「身欠きにしん」というモノが在る。
鰊(にしん)は北海道では大量に漁獲されていた魚だが、冷蔵技術等が発達していない時代には、内臓や頭を取り除いて乾燥させるのが一番合理的な保存法であった。大量の鰊を日本各地に流通させるために、干物として加工されたものが身欠き鰊である。
既に18世紀には、蝦夷地から各地へ送り出された品物の中に、現在では「身欠きにしん」と呼ばれている鰊の干物が見受けられたらしい。そういうことで長い期間に各地へ送り出された「身欠きにしん」は、辿り着いた各地で色々な方法で調理されて食べられるようになり、現在にもそういう料理が方々で伝わっている。
↓色々な料理に使う<にしん甘露煮>は、各地で工夫されて使われるようになった「身欠きにしん」の代表格のようなモノだと思う。
↑東京の築地の店から取り寄せてみたのだった…
考えてみると、拙宅で「口に入るモノ」と言えば、珈琲豆、酒類、更に強いて挙げれば服用する処方薬程度で、何も無い…「祝日が続く予定なので、少し何か…」と思った時に偶々見付けたのだった。
↓方々でポピュラーな「にしん蕎麦」に載せるような感じの、そのまま摘むことが出来る甘露煮である。袋を開けた後は、扱い易いように保存用容器へ…
↑一般向けに小売りしているが、飲食店等での業務用に卸すモノでもあるらしい。洗練された甘味が加わった醤油ベースと思われるタレで煮込んであって、本当に美味い!箸の動きが停め悪くなってしまう…
<にしん甘露煮>というような、「身欠きにしん」の利用方法として非常にポピュラーな訳だが、そんなモノを摘んでみると「昔の人達が築き上げて運用していた広域輸送網の経過」というような歴史に想いが巡るのだが…それはそれとして、この<にしん甘露煮>が酷く美味い!!焼酎を少々頂きながら、何となく摘んだが、実に好かった!
「業務用」を謳う容量が多めなモノを入手したが、非常に美味く、存外に早く無くなってしまいそうなので、素早く「追加発注!」ということにしてしまった。
<きゃらぶき>…(2021.04.25)
特段に植物等の名に明るいのでもない。「きゃらぶき」と聞けば「そういう名の何か?」と思ってしまったが、それは正しくない。
「きゃらぶき」というのは「伽羅蕗」という漢字になるようで、「フキの茎を、醤油(しょうゆ)で伽羅色に煮詰めた食品」ということなのだそうだ。「伽羅色に煮詰め」というのは、香木の伽羅のような濃い茶色という程の意味で「伽羅煮」という言い方も在るらしい。言わば「伝統的な保存食品」ということにもなるであろう。
↓その<きゃらぶき>を入手した。東京の築地の店から取り寄せたのだ…
店の女将のブログでモノが紹介されていて、これらを造っている工場の様子も紹介されていた。永く蓄積されたノウハウで、丁寧に造られた製品と見受けられ、「一寸試してみたい…」と思ったのだ…
↓扱い易いように、袋を開けた後は保存用容器に…調味料が確り染みた感じの蕗…摘み始めると、ドンドン頂いてしまうような感だった。
これを摘みながら、一寸ばかり焼酎を頂くというようなことをしていた休日…素早くモノが無くなったので、急遽「追加発注!」までしてしまった。
「きゃらぶき」というのは「伽羅蕗」という漢字になるようで、「フキの茎を、醤油(しょうゆ)で伽羅色に煮詰めた食品」ということなのだそうだ。「伽羅色に煮詰め」というのは、香木の伽羅のような濃い茶色という程の意味で「伽羅煮」という言い方も在るらしい。言わば「伝統的な保存食品」ということにもなるであろう。
↓その<きゃらぶき>を入手した。東京の築地の店から取り寄せたのだ…
店の女将のブログでモノが紹介されていて、これらを造っている工場の様子も紹介されていた。永く蓄積されたノウハウで、丁寧に造られた製品と見受けられ、「一寸試してみたい…」と思ったのだ…
↓扱い易いように、袋を開けた後は保存用容器に…調味料が確り染みた感じの蕗…摘み始めると、ドンドン頂いてしまうような感だった。
これを摘みながら、一寸ばかり焼酎を頂くというようなことをしていた休日…素早くモノが無くなったので、急遽「追加発注!」までしてしまった。