札幌市内から稚内へと北上する際、札幌市内の厚別駅で旭川行の列車に乗車した。列車は特急列車の待ち合わせのために岩見沢駅で少し長く停車していた。電化されている札幌・旭川間では「少数派?」とも思われるディーゼルカー2輌で運行される列車が登場するのだが、少し変わった車輌が使用されていた。
↓その少し変わった車輌の列車が旭川駅に到着した…
↓右側の“通常仕様”と外装や、内装が少々異なる<山明>(さんめい)である…
<山明>という愛称が冠せられた車輌は、「観光」という意図も込めて最近改修された車輛だ。「山紫水明」という語から採られた愛称で<紫水>という“相方”と同時に登場していた…が、最近はこの「山紫水明」の2輌を連結した列車の運行という話しを聞かない…各々の車輌が、この日のように普通列車として運用されている場合が多いようだ。
↓先頭側の<山明>に対し、後尾側は“通常仕様”…こちらは走行中に跳ね上げていた雪が多く付着してしまっている…
単なる物見遊山であろうと、何かの所用であろうと、列車での移動は何でも何時でも「列車の旅…」と愛おしく思う。そして時々思い起こす便(よすが)とすべく、主に駅で車輌の写真を撮ってしまう。そんな写真を引っ張り出した訳だ…