琵琶湖疎水…:三井寺駅周辺:大津(2021.12.25)

びわ湖浜大津駅を起点に、京阪の可愛らしい電車に乗って大津で動き回ってみた。

↓三井寺駅で下車して歩き始めるとこういう様子に出くわした…
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↑「川」としては「少し過ぎる程度な直線?」というようにも思うのだが、古めかしい石積みも交った閘門という様子に目を瞠った…

これは「琵琶湖疎水」というモノである。

この琵琶湖疎水は大津から三井寺辺りを通って京都の蹴上の辺りまで延びている人工の水路である。1885(明治18)年に着工し、約5年を経て竣工した第1疎水、更に1912(明治45)年に第2疎水が完成しているという。

琵琶湖疎水は飲料水や農業用水として利用されたに留まらず、水運の経路として、更に水力発電にも利用されたのだという。この琵琶湖疎水の水力発電の電力で、京都では日本初の路面電車が運行されたとも聞く。

↓三井寺を訪ねてみた後、三井寺駅へ引揚げる際に琵琶湖疎水の一部と見受けられる場所を改めてみた。京都側で視られる辺りと、また雰囲気が少し違うのが面白い…
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↑「時季」ということか?無図はやや少な目だ…

聞けば、琵琶湖疎水をボートで巡ってみるというツアーも存在するらしい…機会が在れば試してみたいものだ…

この琵琶湖疎水のような「近代の建設」というようなモノも、京都の周辺では存外に面白いかもしれないと思った…
posted by Charlie at 18:00Comment(0)滋賀県

音羽山清水寺…:京都(2021.12.27)

「フライト前に道草」というのとは別に「朝の散策」ということにして、未だ暗い間に宿から戸外に出て歩き廻った。

八坂の塔を望む辺り坂道と坂道とが交差している辺りを巡っていたが、やがて少しばかり明るい感じになって来た。

↓少し開けた感じの場所に行き当たり、何やら酷く大きく立派な門が在った…
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↑門の右側に「仁王門」という文字が読めるが、中央に扁額が在る。「何?」と思いながら流麗な書体を視ると…「清水寺」と読めた。

「清水寺!?」と些か驚いた。何か深く意図せずに辿り着いてしまった…本当に、辺りを歩き廻って偶然に出くわしたという具合だ。正式には「音羽山清水寺」(おんわさんきよみずでら)と称するそうだ。そう聞いて、敢えて記事の題名を「音羽山清水寺」とした。

「京都の寺」ということになると、平安京遷都以降の永い歩みの中で登場した寺が多い―「殆ど」とすべきか…―訳だが、この清水寺は「平安京遷都以前からの経過」も有しているのだという。

現在の清水寺の場所辺りで行叡(ぎょうえい)という伝説的な僧が778年頃に千手観音を祀っていたという故事が伝わり、それを清水寺の起源とすることではあるらしい。が、780年にかの坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)(758-811)が音羽山で観音に帰依するようになり、観音像を祀るために自邸を本堂として寄進したという故事も伝わる。その後、坂上田村麻呂は征夷大将軍となって、東国の蝦夷平定に携わる。無事に役目を果たすことが叶うよう、この寄進した本堂で観音像に祈願をしていた。任務を果たして後、798年に至り坂上田村麻呂は延鎮(えんちん)という僧と協力して本堂を改築し、観音の脇に毘沙門天と地蔵菩薩の像を祀る、現在にまで受け継がれる清水寺の原型が成立したという。

上述の故事により、清水寺では行叡を元祖、延鎮を開山、坂上田村麻呂を本願というように位置付けているのだそうだ。

810年に嵯峨天皇の勅許を得て清水寺は「公認された寺」ということになって活動を続ける。西暦1000年を過ぎたような頃に登場している『枕草子』や『源氏物語』に、清水の観音の縁日、または観音詣でという言及が見受けられるということで、その頃には既に「よく知られた存在」となっていたことが伺える。

清水寺も、古くからの経過を有する寺の例に漏れず、伽藍が「損なわれ、再建され…」ということが何度も繰り返されて来た経過が在る。現在の本堂は徳川家光(江戸幕府の第3代将軍)の寄進で1633年に再建が成ったというが、その前後の時代に建っている堂が境内には多いようだ。

↓少しばかり歩を進めると、池の水面に塔が映り込んでいる。
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↓少し高い辺りに華麗な伽藍が視えていた…
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この清水寺だが、建物の中のような有料拝観の場所は開けている時間帯に有料で入るようになっているようだが、少し広い境内を随時散策して差し支えないような具合だった。他所の人達が何やら散策をしたり、カメラを手に風景を撮っている、記念写真を撮っているという様子も存外に多く見受けられた。そこでこの清水寺に出くわしたのも良縁であると、少々動き回ってみたのだった…

↓所謂「清水の舞台」…本堂を見上げた…
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↓深夜から早朝に些か雪が交った様子が、少し離れて建物の屋根等を視ると窺えた…
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↓脇の階段を上がると「舞台」の高さが判り易い…遠くに<京都タワー>も視えていた…
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↓この「舞台」も見事に太い木を組み上げて造られている…
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↓椿だと思うが花が咲いていて、花に雪が被っていた…
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↓些かの雪が見受けられた。少し寒い朝ではあった…
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清水寺は、古くからよく知られる建物が豊かな自然の中に在るという、非常に人気が高い場所だ。この清水寺に関しては、高校生であった頃の修学旅行で立ち寄ったような記憶が在るのだが、それ以外には立ち寄った経過が在ったか否か思い出せない。そういう場所に「期せずして」というようなことで辿り着いた。それも「京都を離れ…」という予定の朝に「何となく散策…」という状況下でのことなのだ。何やら妙に興味深い…

平安京遷都以前からの経過…或いは平安時代に知られる存在になっていた時期以降だけを数えても千年を超える経過の清水寺である。そういう場所に「偶然出くわした」という感じが、何か酷く嬉しかった…
posted by Charlie at 18:00Comment(0)京都府

「吹く」と謂われるような感じが延々と…(2022.01.12)

朝の時点で既に「冬の天候が悪い感じ…」が少々続いていたような感ではあった。そういう状態が「しつこいぞ!!!」という感じで延々と続いた。こういうのも余り記憶に無い…

↓何処かの時点で扉を開閉する、人が出入りするという場面は在ったのかもしれないが、そういう様子が想像し悪い扉が近所に見受けられた…
12-01-2022 afternoon (1)

日が暮れて少し暗くなってしまう少し前に「何か食糧でも仕入れられると幸い…」と戸外に出てみたが、結局は何処も「休業も止む無し…」という判断をせざるを得ないという、少し記憶に無い程度に悪い状態の天候だった…

↓速やかに拙宅に引揚げようとしたが、一頻り辺りを歩き廻った…
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↓何やら「風雪の造形…」というような、名状し悪い雰囲気が醸し出されていて、何気なく眺めて驚くような様相の景色が見受けられた…
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↓降雪が弱まっても風が強めな状態が続き、何やら「吹く」という感じが延々と終わらない…
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↓方々で吹溜りとも降雪とも原因が特定し悪い「深い雪」というのが見受けられ、何やら交通が混乱していたが…近所ではとりあえず「出掛けるに出掛けられず…」という風な住宅で「雪に閉ざされてしまって…」というような様相を呈していた…
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↓少し多目な雪が降り積もったという感でもあるが、それ以上に「吹き付けた…」という様相でもある…
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何やら「酷い感じ…」と暫く記憶に残りそうな様相を呈していた…

地元で「吹く」と謂われるような感じ…(2022.01.12)

何やら「荒天への注意喚起」ということが為されている。実際、注意喚起が為されている中では、変わった予定を入れずに淡々と過ごす他無いのだと思うが…

↓起き出した早朝に戸外の様子を伺った…
12-01-2022 early morning (1)
↑氷点下1℃と0℃との間で揺れるような気温帯で、少しだけ湿ったような降雪が続いていた。

↓降雪が風で何やら「不規則な感じ?」ということになり、同時に積もった雪が舞い上がり、飛ばされて“吹溜り”が生じてしまう。
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沿岸部で風が強めな傾向である当地では、雪が風の影響を受け易いので、何となく雪の日は「降る」というより「吹く」という表現が用いられる傾向が強いかもしれない。

↓拙宅の直ぐ傍、建物の扉も雪が吹き付けている感じが判り易い…
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やや長い「夜の残滓…」というような暗めな時間が何時の間にか過ぎた…

↓雪が降る…または「吹く」という感じになっている場合、暗い時間帯の方が、照明と暗い部分がクッキリと分かれて、何となく「視易い」かもしれないと時々思う…
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様子を伺う限り、強弱様々な風が断続する中で降雪も続いている。際立って降雪が強くなった感じもしないが、同時に弱くなったというようにも思い悪い。そして中途半端に湿って、中途半端に軽い雪は風に舞い続けている。

↓2時間経ったか如何かというような状態で、雪が吹き付けて様子が変わった扉だ…
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今般、何となく様子を伺う限り「冬季の天候が好くない時はこういう感じ…」というようにも思える。が、「或る瞬間」を捉えて驚くというような感じでもなく、「降雪と風の断続」が「やや長々と続く」という感じで、これが好くないという意味で「荒天への注意喚起」という訳だ。稚内も市域が広く、方々で各々の状態が見受けられる。今日は「とりあえず注意…」という様子だ。

名付けて『ウチのペペロンチーノ』…(2022.01.11)

御近所のかなりな頻度で立寄る御店で夕食を愉しんだ…

↓少し前から供し始めたこのパスタ…酷く気に入った!
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↑名付けて『ウチのペペロンチーノ』という…ガーリックと唐辛子がよく効いている。厨房で用意をしている時、陣取った席の辺りにそのガーリックや唐辛子に加熱されている時の芳香が伝わって来る場合も在る…

↓こういうモノ…身体も温まって、なかなかに好い…
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こんなモノを気楽に愉しむ日常が酷く有難い…

“たちカマ”…(2022.01.10)

「鱈の白子」を“たち”と呼んでいて美味しく頂くということは、このブログで何度か話題にした。

“たち”をこういう具合に加工するというモノも在る…
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↑これを“たちカマ”と呼ぶ…

“たちカマ”?“たち”を磨り潰して、蒲鉾にする。「“たち”の蒲鉾」なので“たちカマ”だ。

↓「磨り潰して固めた蒲鉾」ということは?一定の大きさの“たちカマ”を用意するのに、同じような大きさの普通の“たち”を複数個使わざるを得ないということでもある。
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↑さり気ない外観だが、密かに「なかなかの贅沢」ということでもあるモノだ…

モノはバターで焼いて塩を振ってというように頂く。蒲鉾の一種なので色々な食べ方が出来ようが、「なかなかの贅沢」と素材由来の味をシンプルな方法で愉しむのが好いのかもしれない。

スープカレー…(2022.01.10)

↓休日、平日を問わずランチタイムに頂く場合が多いモノ…
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↑スープカレーである。

↓自身では「スープを頂く」という要領で頂き、ライスを随時頂くという感じで愉しむ…
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↑何種類かの出汁が合わさったような、様々なスパイスが効いた、肉類や野菜類が色々と入ったスープは、或る種の“薬膳”のようで、頻繁に頂いていて調子が好い感じなので酷く気に入っている。

こういう「平素から…」というような代物が酷く好い…

夕刻…:<東華菜館>の建物…:京都(2021.12.25)

未だ午前中だった頃の感じとはかなり違うように見えた…
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↑灯りに仄かに浮かび上がる建物が川面にも仄かに映り込むかのような感だ…

↓何となく足を停め、様子を見入ってカメラを向けたのだが…歩を進めようと向き直れば、何人かカメラを提げた人達が、自身が視ていた様子を撮っている様子が伺えた…
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夕刻に視る光景の感じも好いのだが…何か「朝早くから動き回る…」が常態化していた中、夕刻は相対的に動いていなかったと、旅の最中に在った時間を振り返っていた…
posted by Charlie at 01:04Comment(0)京都府

<東華菜館>の建物…:京都(2021.12.25)

地下に設えられた阪急の京都河原町駅に着いて、地上に上る。そこから川の側、橋が架かっている辺りへ向けて歩を進めてみる…

↓右側の建物が酷く目立つ…
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↓何度も視ているのだが、辺りを通る都度に眼が向く建物だ…
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↑かのヴォーリスが手掛けた建築である。

建物は大正末年に登場し、西洋料理店であったが後に中華料理店となった。1945年以降は<東華菜館>として営業しているのだという。

↓実に美しい建物だ…
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こういう建物がさり気なく在る街並み…好いと思う…
posted by Charlie at 00:55Comment(0)京都府