↓沿岸の構造物、建築、天の雲と高い辺りに覗く月…これらが「一枚の画」に収まる広角レンズの<XF16mmF2.8>だ。「本当の物理的な自身の視野」よりもやや広い範囲を捉えているのだと思うが、「想念の中で何となく捉えている世界の見え方」というようなモノに近いかもしれないと考える場合が在る…

↓海岸に佇む、または護岸に何気なく腰を下ろして煙草を点けているというような中では「微弱な風…」という程度に思うのだが、高い天では勢い良く雲が流れているような気がした…

↓「9月」に入って「早朝に天が明るくなる過程」が些か遅くなったような気がしないでもない…

↓低空の厚めな雲をゆっくりと乗り越えるように朝陽が覗いた…

↓光が解き放たれるような頃、小さな漁船も姿を見せて仕事に勤しみ始めたようだった…

こういう様子が「果てしなく愛おしい」と思う。何時でも、こういう様子を悠然と眺めて「一日が始まる…少しなりとも“好き日”に…」と願うような日常を大切にしたいというようなことを考える機会が些か多くなっているような気がしないでもない…