
高野山の奥之院で光と空気感に魅せられながら随分と歩いた後、街の側へ向かうバスが発着する停留所を目指したが、途中に売店を見付けて覗いた。そして「これ!!欲しい!!」ということになったのだった。
高野山金剛峰寺では、現在は「金剛峯寺」と呼び習わされる本坊の機能を果たす場所が、豊臣秀吉発願の青厳寺であって、豊臣家に所縁の「五三の桐」を拝領している関係でそれを使用している。それに、更に古くから「高野山の鎮守」ということになっている丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)の紋である「三頭右巴」も在る。高野山金剛峰寺では、この両者を同時に使っているというのだ…
↓巾着袋はこういう具合に使う…

↑御朱印帳を入れるのだ…
↓壇上伽藍の美しいイラストが入った御朱印帳を以前から準備していた。それを高野山で使用し始めることとなったが、その御朱印帳をこの高野山金剛峰寺の2つの寺紋が入った巾着に入れて持ち歩くこととした。

全く「だから?」と言われてしまいそうなことなのだが、こういうような美しいイラストの表紙の御朱印帳を、関連の深い紋が入った袋に入れて持ち歩くというような事が、何やら酷く心弾ませてくれるものなのである。何故?その辺はよく判らないが…
※ 写真は高野山を下りた後、京都の宿で撮っている。記事題名に入れる日付は撮影日とするが、モノは高野山での想い出に関係が深いので、記事は「和歌山県」のカテゴリに分類する。