“神居古潭駅”…(2021.08.20)

神居古潭(カムイコタン)に至り、川に架かる古い橋を渡り、森のようになっている場所を奥へ進んだ…

↓趣深い建物が在った…
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↓「旧 神居古潭駅舎」と建物の出入口に看板が掲出されている…
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↓嘗て駅であったことが判る、判り易いモノが在った。駅に見受けられる看板が在って、ホームが設えられていた名残だ…
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神居古潭駅は1901(明治34)年に開業している。滝川・深川・旭川を結ぶ鉄路、函館本線の一部がここを通っていて駅が設けられていたのだ…

現在、滝川・深川・旭川を結ぶ鉄路は複線化されていて、電化もされている。架線から電気を受けて、モーターを回して走る電車が行き交う区間である。そして旭川・札幌間の運行頻度が高い、電車による特急が忙しく行き交う。普通列車も電車が多数派だ。そして旭川・深川間には長いトンネルも設けられている。

↓電化されて経路が変わった時、この神居古潭駅は廃止ということになってしまった…
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↑伊納駅と納内駅との間に神居古潭駅が在ったのだ…(因みに納内駅は現在でも無人駅ながら存続中だが、伊納駅は利用者減少の中で3月のダイヤ改正時に廃止となった…)

↓明治末年頃の駅舎は復元が施されて文化財として大切にされている…
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↑廃止された鉄路の跡はサイクリングロードになっていて、駅舎は休憩所ということになっている。(訪ねた際には閉まっていたが…)

↓「嘗ての鉄路」に佇んでみた…ここを行き交ったであろう列車の走行音、列車を牽引した蒸気機関車の汽笛が聞こえるような気もした…
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↓「ひっそりと森の中に佇む遺構」という風情が漂う場所だった…
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“ニッネ・カムイ”(=魔神)が棲む…:神居古潭(カムイコタン)…(2021.08.20)

↓川に架橋されている。
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↓橋上からの眺めだ…
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↓古い時代に架け易い地点を結んで、途中で曲がるような具合に架けた歩行者用の橋なのであろう。(何処かの時点で大規模な修復も行われていると想像する…)曲がった辺りからも対岸まで存外に距離が在る。
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↓何か「夏の残滓」というような感も抱く好天で、川も穏やかな感ではあった…
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川は何か「神の気紛れ?」とでもいうように、時季毎、日毎に様子を変える。そういう川だが、この辺りは複雑な岩礁が多く見受けられ、岩礁の様子も永い年月でドンドン変わっていたのであろう。川で舟を使って人が行き交う、モノを運ぶ場合、この辺りは「難所」であったに違いない。

橋上から川を眺める分には美しいが…岩礁が複雑に拡がる感で、水深や流れの塩梅が刻々と変わるような場所と見受けられる。舟の航行は何時でも危険で、古くは辺りに“ニッネ・カムイ”(=魔神)が棲むと信じられ、航行する人達は移動の安寧を願って祈ったらしい…ここはそういう場所だ。

↓半ば森のようになっている対岸へ進んだ…
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↓橋へ進んでいく辺りになるが、後から見付けた。旭川市教育委員会が設置した、こういう説明の看板も在った…
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なかなかに興味深い場所だ…

神居古潭(カムイコタン)…(2021.08.20)

↓カラスが見詰める先に…
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↓絶景が拡がる…
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↓旭川の市域の南西側になるのであろうか?神居古潭(カムイコタン)という場所が在る…
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神居古潭は公共交通利用ではアクセスし悪い…公共交通利用であれば、旭川の街中との間は、運行本数が限られる路線バスで往来する他無い…

↓実は前日、旭川駅前のバス乗場でこの神居古潭を訪ねることが叶う路線バスが出る場所を眼に留めた…本当に路線バスの運行本数は限られる…
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↓朝…マダマダ静かな旭川駅界隈…駅の東寄りの辺りに足を運んだ。何時の間にかコンビニ―以前は酷く静かでやや不便な感も否めない辺りだった…―も在って、辺りは便利である…
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↓6時40分に発車する「芦別行」が登場した…
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↓「神居古潭?行きますよね?」と運転士さんに尋ねて「行きます!」であったので乗車した…
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↓“都市間路線”でも使用されているような快適な仕様のバスで30分程走る。旭川市域の、個人的には余り馴染んでいない辺りも走って面白かった…
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↑「芦別行」に乗って神居古潭で下車する場合には490円だった。支払は現金だ…

↓この画の右側の路肩に旭川駅から来る場合のバス停が在る。国道12号を何とか渡ると歩道に出る。そこを進む…
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↓やがて眺望の好い橋に至り…
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↓バスで通り過ぎたばかりのトンネル出入口脇から河畔へ下る道が設えられている箇所に出る…
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↓そして神居古潭だ!
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先走った話しになるが「自身の備忘録」という意味も込めて敢えて綴る。6時40分に旭川駅を出ると、神居古潭のバス停に7時10分頃に着く。その後は8時半過ぎに旭川駅へ向かう留萌から来るバスか、8時50分に旭川駅へ向かうバスに神居古潭から乗車可能だ。これらを逃すと?相当待つ…

↓復路に利用したバス停だ…別途詳述するが、「神居古潭」から「夢殿観音前」まで、散策の中で自然に歩いてしまい、この停留所を利用した。
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↓これが留萌から来る便も混じっている方の停留所に掲出されている時刻表…
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↓これが芦別や深川との間を往来している便の停留所に掲出されている時刻表…
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↓そういう訳で…神居古潭で「朝の散策」ということにしたのだった…
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神居古潭に関しては、なかなかに感じが好かったので再訪を期してこうした所謂「アクセス情報」的なことも纏めておくことにしたのだ…不便ではあるが「訪ねてみる」という場合には、「それでも!」と路線バスの「運行の様子に合わせて動く」ということをする他無い。そういうのも嫌いではない…

「放置自転車」の問題への対応…:旭川・買物公園(2021.08.19)

↓看板を眼に留めた時、「“→”の隅に何やら落書きのような?」と気になって、近付いて足を停めて眺めた…
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↑「“落書き”?」と思ったのは、手書きの画のようなデザインの自転車だった…指定の駐輪場が近くに在るので、その利用を促そうとしている訳だ…

旭川駅前から南北に延びる通が常設の“歩行者天国”とされている所謂<買物公園>で視掛けた看板だった…

↓看板には幾つかの種類が在るようだ…
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↑無秩序に自転車が辺りに置きっ放しという状況が見受けられて苦慮している様子が伺える…ここを歩いた時、そんな状況は視掛けなかったが…

道路や広場という公的空間…色々なことを考えながら管理に心を砕く人達が在る…そんなことを想いながら看板を眺めていた。そういうことに感謝したいが、同時に看板のデザインが好いと思い、何気なく写真に収めてみたのだ…

<ロースかつ>…(2021.08.19)

旭川駅に着いたのは午前11時半頃だった。稚内駅に列車が現れる前に足を運び、名寄駅での列車乗換待ち時間も含めると、自身としては苦にしてはいないが、朝5時前からの長い移動だった。そういうことをすれば、所用に臨む前に、当然ながら昼食-「遅過ぎる朝食」も兼ねることになるが…-をゆったりと摂りたい…

↓素晴らしいランチ!大変に愉しく頂いた!
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↓こういう「風情溢れる…」という場所に在る店だ…
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何時の間にか随分と以前になるが、旭川に一定以上の頻度で足を運んでいるらしい方と御一緒した機会に教えて頂いた場所で「街の名店」に数えられる老舗の食堂であるようだ。爾来、自身でも何度も食事に寄っている…

↓こんな感じの入口…凄く「誘われる…」という感じだ…
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↑近年はテレビドラマ『孤独のグルメ』のロケも入ったそうだ…

↓「御飯は少な目で…」というように敢えて御願いしても「十分!」なボリューム!大きく厚い肉のカツだ…
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「御馳走様でした!凄く美味しかったです。暫く振りに寄れてうれしかったです…」と去り際に言えば、“親父さん”は「今日は惚れ惚れするような佳い肉だった…また寄って!」と応じてくれた。街で永く愛され続ける食堂の風情…実に素晴らしい!

<名寄教会会堂>…(2020.08.19)

稚内から列車で南下し、名寄が近付く辺りで少し特徴的な建物が車窓から視え、何か気になる場合が在る…

↓乗換列車の待ち時間に、一寸訪ねてみた…
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「南下の列車」の場合は名寄駅の“手前”に相当する場所なので、右側に線路を望むような通を歩いて少し進む。5分程度も進む…

↓こういう具合に建物が眼前に現れる訳だ…
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↓教会であった。現在でも使われているように見受けられた。訪ねた際にはしまっていた。
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↓独特な風情の建物に見入った…
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1909年…明治時代の終盤だが、この教会が建てられたのだという。名寄市内に現存するモノとしては最古の洋風建築ということになり、名寄市の文化財に指定されているそうだ。

↓現在視ても存在感が在るが…創建の頃にはかなり目立つ建物だったのであろうと想像した…
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乗換列車の待ち時間…1時間程度であれば「駅周辺を一寸だけ散策」というようなことには好適かもしれない。

札幌貨物ターミナル駅…(2021.08.21)

何度となく「直ぐ傍」を通過し、様子を遠望している場所でも「立ち止まって、可能な範囲でゆっくり眺める」というようなことを「していない…」という例は多く在るように思う。

多くの場合、「ゆっくり眺めていない」といって不都合が在るのでも何でもない訳で、然程気にする必然性も無い。が、「実に永い期間」に亘って「直ぐ傍」を通過し、様子を遠望していながら「立ち止まって、可能な範囲でゆっくり眺める」というようなことを「していない…」という例に思い当たり、このところはそれが気になっていた…

↓少しだけ時間を設け、その「直ぐ傍」を通過し、様子を遠望していながら「立ち止まって、可能な範囲でゆっくり眺める」というようなことを「していない…」を眺めてみた…
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↑これは「札幌貨物ターミナル駅」である。札幌市内に設えられたJR貨物の貨物駅ということになる。

札幌駅から新千歳空港駅の側へ進む「千歳線」であるが、これは「札幌駅⇔苗穂駅⇔白石駅⇔平和駅⇔新札幌駅…」というようになっている。新千歳空港駅へ向かう<快速エアポート>は、札幌駅を出ると新札幌駅まで停車しない…この「札幌貨物ターミナル駅」は平和駅の傍なのだ。個人的には、札幌市内に在る時に札幌駅・新札幌駅間の移動という場面が多々在り、その際に<快速エアポート>を多用する。そういう時にこの「札幌貨物ターミナル駅」が何時も視える。遠望ということになるのだが、近くでは視ていないのだ…

最近、少し「貨物列車に載っているコンテナ」が気になる切っ掛けも在って、時間を設けて眺めてみようと思い立ったのだ…

↓遠くに新札幌駅周辺の背が高い建物も視える中、多数の軌道が敷設され、夥しい数の貨車とコンテナが蠢いている様子が視えた…
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↓平和駅の辺りにこういう通路が在る。
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「札幌貨物ターミナル駅」は函館本線と千歳線とが並行している箇所のの南側を通る貨物線に設えられている。「札幌貨物ターミナル駅」の両側に住宅地も在るが、広大な「札幌貨物ターミナル駅」によって人の往来は不便だった。そして平和駅も利用し悪かった。そこで<柏山人道橋>という画の施設が出来て、人が「札幌貨物ターミナル駅」の「上」を通行可能になったのだ。

<柏山人道橋>だが、窓は「曇りガラス」風な感じ、シールでも貼っているかのような感じの箇所が多い。それでも一部は「札幌貨物ターミナル駅」が視える…

↓左側にHD300形というターミナルでの列車の入替作業に携わる機関車が2輛入って来ていた…
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↓左端側の列車はHD300形に牽引されて動いていた…
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↓反対側も視てみた…画の右寄り…柱の陰になっているが、北海道内で貨物列車の牽引にもちられるDF200形が在る。
21-08-2021 X100F (75)
↑嘗ては「電気機関車が牽引する貨物列車」も札幌・旭川間等で見受けられたようだが、現在は専らディーゼル機関車のDF200形が北海道内の貨物列車運行区間で活躍している。

因みに、九州で動いている<ななつぼしin九州>の牽引機は、九州にも非電化区間が見受けられることから、北海道内の貨物列車に用いているDF200形と同じディーゼル機関車を改装したモノを用いているそうだ。

「札幌貨物ターミナル駅」は、開設当初は「新札幌駅」と称した。が、旅客駅の名称に用いることとしたので「札幌貨物ターミナル駅」とすることになったのだそうだ…

少し変わった様子を視たが、なかなかに興味深いと思った。

<十勝岳ジオパーク構想 美瑛・上富良野エリア>グッズのTシャツ…(2021.08.21)

↓美瑛で求めたTシャツだ。早速に使っている…
21-08-2021 X100F (1)

美瑛では<十勝岳ジオパーク構想 美瑛・上富良野エリア>という取組が在るのだそうだ。

<十勝岳ジオパーク構想 美瑛・上富良野エリア>というのは、十勝岳連峰と共に在る地域としての様々な活動を展開して行こうとする構想であるようだ。それを宣伝するグッズを用意していて、その一つがこれなのだ。

↓美瑛は「遠くに十勝岳連峰を望む…」という地域なのだが、その十勝岳連峰をイメージしたバックプリントが凄く好い…
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<十勝岳ジオパーク構想 美瑛・上富良野エリア>については、何も知らないのだが、この「美瑛辺りの様子をイメージしたクールな感じの画が入ったTシャツ」というのが酷く気に入ってしまったのだ…「さて今日は何を着ようか…」となって早速に引っ張り出したのだった…

※写真そのものは旭川の宿で撮っているが、美瑛で求めた美瑛の取組を宣伝しようというモノなので、記事は「北海道/美瑛」に分類する…

メッシュキャップ…(2021.08.20)

「苦しい…」と思う程に暑いのでもない…が、日中は温かめで少し陽射しがキツいように感じる場面も少なくない中を過ごしている…

↓このキャップ…酷く重宝している…
20-08-2021 X-Pro2 (153)
↑温かめな中、「半分メッシュ」で一定程度の通気性が在って、余り邪魔にならない…他方で一定以上に陽射しを遮ってくれる…

美瑛町内でランチを摂ろうと食事が出来る御店に御邪魔して寛いだ際、何となくこのキャップを置いて眺めてしまった…今般、このキャップには「御世話になっています…」という感だ。

機能面で満足しているモノだが、デザインも気に入っているキャップだ。プロ野球チームに関係するモノではあるが、特段にチームを応援しているという程でもない。単純にデザインが好きなのだ。他方…このマークのチームは「今季好調!」と聞くのは、悪い気がしない…

旭橋…(2021.08.20)

何度も何度も眺めていて、それでも改めて眺めて「好い…」と思うような場所が在ると思う。

↓旭川に在ってはこの場所だ…
20-08-2021 X-Pro2 (6)
↑「早朝!」であるが故に出来る「よいこはまねをしないでね!」というスタイルで眺めて撮った画だが…

↓旭橋だ…
20-08-2021 X-Pro2 (7)

↓旭川では「街のシンボル」のようにもなっている大きな橋梁だ…
20-08-2021 X-Pro2 (9)

↓ふらりと歩いてこの辺りへ足を運び、暫し周辺で橋を眺めるというような…「だから?」というような挙に及んでしまう…
20-08-2021 X-Pro2 (13)

が、その「だから?」という挙に及ぶ都度に「好かった!」と思っていることに気付く。何度も何度も眺めていて、それでも改めて眺めて「好い…」と思うような場所なのだ。今般もそういう機会を設けられて幸いだった…

「↑国道40号 ROUTE40」…(2021.08.20)

↓出くわして、少し感慨が沸き起こった…
20-08-2021 X-Pro2 (3)
↑<国道40号>へ通じる、或いはその国道に入るということを示している看板で、歩道を歩く分には何となく見過ごしがちな標識である…

が、この旭川の街から<国道40号>を250㎞程北上すると…毎日のように歩き廻っている稚内駅辺りに至るのだ…そういうことを思い出しながら道路標識を視るのも一寸面白い…

「13.7℃」…(2021.08.20)

旭川都心部のやや北西辺りに、幾つもの通が少し複雑に交わる大きなロータリー式交差点が在る。

↓ロータリー式交差点の真中に大きな塔のようなモノが設えられている…
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↑「流石に静かだ…」という感の早朝だが、「13.7℃」という気温が表示されていた…

「13.7℃」?稚内より温度が低い…それでも日中は25℃を超え、何やら30℃近くになっていた。その日中は稚内よりも気温が高い…

一日の中での温度差が、稚内のような海岸部よりも大きいのが、内陸部の旭川の特徴のように思う。そういう理屈は判っているが、「朝早くは…多少肌寒いのかもしれない…」という程度に思っていて、表示される気温を視て些か驚きもした…

昭和通:日出を待つような頃…(2021.08.20)

何時の間にか眠ってしまい、酷く早く眼を開け、何となく散策に出る…何処に在ってもこういうような行動様式に大きな変化は無い…

↓「流石にひっそりと…」という感じだ…
20-08-2021 X-Pro2 (1)

陣取った宿は東西に延びる一条通に面している。正面入り口を出て、西側にほんの少し進むと、南北に延びる昭和通と交差する。北側へ延びる昭和通を何となく眺めてしまった。この通を歩いた…

糠南駅…:車窓の眺め(2021.08.19)

名寄へ南下する列車に乗って、車窓をぼんやりと眺めていたのだったが…南下に連れて天候が好転しているような様子を歓迎していた。

↓こんな様子に些か驚いた…幌延駅の少し南側だ…
19-08-2021 X-Pro2 (20)

列車の乗降に差支えの無い高さの構造物を設えて、乗客等が歩く場所が板張りになっているというような駅は時々見受けられる。その板張り部分を拡張して、何となく「使途不明?」な物置のようなモノが在る。そしてそれが在る場所の景色…

↓糠南駅の様子だ…
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こんな眺めの場所が続くのが、名寄以北の宗谷線だ…こんな眺めを愉しむのも、列車の揺れで眠気を誘われて居眠りするのも随意…そんな列車の旅が酷く好い。

「利尻限定」のTシャツ…(2021.08.19)

↓何となく“新品”の状態で持参してしまった…
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↑「Mt Rishiri」と在る…

↓「利尻限定」ということで、利尻富士町の会社がメーカーと提携して用意した代物らしい…「利尻昆布」をイメージしたバックプリントだ。
19-08-2021 X-Pro2 (76)
↑モノ自体は8月1日に求めている…

旭川で迎えた朝、これを着た上にワークシャツを上着風に引っ掛ける程度が程好いクールな状態だったが…次第に暑くなりそうだったので「夏」のようにこのTシャツのみで一日を過ごした。それが程好いと思える程度に温かくなったのだ…

利尻で求めたモノが旭川や美瑛で活躍した…今後も方々に登場することになるかもしれない…

名寄駅を発つ…(2021.08.19)

↓名寄駅前だ…バスやタクシーが入り込んで各々の所定位置に停まるような通路も設えられている。
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↓上記の画では右側となる辺りから駅舎に近付く…
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↓何度眺めても「味わい深い駅舎…」というように思う。
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↓天候が好転し、“寒冷地仕様…”を自認する身には「少し…暑い…」と感じられる様子になって来た…
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↑引っ掛けていたワークシャツを脱ぎ、着ていた「ロシア土産!?」な長袖Tシャツという姿に切り替えた。

↓駅舎内に入って改札を待ちながら、何となく運賃表を眺めた…
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↓改札の辺りに発車時刻表が掲出されている。
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↑左側の「北上する列車」は右側の「南下する列車」に比して本数が少ない…宗谷線の「(かなり南寄りな)分岐点」というようになっている感の名寄駅だ…

稚内で乗車して名寄に到着した車輛がそのまま待機していた。
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↑これが<快速なよろ>と名付けられた旭川行の列車となる。これに乗車した…

↓発車に少し間が在るので、ホームで列車を眺める。更に1時間程待てば?待機中の新しい車輛による旭川行の列車を利用することも出来なくはない…(所用も在るので、そういうことにもならないが…)
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↓右側に稚内を目指して北上中の特急列車が現れた…
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↑少し前に南下中の特急列車も現れ、名寄の少し南の士別で行違うのである。

↓3本の線に各列車が入っている様が判る画になった…特急列車の停止位置は画の右端をはみ出した辺りになる…北上中の特急列車は、新しい<はまなす編成>だった…
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居合わせた各車輛で最も年季が入った「キハ54 511」には、稚内・名寄・旭川と長い区間で御世話になった。特急列車が去ると出発である…

名寄駅到着…(2020.08.19)

早朝の稚内駅を発った列車は、「エゾシカの軌道への侵入」という事態を受けて急ブレーキを使用したことから点検のために少し停車するというような「臨時的な停車」が在って途中駅では「少し遅れている…」という場面も在ったと見受けられたが、それでも淡々と少しずつ天候も好転する中で軟化を続けた。

↓名寄駅に列車が着いた…
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↑時計に目を落とせば…普段の到着の時刻…「臨時的な停車」によって列車行き違いの箇所が変わったということも在ったらしいが、それでも列車そのものは帝国の到着だ。凄い…そして「ここまで連れて来てくれてありがとう!」という気分で車輛を少し眺めた。

↓改札を潜って駅前に出てみた…
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普通列車を乗り継いで名寄以南を目指すということであれば、1時間程の待ち時間が生じる。早朝の稚内駅のクールだった感じに比べると、温かい感じだった…

視ていない時間帯を想い、地面に天を望む…:旭川駅前(2021.08.19)

早朝の稚内ではクールな感じで雲も多く陽射しは余り感じられない様子だった。

そういう中で列車に乗って南下をしたが、進むに連れて天候が好転する感で、乗換の待ち時間を戸外で過ごした名寄では、上着風に引っ掛けていたワークシャツが暑く感じられ、脱いでしまった…

旭川に至って所用を無事に足すことが叶った。用が足りた後、宿へ向かう前に、駅のロッカーに預けた嵩張るモノを引き取ろうとしていた。

↓こんな様子に足を停め、持っていたカメラで写真に収めた…
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↑午前11時半頃、旭川駅に着いた頃はすでに晴れていた…朝?午前中の早めな時間帯?雨が交ったのか?小さな水溜が残り、「夏の残滓?」のような輝く天が映り込んでいた…

街を歩き廻って、こんな様子に出くわすのが愛おしい…

視えなかった利尻富士…:早朝の列車の車窓から…(2021.08.19)

早朝の稚内駅を発った列車は南稚内駅で停車後に抜海駅を目指して更に進む。

この辺り…何時も注目する…「海が開ける短い時間…車窓の眺めが素晴らしい!!」という場所なのだ…

↓で…今朝の様子だ…
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↑「在るべき場所」に利尻富士が在ることは判るが…

こういう場合も往々にして在るものだ…

“始発”が出る頃…:稚内駅(2021.08.19)

「半ば深夜?」というような時間帯に目が開いてしまい、何となく居室でゆったりとしながら支度を整え、荷物を持って戸外へ…

↓やって来てしまった…稚内駅だ…
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↓17℃を切っているようだが、風が少し冷たい。やや霧が濃いか雲が厚いかで陽射しは感じられず、「一寸クール」な感だった。長袖Tシャツの上にワークシャツを引っ掛けるような感じの服装で程好かった…
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↓駅舎脇の自販機が在るような辺りで少々寛いだ…
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↓早朝に関しては“無人駅”の要領で「のりば」へ歩を進めて差し支えない…
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↓「みなみわっかない→」と駅名の看板に在る。「ここから路線が始まっている」ということではないか?!
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↓こうやって入って来る列車を眺められるというのは好い。駅員さんが改札をする列車では、こうやって車輛が入線する頃から改札が始まるので、停止位置に確り停まっている車輛を視るというのが専らなのだ…
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↓本日の始発の列車…「キハ54 511」が運用されている。
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↓何時頃からであったか?車輛にはこういうサイドボードが掲出される。
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悠然とこの列車に乗り込んで座席に陣取ると「所用のために移動」ということに過ぎないものが「見果てぬ鉄路の彼方を目指す旅」という気分になる。

稚内駅の朝…(2021.08.18)

↓乗客を迎えながら発車に向けて待機中の特急列車を眼に留めた。
18-08-2021 morning (3)

眼に留めた時に「あれ?」と思った。稚内を発着する特急列車として馴染みのキハ261系ディーゼルカーであるが「新しい!」という感じだ。が、「新しい」ということで何度も視ている<はまなす編成>とも様子が少し異なった。

これは<はまなす編成>の少し後に登場した<ラベンダー編成>とのことだ。仕様は殆ど同じで、外観の色が違う…このブログのモノクロ写真では、両者の色の差異が判り悪いかもしれないが…

この「新しい」という編成に関しては、稚内を発着する特急列車として馴染みのキハ261系ディーゼルカーに比べて「より新しい座席」であるので乗心地が好いと思っている。

偶々この<ラベンダー編成>を視た。何時の間にか稚内駅にも出入りするようになっていた…こんな場合も在るであろう…全く「だから?」という話しかもしれない。が、稚内駅で毎日のように普通にこういう列車が発着している様子は愛おしいものだ…

ハムサンドの“モーニングセット”…(2021.08.18)

朝、稚内駅の駅ビルで過ごした…

そのうちに馴染んでいる館内のカフェが朝の営業を始めた…

↓立寄って寛いでしまった…
18-08-2021 morning (1)
↑この御店だが、朝は“モーニングセット”と一部の飲物に限定して販売という形にしている…が、個人的にはこの“モーニングセット”が在れば好い…

↓何種類か在るサンドウィッチなのだが、今朝はハムサンドを択んだ…
18-08-2021 morning (2)

休日にこういう場所で朝から寛ぐのも好いが、平日の朝の穏やかな一時を過ごすのも悪くない…

稚内港北防波堤ドーム…(2021.08.18)

「穏やかな…」と感じた早朝だった。<幟町ソフトブレンド>を淹れ、利尻で求めて愛用中のタンブラーに注ぎ、「珈琲を連れ出す」という感じで「極々短い散策」に出てみた。

↓「夜の残滓」が「殊更に色濃い?」という気もした…
18-08-2021 early morning (1)

↓天のやや低めな辺りに、少々広めに雲が拡がっていたようである…
18-08-2021 early morning (3)

↓明確に光が放たれるというような感でもなく「じわり…」と少しずつ明るさが増すような具合だった…
18-08-2021 early morning (4)

↓何か海の水に「粘性?」というようにも視える、「非常に穏やか!」な場合の特徴的な様子が見受けられた。
18-08-2021 early morning (7)

↓画の奥側、宗谷方面で霧が生じているようにも視えた…
18-08-2021 early morning (9)

16℃、17℃という次元の気温で風が殆ど感じられないような状態で、気温以上に温かい気もした。やや雲が多くなっている感ではあるが、未だ「好天継続中…」というような感だ。

小さな列車用コンテナ…(2021.08.17)

↓小さなモノだが、存外に質感も「らしい」感じだ。<JR貨物>のロゴマークが入った、各地を行き交っている貨物列車に積み込まれているコンテナを模った小箱だ。
17-08-2021 evening (1)

↓こういう具合になっている…
17-08-2021 evening (3)

これは鉄道も好きな友人から土産に頂いたモノである。

各地の産物や、雑誌類や、その他実に様々なモノがこの小箱のモデルになっているコンテナに詰め込まれ、それらが貨車に載せられ、北海道から九州までの<JR貨物>のネットワークで行き交っている。鉄道による貨物輸送というモノも、存外に大切な社会資本だ。

近年、大雨災害が多いのだが、鉄道が傷んでしまう事例も聞こえて来る。この小箱のモデルになっているコンテナが行き交う鉄路であるので、報に触れると気持ちが曇る場合も在る。偶々、現在も各地で雨が酷いらしい。御見舞い申し上げながら、貨物列車のネットワークも傷んだ箇所が修復されて、安全な運行が続くことを願うばかりだ…

↓各地を行き交う列車に想いを巡らせながら、こんな「小さな列車用コンテナ」を置いて何となく眺めるのも悪くない…
17-08-2021 evening (2)

余計なことだが…稚内辺りは貨物列車は現在は走っていない…

稚内港北防波堤ドーム…(2021.08.17)

↓湖岸と見紛うような、穏やかな海面が視える。風は微弱で、16℃という気温以上に温かいような気もする早朝だ…
17-08-2021 early morning (2)

<ダイヤモンドスペシャル>を淹れ、利尻で求めて愛用中のタンブラーに注ぎ「珈琲を連れ出す…」という感で「極々短い散策」に出てみた早朝だった…

↓じわじわと静かに明るさを増して行くような状況の早朝だった…
17-08-2021 early morning (4)

↓「何か見慣れないモノが動いている?」と思えば、小さな漁船が活動している様子だった…
17-08-2021 early morning (7)

↓海鳥も散見する穏やかな早朝だった…
17-08-2021 early morning (8)

本当に最近は「穏やかな好天」が続いている。方々での大雨の報に、気懸りだと思いながら接しているのだが、当地は至って平穏だ…

稚内駅の朝…(2021.08.16)

↓通り掛かった時にカメラを提げていたということになれば…とりあえず撮ってしまう…
16-08-2021 morning (1)

↓未だ新しい感の<はまなす編成>が南下する乗客を迎えていた…
16-08-2021 morning (2)

これを眺めに行ったのでもない。本当に偶々通り掛かり、カメラを提げていたので写真を撮ってみたということなのだ…

↓「この時季の好天な朝」という感じ…非常に「時季らしい」という感だ…
16-08-2021 morning (3)

朝、こんな様を眺める短い時間が酷く嬉しいというように感じる…

稚内港北防波堤ドーム…(2021.08.16)

何時の間にか?「明るくなる時間帯の変化?」というようなことを想い始めた昨今である。“日出時刻”が何時の間にか午前4時半を少し過ぎていた…何時までも「4時!」と思っている訳にも行かないと考えた朝だった…

↓従前の「3時台」を少しずらして「4時前後」ということにして戸外に出た。何やら好い感じの明るさになっていた…
16-08-2021 early morning (2)

↓“日出時刻”が少し変わったが、見受けられる雲の傾向は、少し前の様子と大きく変わらないような気がした…
16-08-2021 early morning (5)

↓何となく「じわり…」という感じで明るくなって行くような気がする…
16-08-2021 early morning (7)

↓雲が流れ、日出の頃に至った…
16-08-2021 early morning (10)

日出の時刻の直ぐ後に朝陽の姿が視え悪い、光が解き放たれないという事例は存外に多い。が、意外に「時季らしい好天」という日が多い昨今だ…

“きりこみ”…(2021.08.15)

居酒屋で、他の来店客が頼んでいるとか、店主氏に「〇〇って如何いう…」と訊ねているという声が聞こえて来ると「それ!!好い!!」と思う場合が在る。

↓そういう行掛りで、御近所の御店で久し振りに頂いた…
15-08-2021 (5)
↑ニシンや数の子を麹で漬け込む、或る種の“塩辛”のようなモノで、酒の肴に好適で、同時に米飯にも酷く合う。

この“きりこみ”は何か「郷土料理」ということになるらしい。北海道内では比較的知られているような気もするのだが、他地域では「“きりこみ”?何ですか?ソレ…」ということになるようだ。実際、御近所の御店で「“きりこみ”って何ですか?」という他の来店客の店主氏への問いを何度となく聞いた。聞いていた中で「時には…好い…」と思った訳だ。

↓これもまた酷く美味い“たこ飯”と合わせて、“きりこみ”を摘まむ夕食となった。
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こういう感じが酷く好い…