法隆寺の南大門を潜った辺り、五重塔が見えている場所は<西院伽藍>と呼び習わされているそうだ…少しだけ歩くと<東院伽藍>という場所も在るという…
↓その東院伽藍を目指した…
↑左右双方共に塀のようなモノが在る。何れも法隆寺関係の建物が在って、関係者の皆さんが仕事をする場となっているように見受けられた。正面、奥の少し変わった形の屋根が視えている辺りが<東院伽藍>だ…
↓ゆっくりと入口に近付いた…
↓中には<夢殿>が在る…
↑かの“聖徳太子”の宮が在ったとされる辺りで、748(天平20)年に太子供養の伽藍を起こしたと伝えられるという。<夢殿>は鎌倉時代に大きな改修を施されたというが、天平年間の建築様式を伝えているという…
↓周囲を巡りながら、この独特な形状の建物を暫し眺めた…
法隆寺は7世紀初頭からの仏教信仰を伝えると同時に「聖徳太子信仰」というようなモノの起こった場所でもある。そして何と言っても、古い時代の見事な建築が伝えられ、<大宝蔵院>と名付けられた宝物殿では法隆寺に伝わる様々な見事なモノも視られる…「名前が凄く知られるが、訪ねた記憶が?」と思い付いて善かったと思う。