つみれ…各種串焼き…等(2022.04.22)

夕刻、何やら空腹も禁じ得ない感で「極軽く…」と何時もの御近所の御店に足を運んでみた。

↓つみれ…こういうモノは、何時までも寒いような感じの中、非常に好い。
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↓ベーコンの串焼き…
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↓名付けて「ジェットホルモン」ことホルモン串焼き…
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↓トンハツ…
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↓出回り始めたホタテを串焼きに…これが素晴らしい!
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↓各種串焼きを摘まんだ後、この玉子めしの誘惑に屈してしまった…
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↓そして枝豆を摘まんでゆったりと…
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↓「何時までも寒い!?」というような時季であるからこそ、こういう「御近所の何時もの御店」というような場所での夕べの一時が一層心地好いのかもしれない。
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塩五目ラーメン…(2022.04.22)

↓時には昼食にラーメンというのも悪くはないのかもしれない…
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↓「塩五目ラーメン」と称する。サッパリした塩味スープで、様々な具材がたっぷりと入っている。
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↓「何時までも寒いぞ!」というような中、「身体が凄く温まる具材が豊富なスープ」という感覚で愉しんだ。
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時にはこういうのも好い。

朝の道草…(2022.04.22)

「やや早目?」に行動を開始することに何らの問題も無い。“早起き傾向”なのだから。

↓そしてこういうような場所に道草をするのが、今月に入ってからの“定番”と化した。
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↓「期間限定」を謳う「帰ってきたチキンタツタ」を頂いた。
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↓「ウルトラマン」のシリーズと連携しているようだ。
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↑『帰ってきたウルトラマン』を意識している。

↓「帰ってきたぞ♪帰ってきたぞ♪ウールトラマーン♪」というのがテレビシリーズ『帰ってきたウルトラマン』の主題歌だった。その「帰ってきたぞ!」が箱を開けると覗く仕掛けだ。
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↑<チキンタツタ>というのは、時々「期間限定」を謳って何度も繰り返し販売されていたと記憶する。そういうことなので「暫く振りに“帰ってきた”」という訳なのであろう。

↓少し味を付けて衣を塗して揚げたチキンが、野菜とソースを添えた感じでパンに挟められる。これは頂いたことも在ったが、なかなかに美味い。
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こういうような朝食を頂くことが、何となく慣例化している…

読書…(2022.04.21)

↓図書館で眼に留めて、拝借した一冊…
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↑興味深い一冊に出遭うこととなった。

一見して「写真集?」と思った。その割には、小説か何かの単行本風な体裁とも思ったが。

「中西敏貴」という本の著者名に見覚えが在った。美瑛在住の写真家で、ネット上で作品を拝見したことは在る。美瑛に住んでいるので、時季や時間帯等は随意に決めて風景等を撮ることが叶う訳であるので「こういう様子に見えるのか!?」という独特な画が多い写真家であると思う。

本書にはこの中西敏貴の作品も載っているが、それは主要な内容でもない。(写真が主要なのは写真集だ…)本書はエッセイである。

本書には、「写真家 中西敏貴」と名乗るに至る途というような来し方を振り返りながら、自作の解題が在り、これからの活動への抱負のような行く末も語られる。写真で何かを表現しようとする著者という人間が間近にやって来るというような一冊だ。

この方は「写真家になりたい」と思いながら、大学卒業後に地元である大阪府内の市役所に勤務を続けていた。美瑛に通って写真を撮り続けていたというが、「何時か住んで…」と実際に住むより5年も前に美瑛に住宅まで求めてしまったのだという。そして41歳にして退職し、「プロ宣言」で活動を始めて現在に至っているのだという。

こういう経過自体、何やらテレビドラマや小説の主人公がやってしまいそうなことだと思ってしまった。そして多分、著者は「プロ宣言」で現在に至るまでの活動に入って10年になることを契機に、「自身の言葉で綴る来し方行く末」を「本という形」に留めたかったのだろうとも思った。

著者は「写真を撮る=画を創る」ということに関して「求道者」であるように感じられた。来し方が綴られる中、更に頁が進んでの自作解題という中で強く伝わった。そういう辺りが題名の「写真で生きていく」ということなのであろう。

そして題名には「移住者のまなざし」とも在る。この表現には、美瑛に魅せられて長く通って写真を撮り、ここに住むと決めて、実際に住んでいる“移住者”としての経験や考えて来たこと、そして行く末の部分の「想い」ということが滲むと思う。

「美瑛“で”撮るが、美瑛“を”撮るのでもなく」という趣旨の言が在った。こういう考え方が、少し独特な感じがする画を送り出す原動力なのだと思う。

色々と「話して伝える」という経験を重ねられて来たと見受けられる著者のエッセイで、なかなかに愉しく読んで、少し夢中になった。素早く読了に至った。そして、また別なエッセイの本でも登場すれば手にしてみたいとも思った。

実は自身も写真を撮るのは好きだ。純粋に趣味で、自身の人生を豊かに、潤い多いモノにしてくれると思うから撮ってみているということになる。

美瑛に関しても、所謂「“前田真三”的な画」を介して知り、幾つかの切っ掛けも在って実際に訪ね、何となく気に入って何度も訪ねている。「旭川の少し先」という感の美瑛は訪ね易い場所でも在る。その美瑛に移り住んだ著者の目線で綴られた色々な事柄が興味深い。或いは?「移り住もう」という人達を一定程度迎え入れているという事そのものが、魅力在る地域であることを物語っているのかもしれないとも思った。

著者は大阪府から北海道へ移ったそうだが、自身は?この著者と逆に北海道から関西へでも移ってみるか?というような、全く余計なことも思い付かないでもなかった。何をするかという程のことは何も考えていないが。

何れにしても「語る言葉を持った創作者」が綴ったモノは興味深い。偶々という形で、好い一冊に出くわした。広く御薦めしたい。

だから、写真で生きていく 辺境の地 移住者のまなざし