で、酒瓶は京都の宿で各々撮っている。これは「高野山で求めた思い出の品」の件なので、記事は「和歌山県」のカテゴリに分類する。
金剛峯寺の本坊や壇上伽藍(大伽藍)を眺め、「なかなかに雰囲気が好かった…」と思いながら、その「街の中に寺」とも「寺が街と称している」ともつかないような辺りを歩いた。色々なモノが売られている商店も見受けられるので、そういう様子を眺めていた…
↓こういう幟を眼に留めた…そして足も停めた…
“般若湯”とは?仏教の寺で“酒”を指し示す隠語で、“般若湯”という語は「智恵の湧き出る湯」という程の意味であるそうだ…
高野山の金剛峯寺は、冬季にはなかなかに寒くなるような、標高900m近い山上に設けられている。そういう土地柄、弘法大師こと空海が「寒冷を凌ぐため温酒一杯これを許す」と僧達に告げたという言い伝えが在って、“般若湯”と称して「飽くまでも冷えた身体を少し温める」として酒が嗜まれた経過が在るのだそうだ…
そして眼に留めた<高野山般若湯>という幟であるが、これは和歌山県内の酒造会社の酒銘である。
↓こういう具合に箱に入って、幟を掲げた店で販売されていたので…求めてしまった…
↓訪ねてみて好い感じであった高野山のことを想いながら道中の宿で頂こうと、300ml入りの小さなボトルの<高野山般若湯>を求めた訳だ…
↓なかなかに好い感じの純米吟醸だった。やや甘いような気もした酒だった…
高野山で求めた<高野山般若湯>…大阪の宿へ持ち帰り、翌日に宝塚を経て京都へ至り、京都の宿で頂いてみたのだった…
「智恵の湧き出る湯」という意味の“般若湯”という寺の隠語がそのまま銘になっている酒…非常に思い出に残るモノとなった。
※ 幟は高野山で、酒瓶は京都の宿で各々撮っている。これは「高野山で求めた思い出の品」の件なので、記事は「和歌山県」のカテゴリに分類する。
下り坂な天候の朝に…(2021.01.08)
雪の“境界”…:「高野山ケーブル」こと「南海鋼索線」(2020.12.20)
「高野山を訪ねる」となれば、南海の列車で和歌山県の橋本駅を経て極楽橋駅に至り、そこから先はケーブルカーで高野山駅で、以降はバスを利用することになる。
その経路で金剛峰寺の本坊や壇上伽藍(大伽藍)を訪ねてみた。
そして引揚げるに際して、同じ経路を逆に辿った…
↓このケーブルカーで、高野山駅から極楽橋駅へ下りる…
ケーブルカーが走る区間の延長は800m程度で、高野山駅(標高867m)と極楽橋駅(539m)との高低差は328mで、29度にもなる急斜面を往来している。
↓ケーブルカーは雪が残る軌道を慎重に下り始めた…
↓少し緩やかなカーブを描くように軌道が敷設されていた…
往路は、「事故による列車運行の乱れ」から運行再開されたばかりで、乗客が些か集中し、ケーブルカーの車窓を眺め易い状態とは言い難かった。が、復路は悠然と眺めるゆとりが在った訳だ…
↓上るケーブルカーと行違うようになっている辺りで、積雪が少なくなっていた…往路でも「下りて来るケーブルカーと行違った?」という辺りで「辺りが?白く?」と少し驚いたのだが、この行違いの辺りが積雪の“境界”となっていたようだ…
↓正面が見える辺りに陣取って、こういう様子を眺めるのは存外に愉しい…
↓いよいよ2輌のケーブルカーが行違う…
↑見えている上っている車輌は<N11>のナンバーが見える。乗っている下っている車輌は<N12>だ。これらの車輌は2019年3月に登場したばかりの新しいモノということだ…
↓行違いを行う場所の先で、ハッキリと積雪が消えている…
↓積雪が無い区間に入って行く…
↓下側、極楽橋駅の出入口が見えて来た…
↓こういう眺めが少し面白い…
↓間もなく到着である…5分間程度の運行時間だ…
このケーブルカーは高野山の上に広がる「一寸した町」の様相を呈している辺りと、山の半ばのような辺りとを往来している。上側は900mに近いような、やや高い標高で、積雪というような様子が下側とは少し違うようだ。そういう異なる様子の“境界”を越えながら動くのが少し面白かった…
その経路で金剛峰寺の本坊や壇上伽藍(大伽藍)を訪ねてみた。
そして引揚げるに際して、同じ経路を逆に辿った…
↓このケーブルカーで、高野山駅から極楽橋駅へ下りる…
ケーブルカーが走る区間の延長は800m程度で、高野山駅(標高867m)と極楽橋駅(539m)との高低差は328mで、29度にもなる急斜面を往来している。
↓ケーブルカーは雪が残る軌道を慎重に下り始めた…
↓少し緩やかなカーブを描くように軌道が敷設されていた…
往路は、「事故による列車運行の乱れ」から運行再開されたばかりで、乗客が些か集中し、ケーブルカーの車窓を眺め易い状態とは言い難かった。が、復路は悠然と眺めるゆとりが在った訳だ…
↓上るケーブルカーと行違うようになっている辺りで、積雪が少なくなっていた…往路でも「下りて来るケーブルカーと行違った?」という辺りで「辺りが?白く?」と少し驚いたのだが、この行違いの辺りが積雪の“境界”となっていたようだ…
↓正面が見える辺りに陣取って、こういう様子を眺めるのは存外に愉しい…
↓いよいよ2輌のケーブルカーが行違う…
↑見えている上っている車輌は<N11>のナンバーが見える。乗っている下っている車輌は<N12>だ。これらの車輌は2019年3月に登場したばかりの新しいモノということだ…
↓行違いを行う場所の先で、ハッキリと積雪が消えている…
↓積雪が無い区間に入って行く…
↓下側、極楽橋駅の出入口が見えて来た…
↓こういう眺めが少し面白い…
↓間もなく到着である…5分間程度の運行時間だ…
このケーブルカーは高野山の上に広がる「一寸した町」の様相を呈している辺りと、山の半ばのような辺りとを往来している。上側は900mに近いような、やや高い標高で、積雪というような様子が下側とは少し違うようだ。そういう異なる様子の“境界”を越えながら動くのが少し面白かった…
苫小牧市内の路線バス…:フェリーターミナルへ…(2020.12.17)
↓苫小牧駅前から乗った路線バスの車内だ…酷く空いている車内だったので、思わず提げていたカメラを使ってしまった…
↑「苫小牧港に到って船に…」という意図で動き続け、漸く港への道筋に入った…
↓ターミナルから出る各フェリーに乗船し易い時間帯に、苫小牧駅前から路線バスは出ている。バス会社の事務所で発車時刻を訊ねて確かめることも出来るので、利用し易いと思った…
フェリーの場合「車で港に動いて船に車を積み込んで乗船」というのもポピュラーなのだろうから、こういう「連絡バス」は然程混み合わないものなのかもしれない…そんなことを思いながら、苫小牧の街を抜けて港へゆっくりと向かったのだった…
↑「苫小牧港に到って船に…」という意図で動き続け、漸く港への道筋に入った…
↓ターミナルから出る各フェリーに乗船し易い時間帯に、苫小牧駅前から路線バスは出ている。バス会社の事務所で発車時刻を訊ねて確かめることも出来るので、利用し易いと思った…
フェリーの場合「車で港に動いて船に車を積み込んで乗船」というのもポピュラーなのだろうから、こういう「連絡バス」は然程混み合わないものなのかもしれない…そんなことを思いながら、苫小牧の街を抜けて港へゆっくりと向かったのだった…