カスベの竜田揚げ…

↓或いは「酷く稚内らしい…」というような、他所では余り聞かないようなメニューかもしれない…
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↑カスベというのはエイの一種で、この辺りでは食べる魚として存外にポピュラーだ…

↓料亭の流れを汲んでいるという御近所の小さな御店の“名物”という感の一皿である。なかなかに好い感じだ…
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この一皿…時々酷く頂いてみたくなる…

差閉(さしとじ)にて…(2021.07.22)

<北のカナリアパーク>に至り、「第2差閉」というバス停が近いと判って足を運び、何となく辺りの様子を眺めながら、香深港フェリーターミナルへ向かうバスを待っていた。バスを待ちながら辺りの様子を少々眺めながら歩いた…

↓昆布の天日干しという様子が見受けられた…
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考えてみれば、北海道の北側、沿岸部の現在に至っても続く集落は、古く江戸時代辺りから昆布の採捕を生業にしていたような経過も在る訳で、「営々と何世紀も続く人々の営み」に想いが廻った。

↓土産のTシャツにまで、昆布を採捕する様子をイメージしたイラストが入っている…
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このTシャツに関しては、鎮守に詣でた足で桃岩を望み、更にレブンウスユキソウに邂逅という得難い経験をしたという「一寸した遠足…」で余りにも酷く汗をかき、何やら「着衣でプールに飛び込んだ?!」という程度に来ていたモノが汗で濡れたことを受け、フェリーターミナル近隣の土産物の店で求めたのだった…稚内へ引揚げる際、さり気なくこの新しいTシャツに着替えた…

↓沿岸部にはこういう建物が見受けられた…何やら年季が入って、少し風情が在る外観だ…
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↑漁業関係の資材を置く場所、そして関係者が一寸滞在する場所ということになる“番屋”の流れを汲む建物なのであろう…何か「北海道内の少し古い木造建築」という風情が溢れ、少々見入ってしまった…

今般「何となく行ってしまった…」という具合に礼文島に上陸したが、こういう「さり気ない眺め」もなかなかに好かったので、早くも「そのうちに再訪…」というようなアイディアが頭の中に渦巻いている…

鯨肉の刺身…(2021.07.24)

「やや珍しい場合も在る?」という食材も供する御近所の御店に時々立寄って夕食を愉しむことも在る。

↓見るからに美味そうな赤肉が!?
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↓これが網走港に揚ったという、鯨の肉である。刺身だ!ショウガや山葵と醤油を点けて頂く…
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「滋養溢れる赤身の肉!」というような感の「新鮮なモノ」を「刺身!」ということで頂く…他に何かを頂くという存念を吹き飛ばす強力なモノである…

網走港というのも、捕鯨の拠点としての歴史を有する場所であるという。自身は縁薄い地域なのだが…その網走港からやって来た鯨肉の刺身!何か凄く好かった!こうして写真に収めて記憶に留めたい感だ…