<てつのくじら館>(Submarine Museum)=海上自衛隊呉史料館(2021.12.22)

↓呉を訪ね、JR呉駅の海側の方に進んで行くとこういうような様子が眼に留まる。「眼に留まる」というのではなく「必ず気付く」という程度に目立つ…
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↓退役した「本物!」の潜水艦が地上に鎮座している場所だ…
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↑<あきしお>という艦である。1985年に進水して1986年に就役、活動を続けていて、2004年に除籍となっている。2006年に準備中だった史料館に据えられたそうだ。

潜水艦や掃海艇の活動を軸に海上自衛隊の歴史や、呉と海上自衛隊との関係を紹介する史料館とすることを目指して設立されたのがこの施設で、「鋼鉄の鯨?」というような感の潜水艦に因んで<てつのくじら館>という愛称が冠せられたそうだ。

↓以前に一度立寄った記憶も在る。が、再訪してミュージアムショップで何やら買物もしてしまった。
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海上自衛隊の潜水艦は色々な意味でかなり重要な役目を担っていると言われ、また艦のメカニズムも独特なのだが、その「本物!」に触れながら色々と学ぶことが叶うこの史料館は訪ねる価値が高い。呉には他にも魅力的な場所が幾つか在るとは思うが、自身としてはここを「一押し!」としたい…
posted by Charlie at 11:52Comment(0)広島県

「男綱」(おづな)…:明日香村(2021.12.20)

↓川と橋が在る、山村のような場所の何気ない風景なのだが、少し変わっている。
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↑橋の周辺から川を跨ぐようにして綱が張られ、何やら縄で編まれたモノが下がっている…

↓少し広めに眺めると、画の右側の山の一部から橋を跨ぎ、更に川を跨ぐように長い綱が張られているのが判る…
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この不思議な縄は「勧請縄」と呼ばれるモノで年に1回新しいモノに替えているのだという。疫病などの災いが村の中に入ってこないようも、村の入口に「結界」を設ける古くからの習慣なのだそうだ。「綱掛け神事」とも言うようだ。

この場所では画に移っている飛鳥川に綱を掛けていて、現場でモノを視た男綱とついになった女綱というモノも在るそうだ。何か凄く不思議なモノに出くわした…

洗濯を終えた「23oz」のジーンズ…(2022.01.01)

↓2022年に年が改まって最初に撮った写真は愛用中のジーンズだった…
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↓暫く穿き続けていたので洗いたくなり、替えのズボンを用意して、出先の札幌で洗い、確り乾いたので回収して写真に収めたという訳だ。
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↓裏側はこういう感じだ…
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↓膝の裏というような辺りが面白い感じになった…
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↓12月第三旬、これを穿いて随分と方々を巡ったことになる。
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↓マダマダ大事に使い続けたい感だ…
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↓同じモノが未だ販売されているようだ…

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薬師寺 玄奘三蔵院伽藍(2021.12.19)

↓何か「遠い国…」にでも迷い込んだような、少し不思議な気分にもなる場所だと思う…
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↑<玄奘塔>と呼ばれるそうで、 建物の正面に「不東」という額が在る。これは玄奘三蔵の言で「インドへ達せずば東へ戻らず」という気概を示した語なのだそうだ…

↓建物を見入って、中に祀られている玄奘の像に参拝した…
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↓角度が変わって光の当たり方が変わると、何か酷く劇的に視えた…
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↓こういうようになった一画に<玄奘塔>は在る。
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薬師寺は法相宗の寺ということであるそうだが、法相宗の開祖は玄奘三蔵であるという。その分骨を祀る場であるという。1991(平成3)年に登場したものだそうだ…白鳳伽藍とは一味違う「現代人の時空を超えた先人、その偉業への想い」が体現された場というような趣のように思う。「不東」という語…何か「手段を択ばずに思いを遂げることに邁進」というような感なのだろうか?多少惹かれるものも在った。
posted by Charlie at 10:04Comment(0)奈良県

薬師寺 白鳳伽藍(2021.12.19)

↓「圧倒的な存在感…」と視る都度に思う…
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↑左が東塔で右が西塔だ。こういう東西の塔を並べる方式の伽藍は、薬師寺が日本国内では最初の例と目されるのだそうだ…

↓西塔の側から伽藍の様子を眺めていた…
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↓東塔も眺めた…
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冬の好天という趣であったが、この日は中高生のグループ、大学生のグループと若い人達の団体が存外に目立つような様子だった。こういう文化財に触れながら好天の午後を過ごすというのは、どんな年代の人にとっても好いことだと思う。殊に若い人達には好いであろう。そう思いながら、客観的に然程若くもない自身もこの白鳳伽藍の散策を愉しんでいた。

御朱印帳袋…(2021.12.19)

唐招提寺で入手した…
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↑何か「天平時代?」というような、少し華やいだ感じが酷く好いような気がしたのだ…

↓こういう具合に御朱印帳を容れて用いる。
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↓「奈良を訪ねる機会に使い始めよう…」と東大寺南大門の金剛力士を思わせるような柄の御朱印帳を用意していたのだった…
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↑こちらの御朱印帳には専ら寺の御朱印を集めている…

こんな袋も用意して、御朱印帳を持って旅に出るのも好い感じだ…

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posted by Charlie at 09:24Comment(0)奈良県

唐招提寺:奈良(2021.12.19)

立寄った経過が在っても実は然程時間を割いて視ているのでもないかもしれない、または直ぐ近くまで行っていながら立寄っていない、というような場所で少し時間を割いて視るというようなことが今般(12月17日から12月27日)の旅では「何となく意識していたこと…」ということになるように思う。

「直ぐ近くまで行っていながら立寄っていない」という場所…

↓ここが在った…
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↓唐招提寺である…
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近鉄の大阪・奈良間を東西に結ぶ路線は大和西大寺駅で京都・橿原神宮前を南北に結ぶ路線と交差している。大和西大寺駅から橿原神宮前の側へ南下する列車で2駅目が西ノ京という駅だ。この駅で下車して、それこそ「境内の隅で列車の走行音が聞こえる?」というような極近くに有名な薬師寺が在るのだが、その薬師寺から何分間か歩いた先に唐招提寺は在る。薬師寺を訪ねてみた経過は在るのだが、唐招提寺を訪ねた経過は無かった。そこで一寸寄ってみたかった…

↓貴重なモノも収まっているような趣の在る堂が連なっているような伽藍だ…
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↓大切なモノを保管する、こういう古い造りの建物も見受けられた…
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↓鑑真和上の魂を祀っているという辺りだ…
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↓地面に苔生していて、些か木が在る感じが、何か好かった…
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↓こういう具合に鑑真和上の魂が祀られていた…
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鑑真和上は律宗を伝えるべく唐から日本を目指した。奈良時代の船旅である。海難事故で目的は簡単に果たせず、何度も渡航に失敗したのだが、諦めずに渡航を果たして多くのことを伝えたとされる鑑真和上である。

↓そういう鑑真和上の伝というような「物語」が、それも「格別に力強い話し」が伝わるような、更にそれを未来に向かって伝えよう、伝えたいとする意志が渦巻くような唐招提寺の空間は、何か独特な好い居心地であった。
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更にこの時は「冬の好天」という状況で、何か清々しい感じだった…
posted by Charlie at 09:05Comment(0)奈良県

虎伏(とらふす):和歌山城(2021.12.27)

↓虎の像に出くわし、一寸見入った…
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和歌山城の天守閣が在る辺りに通じる道に据えられているモノだ…

↓天守閣が在る辺りを虎伏(とらふす)山と呼ぶのだそうだ。「虎が伏せた姿のような山」ということであるらしい…
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↑この像は1959(昭和34)年に出来たモノだが「2代目」なのだという。初代の像は「金属の供出」という戦時中の出来事で姿を消したという…戦禍で損なわれた天守閣を鉄筋コンクリートで再現した工事が竣工した少し後にこの虎も再建されたということなのだろう…

これを眺め、「そう言えば寅年を迎える…」などと思っていた…