旭川駅の早朝…(2021.05.18)

旭川駅周辺の宿を取ると…「早起きをして早朝の列車に乗る」という場合に便利だ。そういうことを好んでする…出発が宿の朝食提供の時間より以前となるので、大概は「素泊まり」で宿を取る。

↓何処の街でも「午前5時半過ぎ」という時間帯は「未だ早い…」という感じになるだろうか?旭川も静かだ…
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↑早朝から、少し長い時間の列車の移動となる場合…「駅の手前のコンビニ」というような場所には寄ってしまう。車内で飲むモノ等を求める訳だ…

↓早朝に悠然とこういう感じの場所に在ると…敷地も建物も「貸切!」というような不思議な気分になる…
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↓通行人が視えない状況であると、旭川駅の西側の空間は殊更に広く感じられる…
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↓「駅の一日」が始まったばかりという感だ…
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↓改札を潜った、各ホームへの通路に通じる辺りの雰囲気が好きだ…
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↓何度も利用している「早朝の稚内行の普通列車」を目指す…
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↓エスカレータを上って振り返れば、北上する列車が到着していた…
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↑こちらは列車の後尾側となる…

↓少し進んで、こちらが前方である…
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↑今日は前も後ろもキハ54だ。後ろがキハ40であるという場合も在った…

↓旭川駅から2輛連結で発車するが、名寄で後ろの車輛は切り離す。名寄より北を目指す場合、前側の車輛に乗る方が便利だ。
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↓車輛の扉が開き、乗車可能になって直ぐに前側の「527」に乗込んだ…
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↑宗谷線で運用されているキハ54だが、車輛毎に座席配置が多少違う。乗車する際、「何れが現れる?」と意外に愉しみにしている…

↓右側の座席に陣取ることにした…
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↓荷物を置いて、座席に確り腰を落ち着けると、後は「稚内までの長い乗車」というだけである…
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↓駅近くのコンビニでは、こういうモノを確り求めておく…旅の無事を期して、ゆっくりとこれを空ける…
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列車は朝6時に旭川を出ると、昼の12時に稚内だ…旭川駅で確り乗車してしまえば、以降は寝ていても、何をしていても稚内まで長い道程を連れて行ってくれるのがこの列車だ。気に入っていて時々利用するので、戯れに「専用列車」と言ってみる場合も在るが…今日は一部に「他の乗客?」という区間が見受けられ、本当に「専用?」だった場面も在った。

「他地域に出た後に稚内へ引揚げる」という状況の場合、前夜までに旭川に至り、早朝のこの列車に乗るのが気に入っている。「稚内を訪ねたい」という方におかれても、交通が便利な旭川に夜までに着き、翌早朝から北上というのは「悪くない?」と思う…

<国士無双>…(2021.05.17)

「早朝から行動…」という前夜は多少気が張る場合も在るであろうか?

客観的にはそういう類の“前夜”であったのかもしれないが、サウナも利用して、適当にエネルギーも使っていた期間であったことから、「早寝早起き」な傾向に何らの変わりもなく、悠然と過ごす早朝に前日を振り返っている。

↓時にはこういうモノが好い…
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↓前夕に旭川駅辺りの店で求めたのだった…
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↑容量180mlの小さな瓶…好い感じだ!!

前日…旭川の宮下通を東から西へ少しばかり歩いた…

↓こういう場所を通り過ぎた…
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<国士無双>の銘で知られる酒を醸している<高砂酒造>である…「酒造の街」という旭川の横顔に、気軽に触れることが叶う場所でもあるように思う。

↓宮下通の東側、鉄道の高架と道路が交差している箇所が視える場所に<高砂酒造>は在る…
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「地元の銘酒」を一寸愉しむというのも好い。極個人的には「醸造酒は少し控えて…」というようなことも思ったが、日頃は蒸留酒で、今般の<国士無双>は少し特別だ…

とりあえず…スッキリしている早朝に、前夜に口にした銘酒を思い出すという「妙な感じ?」となっている…

旧国鉄旭川車両センター第二木機職場・木機乾燥場=旭川市市民活動交流センターホール棟・市民活動支援棟…(2021.05.15)

旭川駅の南寄りな側は、鉄道用地であった場所を整備して色々な用途で利用するというようなことをしているように見受けられる場所だ…

↓公園風になっていて、色々な施設が見受けられる一隅にこういう様子が視える…
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↑古い煉瓦造の建物である…

↓こちらが「旧国鉄旭川車両センター第二木機職場」で、現在は「旭川市市民活動交流センターホール棟」となっている。
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↓こちらは「旧国鉄旭川車両センター木機乾燥場」で、現在は「旭川市市民活動交流センター市民活動支援棟」となっている。
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「旭川市市民活動交流センター」というのは「“Co”ここが、“Co”交流と、“De”出会いの場になるように」ということで<CoCoDe>という愛称を冠した文化施設として利用されている。その<CoCoDe>として利用されている主要な2棟は旧国鉄の工場であった建物だ。

2棟の建物は、1898(明治31)年に当時の「北海道官設鉄道」(※1897年-1905年 開拓使による初めての鉄道が、開拓使の廃止後に延伸されて行く過程で登場した。1896年の「北海道鉄道敷設法」によって北海道庁が建設することになった鉄道である。1905年に各地の旧国鉄路線と同じ扱いになって行った。)の路線が旭川に敷設された頃のモノであるという。

↓「〇で囲った“北”」が「北海道官設鉄道」のマークであったようだ…建物の一部に入っている…
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↓「明治時代の壁」ということになる…
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「旧国鉄が用いた工場の建物」ということでは、ここの2棟は「最も古い例の一つ」ということになるようだ…

↓暫し眺め入ってしまった…
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↓「明治時代の建築技術」を伝える貴重な存在ということになる…
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この貴重な建物が「市民活動に関する情報の収集・提供や活動相談、講座・研修会等の開催による学習の機会の提供など市民活動を支援するとともに、市民の交流及び協働を促進し、もって活力ある地域社会の形成及び市民主体のまちづくりの実現に寄与することを目的とした施設」ということで利用されている訳だ…2010年から現在の形になったそうだ。

↓「また観に行こう…」と思わせてくれる感だった。
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こういう「貴重な建物を有効に活用」という例は非常に好いと思う。

【参考】
>>旭川市によるウェブサイト:旭川市市民活動交流センター CoCoDe(ココデ)