<A1202>…:西線6条停留所:札幌の路面電車(2020.02.21)

札幌の街中の道路に積雪は少なかったが、歩道の一部は「気温の上下が繰り返された中で積雪が凍ってしまった…」という箇所が見受けられ、歩いた際に少々慎重を期した…

↓「やれやれ…」と至った停留所で、「電車が来ます」という自動音声が聞こえた…少し遠くに走って来る電車が視え始めた…
21-02-2021 at Sapporo (58)

↓近付くに連れて電車の走行音も大きくなるのだが…近付く車輌の場合は、前照灯のランプの色が特徴的で目立つ…札幌の路面電車では「新しい車輌」は判り易い…
21-02-2021 at Sapporo (60)

↓現れたのは<A1202>だ…初めて登場した頃には「かなり斬新…」と驚いたデザインだが、最近では「札幌の路面電車」として少し馴染みになった感である。
21-02-2021 at Sapporo (62)

減速して停留所で停まった<A1202>に乗せて頂くことにした。所用で札幌に出て、好天だったことに誘われ、何となく散策というだけのことだが、何となく「小さな旅を愉しむ」という気分になった…

「ありがとう!応援しています!」…:旭川(2021.02.22)

何度か訪れている場所に関しては、少し大きな建物等を“目印”のような感じで何となく記憶に留め、それを特段に強く意識せずとも辿るようにして、再度、再々度と立寄った時には特段に迷わずに動き回ることが叶うようになる。

旭川に関しても、何となく記憶に留める街中の“目印”のような感のモノは幾つも在る。「何度か」と言うより「何度も」訪れている場所で「多少勝手知った(つもりになっている)他所」とまで呼ぶ場合が在る場所にもなっているのだ。

<昭和通>と呼ばれている辺りが在る。「6丁目」という住所になる。<買物公園>の少し西に相当する。

現在は<買物公園>で通る場所が、古くは陸軍の駐屯地に因んで<師団通>と呼ばれ、戦後に<平和通>と改称されたという話しは耳にするのだが、<昭和通>に関してはそういう話しを聞かない…想像するのは、1920年代後半、“昭和”に改元されて日が浅かった頃に整備が進んで<昭和通>と呼び習わされるようになって、“通称”として定着した他方で公式な“住所”ということでもない状態ということになっているというようなことだが…

↓そんなことを思いながら<昭和通>を歩き、“目印”のように記憶している郵便局の辺りに差し掛かると「ありがとう!」という文字の看板を眼に留めた…
22-02-2021 at Asahikawa (15)
↑横断歩道の辺りで歩を停めて建物を眺めた。「ありがとう!応援しています!」が最初に眼に入ったが、全体としては「医療従事者のみなさん ありがとう! 応援しています!」となっていた。

最近の“事情”で色々と大変であったということも伝えられていたことを思い出して看板を視た。

「ありがとう!応援しています!」だが、これは社会に在る多くの人が各々の役目を各々に果たしている以上、互いに「ありがとう!」と感謝しながら支え合うという程度に考えて然るべきなのではないかと個人的には思う。

一寸足を停めて、こういうような看板に眼を向けてみるというのも悪くない…

<8512>…:西15丁目停留所・西線6条停留所間:札幌の路面電車(2020.02.21)

歩道橋上で路面電車を眺めてから、少し南側の西線6条停留所へ歩こうと、歩道橋の階段を下り始めた…

↓階段上から、北上中の路面電車が視えた…
21-02-2021 at Sapporo (52)

↓これまで余り写真を撮っていない角度で路面電車を眺めるというのが新鮮であると思いながら、走る車輌を眺めた…
21-02-2021 at Sapporo (54)

↓走っていたのは<8512>だ。1985年登場の「8500形」を増備することになり、1987年に新造されたという「8510形」の1輌だ…
21-02-2021 at Sapporo (56)

或いは?この位の年代、1980年代後半から1990年代初め頃に登場した車輌というのが各地の路面電車では数が多いのかもしれないと思いながら視ていた…

札幌で少しばかり時間を設けて路面電車を眺めてみるということを時々やっているが、それでも不意に「そう言えば余り視ていない角度の新鮮な見え方…」というのがマダマダ在ると思った…