「御近所」にて…(2021.08.28)

↓「こんな…何を見とるのじゃ?見てのとおりじゃ…儂は…一寸、取り込んどる…」という調子で、見ているヒトは無視して草を食んでいるエゾシカの牡…大きい…
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↓とりあえず簡易な柵は在るが、これはアパートの脇で駐車スペースを示す簡易な柵だ。“動物園”の類ではない!!本当に街中に、非常に身体が大きなエゾシカの牡が身体を揺さぶるように悠然と歩きながら現れ、こういう具合に草を食んでいる…
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↑エゾシカは今では珍しくないが…それでも大きなモノは些か驚く…本当に大きい…

エゾシカに関して、直ぐ傍を通り過ぎるというように距離が詰まると「何?妙なのが近付く…」と慌てたような素振りで少し離れようとする場合も多いのだが…こういう「大きな牡」は年季が入っている分、経験的に「ヒトいう輩…アレはこっちを見とるだけじゃ…見返してやればいいのじゃ…」と然程驚きもしない。

↓「何じゃ?こんな…じゃあの…」とこちらを睨むかの様相だった…
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↑「写真を撮らせて頂きました。ありがとうございました…」とエゾシカに向かって一寸手を振って立ち去ったのだった…

エゾシカは、奈良公園や広島県の宮島の厳島神社周辺で見受けられる鹿の亜種であるようで、少し大柄であるという特徴を有しているようだが…時々出くわす、年季が入った大き目な牡は本当に大きくて驚く。映像を撮って台詞でも入れるなら、極個人的な勝手な考えだが、時代劇の殿様の偉そうな語り口調か、偶々観た映画のような作品に登場する「怖い人…」の口調が変に合いそうな気がしている…

それにしても…別段に自身以外に通行人が視えないような、過ぎる程に静かな街で歩を進めて「何やら影?」とでも思うと、この大きなエゾシカのような動物がふらりと動き回っているという場合が在る。一応「市 中央」という住所なのだが…

そう言いながら、こういう状況を存外に愉しんでいるかもしれないと苦笑も漏れる…

休日の朝に映画館へ…(2021.08.28)

↓稚内駅のビル…色々なモノが入っているが…
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映画館も在る…上映中の作品等のポスターが何となく集まっている箇所が在って、時々眺める…
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映画館は階段を上がって2階に在る…
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↓観たい作品のポスターパネルが在った!
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↑監督のサインが入っているようだ…

↓入場券と…珈琲を求めて入場した…
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映画館は3スクリーンで幾つもの作品を上映するという方式になっている。所謂「シネコン」である訳だ…

今般…映画のシナリオを下敷きに小説化した作品まで確り読んだが、2018年に観た映画の続篇ということになる『孤狼の血 LEVEL2』が酷く観たかった。そう思っていると、映画館では土曜日、日曜日だけ「朝8時25分開始」という上映を行っていることが判った。その朝の上映を愉しんだ訳だ…非常に静かな上映だった…

↓朝から「肩に力が入る映画…」を愉しく観て、帰りにグッズまで求めて、何となく残った券と来場者に配っていたポストカードと合わせて写真に収めてしまった…
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時にはこういう具合に、興味津々の最新作品を映画館で愉しむのが酷く好い…

稚内港北防波堤ドーム…(2021.08.28)

↓「休んでいた間に雨が交っていた?」というような状況が見受けられる早朝に戸外へ出てみた…
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↓低空に雲が多い他方で高い天は少しばかり雲が流れる感で寧ろ明るい…
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↓20℃を切り、風がやや身体に当るのが判る。半袖Tシャツの上にデニムジャケットを引掛けるような程度が、早朝に一寸戸外で過ごそうというような場面では好適かもしれない…
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↓近隣の漁師さんのモノと見受けられる小舟が現れた…
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↓「多少の風…」という程度で、寧ろ穏やかな海で小舟は昆布漁に勤しんでいると見受けられた…
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↓「4時47分」と聞いていた今朝の日出の時刻を過ぎて暫し…午前5時近くに低空の雲を超える高度に朝陽が上昇したようだ…
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↓やがて朝陽の光が解き放たれた…
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朝陽が上る様が写真の位置?少し前まで、画で言えば「もっと左…」で、<X100F>のレンズ画角から外れた辺りで朝陽の姿が視えるという状態も続いていた。こういう辺りに「秋」を想う…

こういう「移ろう季節」を「感じながら観る」という在り方が好いかもしれない…

小樽運河…(2021.08.21)

陽が高くなるに連れて「少し…暑い…」というようにも感じられるようになった日であった…

↓よく知られている景色であると思うが、足を停めて眺めた…
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↓「酷く暑い…」という次元は免れていると思ったが、それでも「夏…」という眩しい感じだった…
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↓揺らぐ水面と、嘗ては運河沿いの倉庫であった数々の建物をぼんやりと眺めていた…
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↓テーブルが置かれているが、倉庫であった建物の多くは飲食店になっている。この時は敢えて寄らなかったが…
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小樽運河の辺り…好天の日に散策するには好適だ…

<旧北海製罐倉庫株式会社>(第3倉庫)…(2021.08.21)

↓酷く存在感が在る建物だと思いながら眺めた…
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↓個人的な感覚では…特撮ヒーローやSFアニメや、何かそういう類のモノに登場する場所のような気がしてしまう…
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↑聞けば…往年の名作『仮面ライダー』で“北海道ロケ”という挿話が在って、“一文字隼人”こと“仮面ライダー2号”が北海道に現れた“ショッカー”の企てを挫くということだが、その中で「ショッカーのアジト」というモノの外観にこの建物の画が使われたらしい…

そんなことも聞いたが…これは缶詰に使う缶を製造販売する会社の施設であった建物だ。画の建物は<第3倉庫>と呼ばれるそうだが、大正時代後期から昭和の初めに整備されたという4棟が「小樽市指定歴史的建造物」に指定されているのだという。

大正時代後期から昭和の初めというのは、カムチャッカ辺りまでを含む広い海域での漁業、所謂「北洋漁業」が盛んになっていった時代で、獲った水産物を缶詰に加工する際に使う缶を大量に保管して供給する必要が在った。小樽はそういう事業の拠点になっていた訳だ…

↓倉庫のモノを運河上の船に滑らせて入れるというような、少し独特な装置が建物に据え付けられている様子等も伺えて面白い外見だ…
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昨年立寄っている経過も在るが…光の条件が異なる他、写真撮影に用いた機材も異なるモノだった…同じ場所でも、写真を撮ってみる度に出来上がりも異なるので、愉しみは尽きないと思う…