期せずしてというのか、先に予定が決まっているのを「それはそれ…」ということで後から予定を入れたということで、2週続けて出るということになった。
今般は半ば恒例の所用のために出る。旭川を「前線本部」のようにして、往路と復路で各々一寸滞在するのも恒例である。
通常、出る時は朝から出るのだが、今日は午前中に一寸した催事に付き合う約束だったので、それを済ませて午後の列車で旭川に出ようとした。
そして「始発駅」と呼んでいる「何時も出発する場所」となっている稚内駅へ足を運んでみて、些か驚いた。午後の、更に夕刻の、1日に3往復しか走っていない特急列車の中の2本が「車輛不具合で運休」という話しになっている。「何だと!?」と思ったが、午後の列車に関しては代替車輛による「臨時列車」を運行するということだった。
「臨時列車」は特急列車のダイヤを模して動かす。こういう場合?或いは「臨時列車」を謳わずに、“代車”が走る場合、一部に「使用車輛の最高速度の差異」というような事情も在って延着も見受けられるのだが、それでも如何ということもない場合が殆どだ。今般はその「臨時列車」が稚内駅に着いて、折り返す。その折り返す列車に乗車することになる。
しかし…途中で鹿に衝突というようなことが在ったとかで、駅に入った時点で「1時間程度遅れている…」という話しだった。駅ビルの馴染んだカフェが営業中だったので、そこで寛いで待っていた。そして…結局1時間半遅れで改札が始まるということに…
↓「臨時列車」が現れた…

↑「特急列車用」ということになっている車輛ではないので「臨時列車」を謳っているのであろう…
↓キハ54が2輛連結で稚内駅に!余り視ない…稚内駅で視るのは専ら1輛運行の列車ばかりだ…

↓嘗ては、稚内・旭川間でこのキハ54が2輛連結で走る急行列車が走っていた。何度か乗車した記憶も在るが…それを思い出した。

このキハ54が2輛連結の「臨時列車」だが、「何となく座席が埋まる」というような按配、びっしり詰まって窮屈ということでもないが、存外に乗客が多かった。特急列車の指定席予約状況に鑑みて「何とかしなければ…」ということにしたのであろう…