虎…:信貴山 朝護孫子寺(2020.12.19)

奈良県の王子駅から、随分と急な感じの道路を走るバスで信貴山を上ると朝護孫子寺に到る。

↓朝護孫子寺の最寄停留所の近くにこういうモノが在る…少し独特な形だが?これは虎だ。
19-12-2020 Mt. Shigisan or Oji area, Nara pref (2)
↑東=青龍、南=朱雀、北=玄武、西=白虎という「四神」というモノが在るが、その中の白虎であるという…

↓朝護孫子寺の境内では、とりあえずこれが酷く目立つ…虎だ…
19-12-2020 Mt. Shigisan or Oji area, Nara pref (8)
↑「世界一福寅」と称している。何となく首が動いていた…所謂「張り子の寅」としては「世界最大!」という触れ込みだ…

↓更に朝護孫子寺の境内では、虎を象ったモノを随分と見掛ける…
19-12-2020 Mt. Shigisan or Oji area, Nara pref (9)

かの厩戸王子―所謂“聖徳太子”…―が毘沙門天を祀ったという故事を以て創基としている朝護孫子寺である。厩戸王子の祈りが届き、毘沙門天が降臨して敵を討つことが叶ったともされているのだが…その毘沙門天が降臨したのが「寅年、寅日、寅刻だった」と伝えられている。そこで虎を象ったモノが色々と在るのである…

↓永い期間に亘って、虎を象ったモノが色々と寄進されて来たという経過が在る様子だ…
19-12-2020 Mt. Shigisan or Oji area, Nara pref (25)
↑堂々とした大きな虎の足元に、小さくて可愛らしい他方で猛々しい小さな虎が沢山在る様子だった…

この「様々な虎が居る」という様子は、一寸面白かった…
posted by Charlie at 19:11Comment(0)奈良県

海の結氷…(2021.01.13)

「事の起こり」が、やや煩雑と言えるかもしれないが…

豪州に知人が在る。ネット上のやり取りが在り、先方の来日機会に稚内や札幌で実際に御会いした経過も在った。その後も思い出したような連絡は絶えず、過日も年末年始の“時候の挨拶”の延長のようにやり取りが在ったばかりだった。

その知人から連絡が入った。「稚内港というのは冬季に凍るものだっただろうか?!」ということであった。

“日本ファン”を自認し、「叶うことなら、移り住んでも…」と言う場合さえ在る知人は、日本国内各地を色々な季節に訪ねていて、冬の北海道に滞在した経過も在る。冬に稚内に現れて御会いしたということも在った…そんな知人は、北海道内のテレビ局等がウェブ上に出している様々な写真を色々と眺め、「昨今の事情…」の故に随意に旅行に出ることもままならない中、「想い出の北海道は、この時季、どんな按配か?」と、多分現在は“夏”である地元で“冬”を想い出して振り返っていたのであろう。

「稚内港というのは冬季に凍るものだっただろうか?!」と訪ねる知人は、稚内市開基百年記念塔にでも据えられたと思しきカメラで撮った稚内港の写真を示す。沿岸部の海水の部分が、確かに一定程度凍って白くなっていた…

問いに応え、「氷点下10℃前後に冷え込んだ感じが少し続くと、港の一部水域で水面が凍る場合も在る。が…珍しいと思う。最近は“珍しい”という程度に冷えてはいた」と連絡した。「なるほど!氷点下10℃ともなれば、少し広い範囲で水が凍るような、なかなかの寒さであろう…」と先方は得心していた。

そんなやり取りを通じて、「そう言えば、“凍った海”というのは稀かもしれない…一寸、視に行く?」と思い付いた…

「行く」と言っても、日頃から船や海や空を眺めに出てみる「極々短い散策」の範囲だ。しかし、吹き溜まった雪に行く手を阻まれ、そこを強引に突き進むような、何処となく「一寸した探検…」のような風情さえ漂う中で、港の海面を望む辺りに出てみたのだ…

↓防波堤に囲まれた水域、沿岸寄りの海面が凍ってしまっている…「余り視ない…」という様子だ…
13-01-2021 early morning (9)

↓沖は氷の影響が無い訳で、フェリーは普通に出航の準備に勤しんでいた…埠頭の上には吹き溜まった雪が多く見受けられる…(こういう程度の吹き溜まりを強引に踏み分けてこの辺りに至った…)
13-01-2021 early morning (11)

↓こちら側の、稚内港北防波堤ドームが視える側も海面が凍っていた…
13-01-2021 early morning (12)

「少しだけ気温が上昇?」という噂も出ていた中、確り凍った様子を強引に眺めてみた。氷点下の気温でも<X-Pro2>や装着した1<XF16mmF2.8>は問題なく動き、氷の質感を確り記録してくれた訳だ…

今季は“低温傾向”で、少し変わった様子が視られた…

除雪作業車輌…(2021.01.13)

早朝…戸外へ出ると、大型車輌が行き交う独特な音が聞こえていた…

↓除雪作業が行われていた…
13-01-2021 early morning (1)
↑北海道庁で管理する道路に“北海道”のロゴが入った車輌が出て作業をしているが、その他にも方々に色々な車輌が現れて各々に作業をしていた…

↓意外に迫力が在る車輌だ…積雪で凹凸が目立つようになる路面を平滑にしながら雪を路肩へ除けるというような作業を行っている…
13-01-2021 early morning (2)

冬季には、こういうような作業をする人達が努力を重ねている御蔭で、街の交通は維持されている訳だ…そして作業は深夜から早朝にも行われるので、関係者の皆様へ頭は下がる…

「路面電車からのお願い」…(2020.12.29)

↓乗車中に眼に留めた掲示だ…
29-12-2020 at Sapporo (71)
↑最近は路面電車を含めた多くの乗物で視掛けるようなモノだ…

↓序に、こういうモノも眼に留めた…
29-12-2020 at Sapporo (72)
↑何時頃からであろうか?リュックサックのような背負うモノに関して、「邪魔になっている場合が在るので御配意願う」とする例が増えたような気がしている…

乗車した際、然程混んでもいなかったので、眼に留まったモノを写真に収めてみたが…何れにしても、路面電車のような乗物は、愉しく心地好く乗車したいものだ…

<3303>…:幌南小学校前停留所周辺…:札幌の路面電車(2020.12.29)

札幌に在って、少し時間を設けることが叶う休日には“1日券”を求めて路面電車に乗車し、沿線で路面電車が行き交う様子を眺めてみることが在る…

↓そういうことでもしようと、路面電車に乗車した…
29-12-2020 at Sapporo (24)
↑すすきの停留所から幌南小学校前停留所まで乗車し、乗っていた路面電車が動き始めた様子を眺めた…

↓ここでは大きな歩道橋の手前辺りで信号停車ということが非常に多い…
29-12-2020 at Sapporo (25)

↓この日は光の感じが好いと思った…
29-12-2020 at Sapporo (26)
↑3300形は1998年に旧型を改造して登場した車輌で、<3303>は1999年から動いているそうだ…

路面電車に関しては、色々な時期に登場した各車輌が同じ軌道を行き交っているというのが非常に面白いと思う。この3300形のような感じも、方々で活躍中の様々な車輌を想起させる感じが好いように思う…

<A1202>…:西4丁目交差点…:札幌の路面電車(2020.12.29)

↓西4丁目の交差点に佇むと、こういう様子が視えた…
29-12-2020 at Sapporo (15)

↓“3連接”の車体とすることで、誰でも乗降し易い“低床”を実現したというA1200形の1輌である<A1202>が、「90度カーブ」の軌道を行く…
29-12-2020 at Sapporo (16)

↓<A1202>は南下する軌道に乗る…
29-12-2020 at Sapporo (17)

↓そして通り過ぎる様を見送った…
29-12-2020 at Sapporo (18)

近年は、このA1200形が走行する様子を視ると「札幌に在る…都心部辺りに出て来た…」と少し強く実感するような気がする…