列車の増結…:岩見沢駅…(2021.08.21)

↓列車の到着時に運転台の脇から正面が視える辺りに陣取り、列車が駅に進入する様子が視えるとワクワクする駅という場所が在ると思うのだが…岩見沢駅はそういう場所の1つだと思う…
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↓現在では「廃線…」ということである路線ばかりが目立つが、岩見沢は石炭等の鉄道による物資輸送の結節点で在った歴史を有し、現在では「“札幌圏”の北東の端」で、色々な列車が行き交う場所である…
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早朝の旭川で乗車した列車は、途中の奈井江駅での特急列車待合せによる少し長い停車を経て、無事に岩見沢駅に到着した…
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岩見沢駅に列車が着くと「列車増結」の案内が在る。旭川方面から着いた列車について、増結作業が落ち着くまで扉が閉まって出入り不可能になる旨の案内が在る。その間に、別段に車内に入る事が叶わずとも「構わない…」と外で様子を眺めるか、駅で御手洗いを拝借するか飲物でも求めようと外で過ごすというのが自身の定番だ…

↓関係者が見守り、各々の役目に応じて待機する中、ここで「増結」ということになる車輛が静かに近付いている…
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↓本当にゆっくりと「増結」の車輛が近付く…
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↓旭川から3輛で南下して来た列車に、ここで改めて3輛が手早く「増結」された。見事な手際である…
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↓さり気なく「札幌方面へ向かう6輛編成の列車」というモノがホームに姿を見せる…
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この辺りの路線…「岩見沢以北」と「岩見沢以南」とは「別系統?」とか「別路線?」という感じさえしてしまう…敢えて言えば「長大なローカル線」と「都市近郊または大都市圏の路線」という具合か?

それはそれとして、この岩見沢駅で車両を増結する感じは、意外に好きだ…

奈井江駅…:721系電車と789系電車…(2021.08.21)

早朝に旭川駅を発つ普通列車は順調に南下する。

↓砂川を通り越した奈井江駅で少し長く停車する…
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↓この伝統的な、下部の広告まで「相変わらず…」な駅名標が好い…
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極々個人的なことながら「奈井江駅」というのは、何か「郷愁」が沸き起こる。小学生の頃、休みに列車に乗って、幼少の頃から御世話になった伯父伯母の家を訪ねた際に利用した駅なのだ…愉しかった様々なことが頭を過る…加えて、伯母の急な訃報に接して慌てて訪ねた時の悔しいような想いまで沸き起こる…

↓3輛編成の普通列車が停車する様子が「妙に様になる…」というような駅だと思う…
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↑何時の間にか、この駅は無人になってしまっている様子でもあるが…

↓少し長い停車の理由は、この特急列車を見送るためであった…
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↑789系電車の<カムイ>が勢い良く奈井江駅を通過した…

特急列車を見送れば、721系電車による普通列車はまた進み始める…

721系電車に乗車…:朝の旭川駅にて…(2021.08.21)

旭川では「駅から歩いて直ぐ…」というエリアに幾つもの好い感じな宿が在るので、「前夕または前夜に旭川入りして、早朝からまた移動の“続き”」というようなことをするには事欠かない…

今般は「所用のための移動」で、旭川での所用の様子が判り悪い感であったことから“予備日”まで設けて、所用が順調に済んだので“予備日”は「単なる休日」と化し、その“休日”を過ごした翌朝に「また移動の“続き”」ということになったのだった…

↓旭川駅の西寄りな出入口の側へ近付く…
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↓「6時台」は流石に静かだ…自身にとっては「普通に動き回る時間帯」であるのだが…
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↓「ICカード乗車券」には全く対応していないが、とりあえず“自動改札機”も据えられた旭川駅の改札口だ…
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↓博物館か何かのエントランスを想わせる通路…ここから各ホームへの通路に入る…
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↓乗車すべき列車はこの上に待機中である筈…
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↓エスカレータの感じが意外に好きだ…
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↓721系電車が待っていてくれた…
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↓「今日も宜しく御願い致します…」という感で車輛を暫し眺めた…
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↓車内の座席に陣取った…
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この札幌方面へ向かう朝の普通列車…何度も乗車しているように思うが、酷く気に入っている…

「古潭公園」と呼ばれていたらしい辺りにて…(2021.08.20)

↓見掛けた時に「何じゃこりゃ…??」という言葉が口を突いてしまった…
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公共的な場所に掲出された看板らしいが、寧ろ「看板の残滓」という感である。辺りの名所旧跡を紹介しようとでもしている文章が在ることが、右半分のみを残す看板から推察は可能だが、本当に右半分のみなので何を論じているのか全く判然としない。そして老朽化し、文字が一部読み悪い…

↓「何じゃこりゃ…??」の左側だ。見過ごして通過してしまった…
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↑「神居古潭地区案内図」と在って、辺りの略地図であると判る。が、左端は欠落している。そして左側に背が低い何かが在るのだが、そこには「古潭公園」と在る…

神居古潭を散策して夢殿観音像に至った時、「バス停が在る筈…復路はそこを利用し、とりあえず旭川駅へ…」と思い付いてバス停を探そうとし、やや離れた辺りに「らしいモノ」が視えて歩を進めていた。そんな中で上記のモノに出くわしたのだった…

↓かなり古びた遊具?ブランコに鉄棒だ…この場所は「古潭公園」と呼ばれた、子ども達が遊ぶ場所だったに違いない…
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↓何か「国道沿いに平地が開けて、樹々が散在する場所」というようにしか視えなかったが…
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或いは、この神居古潭という地区の、住民が増えて減った経過をずうっと見詰めて現在に至っているのがこの場所なのかもしれない。子ども達の歓声は聞こえない。国道を種々の車輛が行き交う音が聞こえるばかりの場所だ…

↓こんな様子を眺めながら、旭川駅へ向かうバスがやって来るのを待ったのだった…
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<夢殿観世音菩薩像>…:神居古潭(2021.08.20)

旭川駅前からのバスに乗って神居古潭を訪ねてみたのだった。運転台脇にモニター画面が在って、通る停留所の名前が幾つか表示されるような仕組になっていた。これが視易い席に在れば、不慣れな路線、知らない場所でも、目指す停留所が近付くことが判るというモノだ。こういうのは個人的に好きだ…

そういうことで旭川市の域内の「余り知らない辺りだな…」という場所を通り抜けて、目指す<神居古潭>の停留所の名が画面に視え始めた。「もう少し!?」と思いながら、目指す<神居古潭>の1つ手前の停留所名に注目してしまった。<夢殿観音前>となっている。

「“夢殿観音”??」と思った。何やら惹かれた停留所名だった…かの法隆寺の東院伽藍に<夢殿>が在る訳だ。が、バスはそういう立派な寺が建っているかのような様子―寺という以前に、眼に留まって記憶に残るような建物も思い当たらないような感の国道に沿った辺りである…―は無さそうな場所を通り過ぎ、トンネルを抜けて<神居古潭>の停留所に至った。

神居古潭に至った後は、旧駅3輛の蒸気機関車を眺め、川の景色を愉しんだ。そして川辺の路をゆっくりと進んだ。バスで通り抜けたトンネルを迂回するように川に沿って路が設えられていて、国道に交差している。

↓国道沿いに至るとこういう看板だ…
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↓観音像が静かに佇んでいた…
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↑これは!?法隆寺等、飛鳥時代の寺で大切に伝えられているような、細身で背が高く視えるような、美しい観音像の様式を意識したモノと見受けられた…

↓間近に寄ってみた…
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↓逆側からも見上げた…
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↓後ろ姿も視た…
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↓像の裏に銘板が嵌っていた…
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↑「大正15年」と在るから1926年である。北海道庁長官(現在の北海道知事のような役ということになろう…)や第7師団長(旭川を本拠地とした陸軍の師団が“第7師団”だった…)というような名士の臨席も得て、数千名の人々が集って「開眼供養」が行われたというように在る…

こんな像!?今般、初めて知った…比較的近年に現在の場所に遷された経過が在るらしいのだが?それでもなかなかに見事な像だった。

こんな観音像を見上げ、無事に観音像と出遭えたことに感謝の意を表したのだった…

<はなやかブレンド>…:旭川(2021.08.19)

想い描いたとおりに旭川に入り、満足度が非常に高かったランチを愉しんだ…所用で訪ねるべき場所の位置も確認し、時間になれば訪ねると善いということになったのだが「やや間が在る?」ということになった。

↓旭川の街では、そういう場面に「美味い珈琲でも頂いて、些か寛ぎながら待つ…」という場所には事欠かない…そしてそういう場所を幾分憶えている…
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↑様々なブレンドをフレンチプレスで淹れて供してくれるカフェが在るのだ…

この旭川駅に程近い御店だが、食事も摂ることが出来る。が、食事は別にして、ここでは飽くまでも珈琲を愉しむということにした。

この御店で珈琲を供する際に使われているマグカップが一寸好い…同じ仕様のモノが売られていて、自身でも求めて拙宅の居室でも愛用中だ…

頂いた<はなやかブレンド>は、苦味以外の珈琲の様々な味が前面に出ているような感、軽やかで飲み易いモノだ…

↓旭川に在る場面では立寄る頻度が高まっている場所だ…
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自家製ローストビーフの温玉シーザーサラダ…鶏もも一枚グリル ゴルゴンゾーラソース…:旭川(2021.08.23)

旭川駅到着の後、駅の東口辺りで宿に入り、一息入れてから夕食を摂ろうと街へ出た…

↓こういう料理に出遭った…
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↑ローストビーフを使ったシーザーサラダで、温泉玉子が載っている。ドレッシングに卵黄が加わるような感じで凄く美味いサラダだった…「自家製ローストビーフの温玉シーザーサラダ」と称する…そのままの命名だが…

↓そしてこちらである…
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↑美味い鶏肉のグリルだ。それにゴルゴンゾーラチーズを使った独特なソースが合わせられている。そのままの命名で「鶏もも一枚グリル ゴルゴンゾーラソース」と称するが、これが酷く美味く、あっという間に平らげてしまった…

列車ダイヤが些か乱れてというような中で札幌市内から旭川まで辿り着き、とりあえず頂いた夕食が強く記憶に残る感じになった…

↓旭川駅にも近い、雰囲気の好い御店で頂いた料理だ…
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出先でのこういう時間も好いものだ…