早朝の旭川駅を発ち、稚内駅を目指して北上した…
旭川駅で乗車する際には「稚内行」というようになっているのだが、2輌運行を切り離して1輌にする作業で少し長く名寄駅で停車、更に幌延駅で少し長く停車することから、“列車番号”が切り途中で替わる。時刻表や運行ダイヤの上では「旭川・名寄」、「名寄・幌延」、「幌延・稚内」という「3本の列車」というような扱いになっているようだ。それでも、名寄で切り離しにならない側の車輌に乗り込んでしまえば「旭川・稚内」でゆったりと北上することが叶う。そんな訳で気に入っている列車だ…
↓幌延駅にキハ54による列車が到着した…
↓後尾側には、走行中に跳ね上げた雪が多量に付着している…
↓20分間程度も停車しているので、後尾側に付着した雪も少しは落ちてしまう…
↓こちらは先頭側である…
幌延駅での長めな停車を経ると「稚内はもう一息!」という感じになる…
実は…荒天の影響で列車の運休が生じた当地だが、広範囲で予想以上に雪が多く、その故に運行上必要な各種設備の点検に想定以上の手間を要し、運行が少し長引いているという状況が在る…そういう中であるが故に、寒さや雪に負けずに軌道を行く列車の風情が酷く恋しくなり、未だこのブログで御紹介していなかった写真を引っ張り出した形になったのだ…