<幟町ソフトブレンド>…(2021.08.01)

↓「老舗のモノ」という雰囲気が溢れる缶だ…
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↓「COFFEE」と大書された缶に、袋に詰まった珈琲豆だ…
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↓広島からやって来たブレンドである。<幟町ソフトブレンド>と称する。
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広島の街中に在る地名の「幟町」は、「のぼりちょう」が公式な読み方ということになっているというが、街では「のぼりまち」と言う方が通りが好いらしい。この珈琲豆は、その広島の街中、幟町から遥々と当地までやって来てくれた訳だ。

各地―本当に全国の様々な街―の店が送り出すブレンド珈琲の豆を取寄せ、居室でそれを挽いて淹れるというようなことを頻繁に愉しんでいる。そして「珈琲豆の写真」というようなモノを撮ってみて、こちらのブログでも御紹介している。

少し前から<コトブキヤブレンド><寿屋クラシックブレンド>という、広島で昭和20年代から続いているという老舗によるブレンド豆も愉しんでいる。<寿屋クラシックブレンド>は先に使い切っているが、<コトブキヤブレンド>は未だ在る。

そんな旨をこのブログで取上げていたところ、広島在住の友人が当該記事を眼に留めたという。「“広島の寿屋”?近所で珈琲豆を売っていたり、テイクアウトの珈琲やその他を売っている店が在って…あの店が“寿屋”という看板ではなかったか?!」ということになったのだそうだ。

会社は正式には「株式会社 寿屋珈琲飲料社」と号するそうだ。喫茶店等に珈琲等を卸す他、珈琲豆販売を主とする店、喫茶店を計4店直営しているという。広島在住の友人が「あの店がその“寿屋”?」と眼に留めたのは<幟町店>であった。

友人はこの<幟町店>に立寄ってみて「珈琲好きな北海道の友人への土産を見繕う…」と御店の方と話したそうだ。そういう中、「幟町の店舗限定販売のブレンドが…」ということで<幟町ソフトブレンド>を御紹介頂いたそうだ。

↓折角頂いた。そして「幟町の店舗限定」に興味を覚えた。そこで早速に使い易いように袋の豆を缶に開けて、早速試飲である。
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「ソフトブレンド」を謳っている。中庸というような感じで、苦味が強いのでもなく、広く受け容れられるようなバランスだと思った。柔らかい苦味の周辺に、珈琲の味の諸要素が仄かに滲むかのようだ。

↓友人に土産としてこの<幟町ソフトブレンド>を頂いたが、こういう“付録”も在った…
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<幟町店>に立寄った友人は、「珈琲好きな北海道の友人は“広島の店から珈琲豆を”とブログに書いている」と話題にして、スマートホンでそれを御店の方に御覧頂いたのだそうだ。そうしたところ酷く喜んで頂き「この方に御土産?それでは是非…」と、この“粗品”を添えて下さったのだそうだ。

「昔風な、会社名でも入ったタオルか?」と思ったが…

↓「会社名でも入ったタオル」の類であることに間違いはないが、キッチンで色々な用途に使うようなモノだった。
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こういうモノに出くわすと…これを売っている「広島の幟町」という場所を訪れてみたくなる。それはそれとして、この店舗限定という豆もなかなかに好かった