早朝の稚内駅=“始発駅”と呼びたい!(2021.12.17)

この時季、5時20分に稚内駅を発つ列車に乗車しようとすれば、「夜の残滓」という感じを通り越して「夜中…」のような稚内駅を目指すような感じになる。

↓何か酷く「冬らしい」ような雰囲気だ…
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↓少しばかり降り積もった雪を除ける作業も行われていた…
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↓戸外の灰皿を視ると「こういう程度に積もった…」と降雪の塩梅が判る…
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↓稚内駅の駅ビルの中も「12月後半らしい…」という装いが見受けられる…
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↓列車が姿を見せた…
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↓定位置に停止した…
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↓<宗谷線>のサイドボードが掲出されているキハ54の501号車だ…
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↓身軽に出た…(後から、こういうように身軽で酷く善かったと思う場面も在ったが…)
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↓「さぁ♪出発だ♪」という感…ここから各地へ鉄路は続いているのだ…
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「お帰りなさいませ!」に迎えられるまでの長い1日…=運行日誌(2021.12.17)

早朝の5時になる前から、摂る10時半辺りまで活動しているような感じは、些か妙な感じなのかもしれない。

そういう状態で大阪に在る。思うと1カ月弱以前にも滞在した宿だった。この宿のチェーンではフロントで「お帰りなさいませ!」と言いながら利用客を迎えるような慣例が在るようだが、今般はそう言われて妙にしっくりと来た。何度も利用して少し馴染んでいるので、利用すると勝手に「ここへ帰って来た…」という程度には感じるのだが、今般は本当に然程の間隔を開けるのでもなく戻ったということになる。

<青春18きっぷ>を手に、早朝の列車で稚内駅を発って名寄駅に至り、名寄駅から敢えて特急列車に乗り込んで旭川駅に至ると、旭川以遠にも円滑に移動可能だ。何度もやっている。新千歳空港辺りは午後2時台に着くのが普通だ。しかし…今般は午後3時19分になってしまった…

「夜の残滓」が色濃いような早朝の稚内駅を発った普通列車は幌延駅まで順調に進んだのだが、幌延駅で酷く長く停まってしまった。少し先の踏切が壊れてしまったのだという。復旧に手間取って、時間がどの位掛かるか見込みが立ち悪いのだという。1時間以上発ち、後続の特急列車が幌延駅に現れるような時間帯に入ったが、後続の列車も幌延駅よりも少々北で足止めを食らってしまっているのだという。

そこで…7時50分に幌延駅前を出るというバスに敢えて乗車し、留萌駅を目指した。2720円…留萌駅に辿り着いたのは11時25分頃だった。そして12時18分に出る深川駅へ向かう列車に乗り、深川駅・札幌駅の特急列車に乗車―この分の乗車券・特急券を4250円で留萌駅で求めた…―し、札幌駅で新千歳空港駅へ向かう快速に乗車だ。

列車が南千歳駅で少々長く停車した。これに乗り継いで新千歳空港駅へ向かう可能性の在る乗客が乗った特急列車が遅れたので待った訳だ。到着が6分遅れた…そこで新千歳空港駅では到着して即座に列車を飛び出し、殆ど全力で走った。定刻が午後3時40分のフライトなのだが、搭乗手続を行う場所の辺りで午後3時21分位だったと思う。「定刻20分前までに搭乗手続」という案内なので慌てた。階段やエスカレータを強引に駆け上がるような感―列車の他の乗客が上がる前に全力で、凄い勢いで駆けた…それが出来る程度の身軽な感じで動いているのだが…―で息が切れた。が、搭乗手続が出来たのでとりあえず善かったと呼吸を整え、保安検査を潜った。保安検査は何回かに一回は「この野郎!」という話しも在るのだが、今般は円滑に直ぐに済んだ。

指定の搭乗ゲートに向かうと…既に「全ての御搭乗の皆様」と乗客が機内に導かれていて、粗方の乗客が乗ってしまっていたような感じで「駆け込み組」の1人のように乗り込んだ。何か酷く安堵した…

フライトは到着地周辺の強風等で些か到着が遅れた。風に抗って飛び続けた訳だ…飛行機で目指したのは神戸空港だった。

神戸空港へ着いてみれば、何やら酷く強い風だった。正直、外気に触れる場所では強風に圧倒された…そんな訳で三宮へのポートライナーは運行がやや乱れていた。更にJRの列車も運行が些か乱れていた。それでも三ノ宮駅・尼崎駅・大阪駅・新今宮駅と動いて宿に至った。宿にモノを置いた後、一寸天王寺駅に向かって、地下鉄で動物園前駅に引揚げた。

ここまでで午後9時40分頃になってしまっていたが…ここで「朝から…飲物を些か飲んだ程度で…」ということに思い至った。そして宿に戻る前に、串カツを確りと頂いたのだ…

何やら長かったが、とりあえず顛末は綴った…