奈良では、蚊帳に使う薄織物を盛んに造っていて、業者の関係者がその端切れを“ふきん”として利用すると按配が好く、商品化してなかなかに人気を博しているという。当初は無地のモノばかりであったが、次第に画や柄を工夫したモノも色々と登場するようになって、現在では「奈良の一寸好い土産」にもなっているという。
奈良を訪ねて土産になっているふきんを入手し、按配が好いので取寄せて使っているということをこのブログで話題にした。そうしたところ、土産として好評であるに留まらず、地元の御家庭等でも愛用されて親しまれている旨、奈良に御住いの方が教えて下さった。なるほど、身近な日用品で良質なモノが「地元の産品」となれば、それは地元の人達にも大いに親しまれる筈だ。更に、それを教えて下さった方は御自身でも利用されるショップの情報を伝えて下さった。
ショップを拝見すると、何やら「好さそうだ…」が色々と見付かった。
↓そして取寄せてしまった…
↑画や柄を工夫した蚊帳の生地によるふきんである。
↓奈良の“イラスト観光マップ”のような画が入っている!!
↑従前から使っているモノよりも少し大きなサイズであるのも好いかもしれないと思った…
「奈良」に関して、自身では訪ねる価値が在るような名所も奈良市内や近隣、或いは県内に多く、街の雰囲気も落ち着いて居心地が好く、大阪や京都との間を結ぶ交通も存外に便利で窓からの眺めが酷く気に入っている宿を勝手に「関西の別邸…」と呼ぶ程度に何度も繰り返して立寄っている。が、友人等と話して話題が及べば「修学旅行で大仏を見学に行ったよな…他には?」となってしまう。だから「勝手に応援」というような傾向も最近では帯びているのだが…
↓蚊帳生地のふきんは糊が少しキツく付いているので、湯で流してから使うことになる。そうすると、柔らかく使い易い感じになる。
↑使い易いと同時に、「あの奈良の街!」という想い出も蘇りそうな、“イラスト観光マップ”のような画は眺めて頬が緩む…
また好いモノに出会った。出会いに感謝したい感である。手近に好いモノが在るのは嬉しいことだ…