<柚子胡椒バーガー>…:<DRAGON BURGER>(ドラゴンバーガー):京都(2021.12.25)

↓京阪の列車とJRの列車が発着する東福寺駅の近くに在る看板だ。
25-12-2021 X-Pro2 (223)

↓ハンバーガーの店だ!
25-12-2021 X-Pro2 (215)
↑喜び勇んで入店…

「日本のイメージ」で国外の方が考えたレシピを活用して創られたというメニューのハンバーガーを供しているのだということだった。

↓<柚子胡椒バーガー>というモノを御願いしてみた…
25-12-2021 X-Pro2 (218)

↓珈琲を合わせて頼んだが、こういう感じで供された…
25-12-2021 X-Pro2 (219)

↓こういうペーパーで包むような感じで頂く…
25-12-2021 X-Pro2 (220)

↓ハンバーグとベーコン…何れも佳い肉という感じでバンズも美味い。そして和風な漬物やソースがそれらに酷く合う…確かに柚子胡椒の味が肉汁が溢れるハンバーグと一緒に入って来た。凄く美味かった!!
25-12-2021 X-Pro2 (221)

これは「素敵な場所」で「訪ね易い場所」で、非常に好い感じだ!
posted by Charlie at 21:44Comment(0)京都府

大阪市中央公会堂を望む…(2021.12.24)

大阪に宿を求め、「そろそろ暗くなる…」というような頃になって街へでてみることにした。

↓大阪市中央公会堂の典雅な建物が灯りに浮かび上がるような様子が眺めたかったのだ…
24-12-2021 X-Pro2 vol02 (15)
↑大正時代の美しい建物である…

↓建物に近い辺りは、何やら催事で賑わっていて、少し写真を撮り悪かったので対岸側に渡ってみることにした。
24-12-2021 X100F (1)

↓対岸に渡り切るとこういう具合に、高架道路に遮られて建物はやや視え悪い
24-12-2021 X-Pro2 vol02 (28)

↓高架道路の下側で川に近付くと、美しい建物が視易い感じになる。
24-12-2021 X100F (6)

こうして景色を愉しんでいたのだが、何やら雨が交り始めたので、然程長く歩き廻らずに宿へ引揚げた。故に「短めな時間で、ピンポイントに佳い景色に出くわした」というような形になった。この時はXF16㎜F2.8を着けたX-Pro2を提げていて、途中でX100Fも引っ張り出して併用した。この両者を適宜使い分けてドンドン写真を撮るという感じも意外に好かった。

大阪には「街のシンボル」というような存在感を放つ建物等が色々と在るように見受けられるが、この大阪市中央公会堂もそうした存在の一つと言って差し支えない筈だ。改めて写真も視るが、実に美しいと思う。
posted by Charlie at 19:59Comment(0)大阪府

旭橋…(2022.01.03)

「普通列車で稚内へ引揚げる」が「プランA」とした場合、「(普通列車が運休である中)動いている特急列車で稚内へ引揚げる」が「プランB」となるであろう。「普通列車が運休で特急列車の様子がよく判らない…」となれば「1日や2日はゆとりも在るから旭川にもう1日滞在してゆったりと…以降のことは翌早朝に…」というのが「プランC」となる訳だ。

今般その「プランC」を採用し、旭川で何となく過ごす1日とした。

↓この場所に立寄った。日中、昼前の時刻にここを通って眺めるのも久し振り…というより、自身の行動としては早朝や夕刻ばかりなので、余り例が無いことかもしれない…
03-01-2022 X100F (18)
↑粒子が細かい「氷点下の雪」がきれいに被ったような、時季らしい様相の旭橋だ…

↓川も流れが緩くなっていたので凍って、氷の上に雪が積もったのか?何やら「雪原の上に大きな橋梁」というような不思議な光景が眼前に在った…
03-01-2022 X100F (19)

氷点下9℃程度で、降雪が些か交り、やや強く冷たい風も断続していた。酷く寒い日だった…そういう「土地らしい中で時季らしい」という様相を経験するのも悪くはないかもしれないが…ここを眺めた後、神社を経て街を歩き、カフェに寄って暖を採ったのだった…

「あぶない!氷がわれてきけんですので、池の中に入らないでください。」:常盤公園:旭川(2022.01.03)

常盤公園…旭川の都心部の少し広い感じの公園だ。冬季、それも厳冬期に差し掛かっているような時季に公園内をゆったりと歩いたという記憶は薄弱だ。そこで一寸立寄ってみた。

↓何やら不思議な光景だ…池の水が在るべき場所が「雪原?」という様相だ。これは池の水が凍ってしまっていて、その上に積雪ということが何度か繰り返されているから、こういう様相になってしまうのだ。
03-01-2022 X100F (20)
↑普段は無かったような気がするのだが「あぶない!氷がわれてきけんですので、池の中に入らないでください。」という看板が掲出されていた。ロープの奥、池の部分は不安定な氷の上に積雪という場所で、踏み入ると確かに危なっかしい…

こんな様相で氷点下9℃程度、降雪が時々交り、時々吹き抜けるやや強い風が酷く冷たい。寒々しい昼前という様子だった…

早朝…或いは「夜の残滓」…:八坂神社:京都(2021.12.27)

↓美しい建造物は「敢えて離れた辺りから眺める」というのも悪くないと思う…
27-12-2021 early morning, X100F (1)
↑少し散策をしようと、時季に特有な「何時までも暗い?」という中で戸外に出た際に出くわした様子だ…

こういう様子を求めて各地の街へ出てみるというようなことが酷く愉しいのである…
posted by Charlie at 08:31Comment(0)京都府

夜…:八坂神社:京都(2021.12.26)

結果的に精力的に動き回ったという1日が暮れ、宿に入って寛いで居たが、不意に戸外へ出た…

↓照明に鮮やかな様が浮かび上がる…この八坂神社の門は何時、何度観ても好い感じだ…
26-12-2021 X100F (9)

何か「出先でありながら」という留保が在って尚「眼に馴染んだ気に入っている様子」というようなモノが増えるのは、少し嬉しいことだと思う…
posted by Charlie at 08:23Comment(0)京都府

<TRAVELER'S notebook>(トラベラーズノート)…(2021.12.26)

結局「紙の手帳」というようなモノが、日常の中で何となく予定を綴っておくような場面では最も使い易いと自身は思っている。ロクに手帳も使わないというような真似をしていた時期も在ったかもしれないのだが、振り返ると学生時代から最近まで、とりあえず手帳を用意するということをした年が多数派を占めているような気がしている。

メモ代わりにデジタルカメラで写真に撮ってしまうということも出来る。実際、時々やっている。が、紙の手帳に書くメモがより強く記憶に残り、また少し時間を置いてから参照するような場合にデジタル写真とは少し違う具合に、より鮮明に記憶が甦る。自身、デジタルな道具を使いこなせない、或いは単に使っていない方だと思う。そして然程積極的に使う意図も無いので、毎年12月が近付くと「来年の手帳…」と気になる…

↓京都でこんな感じの袋を…
26-12-2021 X100F-my new one (1)

↓袋の裏側はこういう感じだ…
26-12-2021 X100F-my new one (2)

↓2022年の手帳を入手した!
26-12-2021 X100F-my new one (3)
↑見開きのページに1カ月間のカレンダーが在って、そこに何やら予定等を書き込むというタイプが好きなので、そういうようなモノを入手した。

↓渋いレザーのカバーで手帳を覆う型…日付が入るようなモノは毎年出るので、それを用意して差し替えるという具合だ…
26-12-2021 X100F-my new one (4)

「旅する人の…」という趣旨も込められた<TRAVELER'S notebook>(トラベラーズノート)という代物で、何年も前から気になっていて、この度漸く入手し、愈々「デビュー!」という感じになった。

モノは札幌等の文具の店でも入手可能ではある。が、「総本山」たる東京の本店に対して「大本山」という趣の在る京都の店でこれを入手出来た。何やら酷く「特別感」も湧き起る…

↓京都の店で限定販売であるという、細々したモノを容れることも出来るフォルダーも用意してみた…
26-12-2021 X100F-my new one (5)

↓こういう具合にしてバッグに入れて持ち歩く訳だ…
26-12-2021 X100F-my new one (6)

実はこれを早速使い始めている。「だから?」という程の、「12月に翌年から使う意図の新しい手帳を入手」ということなのだが…京都を動き回った思い出も滲む、なかなかに好い感じのモノが入手出来たということが酷く嬉しい…早速に、旭川に在る予定や、少し先の予定を手帳に書き込んでいる…
posted by Charlie at 08:04Comment(0)京都府

けやき大通り:和歌山(2021.12.27)

↓JR和歌山駅前の路は酷く幅が広く、両側の歩道もゆったりとしている。道なりに歩いて進んで行くと、こういうような看板が視える。
27-12-2021 X-Pro2 (31)

方角としては東西に延びる路らしいが、JR和歌山駅と和歌山城周辺とを結ぶ道路は<けやき大通り>と呼ばれるそうだ。

↓こういうような道標は、街を歩く場合にはなかなかに有難い…
27-12-2021 X-Pro2 (32)

この路を歩んで和歌山城を訪ねることが出来た。

JR和歌山駅と和歌山城周辺とは1.5㎞程度であるそうだ。古くから路面電車が通るなど、繁華な通であったという。幅員22mで築かれた道路であったが、所謂「戦後復興」で50mに拡幅されたという。その後、けやきを植えたことに因んで<けやき大通り>と呼ばれるようになり、歩道も拡幅整備されて現在に至っているようだ。

和歌山城からJR和歌山駅を目指す場合にはこういう道標に出くわす…
27-12-2021 X-Pro2 (57)

↓酷く広いと感じる<けやき大通り>だが、交差している通りも幅が広く、何か交差点が不思議な風景にも視える…
27-12-2021 X-Pro2 (58)

↓川や橋を余り意識せずに歩くような箇所だが、幾つか橋も在るようだ…
27-12-2021 X-Pro2 (59)
↑多少繁華な感じで営業中の店等も見受けられるが、営業をやめて久しいような空気感が漂う「嘗ての店」というような場所も存外に多く散見した…

↓この「500m」というような辺りに到ると「あの辺が駅?」と多少感じられるようになる…
27-12-2021 X-Pro2 (60)

酷く広い通りだが、然程多くの歩行者とすれ違うのでもなかった。県庁を擁する街なのだが、その限りでもないような街の雰囲気も色濃く感じた…

思い付きで立ち寄った街を思い付きに任せて歩く…そういう感じが凄く好きだ。

狭井神社(さいじんじゃ)…(2021.12.20)

大神神社(おおみわじんじゃ)の境内の少し奥へ進む…

↓こういう場所に行き当たる…
20-12-2021 X100F (49)

↓狭井神社(さいじんじゃ)という場所へ続く路であるようだ…
20-12-2021 X100F (51)
↑正式には狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわのあらみたま)神社と呼ばれ、大神神社の摂社であるという。

↓独特な空気感の森の中を進むと神社に行き当たる…
20-12-2021 X100F (55)

↓厳かな空気感に満ちている場所だった…
20-12-2021 X100F (57)

↓奥の方に井戸が在る…
20-12-2021 X100F (60)

↓ここの井戸水は「御神水」(ごこうずい)と呼ばれ、病気が平癒するのだそうだ。自身、健康上の課題の解決も願い、これを1杯頂いてみた。
20-12-2021 X100F (61)
↑スッキリした冷たい井戸水…身体に好いのか?とりあえず、歩き廻って水分が欲しかったので、酷く美味い水だと思った…

↓この場所は、一定のルールの下で大神神社の御神体である山に登る場合の出入口にもなっているそうだ。
20-12-2021 X100F (63)

厳かな空気感に触れながら、こういう場所を訪ねられたということ自体に、そしてこの場所へ御案内頂いた方との出会いに強く感謝した。気が向くように動き回る時間を設けてみるというのも、自身にとっては意外に大切なのだ…

大神神社(おおみわじんじゃ)(2021.12.20)

↓貫禄が在る鳥居だと思いながら見上げた…
20-12-2021 X100F (44)

↓見上げる山そのものを御神体とする、神社の古い方式を現在に伝える大神神社(おおみわじんじゃ)である。
20-12-2021 X100F (43)

↓時節柄、新しい年を迎える準備に余念が無いというような雰囲気でもあった…
20-12-2021 X100F (39)

↓正面の大きな建物は拝殿である。本殿は無い…山そのものが御神体なのだ。
20-12-2021 X100F (48)

こうした古い由緒を誇る神社に立寄る機会が設けられたことは大変に幸いだったと思う…

吉備津神社…(2021.12.21)

「桃太郎線」という愛称で呼び習わされる「吉備線」の列車に乗って吉備津駅へ足を運んだ。

↓ほんの少し歩けば、立派な標柱が視える。
21-12-2021 X-Pro2 (104)

↓鳥居が据えられていて…
21-12-2021 X-Pro2 (107)

↓松の並木…参道らしい感じだ…
21-12-2021 X-Pro2 (108)

↓神社の境内に上る石段…
21-12-2021 X-Pro2 (109)

↓年始に備える時季であるが故か?夥しい数の提灯が見受けられた…
21-12-2021 X-Pro2 (110)

↓門を潜って境内に進入する…
21-12-2021 X-Pro2 (111)

↓何やら類例が思い当たらないような、独特な建物の神社だ…
21-12-2021 X-Pro2 (113)

↓吉備津神社の本殿・拝殿は国宝であるという…
21-12-2021 X-Pro2 (115)

↓独特な存在感を放っている…
21-12-2021 X-Pro2 (114)

↓聞き覚えがあるような企業名が入った提灯も色々と視掛けた…
21-12-2021 X-Pro2 (122)

↓神馬の像も在って、酒も随分と色々と供えられていた…
21-12-2021 X-Pro2 (119)

↓タッチパネル方式の御案内も設けられていた。これによればあの本殿・拝殿は1425年の建築で、同じ様式の建物は無いのだそうだ…
21-12-2021 X-Pro2 (120)

岡山県の瀬戸内海側の辺り、一部に広島県東部を含める地域を古くは「吉備国」と呼んでいて、吉備津神社は「吉備国一宮」ということだった。やがて「吉備国」は備前国、備中国、備後国と3つに分けられた。備前一宮、備後一宮が各々設けられ、吉備津神社は備中一宮ということになった。が、古い経過の故に吉備津神社を「三備一宮」というようにも呼ぶそうだ。

↓独特な存在感を放つ、何となく面白い神社だった…
21-12-2021 X-Pro2 (117)

↓時節柄、何やら目立った大きな絵馬だ…
21-12-2021 X-Pro2 (125)

例年、12月下旬に方々を歩き、年始の準備をしている神社に立寄る場合も少なくない。そして無事に年末を迎えていることに感謝し、平穏に新しい年を迎えられることを祈るという感じになる。

吉備津駅辺りにこういう案内の標柱が在って、一寸地味なのだが、これに従って歩くと吉備津神社は直ぐ近くだ…吉備津駅も岡山駅から列車で20分程である。
21-12-2021 X-Pro2 (130)

何か、今般はこういう場所に立寄って、岡山に少し親しむことが叶ったという感だ…
posted by Charlie at 04:14Comment(0)岡山県

岩見沢駅にて…(2022.01.02)

厚別駅で列車に乗った頃には未だ夜のような様子であったが、岩見沢駅辺りに到ると「薄暗い早朝」という趣になり、座席を占めていた乗客の多くが下車し、以降は入れ替わった乗客が旭川までの区間で乗降する感じだ。勿論、自身のように旭川を目指すという乗客も散見はするが。

↓5分間程停車する岩見沢駅である。少し体を伸ばそうと立った。
02-01-2022 X100F (21)
↑こういう具合で、車外と出入りする扉の辺りに防寒の意図で仕切壁が設けられているのが、北海道内で用いられるキハ40だ。岡山で乗車した同じ系列のディーゼルカーはこういう具合にはなっていなかったことを思い出した。

↓暫し冷えた外気に触れてみるのも悪くない…
02-01-2022 X100F (19)

↓右側に視えているような電車を使用した列車が目立つ区間なのだが、如何いう訳かキハ40を2輛連結した列車が走り続けている。この早朝の様子は長く変わっていないように思う。
02-01-2022 X100F (18)

↓冬季はこういう具合に、車輛の正面に跳ね上がった雪が付着する…
02-01-2022 X100F (17)

↓出入りする扉の辺りに<山明>という愛称が大きく書かれている…
02-01-2022 X100F (20)

多分、旭川までの行程の3割程度なのだろうが、岩見沢に到ると「中間点…」というような気分になる…

厚別駅にて…(2022.01.02)

札幌の市域の少し東側、函館本線の軌道が江別市内へと延びて行く辺りに、古くから在る厚別駅である。

↓早朝の厚別駅に辿り着いた…
02-01-2022 X100F (2)

↓自動改札、ICカード乗車券対応で、有人の改札口も在るという仕様。上の方に列車の案内が表示される。
02-01-2022 X100F (4)

6時13分の旭川行普通列車を待っていれば、6時頃に「札幌駅を定刻で発車」の旨の案内放送が流れた。

↓改札を潜って跨線橋を渡り、旭川行普通列車に乗り込むべく待つこととした。
02-01-2022 X100F (5)

↓「何?」と思えば、酷く年季が入ったゴミ箱が在った。
02-01-2022 X100F (8)

↓駅名の看板…
02-01-2022 X100F (7)

↓北海道の流儀という感な駅名標…
02-01-2022 X100F (6)

↓列車が現れた…
02-01-2022 X100F (10)

↓「やや変わった外観の車輛?」と思ったが…
02-01-2022 X100F (12)

↓キハ40ディーゼルカーを2輛連結という列車だが、進行方向側は<山明>と名付けられた、些かの改装が施された車輛である。
02-01-2022 X100F (13)

↓座席は粗方埋まっていた中、進行方向に背中を向けて座ることとはなるが、1人で座るには悪くない感じの場所を確保…
02-01-2022 X100F (16)

↓夜の残滓が色濃い感じの中、列車は進み始めた…
02-01-2022 X100F (15)

この「朝の普通列車」は「札幌から旭川へ…」という場合には、気に入っている移動手段の一つに挙げられる。今般も利用出来て愉しかった…

旧 陸軍被服支廠…(2021.12.23)

↓住宅が並んでいて、その隙間にコンビニの店舗が見受けられるというような、何処の街にも在りそうな街並みの背後に、何やら酷く大きな煉瓦の壁が視えている…
23-12-2021 X-Pro2 (106)

↓こういうように大きな煉瓦の壁が在るのだが、それらには鉄の扉、それもやや歪んで上手く閉まらなくなってしまっている箇所も散見するような様子になっている。
23-12-2021 X-Pro2 (105)

↓これは広島に「昭和20年8月以前」から在った、言葉を換えると「被爆建物」ということになる代物だ…
23-12-2021 X-Pro2 (101)

↓1913年頃、大正に元号が切り替わって日が浅かった頃に登場した軍需工場で「陸軍被服支廠」と呼ばれるそうだ…
23-12-2021 X-Pro2 (98)

↓正直、普通に住宅地化しているような場所の一隅に、この種の非常に大きな歴史的建造物の壁が視えることに些か驚いた…
23-12-2021 X-Pro2 (103)

「被爆建物」というようなことで紹介され、敷地に入ることが出来ないようになっている関係で、何やら用地を管理している県庁の御担当を事前に訪ねてカギを拝借し、現場に立ち入った後にカギを返却というように紹介されてはいる。が、ここはそういう面倒な話しでもなく、何となく訪ねれば大規模な古びた煉瓦の壁が「その辺の大きな塀」というような具合に在るのだ…

↓爆心地からは2.7キロメートル程度であるというが、爆風で鉄の扉の一部が歪んでしまったという。
23-12-2021 X-Pro2 (101)

何棟も在る建物が、被爆者の臨時救護所として利用された経過も在るそうだが、戦後暫くは倉庫として利用され、やがて使用されなくなった後は「如何する?」ということになって年月が重ねられているらしい…

この種の建物に関心が在るということで、広島の友人と話していたところ「アレなら歩いて行く範囲だ…」と案内してくれた。大変に有難かったのだが、他方で「こういう様子!?」と少々驚いた…

保存するにしても耐震補強工事を施した上でのことになり、多大な費用が要る。取り壊すにしても、かなり堅牢な煉瓦造の大きな構造物を扱うので費用が酷く大きくなる。様々な面倒な事情も在るのだと思うが、こういう歴史的建造物は、何とかして一部でも永く伝えて頂きたいものだと強く思った…
posted by Charlie at 20:25Comment(0)広島県

ワシミミズク…:旭山動物園:旭川(2022.01.02)

↓「酷く美しい鳥…」と見入ってしまった…
02-01-2022 X-Pro2 (40)

↓夜間に狩をする猛禽の一種ということで、明るい時間にはケージの中でじっとしているだけだったのだが、何やら酷く貫禄が在った…
02-01-2022 X-Pro2 (41)

↓偶々「写真を撮り易い位置」に在ったのだが…それはそれとして「酷く美しい…」と寒い中で見入ってしまった…
02-01-2022 X-Pro2 (42)

↓過去の旭山動物園訪問でゆっくり眺めた記憶が薄いのだが、これは本当に「美しい猛禽」と感心した…
02-01-2022 X-Pro2 (43)

こういうような「出会い」も在るので、思い付いて動物園に足を運んでみるようなことも時には好いものだ…

アムールヒョウ…:旭山動物園:旭川(2022.01.02)

アムールトラが保護動物で希少だということが知られているが、それと並ぶ希少な保護動物としてアムールヒョウも忘れるべきではない…

↓アムールヒョウも旭山動物園には居る…
02-01-2022 X-Pro2 (28)

↓ヒョウは高い場所に上ることも好むので、低い場所から高い場所まで動けるような場所で飼われていて、高い場所で様子を視られようにもなっていた。
02-01-2022 X-Pro2 (30)

↓高い場所に在るアムールヒョウの動きを視ていて思った。「身体が大きいが…仕草が猫そのもので…結局“ネコ科”の動物な訳だ…」とである。
02-01-2022 X-Pro2 (32)

それでもアムールヒョウも猛獣で、飼い猫を構うような扱いは厳禁だと思うのだが、何やら「意外に可愛い…」と見入っていた…

アムールトラ…:旭山動物園:旭川(2022.01.02)

虎は「暑い地域の動物?」というイメージも在るのかもしれないが、実は寒冷地に棲む種類も在る…

↓その寒冷地に棲む種類…アムールトラが旭川の旭山動物園にも居る…
02-01-2022 X-Pro2 (25)
↑なかなかに迫力が在る姿だ…

↓一定の範囲をノシノシと歩き廻る習性らしく、一定の範囲を定期的に歩き廻るというような動きを見せていた…
02-01-2022 X-Pro2 (26)

とりあえず「寅年」の冒頭に虎を眺めるというのも「縁起が好い!」と、何となく思った…

↓アムールトラはロシアの沿海地方やハバロフスク地方に生息する猛獣で、彼の地では過去に色々と悩まされた経過も在るものの、「地域のシンボル」というような扱いになっている。現在、野生のアムールトラは「保護動物」ということになっているようだ…
02-01-2022 X-Pro2 (27)

単純にこうした「如何にも動物園に在る猛獣」というモノを視るのは一寸面白い…

ペンギンの“お散歩”…:旭山動物園:旭川(2022.01.02)

「北上」という道程…札幌市内から稚内へという長い道程の場合、何時の頃からか「(実際には行程の3割程度ながら)何となく長い道程の“中間点”的で居心地も悪くない辺りで過ごし…」と旭川での道草が恒例のようになってしまっている。

余り深く考えず、早朝の札幌市内から列車に乗り込み、何らの問題も無く順調に旭川駅に辿り着き、一息入れた。やがて「如何しようか?」と然程考えず、嵩張るモノを旭川駅のロッカーに預けて駅前へ出てみるとバスが発車しようとしていた光景が眼に留まり、バスに乗ってしまった…

↓思わず足を運んでしまう…そういう感じの旭山動物園で、大好評の「ペンギンの“お散歩”」を眺める機会を設けることが叶った…
02-01-2022 X-Pro2 (14)

↓ペンギンというモノは存外に長くなる距離を厭わずに徒党を組んで歩いてしまうのだというが、動物園内の通路が雪と氷で覆われる冬季はペンギンの体へ負担が掛かるのでもないということで、“お散歩”と称して歩かせると評判になったということのようだ…
02-01-2022 X-Pro2 (15)

↓ペンギンの一団が眼前をトコトコと歩いて通り過ぎて行く様は、視ていて本当に面白い…
02-01-2022 X-Pro2 (16)

↓彼らは、彼らの進路の廻りに大勢の来園者が集まっている様子を、如何いうように思って視ているのだろう?
02-01-2022 X-Pro2 (17)

↓こうして観ると、ペンギンというのは「色々な余計な要素」が「思い切って削ぎ落される…」というような具合に「現状の容貌」になって行ったというような気もする。何か酷く興味深い…
02-01-2022 X-Pro2 (18)

↓周囲を飼育員等の動物園関係者に囲まれながらも、ペンギン達は実に堂々と用意された通路を行進する…
02-01-2022 X-Pro2 (20)

↓陣取った辺りで、膝立ちになって姿勢を低くして彼らの行進を見守っていたが、程無く通り過ぎて行った…
02-01-2022 X-Pro2 (23)

何時も多くの来園者が辺りに集まるこの“お散歩”であるが、とりあえず一見の価値は在ると思う…

<てつのくじら館>(Submarine Museum)=海上自衛隊呉史料館(2021.12.22)

↓呉を訪ね、JR呉駅の海側の方に進んで行くとこういうような様子が眼に留まる。「眼に留まる」というのではなく「必ず気付く」という程度に目立つ…
22-12-2021 X100F vol01 (75)

↓退役した「本物!」の潜水艦が地上に鎮座している場所だ…
22-12-2021 X100F vol01 (76)
↑<あきしお>という艦である。1985年に進水して1986年に就役、活動を続けていて、2004年に除籍となっている。2006年に準備中だった史料館に据えられたそうだ。

潜水艦や掃海艇の活動を軸に海上自衛隊の歴史や、呉と海上自衛隊との関係を紹介する史料館とすることを目指して設立されたのがこの施設で、「鋼鉄の鯨?」というような感の潜水艦に因んで<てつのくじら館>という愛称が冠せられたそうだ。

↓以前に一度立寄った記憶も在る。が、再訪してミュージアムショップで何やら買物もしてしまった。
22-12-2021 X-Pro2 (18)

海上自衛隊の潜水艦は色々な意味でかなり重要な役目を担っていると言われ、また艦のメカニズムも独特なのだが、その「本物!」に触れながら色々と学ぶことが叶うこの史料館は訪ねる価値が高い。呉には他にも魅力的な場所が幾つか在るとは思うが、自身としてはここを「一押し!」としたい…
posted by Charlie at 11:52Comment(0)広島県

「男綱」(おづな)…:明日香村(2021.12.20)

↓川と橋が在る、山村のような場所の何気ない風景なのだが、少し変わっている。
20-12-2021 X-Pro2 (21)
↑橋の周辺から川を跨ぐようにして綱が張られ、何やら縄で編まれたモノが下がっている…

↓少し広めに眺めると、画の右側の山の一部から橋を跨ぎ、更に川を跨ぐように長い綱が張られているのが判る…
20-12-2021 X-Pro2 (22)

この不思議な縄は「勧請縄」と呼ばれるモノで年に1回新しいモノに替えているのだという。疫病などの災いが村の中に入ってこないようも、村の入口に「結界」を設ける古くからの習慣なのだそうだ。「綱掛け神事」とも言うようだ。

この場所では画に移っている飛鳥川に綱を掛けていて、現場でモノを視た男綱とついになった女綱というモノも在るそうだ。何か凄く不思議なモノに出くわした…

洗濯を終えた「23oz」のジーンズ…(2022.01.01)

↓2022年に年が改まって最初に撮った写真は愛用中のジーンズだった…
01-01-2021 my jeans.. (6)

↓暫く穿き続けていたので洗いたくなり、替えのズボンを用意して、出先の札幌で洗い、確り乾いたので回収して写真に収めたという訳だ。
01-01-2021 my jeans.. (1)

↓裏側はこういう感じだ…
01-01-2021 my jeans.. (3)

↓膝の裏というような辺りが面白い感じになった…
01-01-2021 my jeans.. (4)

↓12月第三旬、これを穿いて随分と方々を巡ったことになる。
01-01-2021 my jeans.. (5)

↓マダマダ大事に使い続けたい感だ…
01-01-2021 my jeans.. (2)

↓同じモノが未だ販売されているようだ…

児島ジーンズ 公式通販 23oz セルビッチ ヴィンテージ ストレート デニム メンズ レギュラーストレート パンツ インディゴ RNB-1020


薬師寺 玄奘三蔵院伽藍(2021.12.19)

↓何か「遠い国…」にでも迷い込んだような、少し不思議な気分にもなる場所だと思う…
19-12-2021 X-Pro2 (135)
↑<玄奘塔>と呼ばれるそうで、 建物の正面に「不東」という額が在る。これは玄奘三蔵の言で「インドへ達せずば東へ戻らず」という気概を示した語なのだそうだ…

↓建物を見入って、中に祀られている玄奘の像に参拝した…
19-12-2021 X-Pro2 (136)

↓角度が変わって光の当たり方が変わると、何か酷く劇的に視えた…
19-12-2021 X-Pro2 (139)

↓こういうようになった一画に<玄奘塔>は在る。
19-12-2021 X-Pro2 (131)

薬師寺は法相宗の寺ということであるそうだが、法相宗の開祖は玄奘三蔵であるという。その分骨を祀る場であるという。1991(平成3)年に登場したものだそうだ…白鳳伽藍とは一味違う「現代人の時空を超えた先人、その偉業への想い」が体現された場というような趣のように思う。「不東」という語…何か「手段を択ばずに思いを遂げることに邁進」というような感なのだろうか?多少惹かれるものも在った。
posted by Charlie at 10:04Comment(0)奈良県

薬師寺 白鳳伽藍(2021.12.19)

↓「圧倒的な存在感…」と視る都度に思う…
19-12-2021 X-Pro2 (118)
↑左が東塔で右が西塔だ。こういう東西の塔を並べる方式の伽藍は、薬師寺が日本国内では最初の例と目されるのだそうだ…

↓西塔の側から伽藍の様子を眺めていた…
19-12-2021 X-Pro2 (122)

↓東塔も眺めた…
19-12-2021 X-Pro2 (124)

冬の好天という趣であったが、この日は中高生のグループ、大学生のグループと若い人達の団体が存外に目立つような様子だった。こういう文化財に触れながら好天の午後を過ごすというのは、どんな年代の人にとっても好いことだと思う。殊に若い人達には好いであろう。そう思いながら、客観的に然程若くもない自身もこの白鳳伽藍の散策を愉しんでいた。

御朱印帳袋…(2021.12.19)

唐招提寺で入手した…
19-12-2021 X-Pro2 (159)
↑何か「天平時代?」というような、少し華やいだ感じが酷く好いような気がしたのだ…

↓こういう具合に御朱印帳を容れて用いる。
19-12-2021 X-Pro2 (160)

↓「奈良を訪ねる機会に使い始めよう…」と東大寺南大門の金剛力士を思わせるような柄の御朱印帳を用意していたのだった…
19-12-2021 X-Pro2 (161)
↑こちらの御朱印帳には専ら寺の御朱印を集めている…

こんな袋も用意して、御朱印帳を持って旅に出るのも好い感じだ…

御朱印帳 大判 金剛力士像(錫色) 紗綾形の金襴生地 鳥の子 かっこいい おしゃれ京都ちせん 送料無料


posted by Charlie at 09:24Comment(0)奈良県

唐招提寺:奈良(2021.12.19)

立寄った経過が在っても実は然程時間を割いて視ているのでもないかもしれない、または直ぐ近くまで行っていながら立寄っていない、というような場所で少し時間を割いて視るというようなことが今般(12月17日から12月27日)の旅では「何となく意識していたこと…」ということになるように思う。

「直ぐ近くまで行っていながら立寄っていない」という場所…

↓ここが在った…
19-12-2021 X-Pro2 (100)

↓唐招提寺である…
19-12-2021 X-Pro2 (99)

近鉄の大阪・奈良間を東西に結ぶ路線は大和西大寺駅で京都・橿原神宮前を南北に結ぶ路線と交差している。大和西大寺駅から橿原神宮前の側へ南下する列車で2駅目が西ノ京という駅だ。この駅で下車して、それこそ「境内の隅で列車の走行音が聞こえる?」というような極近くに有名な薬師寺が在るのだが、その薬師寺から何分間か歩いた先に唐招提寺は在る。薬師寺を訪ねてみた経過は在るのだが、唐招提寺を訪ねた経過は無かった。そこで一寸寄ってみたかった…

↓貴重なモノも収まっているような趣の在る堂が連なっているような伽藍だ…
19-12-2021 X-Pro2 (102)

↓大切なモノを保管する、こういう古い造りの建物も見受けられた…
19-12-2021 X-Pro2 (106)

↓鑑真和上の魂を祀っているという辺りだ…
19-12-2021 X-Pro2 (110)

↓地面に苔生していて、些か木が在る感じが、何か好かった…
19-12-2021 X-Pro2 (111)

↓こういう具合に鑑真和上の魂が祀られていた…
19-12-2021 X-Pro2 (112)

鑑真和上は律宗を伝えるべく唐から日本を目指した。奈良時代の船旅である。海難事故で目的は簡単に果たせず、何度も渡航に失敗したのだが、諦めずに渡航を果たして多くのことを伝えたとされる鑑真和上である。

↓そういう鑑真和上の伝というような「物語」が、それも「格別に力強い話し」が伝わるような、更にそれを未来に向かって伝えよう、伝えたいとする意志が渦巻くような唐招提寺の空間は、何か独特な好い居心地であった。
19-12-2021 X-Pro2 (104)

更にこの時は「冬の好天」という状況で、何か清々しい感じだった…
posted by Charlie at 09:05Comment(0)奈良県

虎伏(とらふす):和歌山城(2021.12.27)

↓虎の像に出くわし、一寸見入った…
27-12-2021 X-Pro2 (36)

和歌山城の天守閣が在る辺りに通じる道に据えられているモノだ…

↓天守閣が在る辺りを虎伏(とらふす)山と呼ぶのだそうだ。「虎が伏せた姿のような山」ということであるらしい…
27-12-2021 X-Pro2 (35)
↑この像は1959(昭和34)年に出来たモノだが「2代目」なのだという。初代の像は「金属の供出」という戦時中の出来事で姿を消したという…戦禍で損なわれた天守閣を鉄筋コンクリートで再現した工事が竣工した少し後にこの虎も再建されたということなのだろう…

これを眺め、「そう言えば寅年を迎える…」などと思っていた…