<1015>&<1016>&<352>…:鷹野橋停留所付近…:広島の路面電車(2021.12.23)

路面電車の軌道を跨ぐように歩道橋が設けられている場合が在る。そういう場所に上ると、路面電車を愉しく眺められる場合が在る。

朝、広島港停留所を目指して路面電車に乗っていて、窓から様子を視ていた中、途中の鷹野橋停留所近辺で、カーブを描く軌道の傍に、それを跨ぐような歩道橋が設けられていることに気付いた。

午後…広島港・広電西広島という運行の電車であるので、広電西広島側から乗車し、その鷹野橋停留所へ移動し、歩道橋に上ってみた…

↓新しい<1015>がカーブを描く軌道で、連接車体を折り曲げるように進んでいる。年季が入っている<352>が後続している。
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↓逆側の軌道に<1016>が現れた。
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↓<1016>と<352>とが擦違う。
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↓<1016>が遠ざかり、<352>がカーブを描く軌道に近付く。
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↓向きを変えてカーブの先を視た。最初に視た<1015>が未だ視えていて、<352>が後続して鷹野橋停留所に停車した。
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何か「路面電車を観た!」というように強く感じ入る光景だ。「如何にも!」という感の「最近の車輛」と「年季の入った車輛」とが同じ軌道で運行中である様子は面白い。
posted by Charlie at 07:58Comment(0)広島県

<1913>&<1017>…:中電前停留所:広島の路面電車(2021.12.23)

前日から確保していた路面電車の1日乗車券を手に早朝の街へ出た。滞在した宿から然程遠くない辺りの八丁堀停留所を“振り出し”に動き始めた。

↓右側の<1913>が停留所に現れ、「乗ってみたい!」と行先を確認せずに乗車し、「一寸…行先が違った…」と中電前停留所で下車してみた場面だ…
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↑左側の軌道では<1017>が運行中だ。

↓乗客の乗降が済んで、<1913>は少し前進した。
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↑古くは京都市内で動いていた経過が在るという年季が入った<1913>と、「近年の車輛」という雰囲気が色濃い<1017>とが並ぶ様子が面白い…

↓停留所の隅から、青信号だったので素早く道路を渡り、振り返った眺めだ…
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↑未だ暗い街で、路面電車の周辺は少し明るい…停留所には風雨を少し除けるアクリルの壁のようなモノが据えられている場合が多く、そこに運行中の電車が透ける…何か「広島の街らしい…」と感じる光景だ。

路面電車が走っている街でも、かなり限られた区域で運行されている場合が在って、そういう場合には「全然乗らない…」ということも多いかもしれない。対して広島は、随分と広い範囲に軌道が敷設されていて、路面電車がかなり活躍しているように視える。そういう広島では、停留所の様子に「街らしい…」というモノを感じるのだ。
posted by Charlie at 07:16Comment(0)広島県

公衆電話ボックス…2台並んでいる…:早朝の広島(2021.12.23)

↓漫然と早朝の街を歩いて出くわす様子…何か酷く惹かれ、カメラを向けてみる…
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↑公衆電話ボックスが2台並んでいる様子で、灯りが独特で、未だ暗い他方で雲が視えている天の感じも好い…

「だから?!」とでも問われると言葉も無いのだが、何か何となく出くわして「好い…」と思い、カメラでも提げていたなら撮ってみたい様子というモノはきっと世の中に多々在るのだと思う。各地を彷徨って、そんなモノを色々と視付けてみたい…そういうことを想う場面が妙に多くなった昨今という気がしないでもない…
posted by Charlie at 05:35Comment(0)広島県

早朝の白神社(しらかみしゃ)…:広島(2021.12.23)

朝、未だ暗い感じの時間帯から街に出てみた。前日時点で路面電車の1日乗車券も確保済で、朝早くから動き回ることに何らの不都合も無い…

↓こんな辺りに辿り着いた…
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↑整備されたかなり幅が広い通が在って、大きなビルも立ち並ぶ中、何か酷く小さく感じられる神社が視えた。灯りが洩れ、朝の神事が催されているのか、太鼓の音も聞こえていた…

↓白神社(しらかみしゃ)という、現在の広島の礎になる城下町が築かれるようになる以前からの経過を有する神社である。
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原爆の爆心地から600メートル程度であるという。「その日」には、地下に保管していたモノを除き、建物等は悉く損なわれてしまったという。そして約10年を経て現在の建物等が建ったということだ。

城下町が築かれるようになる以前、辺りは海であって、船が行き交う際の目印になる岩礁が在ったという。それに白い紙を貼って判り易い目印にしたというのだが、それが転じて「白神(しろかみ)さん」ということになったようだ。城下町が築かれた後には神社が建ち、辺りの寺とも繋がるような、少し大きな神社になっていたようだ。

そういう古い経過を有し、「その日」も潜り抜けた社なのだが、本当に整備されたかなり幅が広い通や大きなビルの視える辺りの、この佇まいには何か心惹かれる感じが在った。明るくなった後に改めて訪ねてみようかとも思ったが果たせなかった。が、未だ静かながらも、地方最大の都市なりの交通量も在る街中で、古色蒼然というようにも視える小さな社から灯りや太鼓の音が洩れる、何やら名状し悪い「雰囲気」を味わうことになったのは好かった…
posted by Charlie at 05:15Comment(0)広島県

『大洋の彼方に旅立つ客船』…等:神戸三宮駅(阪神)(2021.12.21)

↓「一寸、好い感じだ…」と見入ってしまった。
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↑『大洋の彼方に旅立つ客船』という神戸をイメージした原画が在って、それをコンピュータグラフィックスでタイル調の質感に合うように加工、その上でカラー分解処理をして、壁画の大きさに合わせて拡大した上で5色の版を作って、印刷して焼付けたというようなことだという。55.8平方メートルの画であるという。

近鉄奈良駅で列車に乗込み、約1時間半で神戸三宮駅に到った…

↓神戸三宮駅に着くとこういう感じだ。乗って来た列車は折り返し運転ということになっていた…
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↓以前は漠然と「三宮駅」と呼んでいた。今でも「(「鉄道会社名」の)三宮駅」というようには言い慣わされているのだとは思うが。
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↓何時の頃からか、ここに在る「神戸三宮駅」というように、最も主要なターミナル駅には「都市名」を冠する例が増えたような気がする。(自身もそうだが)関西圏以外からやって来る人達には、都市名が入ったターミナル駅の呼称という方が判り易いとは思う。
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とりあえず改札を潜って、階段の辺りの壁画を眺めた後、「身体を伸ばし、少々歩こう…」と街へ出てみたのだった。
posted by Charlie at 04:33Comment(0)兵庫県