旧いポストカード…:<Turmbau zu Babel>(独)または<De Toren van Babel>(蘭):<バベルの塔>ピーテル・ブリューゲルの画:ウィーンの<美術史美術館>の土産…(2021.05.07)

↓拙宅の居室に置いて在るモノだ…
07-05-2021 my one (5)
↑1990年代に欧州諸国を廻ってみた際、ウィーンの<美術史美術館>という場所に立寄り、記憶に強く残った画であった。色々とグッズが売られている売店が館内に在って、そこでこのポストカードを求めたと記憶している。そして、何時、何処で求めたのか記憶が曖昧だが、ポストカード用のフレームを求めてそれに収めたのだった…

現在の拙宅に住む以前の居室でも置いていて、引っ越しの際に確り持って、現在の拙宅の居室にも確り置いた。

<バベルの塔>は『旧約聖書』に在る挿話から想起したイメージを描いた作品であるという。1563年頃の作と伝わるそうだ。日本史で言えば織田信長が今川義元を討ち取ったという<桶狭間合戦>の少し後のような時期だ…

実現不可能な天にも届く塔を建設しようとして、崩れてしまった(神に壊された)という故事がこの画に着想を与えた『旧約聖書』の挿話だ。「増長者が罰を受ける物語」と解されているのかもしれない。

この<バベルの塔>という語は、挿話の内容に因んで「空想的で実現不可能な計画の比喩」としても用いられるようだ。が、私が強く記憶に留めているのは、「<バベルの塔>の一件の後、人々は様々に異なる種類の言語を用いるようになった」とされていたことによる。要は…「外国語を学んでみる」というような必要性が生じたのは「この<バベルの塔>の故か?」と思うような面が在る。

そういうようなことで…とりあえず「外国語を学んでみる」というようなことをした経過も在ることから、何となく「気になる画」ということになり、「実物の展示を観た」ということを永く記憶に留めたかったのだ。

↓不意に思い付いて写真に収めてしまったが…忘れる程度に以前から置いているモノなので、強い愛着も在る代物だ。
07-05-2021 my one (6)

稚内港北防波堤ドーム…(2021.05.07)

「早起き…」ということになって、戸外を伺って“午前4時”の「明るさ」に些かの驚きを禁じ得なかった中、何となく戸外を歩いた。

↓この「“全消灯”の前で天が明るくなりそう…」という様子が見受けられる時間帯も、「凄く早い…」という感じになっている昨今だ。
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↓稚内港北防波堤ドームの独特な形状が判り易い辺りからも眺めてみた…
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↓この少し高い辺りに佇むと…「風の強さ…」に些か怯み、高い箇所を歩くのを止めて直ぐに下りた…
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↓“浪”という程のモノが視えるでもない静かな海面なのだが…「風紋」と呼ぶのか?「強風が静かな海面を渡って出来る漣のようなモノ」が随分と見受けられた…
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少し前の「5℃程度」が「10℃程度」になっている。気温は上昇したが、その恩恵が強風の故に些か感じ悪い状況になってしまっている。

「午前4時」の明るさ…(2021.05.07)

気儘に過ごした連休が明けた日、何か早めに眠気を覚えて休んだので、早目に起き出した。

↓一寸戸外に出て様子を伺ってみた…
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↑雲は「少なくもないかもしれないが、分厚いのでもない」という程度で、気象観測の分野では“晴天”に分類されるのか?そういう様子だった。

ぼんやりと様子を眺めて、戸外に出た際に提げた<X100F>で写真を1枚撮り、思ったことは「“午前4時”が明るい時季になってしまっている?!」ということだった…

佇んでいて、何となく“音”も感じる程度に風が強く、10℃程度の気温になっても「少し前よりも相対的に温かい筈」という様子が体感し悪い感だった。