<1103>…:西15丁目停留所・西線6条停留所間:札幌の路面電車(2020.02.21)

好天に誘われ、札幌で少々歩き廻ってみた…何となく…路面電車に乗った…

西15丁目停留所まで進んだ軌道は大きくカーブして南北に延びる軌道になる。軌道に沿って南下すれば西線6条停留所に至るのだが、両停留所の中間辺り、やや西線6条停留所に寄った辺りに歩道橋が在る…

↓歩道橋上から路面電車の軌道を見下ろせば、北上中の車輛が信号停車をしていた…
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↓電車が走り始めた…
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↓次第に電車が近付く…<1103>だ…
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南北に延びている軌道は、緩やかなカーブを描いている。カーブの弧になっている辺りは南3条通である。このカーブ?南3条以北と、南3条以南とで各々に別々に碁盤の目のような道路を設えていて、道路が整った頃に双方を連結したのでこういうカーブが生じたというように聞いている…

↓<1103>が歩道橋に近付く…
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↓<1103>が歩道橋を潜ったので振り返ってみた…
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↓<1103>は西15丁目停留所を目指す…
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路面電車が走る併用軌道が敷設された車道部分に積雪は無いが、歩道には積雪が少し残り、表面が凍っていてやや歩き悪かった…

天候が悪くない時、こういう具合に路面電車を眺めるというようなことをするのは愉しい!

<カムイ>…:札幌駅(2021.02.21)

↓札幌駅に到着し、列車から下りて、乗って着いた車輛を眺めた…
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↑列車の最後尾側に乗っていた。後尾側から到着した列車を視ると、雪が多目だった箇所で跳ね上げた雪が付着している…

789系電車、5輛編成の仕様は<カムイ>という愛称が冠せられる。1輛が指定席で、4輛は自由席という列車だ…

この<カムイ>…何か「クールな外観」という感で、これに乗車する機会が生じると少しだけ嬉しくなる…

旭川駅に到着…(2021.02.20)

「今週…」という程度の運休から暫く振りに稚内駅に登場した列車は定刻より16分程度遅れて発車した。

鹿等の野生動物が軌道上に現れたらしく「急ブレーキ…」も何回か在った―新しい車輛なので「急ブレーキを使用しました」という音声が車内に流れるようになっていた…―が、列車は快調に南下していた。車窓で眺めた沿線…「ここ…埋まっている…」という程度―ホームに佇んだ人の背丈を超える程度、「城壁!?」という程度になっていた例も在った…―に、積もった雪を除けて堆く積み上げていたような箇所が多数在った。「ここは?牧草地か何かではなく、川だったよな?」というような程度に広く雪で覆われてしまっていた場所まで見受けられて驚いた。除雪や設備点検に手間取ったというのも納得だった。関係者の皆様に感謝だ…

列車は進む都度に出発時の16分という遅れを巻き返し―駅で停車して発車する都度、「只今〇〇駅をXX分の遅れで発車しました」と車掌さんがアナウンスするのを聴いていて気付いた…―て、結局11分程度の遅れで旭川駅に到着した。

↓右が乗っていた列車…真中は札幌から着いた列車…各々回送となる。そして左は網走へ向かう列車だ…
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↑キハ261系ディーゼルカー…789系電車…キハ183系ディーゼルカー…北海道で運行されている特急型車輛が何となく揃った感である…(キハ261系ディーゼルカーと789系電車は違う仕様のモノが在る。他に札幌・函館間や札幌・釧路間で運用されている型のディーゼルカーと、現在ではかなり少数になってしまった電車が在るが…)

↓上の画の右側には、札幌へ向かう特急列車が待機していた…
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↑結果的に1分や3分の遅れで、稚内から着いた列車から乗換える乗客を迎えられた訳だ…(稚内から旭川に着いて、乗換えて札幌方面へ向かう場合、乗換時間は10分から12分程度になるようにダイヤが組まれている…)

↓自身は旭川駅で下車し、少しゆっくりすることとした…この駅前の通路を視ると、ロードヒーティング箇所とそうではない箇所との「雪の段差」が目立つので、今季は雪がやや多いことが判る…
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「所用で一寸出る」というだけのことなのだが…それでも「列車の旅」なのだ!何となく好いものだ…

「はまなす編成」の<サロベツ>…:稚内駅(2021.02.20)

2月16日の荒天から列車が運休となっていて、2月19日までそれが続いた。沿線での酷い雪を除ける作業、各種の設備を点検する作業に想定以上の時間を要してしまったのだという。何となく「一週間の御無沙汰でございました…」という感だ。

稚内駅を朝に出発する特急列車は、「前夜遅くに着く車輛が待機して、朝に出発」ということなので、2月20日も朝の特急列車は運転出来なかった。そうなれば…昼に着く車輛が、直ぐに折り返して出発という特急列車が「待望の復旧第1号の列車」となる。

↓稚内駅へ様子を視に行けば…「鹿と衝突」という事由で到着が遅れ、折り返し運転の列車も出発が遅れる旨の案内が掲出されていた…
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↓久し振りに稚内駅に現れた列車だ…
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↓「はまなす編成」と名付けられたキハ261系ディーゼルカーだ。新しい車輛だ…
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↓停止寸前なのでかなり減速している…
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↓所定の位置に停車した。乗って来た乗客が下車し、車内を少々整えて、出発する乗客が乗込むことになる。
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↑暫く振りに稚内駅に来てくれた列車だ。ゆっくりその勇姿を眺めて迎えてみたかった…

↓最近の多目な雪が、軌道の手前側に寄せられていて、列車は「雪山の向こうに姿が覗く」という風情で停車している…
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↓ホームに出た…
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↑実は…自身でもこの列車の乗車券と指定席特急券を持っていたのだ…前日に券を求めた時の駅員さんが改札をやっていたので「行って来ます!」と改札―券にスタンプを押す…―して頂いた。駅員さんは「遅れて申し訳ないです…行ってらっしゃい!」と送り出してくれた。

↓乗込んで所定の席に陣取って辺りを眺めた…新しい車輛の新しいシート…座り心地は、稚内で御馴染みなキハ261系ディーゼルカーの初期型のシートよりも好いと思う…
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この時の列車…座席の4割弱は埋まっていたと思われた。「そこそこに賑わっている」という程度か?利用機会が多い朝の特急列車よりも賑わっていた気がした…自身は所用で他地域に出るという場面では、列車が「第1選択肢」である。