御近所の御店で、生ウニが出回るシーズンには毎度「納得のいくウニ丼あります」という掲示を出している。
「<納得のいくウニ丼>って何ですか?」と御尋ねを頂く場合も在ると聞く。要は、御店の方が「これなら!!」と「納得のいく…」と思い付いての命名なのだと思う。良質な生ウニを一定量確保することが叶い「自信を持って御薦め!」という“ウニ丼”を提供可能ということで「納得のいくウニ丼あります」という掲示になる訳なのだ。
↓こういう具合のモノを<納得のいくウニ丼>と称している。
「生の海鮮を米飯に」ということになると「生ちらし寿司」の流れで酢飯を用いる例がやや多いのかもしれないが、この御近所の御店では酢飯ではない普通の米飯を用いている。これは「新鮮な生ウニが在って…食事を摂る時、丼に持った御飯の上にその生ウニを載せて…」という「“ウニ丼”の“はじめて物語”」的な「原点!」からの発想であるようだ。
↓出回り始めたばかりの“むらさきウニ”が生で…
「美味い食材が出回っている…」ということなら、時には頂くことも必要だ。そして「時季が或る程度限られる…」ということなら、逃さないように急いだ方が好いかもしれない。
↓この時は、この<納得のいくウニ丼>、出回り始めた新鮮な生ウニを使った「ウニ丼というモノの原点?」のような感の一杯を頂くことが叶い、非常に善かった。
天塩町の<しじみラーメン>…(2021.04.29)
友人に誘われて、一寸出掛けた好天の休日だった…
稚内から日本海側の道を南下し、日本海に浮かぶ利尻富士の様子を愛でながら進む。稚内市の域を抜けると、豊富町、幌延町と続き、天塩町に至る。天塩町は天塩川の河口部の町だ。
この天塩町で昼食を摂った…
↓こういうモノだ。<しじみラーメン>と称する…
テーブルに御案内頂き、店員さんがやって来た。この時は、残念ながら売切れのモノが在ったということでその旨が伝えられた。店員さんは「御決りになりましたら御呼び下さい」と立ち去ろうとしたが「一寸!」と呼び止め、素早くこの<しじみラーメン>を御願いしたのである。
河口部に位置する天塩町では、古くからしじみ漁を行っているということで、そこから「しじみを使う料理」ということになって、この<しじみラーメン>も登場したのであろう。
↓北海道では時々見受けられるタイプであると思われる「軽く縮れた太目な麺」のラーメンだが、「しじみ出汁そのもののようなスープ」が抜群に美味い!
ラーメンの丼の脇に、しじみの貝殻を取り出して置くための皿も付されて供されていた。濃厚な感じの出汁を愉しみ、貝殻を外しながらしじみも麺と併せてゆっくりと頂いた。
時にはこういうモノも好い!
稚内から日本海側の道を南下し、日本海に浮かぶ利尻富士の様子を愛でながら進む。稚内市の域を抜けると、豊富町、幌延町と続き、天塩町に至る。天塩町は天塩川の河口部の町だ。
この天塩町で昼食を摂った…
↓こういうモノだ。<しじみラーメン>と称する…
テーブルに御案内頂き、店員さんがやって来た。この時は、残念ながら売切れのモノが在ったということでその旨が伝えられた。店員さんは「御決りになりましたら御呼び下さい」と立ち去ろうとしたが「一寸!」と呼び止め、素早くこの<しじみラーメン>を御願いしたのである。
河口部に位置する天塩町では、古くからしじみ漁を行っているということで、そこから「しじみを使う料理」ということになって、この<しじみラーメン>も登場したのであろう。
↓北海道では時々見受けられるタイプであると思われる「軽く縮れた太目な麺」のラーメンだが、「しじみ出汁そのもののようなスープ」が抜群に美味い!
ラーメンの丼の脇に、しじみの貝殻を取り出して置くための皿も付されて供されていた。濃厚な感じの出汁を愉しみ、貝殻を外しながらしじみも麺と併せてゆっくりと頂いた。
時にはこういうモノも好い!