<牛かつ御膳(並)>…(2021.08.21)

<青春18きっぷ>を利用し、朝早くに旭川駅を発って札幌市内に至った後、嵩張る荷物を札幌駅のロッカーに預けて小樽に足を延ばしてしまった…

<青春18きっぷ>を手に早朝から列車で動いていると「そう言えば…特段に何かを食べたというのでもない…」と酷い空腹感を覚える時間帯が訪れてしまう場合も在る。実際、特段に朝食を摂るのでもなく駅へ向かって列車に乗って動くという場合、飲物を口にするばかりで昼近くまで「考えてみれば何も食べていない…」ということも多々在る…これは列車で動き回る日に限ったことでもないかもしれないが…

↓「昼食を供する店が開店するような頃?」と頭に思い浮かんだタイミングで出くわした…
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↓店の前に掲出された看板…何か好さそうだ…
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豚肉を使うトンカツ、鶏肉を使うチキンカツというモノに対して、牛肉を使うビーフカツというモノも確かに在ると思うのだが…更にそのビーフカツを頂いた記憶も在るのだが、敢えて「牛かつ」と称しているというのが、自身にとっては少しだけ“新奇”であるようにも思った。

↓食券を求めて席に陣取ると、何やら“マニュアル”と称する説明も掲出されていた…
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↓待つこと暫しで<牛かつ御膳(並)>というモノが登場した…
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↓メインの「牛カツ」だ…所謂レア、ミディアムレアの焼き加減のステーキで供するような牛肉に、衣を着けてカツにするのだが、揚げ加減で肉がミディアムレアになっているという代物である。
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最初は…ミディアムレアの焼き加減で山葵と大根おろしとポン酢を混ぜた調味料を点けて…少しそれを愉しんだ後は少しだけ加熱してオリジナルのソースで…という具合に少しだけ味付けも替えながら、この「牛かつ」を堪能した。

↓立寄り易い感じの立地、雰囲気で、何よりもメインディッシュの「牛かつ」が酷く美味かった!
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こういう調子で、各地に「お気に入り!」と話題にしたい料理を供してくれる場を見付けるのは愉しいことだ…

平和駅…(2021.08.21)

新千歳空港駅が「空港の地下」になって、札幌駅との間を結ぶ<快速エアポート>の本数が増えて、何時の間にかその快速に乗車して札幌駅・新札幌駅間を移動するという機会が多くなっていた。

そういうことになると、札幌駅や新札幌駅は度々利用して駅の周辺迄動き回って馴染んでいるのだが、札幌・新札幌間の苗穂駅、白石駅、平和駅は馴染みが薄くなってしまわざるを得ない。

旭川駅を発って、岩見沢駅を経て、白石駅に到って下車し、千歳線の各駅停車に乗換えた…

↓列車の先頭側に陣取っていたが、直ぐに駅が見え始めた…
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↓数え切れないほど通過している…そして各駅停車で停まった場合にも下車した記憶がない平和駅だ…
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↓「初めて!」という平和駅に下車…「ここまで連れて来てくれてありがとう!」と乗って来た車輛を振り返る…
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↑“札幌圏”ではこの733系電車、少し色が違っていながら外見は似ている731系電車という車輛に出くわす機会が多い昨今だと思う。ロングシートの所謂“通勤型”な電車だ…

↓平和駅はホームの東端部に出入口が設けられている。
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↑縦書きの「へいわ」という駅名標に一寸注目した。文字の下に在るビール会社の広告である。他所の各駅で見掛けるモノと少し違うモノが使われている…

辺りに「何?」という程のモノが見当たるのでもない感の平和駅である。周辺は住宅街や、少し離れると各種の会社も立地しているようだが…最も目立つのは札幌貨物ターミナル駅だ…北海道の産物がこの札幌貨物ターミナル駅から方々に送り出されていること等に想いを巡らせながら、札幌貨物ターミナル駅を跨ぐ橋を歩いて眺めてみたのだった…

↓白石駅側へ引揚げようと再度ホームに立てば、通過する特急列車を見送ることとなった。
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この千歳線は忙しい…千歳市内から帯広や釧路へ通じる軌道、苫小牧や室蘭を経て函館へ通じる軌道へと至る経路なので、方々との間を行き交う各特急列車も盛んに通り過ぎる…

↓やがて白石駅側へ向かう列車が現れた…
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↓「何となく立寄った…」という以上でも以下でもないのだが…少し記憶に残った感だ…
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こういう「一寸余計?」も挟みながら動くというのが凄く好いと思ってみたりする…

キハ150に乗車…:夕刻の美瑛駅にて…(2021.08.20)

↓夕刻の美瑛駅へ…
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↑1952(昭和27)年の建物であるという。石材を使った、小さいながらも深い趣が在る好い建物だ…

↓国外からの来訪者を意識して、英語の発車時刻表も掲出されていた…
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↓運賃表を何となく眺めた…
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↓少し馴染んだキハ150…旭川へ向かう列車だ…
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↓2輛連結で運行されていた…
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↓これに乗って旭川だ…
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美瑛駅から出る列車に乗ろうと車輛を眺めると、単純にワクワクしながら乗る列車を待つという気分と同時に、「美瑛…また何時か…」という気分とが交錯することに気付く場合が在る…

<白髭の滝>…(2021.08.20)

↓「夏の日の午後」という風情だ…
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↓こういう様子が「涼し気で好い…」というように感じられる日だった…
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↓何度も立寄っているのだが、それでもまた寄ってみたい…そういうように思う…
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<ロールちゃん>&<ロール君>…:<四季彩の丘>にて(2021.08.20)

↓「こんにちは!来ちゃいました…」と挨拶をしてみたくなる。牧草ロールを積み上げたキャラクターの<ロールちゃん>だ…
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↓<ロールちゃん>のパートナーということになるのか?<ロール君>も居る…
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<ロールちゃん>も<ロール君>も、とりあえずマスク着用だった…

向日葵…:<四季彩の丘>にて(2021.08.20)

↓夏季にこういう様子が視られると、非常に善いと思う…
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↓「来季まで御機嫌よう…」というのか?もう直ぐでシーズンも終わるような感もしたが…
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夏の終盤というような時季に、ここを訪ねることが叶ったのは幸いであったと思う。

列車の切り離し…:名寄駅(2021.08.24)

↓2輛連結で旭川駅を出た列車は北上を続けて名寄駅に到った…
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↑旭川市内の駅からこの名寄駅までの区間は、平日であれば通学の高校生の姿も存外に多い。この日もそういう感じだった…

↓少し長い名寄駅での停車の間、作業を行う係員がやって来る…
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↓機器を操作して「切り離し」が出来るようになると、後方の車輛の運転台で操作して車輛が少し後退する。
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↓これで作業が完了する…
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名寄以北はキハ54が1輛で進んで行く…

キハ54に乗車…:朝の旭川駅にて…(2021.08.24)

↓未だ「5時台」ということであると、24時間営業ということにしているコンビニが動いている程度で、辺りは静かだ…
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↓休んでいた間に雨が交ったということを想像する、少し湿った早朝だった…
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↓東改札口に至った…ホームに入ることにする…
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↓ホームでは既に列車が待機していた。こちらは列車の後尾側だ。
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↑稚内へ北上する列車の場合、駅名看板を視て「←ちかぶみ」が後尾側、「あさひかわよじょう→」が先頭側だ。

↓先頭側に廻り込み、その先頭側の車輛に乗り込む。
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↑旭川駅を出て、名寄駅までは2輛で進むが、名寄駅で「切り離し」が行われる。以降は1輛で稚内まで走るのだ。

↓何時の頃からか、沿線のイメージのイラストを入れた「宗谷線」というサイドボードが掲出されるようになっている。これは士別のイメージだと思う。羊だ…
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↓そして列車に乗込んで落ち着いた…
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これに乗ってしまえば…何を如何していても、稚内まで連れて行ってくれる訳だ…6時3分に旭川駅を発つと、稚内駅に着くのは12時8分である…なかなかに気に入っている列車だ…

蔦に覆われた建物…(2021.08.22)

↓札幌都心のやや北東寄りということになると思う。見事に蔦に覆われた壁に出くわした…
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↓断続的に街を抜ける風に、蔦が揺れていた…
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↓本当に、さり気なく佇む然程大きくない建物なのだが、蔦が見事だった…
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札幌で朝を迎え、少しゆったりとした休日の朝に歩き廻ったのだったが…こういう「思い掛けない面白い様子」に出くわす場合も在るのが酷く好い…