↓日没の時間帯に至り、稚内港北防波堤ドームにも灯りが点いた…

ぼんやりと眺めながら想った。他所から稚内に至り、稚内駅から数分という範囲の場所に滞在するのであれば、夕刻に「何となくその辺…」とでも歩き廻ると、恐らくはこの画のような稚内港北防波堤ドームに出くわすことであろう。最近は、この画のような具合になるのは午後6時半近くだ…
初めて視る方は、これを眺めて如何思うのか?自身としてはかなり頻繁に、場合によって「毎日?」としても過言ではない程度に視ているが…これは船に乗降する旅客、貨物や荷物、船の近くで動く列車や軌道の安全を確保しようと「屋根でも?」という話しになって「屋根?如何しましょうか?」と、アーチ形のコンクリート橋梁を築くノウハウを応用して「屋根」を築いてしまったという、一寸面白い建造物なのだ…「樺太航路」の発着港として稚内港の整備が推進された時代の様子を伝える代物だ。稚内港北防波堤ドームそのものは「屋蓋式防波堤」と称して1930年代に築かれた。現在のモノは1970年代末に再建したモノである、往時との差異は“ランプ”である。1930年代に築かれたモノにはランプは無かった。所謂“親水護岸”というような感、「街の公園」というようなことになろうという中、再建の稚内港北防波堤ドームにはランプを据えた訳だ…
↓こういう具合に、海側に廻り込んで様子を視るという感じも、自身ではなかなかに気に入っている。

最近、早朝に雲が多過ぎる感じが続いているので、偶々休日で動き易いということも手伝って、何となく夕刻に時間を設けてこの辺りを歩いている…