↓これが<一の橋>だ…

↓橋の脇にこういう標柱と石灯篭が据えられている…

「御入定」とされる弘法大師空海の魂が在るとされる「聖域」で、約2㎞という御廟までの道程には夥しい数の簿府が据えられている。何か「偉大な弘法大師空海を慕う無数の人達の魂が渦巻く」というような感も受けるのだが、好天に恵まれた清々しい朝にここを歩き廻ってみた。
↓杉木立の中に形成された路が年月を重ねる中で整備されて歩き易くなっているが、石灯籠や様々な墓碑や記念碑や、何やらそれらが傷んだモノ等が散在して独特な空気感が漂っている。

↓こういう様子に思わず足を停める…

↓この「聖域」で、杉木立の造る陰に強い光が射し込むことで、過去と現在、光と闇、様々な時代に色々な状態の魂が渾然と交じり合って、弘法大師空海の法力で浄化しているかのような…そんな状態を想わないでもなかった…

↓こういう様子に心奪われ、単純に2㎞程度を歩む場合よりも余計に時間を要した…

↓何か「1200年以上も受継がれた信心」の「名状し悪い底辺」を抉り出す場所か何かのようでもあるような気がした。

↓こんな場所で歩を進める充足感…これは少し強引に稚内から訪ねてみて善かった!

山に上がって滞在し、下りて来たばかりで、未だ地元に引揚げる少し前ではあるのだが、それでも「再訪!」を思い描いてしまう…