バス停…:四条烏丸:京都(2021.12.26)

東西に延びる四条通の東側から、多少交る小雪の中を西寄りへ向けて歩んだ。

四条通の東側の祇園から20分弱も歩くと、南北に延びる烏丸通との交差点に到る。この烏丸通の地下を、街を南北に結ぶ地下鉄の烏丸線が通っている。
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↑画でも判るが、本当に小雪が交っていた。

↓辺りにバス停が在る…
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京都のバスは「〇〇行」という言い方よりも「X番のバス」という具合の「運行系統番号」が前面に出る感じになっている。その幾つもの運行系統がこの<四条烏丸>のバス停で発着している。

↓幾つもの運行系統の時刻表が掲出されている。
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↑今般は「8系統」のバスを待って高雄山を目指そうとしている。

↓こういうような装置が据えられ、バスの運行状況が或る程度判るようにもなっている。
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↓バスの待ち時間に、四条通の反対側に渡って停留所を眺めてみた…(実は辺りにコンビニが在るので、飲物を求めて飲んでいたのだが…)
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↓停留所には、こういうような周辺地図も掲出されている。
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↑京都ではこの種の「バス停に掲出の地図」が意外に役立つ…

↓「来ないな…乗りたいバスが…早く来ーい!」と思い始めていたような頃、高雄山へ向かうバスが現れたので乗せて頂いた。
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縦横無尽に街の様々な場所へ運んでくれるようになっている京都市内等の路線バス…意外に佳いと思う。そしてこの記事に画を載せたように、「利用し易さ」という点でも些かの工夫が在る。

休日の早朝…:花見小路:京都・祇園(2021.12.26)

極々「個人的感覚」に照らせば「(単に)朝」だが、「日曜日の午前7時より以前」というのは、巷では「早朝」と言うのだろうか?

↓昨夕は賑わっていたように見えたこの辺りだが、酷く静かだった…
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↑「写真を撮る」ということであれば、こういう様子も悪くはないと思うが…

路面が湿っているが、実は「小雪交り」だった。雪が路面に積もる程でもないのだが、街を抜ける風は冷たかった。

居眠りに陥ってしまう前に綴っておこう…=運行日誌(2021.12.26)

何時の間にか寝入ってしまう可能性が高いような気がする状態である。京都の宿の居室で寛いではいるのだが…

前日は…訪ねた先で思った以上に時間を要しながら歩き廻り、移動中も色々と興趣が沸いて辺りを視て愉しみ、結果的に精力的に動いてエネルギーを使った一日の後は、「電池が切れた?」とでもいうような具合で、よく判らない間に居眠りに陥っていた。「あれ?寝てた…」と起き出して、暫く起きていて再度眠り、そして朝を迎えた。深夜に起きていた間には、夥しい数になった写真の整理に着手した。

何かそういうことばかりしている。それもまた好いが…

風がやや強めかもしれない状態、気温がやや下がりそうな状態と聞き、やや温かいアンダーウェアを持ち出し、それを着て出ることとした。京都に関して、「廻り込んで辿り着き、辿り着くまでにエネルギーを使った関係で、直ぐに休んだ…」という感を12月18日と12月25日に繰り返した。そういうことなので「少し京都に落ち着いて過ごそう」というような気になっていて、京都の地下鉄とバスに1日中自在に乗降可能な「1日券」を昨夕の間に用意している。

「コンビニしか開いていない…」という時間帯からバタバタと動き出しても、「早朝の暗さ」が長目なことと相俟って草臥れるので、少し間合いを見計らって出てみることとした。その間は居室で寛ぐ。が7時台から動いた。

四条烏丸のバス停まで、祇園の八坂神社を望むような辺りからゆっくりと歩いた。静かな日曜日の早朝に小雪が交る状態だった。そして少し長目に待つ羽目には陥ったが、高雄山までバスで移動した。途中、山に上がるような感じの箇所で雪が少々強まった。と言って、道路面に雪が積もるという程でもない。木々の枝や建物の屋根等に雪が付着して辺りの様子が変わった。高雄山まで、バスの乗車時間は45分を切ったと思う。道路が空いていたからであろう。

そんな高雄山で神護寺を訪ねた。道路が築かれていてバスで上がる場所と、神護寺が在る場所との間には谷が在り、「下って上って」で往復歩く。片道20分前後だが、湿って滑り易い感じで、慎重な足取りを強いられた。雪に染まった様子も目立つ中、最澄や空海という平安時代初期の高僧達にも所縁が在る、少し独特な空気感が興味深かった。

神護寺から市街側へのバスだが、仁和寺を通ったので下車した。仁和寺では、一度立寄った時に「流してしまった?」という感じの場所をゆっくりと観た。

仁和寺からはバスで鹿苑寺金閣、通称「金閣寺」を訪ねた。金閣寺辺りでは風が冷たく、小雪が交っていた。独特な空気感を醸し出していた。そして意外に来訪者も多い感じだった。

その金閣に近い辺りで昼食を愉しんだ後は、バスで建勲神社を訪ねた。建勲神社は、かの織田信長を祀った神社である。なかなかに人気が高いようで、存外に来訪者は多かった。

そこからは、<全国高校駅伝>の交通規制でバスが何やら長目に停車するというような場面も在ったが、二条城に到った。既に午後3時近くになっていたので、見学に時間を要しそうな二条城は見学せず、地下鉄で烏丸御池に移動し、六角堂を訪ねた。以降は、珈琲を頂いて休むというようなことをしながら、何となく買物もして、宿に歩いて引揚げた。宿に着いた頃は午後6時に近かった。

何やら「京都に住んで何かをやっていたとして、或る時に“オフ”の時間が出来れば、多分こういうような過ごし方?」というような挙に及んだような気がしている。多数の写真を撮った。それの整理に着手しているが、追ってこの「京都の1人の休日」の様は詳しく綴ってみたい感だ。

明日は?「帰国」ということになっている…

びわ湖浜大津駅の周辺で…(2021.12.25)

4輛で運行の列車が併用軌道の区間、普通の自動車等も行き交う道路上に敷設された軌道を路面電車のように行き交っているような事例は、京阪京津線のびわ湖浜大津駅の辺り以外に類例を知らない。今般は興味深く乗車したのだが、全く初めてでもない。以前にも乗車していて、前方に陣取って視ていると面白いことは承知していた。

気になっていたのは「4輛の列車が路上(=併用軌道)を往来していると如何いうように見えるか?」ということである。

↓上栄町駅側へ進む列車は、こういう具合にびわ湖浜大津駅から「路上」に出て来る。
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↓「4輛の列車」は珍しくもないモノだが、こういうように路上に現れると不思議だ…
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今般、思い付いて敢えて時間を設けてびわ湖浜大津駅周辺で何本かの列車を眺めた…

↓駅が「2階」になっていて、道路と軌道とが視える箇所が在るので眺めてみた。
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↓カーブの軌道を器用に進んでいるように見えた。
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↓車輛はこの区間のことを顧慮して、他の形式よりも長さが短いようにも見える。
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↓先頭側が直線区間に差し掛かったようだが、後尾側は未だカーブだ。
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↓行ってしまった…
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↓駅はこういう具合になっている。よく在る「2階」という感じだ。
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↓券売機の辺りも眺めた…
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それにしてもこの京津線は見て面白い。そして「京都から隣の大津へ一寸…」ということなのだが、何やら「凄く遠くの変わった場所へ行ってみる」という場合に似たような興趣が沸く。

上栄町駅からびわ湖浜大津駅へ…(2021.12.25)

京都の地下鉄東西線に京阪の京津線の列車が乗り入れている。地下鉄東西線の列車は6輛で運行されているが、京津線の列車は4車輛だ。地下鉄東西線の東側で枝分かれしていて、京阪の4輛の列車はびわ湖浜大津駅へ向かう。

地下を通っていた列車が地上に出て、少し判り易い勾配を上り下りする場面や大きなカーブになっている箇所を抜けてびわ湖浜大津駅が近付く。

↓びわ湖浜大津駅へ向かう列車に乗り、手前の上栄町駅で空いていたので前方が視える辺りに陣取ってみた。
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↑踏切が視えて、街中に入っていることが判る。

↓軌道がカーブを描いているのが判る。そしてカーブの箇所は舗装道路の上、併用軌道になっている。
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↓併用軌道に乗り上げた。
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↑列車はトンネルの中で「地下鉄の列車」として動いていて、地上に出た部分は「地方の街の私鉄路線の列車」となり、やがて「路面電車?!」という様相を呈する。

↓自動車も走る路上を4輛の列車が進んでいる。
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↓逆方向、上栄町駅側へ進む列車とも擦違う。
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↓路上で4輛の列車2本が擦違っている。
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↓びわ湖浜大津駅へ向かう辺りのカーブが判るようになって来た。
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↓カーブへ進入する。
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↓多少減速する感じになる。
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↓びわ湖浜大津駅の入口だ。琵琶湖に沿って伸びている石山坂本線の、併用軌道になっている部分も視えている。
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↓駅へゆっくりと進入した。
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↓到着である…
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この後、列車は待避線に入って待機し、また折り返しで運行される。

↓駅名の看板だ。
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↑下部の隣駅が記されている。右側は京都の地下鉄東西線に乗り入れる京津線の上栄町駅と、琵琶湖沿岸に延びる石山坂本線の三井寺駅とが併記されている。

何度か利用した経過は在るが、何時も面白いと思う。