進捗…=運行日誌(2022.05.12)

強めな眠気に抗えずに深く眠り、変な時間帯に起き出し、更に眠ってみようとして寝付き悪い状況に陥る。そういう個人的には「よく在る?」という状況の典型の中に在る。「特定行動」と号して時間を設けて随意に過ごしている期間なので、全く問題は無い。更に言えば、平素の活動に支障が生じない範囲であれば、「よく在る?」という状況で暮らしても問題が生じるのでもないと思っている。

雨交りな状況が続いていた前日を振り返る…

大変に有難いことに、取組んでいる事案は事前に想像していた以上に順当に進んでいると言って差し支えないと思う。「徒手空拳」という状態であった友人が、必要と見受けられる支援を受けられるように「縁」を結ぼうと動いていた。既に「縁」に「導かれる」というような感で、友人は生き生きと活動を始めることが叶った。そういう様子を見守り、その前後に、余計と言えば余計ながら、「雨ニモ負ケズ…」と辺りを散策して体力を多少は使った。

余計と言えば余計ながらも体力を使ったことと、事案の進展に安堵したということが相俟って、何やら早めな時間帯に抗い悪い強めな眠気に包まれ、酷く深く眠った。そして変な時間帯に起き出して、更に眠ろうとして眠り悪い状況に陥っている。

四条烏丸から、東本願寺に道草しながら、また所謂“100円ショップ”で捨てても惜しくないライターオイルを入手し、京都駅の南側に至った。同行者の道案内を務めて今出川駅に向かった。

今出川駅近くの場所に同行者を送り届け、生き生きと活動を開始したことに安堵しながら、自身は「待ち時間」を過ごした。「雨ニモ負ケズ…」とフラフラと歩き始めた。

訪ねた場所で「霊魂が渦巻くとされる一条通」というようなことに話題が及んだ。夜、少し遅くなってオフィスで静かに残業をしていると、「蠢く霊魂の所業?」というような「不自然?」という物音を聞くこともないではないということだった。そんな話しから「一条戻橋」のことを思い出し、その辺りに在る清明神社に寄ってみた。

清明神社から歩を進め…北野天満宮にまで至ってしまい、大将軍八神社にも寄道し、少し迷いながら「待ち時間」を段落したが、弱めでも続く雨に触れて随分と濡れたのだった。

そんな状態で京都駅まで同行者を送り、そこから引揚げた。引揚げた後は「バタン…」に近い様子だった…

そういう前日を振り返る朝も何やら薄暗く、また雨が交るかもしれない。前日は「チェルニャーシカ」と呼び習わされるボーダー柄の長袖Tシャツで過ごしたが、濡れる場合の耐性を慮り、半袖Tシャツの上にデニムジャケットを引っ掛ける程度が好いのかもしれない。

<真宗本廟>(東本願寺)…(2022.05.12)

多少の雨が交った日とはなったのだが、「雨ニモ負ケズ…」と街を歩いた…

四条烏丸から烏丸通に歩を進め、JR京都駅を目指す。南下することになる。

JR京都駅の少し北に「酷く大掛かりな…」という感じの寺が在る…
12-05-2022 XPro2 (3)

↓所謂「東本願寺」だ…
12-05-2022 XPro2 (5)
↑見えている建物が御影堂だ…真宗の寺で親鸞聖人を祀る場である。

記憶を辿ると、随分と以前に立寄っている場所だが、長く御無沙汰しているような気がして、一寸立寄ってみた。

↓境内への「正面入口」に相当するのは御影堂門だ。
12-05-2022 XPro2 (21)
↑<真宗本廟>と額が掲げられている。これがここの正しい名称だ。所謂<西本願寺>と区別するため、一般に「東本願寺」と呼ばれる。実際、所謂<西本願寺>に対して、少し東寄りに在る。

↓幅が21m、奥行きが13m、高さが27mという御影堂門は、木造建築による寺の山門としては世界最大級であるそうだ。
12-05-2022 XPro2 (23)
↑1907(明治40)年に起工し、1911(明治44)年に落成している。

東本願寺は明治時代に火災で建物が損なわれ、再建が図られた。その建物が今日に伝わっているということになる。

↓境内に入り込めば、御影堂の巨大さに驚く…
12-05-2022 XPro2 (8)

↓隣の阿弥陀堂も大きい…
12-05-2022 XPro2 (14)

↓「何やら凄い建物だ…」と思いながら辺りを歩き廻っていた…
12-05-2022 XPro2 (10)

↓手水鉢の竜が酷く立派だ…
12-05-2022 XPro2 (7)
↑向こう側に京都タワーが一寸視える…

↓境内の案内図も在るが、判り易い…
12-05-2022 XPro2 (6)

↓少し大きなイチョウの木も在る…
12-05-2022 XPro2 (16)

「JR京都駅に程近い」という辺りに、なかなかに壮麗な寺が在るということになる。存外に好いと思った。
posted by Charlie at 02:12Comment(0)京都府

「四条烏丸」…(2022.05.12)

札幌では、例えば「北1条西1丁目」というような具合に、東西に延びる通(条)と南北に延びる通(丁目)を出して辺りを特定する。

ユジノサハリンスクでは「サハリンスカヤとレーニンとの交差点」というような具合に、2つの通の名を挙げて「交差点」とすることで辺りを特定する。

札幌やユジノサハリンスクは「“碁盤の目”に道路を設えた」という街で、相対的に新しい。意識しているのは「“碁盤の目”に道路を設えた」という街の「大先輩」たる京都かもしれない。

↓京都ではこういうような標識を時々視る。
12-05-2022 XPro2 (1)
↑東西に延びる四条通と、南北に延びる烏丸通が交差している辺りであることを示している。

京都の街中では、こういうような「2つの通の名を組合わせた呼称」で辺りを特定している。「四条烏丸」というような呼び方がポピュラーだ。

ほんの少し馴染むと、「JR京都駅の正面辺りが烏丸通で、一寸西に堀川通、そのまた西に大宮通…」という程度の位置関係が何となく判るようにもなる。

札幌やユジノサハリンスクは「“碁盤の目”に道路を設えた」という経過が相対的に新しく、スッキリしているが、今日とはその限りでもない一面も在る。何やら、古い“碁盤の目”の上に新たな“碁盤の目”を重ねている部分が在る、或いは道路拡張が為された箇所と為されていない箇所とが歪な繋がり方をしているというような例も多々見受けられる感だ。

↓「四条烏丸」に関しては、双方共に大きい感じの道路で、何となく判り易い。
12-05-2022 XPro2 (2)

今般は、何となく四条通と縁が深まった感もする。京都に着いて程無く「四条河原町」の宿に陣取り、その後は「四条烏丸」の宿に陣取ったのだった。
posted by Charlie at 19:54Comment(0)京都府

<長命泉>…:成田(2022.05.08)

比較的近年に成田空港を利用という経過、京成成田駅で列車を下りたという経過、JR成田駅で列車に乗降したという経過が在ったことには思い当たる。

その他方、「空港や駅から踏み出して成田市内を多少でも歩き廻った」というようなことに思い当たらない。一寸歩き廻ったというのが「かなり遠い記憶…」の中に無いのでもないが、「過ぎる程に旧い」という話しに終始している。

そこで京成成田駅、JR成田駅の周辺に限られた時間ながらも寄り道し、少しだけ歩いた…

↓成田は「新勝寺の門前町」という性質も帯びていて、京成成田駅、JR成田駅の周辺で直ぐに「参道」に行き当たる。
08-05-2022 XPro2 (79)
↑コンビニのやや大きな看板は、街で見掛ける鮮やかな色彩ではなく、通りに面した箇所で渋い茶系単色でロゴを描いている。

↓何か「老舗の風格」というような感の建物を眼に留めた…
08-05-2022 XPro2 (80)

↓成田の老舗酒蔵である<長命泉>がここで酒を売っていて、御店の男性が店頭で「量り売り」をやっていた。
08-05-2022 XPro2 (81)

↓「直ぐに呑む」というための、カップに注いだ樽酒…好さそうなので求めてみた。
08-05-2022 XPro2 (82)
↑芳醇な、「伝統的な清酒」というような味わいで、好みに合うモノだった。

「厄除祈願」とカップに在るが、清酒を啜って、災厄を振り払って前進したいという気分で頂いたのだった。

<長命泉>…少し強く記憶に残った…
posted by Charlie at 08:59Comment(0)千葉県

展開…=運行日誌(2022.05.11)

曇天の朝を迎えている。

前日は少し通り雨のようなモノが交った後、天候が好転して少し暑いような気さえした。そして事案の続きに勤しんだ。

「強い眠気の中を起きて居る」のは「辛い」のでもなく「出来ない…」と思う。中途半端な時間帯に眼が開いてしまった時、再度眠るのは「出来ない…」という場合も在るが「辛い」という程でもない。そのうちに「再度の眠気」に包まれて眠ることも在るというものだ、

そういうような過程を経て、この曇天の早朝を迎えた。

「一歩毎が人生の一瞬であり、何時でも前進を続ける。陽光と自身の幸福との出逢いへ向けて」
Каждый шаг мгновение жизни и путь вперёд идёт всегда.На встречу солнцу и счастью своему.

↑今般の同行者が、盛んに歩き廻りながら、というよりも「事案の合間に何やら歩いてしまう…」という状況に関して漏らした感想だ。これが酷く気に入った。

「陽光」には様々な含意が在ると思う。好天の日に陽射しを受けて、心地好い路を往くという感が在るかもしれない。照らし出されるように好運に出くわすということを「光」とするかもしれない。後段の「自身の幸福」と関連して、「自身が光り輝くような何か」ということを「光」とするかもしれない。

こういうような、誰かが思い付いたフレーズの「解釈論」のような話しは「野暮…」なことかもしれない。それでも、「面影を追って長い途を往く」という気分で動き始め、「徒手空拳」という状態であった友人が、必要と見受けられる支援を受けられるように「縁」を結ぼうと動いて、その関係先に友人を送り届けて事案に取り組んでいる中、フレーズに在った「陽光」という言葉に意識が向いたのだ。

歩き廻る中、歩を進める毎に「善き出逢い」を求め、そこから導かれる僥倖に感謝の意を持ち、自身が輝いて幸福を見出せるように「前進」を続けてみたい、またそうすべく動き回っているのだと考えたいという、フレーズを口にした本人の「強い意志」のようなモノが感じられたのだ。そして「強い意志」は「運」を「引き寄せる?」というような面も在るのかもしれない。

実はその「強い意志」は「運」を「引き寄せる?」ということも少し感じられる程度に、事案は順当に動いていると思う。「個別具体的な事情」により「物言い」めいた話しが全く無いのでもないかもしれない。が、それはそれだ。一つずつ、慌てずに「時間が解決」を待ち、他方で「出来ること」は「可能な範囲」でドンドンと進めれば好いのだ。

前日は今出川駅に近い場所を訪ねて少し時間が係る用事を済ませた。後から、また翌日の状況に繋がる動きが在り、事案の一部は非常に好い方向に進んでいる。結果的に、少し思い切って時間を設けて、事案に取り組んだことが善かったように思う。

今出川駅周辺から何となく南下を始めた。そして三条に至って<新風館>内のホテルに設えられたカフェに立寄り、六角堂を眺めて散策を続けて、四条河原町辺りまで歩いてしまった。「往きは地下鉄にも乗った。還りは歩いた。還りの方が速くない?」とは同行者の感想だ。が、復路の方が何倍も時間は要している。好転した天候の下、何か心地好く街を歩くことが出来、「あれ?見覚えが在る辺り?」と、宿から地下鉄駅へ進んだ時の通に至ってしまったという訳だ。

同行者は当面滞在することとなる場所へ無事に送り届けた。自身も「帰国」で空港に向かうまでに滞在する新たな宿に移った。

多くの方に御支援、御協力、御厚情を賜りながら事案が展開している訳だ。本当に「在る」状況に常に感謝すべきなのであろう。

事案に取り組みながらも、「時代毎に新しかったモノ」を永きに渡って折重ねて現在に至っている、様々な面白いモノが溢れる街に親しむ日々である。未だそれが続く。

長い通路…:今出川駅:京都市営地下鉄烏丸線(2022.05.11)

地下鉄の駅は、大概は幾つかの出入口が在る。列車で地下の駅に着けば、「目指す場所に近いのは?」と出口を択び、そこへ向かって通路を進み、地上に出ることになる。

「訪ねるべき場所」が今出川駅に近いという場所であった。間違いなく円滑に訪ねたかったので、何度もネットで地図や駅構内案内を事前に確認しておいて、それを念頭に地下に在る今出川駅に列車で到着した。

↓目指す出口の番号や「↑」が掲出されているので、それに従って進もうとするが、何やら長い通路で、少し面白い眺めであると思った。
11-05-2022 XPro2 (1)

↓何か「果てしなく続く?」と思わせる雰囲気も漂う…
11-05-2022 XPro2 (2)

↓歩を進めたが、些かのカーブも在って、未だ続きそうだ…
11-05-2022 XPro2 (3)

↓こういう場所は“縦位置”にすると、一層奥行きが深く見えるかもしれない…
11-05-2022 XPro2 (4)

些かのカーブを曲がると、出口は然程遠くはなかった。が、何か「面白い眺め…」と思ったので提げていたカメラを使った…
posted by Charlie at 03:34Comment(0)京都府

ホットケーキと珈琲と…:<スマート珈琲店>(2022.05.10)

「次に○○を訪ねる機会が在れば?」という程度のことを、肝腎の「○○を訪ねる」という予定が「全く無い!」にも拘わらずに思い描く場合が在る。京都に関してもそういうことが多く在る。

「次に京都を訪ねる機会が在れば?」ということであれば、「老舗喫茶店で“朝食”を摂る」というようなことである。

今般、そういう機会を設けることが叶った!

↓滞在した四条河原町の宿から寺町通を少し北上すると、老舗喫茶店の一つであるこの店に至る…
10-05-2022 XPro2 (11)

↓朝は1階席のみを開けている。陣取った辺りからの眺めだ。
10-05-2022 XPro2 (4)
↑出入口付近に焙煎機が在って珈琲豆の焙煎をしていた。珈琲の方向が立ち込めて心地好かった。

↓その出入口付近の焙煎機で焙煎した豆を使った珈琲が、1932年という創業から日が浅い頃からのデザインであるというロゴが入った美しいカップに満たされて供される。
10-05-2022 XPro2 (6)

↓そして「伝統!」のホットケーキである。
10-05-2022 XPro2 (7)
↑何やら、嘗ては京都に出入りする著名人が好んでこれを頂いていたという挿話も色々と在るらしい…

↓「美味い珈琲から始まる朝」というのは素敵だ…
10-05-2022 XPro2 (5)
posted by Charlie at 00:57Comment(0)京都府

<産寧坂>:坂を下りながら…(2022.05.09)

「街の坂道の風景」というモノは興趣が深いと思う。地形が複雑な景観を作り出し、同じ場所が違って見えるというような様子が発生し、時間帯毎の見え方の違いが際立つと考えている。余計な事ながら、坂道が多く在る街では、進行方向の違いで「街並みの見え方」が違って、何やら「迷い易い?」という気がしないでもない。

<産寧坂>は「京都」とでも聞けば思い浮かぶような風景が観られるのかもしれない場所だ。京都は「(存外に段差は多いかもしれないものの)概ね平坦な感じ」のような気もするので、あの「坂道の街並み」というのは、「或いは特殊?」ということになってしまうかもしれないのだが。

以前に「下から上がり、時々下を振り返る」という形で<産寧坂>を歩いている。今般、清水寺に立寄った後に、「坂を下り、時々上を振り返る」という形、以前と“逆”に<産寧坂>を歩いてみた。

↓坂の上から視えている木は枝垂桜であったと記憶する。青々と葉が茂っている。
09-05-2022 X100F (31)
↑自身は“寒冷地仕様”と嘯く程度なので然程気にならなかったが、人によっては「肌寒い…」と感じるかもしれない様子ではあった。それでも木の葉の様子に「時季」を感じた。

↓未だ午前6時台で静かだ…この辺りは静かな早朝の散策が好いのかもしれない。
09-05-2022 X100F (32)

↓唐辛子等、伝統的な調味料を扱う店のようだ。何か味わいが在る外観のように思った…
09-05-2022 X100F (33)

↓舗装というのか、石畳というのか、現代的に路は設えられているように見えるが、何処となく「時代劇映画の大規模なセット」というような気さえしてしまう。
09-05-2022 X100F (35)

↓「下り」の場合は「進む先」に五重塔が視える…
09-05-2022 X100F (37)

↓やや雲が多い感じだった…
09-05-2022 X100F (36)

↓歩を進める都度に見え方が変わるような感じで面白かった…
09-05-2022 X100F (39)

↓塔の下あたりに差し掛かって見上げた…
09-05-2022 X100F (40)

↓そして下から振り返って上を眺めた…
09-05-2022 X100F (41)

「下から上がり、時々下を振り返る」という形であれ、今般のように「上から下がって、時々上を振り返る」という形であれ、辺りの景色はなかなかに好い。
posted by Charlie at 00:07Comment(0)京都府

<鶏ドロラーメン>:ラーメンを「探した」という件…(2022.05.10)

一日の用事を足して宿へ引揚げようかという段になって、同行者が言った。「ラーメンを食べませんか?」とである。

「その辺にラーメン店が在れば、一寸寄るか…」ということになった。

歩きながら「ラーメン」という看板類が眼に留まると近付いた。が、如何したものか「営業していない?」という状況ばかりだった。午後5時前後だった。

「ラーメン」という看板類を眼に留め、「営業していない?」という状況が何度繰り返されたか判らなくなった頃である。

↓営業中のラーメン店に漸く行き当たった。午後5時20分近くになっていた。
10-05-2022 XPro2 (31)

暖簾を潜ってみれば席に案内されたのだったが…「5時半にラストオーダーで6時閉店」ということだった。「構いませんか?」という話しなので「構わない」と応じた。

↓色々と在るメニューを拝見し…
10-05-2022 XPro2 (32)

↓<鶏ドロラーメン>というモノを択んだ…
10-05-2022 XPro2 (34)

「ドロ」と言うが、肉類の油が濃い感じの「ドロっとした」とでも形容したいスープにストレートな麺と具材とが絡むような感のモノだった。同行者は「何時か頂いたロシアのスープにこういうのが在ったような?好い感じ…」としていた。なるほど、何処かの国のスープにこういう感じが在るかもしれない。

それにしても、「ラーメンを食べませんか?」で「ではその辺で…」と歩き始めて、何やら「探し回る…」という感になってしまうとは思ってもいなかった。

↓何処となく「不思議?」な感じもする出来事の故に、何か「想い出の味」というようになった一杯だった…
10-05-2022 XPro2 (35)
posted by Charlie at 23:06Comment(0)京都府

六角堂=頂法寺:京都(2022.05.11)

少し以前に訪ねた経過が在ったとしても、改めて訪ねると「別な見え方」というモノに出くわす場合が在る。

↓こういうような様子!見たかったのだ…
11-05-2022 X100F

少し以前に訪ねた経過の中では「鳥瞰」という場所を見出さず、とりあえず眺めて御朱印を頂いて場を離れた。その「鳥瞰」の機会を伺っていた。

この六角堂と通とを遮る壁のように商業ビルが建っているのだが、その上階に窓から見下ろすことが出来るような感じの箇所が見受けられる。そこに入り込んでこの建物を見下ろした。「六角」の屋根の形が凄くよく判る…

少し以前に訪ねた経過を「それはそれ…」として、思い出して、近くを通った際に再訪するというのはなかなかに好いのかもしれない。
posted by Charlie at 20:14Comment(0)京都府

音羽山清水寺…:京都(2022.05.09)

早朝の京都駅に到着した。「少し歩き廻ろう…」とロッカーに荷物を預けて出発した。

↓JRの列車で東福寺駅へ出て、乗換えて京阪の列車で清水五条駅に到った。そして歩いて辿り着いたのは清水寺への入口である。
09-05-2022 X100F (10)

↓清水寺の境内に何となく入り込めば、池に鴨が居た…
09-05-2022 X100F (11)

↓この塔のような、少し高い場所に在る構造物を眺めるなどしながら歩き廻った…
09-05-2022 X100F (13)

↓“舞台”の側を仰ぎ見た…
09-05-2022 X100F (15)

↓「寺の境内」というより「緑が美しい公園」というような趣が在るというようにも思った。
09-05-2022 X100F (16)

↓“舞台”の脇にはこういう階段が設えられている…
09-05-2022 X100F (18)

↓これが“舞台”だ…
09-05-2022 X100F (27)

↓“舞台”の辺りにはこういう回廊が設えられている。
09-05-2022 X100F (22)

↓街が視える…「京都タワー」が視えていて判り易いが、概ね京都駅の方角が視え易い感だ…
09-05-2022 X100F (25)

↓“舞台”の脇に在る階段を見下ろしてみた…
09-05-2022 X100F (26)

↓そして門が在る辺りへ…
09-05-2022 X100F (29)

以前は、偶々門に出くわして清水寺の境内を歩いた。それも些かの雪が交ったという日だった。今般は逆の順番で、緑が眩しい時季だった。

>>2021年12月27日の様子から…

↓「早朝の散策」というようなことには好適な場所かもしれない…
09-05-2022 X100F (30)
posted by Charlie at 08:07Comment(0)京都府

築地本願寺…(2022.05.08)

「起き出したので散策」というような発想や行動の様式は、出先に在っても変わるものでもない。

始発の地下鉄で蔵前駅から勝どき駅へ向かい、勝鬨橋を渡って築地に至った。

↓親鸞聖人の像が据えられている場所に至った。
08-05-2022 in early morning. XPro2 (28)
↑各地を遍歴した経過が在る訳で、旅の姿という様子を思わせた。

↓本堂が視える。大きい!
08-05-2022 in early morning. XPro2 (29)

↓何とも名状し難い独特な外観に見入ってしまう…
08-05-2022 in early morning. XPro2 (31)

本願寺は1617年に創建されたというが、1657年の<明暦の大火>で焼失してしまう。そして与えられたのが現在地で「築地」という地名の由来でもある沿岸部の埋立―「土地を築く」ということだ…―が進められて堂宇も築かれた。

その江戸時代から受継がれた建物等は1923年の関東大震災で焼失した。そこで再建を図り、1934年に現在の本堂が竣工して現在に至っているそうだ。

↓アジア各地の建築、仏教伝来の道筋の国々の建築というようなことを顧みながら工夫された建物がこの本堂だ。
08-05-2022 in early morning. XPro2 (32)
↑何か不思議な魅力が溢れている建物であると思った。

自身は専門家でも研究家でもないが、浄土真宗の寺院では本堂がやや大きい場合が多い気がする。恐らく、多くの人達が集まる場面が多い傾向が在るのであろう。

↓建物外観は常時観られるようになっている。
08-05-2022 in early morning. XPro2 (34)

↓こういう看板も眼に留まった…
08-05-2022 in early morning. XPro2 (33)

↓朝の光に独特な形状の本堂が浮かぶ様は見事だった。再訪してみたいと思わせるものが在った。東京に無縁であった訳でもないのだが、初めてこの建物を眺めたのだった…
08-05-2022 in early morning. XPro2 (35)
posted by Charlie at 06:15Comment(0)東京都

京都市本庁舎…(2022.05.10)

京都の地下鉄に<京都市役所前>という駅が在る。

↓地上に出るエスカレータの一つを下りるとこういう様子が視えた…
10-05-2022 XPro2 (23)
↑典雅な少し旧い建物だ…

↓現在でも市の本庁舎として普通に利用されている建物で、この辺りに地下鉄駅を設ける際に<京都市役所前>ということになった訳だ。
10-05-2022 XPro2 (24)

↓1927(昭和2)年に現在は「東館」と呼ぶ部分、1931(昭和6)年に現在は「西館」と呼ぶ部分が各々竣工して現在の姿になったということだ。
10-05-2022 XPro2 (25)

↓「何やら凄い建物だ…」と眺め入りながら通り過ぎた…
10-05-2022 XPro2 (27)

永い歴史を誇る京都という街は「時代毎の新しい何か」を創ることを繰り返してきたという場所だ。故に「昭和の初め」というような時期に、当時の最新の技術を駆使して意匠を凝らした市庁舎が建てられたという訳である。

訪ねた先でこういうモノを見出すのは愉しい!
posted by Charlie at 05:11Comment(0)京都府

<京都第2地方合同庁舎>の前…(2022.05.10)

平安神宮から然程遠くない辺りの街角を歩いていた。然程背が高いでもないビルと、古くからの商店や民家が交じり合っているような、「京都市内の方々に在るような…」という様子だ。

↓不意にこういう看板に出くわして少しだけ驚いた。
10-05-2022 XPro2 (15)
↑実にさり気なく国の機関の名前が並ぶ看板なのだ…ここは<京都第2地方合同庁舎>で、幾つかの国の機関が京都市内で業務を行うオフィスが入っているのだ。

「国の出先の庁舎」と聞くと、何かもっと大袈裟な感じだと思っている―稚内の庁舎等はなかなかに大きい。旭川や札幌でもそういう建物を視ている。―ので、「意外!?」と思った訳だ。京都市内を含む、各地の街ではこんなものなのかもしれないが。
posted by Charlie at 04:53Comment(0)京都府

PEACE FOR UKRINE…(2022.05.10)

<京都市国際交流会館>という場所に立寄った。

↓地元の子ども達のメッセージが飾られていた…
10-05-2022 XPro2 (13)

京都市はキーウ(キエフ)市と半世紀にも及ぶ姉妹都市交流を続けている。“事態”を受けて逸早く連帯を示して募金活動を行うというような経過も在った。

↓戦禍を免れて隣国に在るという子ども達の画も在った…
10-05-2022 XPro2 (14)

暫し見入った…
posted by Charlie at 04:42Comment(0)京都府

前進…=運行日誌(2022.05.10)

迎えた早朝に前日を振り返ろうとしている。

「この数日間で最も長いかもしれない?」と思わないでもない程度に眠った気がする早朝だ。前夜は本当に「如何しても眠たい…」と思い、直ぐに横になった。深夜に一旦眼を開けたが、また眠った。

この数日間は、深夜に眼を開けると再度眠ることをし悪かったかもしれない。そして「車中泊」の微妙な眠り按配が入っていて、少し長く眠ることが必要な状態になっていたのかもしれない。

今般は「同行在り」で、単独で動いているのでもないが、同行者は歩くことを苦にせず、持っているスマートホンに“万歩計”のようなモノを入れている。8日の夕方に近い時間帯から前日までで、最大に歩いた日は「25612歩」を歩いたそうだ。距離換算で「16.67㎞」となるらしい。

こういう様子に関して、同行者の感想のようなモノが伝わって来た。

Каждый шаг мгновение жизни и путь вперёд идёт всегда.На встречу солнцу и счастью своему.

「一歩毎が人生の一瞬であり、何時でも前進を続ける。陽光と自身の幸福との出逢いへ向けて」

こういうような程度に動いていれば、多少エネルギーを損耗して長く眠りたくもなるであろう。が、他方で同行者に纏わる事案が「或る程度巧く動き始めたか?」ということで、少し安堵感が沸き起こっているということも在って、何か「好い意味で力が抜けた」ということも在るかもしれない。

前日は「何時の間にか休んで、深く眠って、深夜に起き出してしまう」ということをすると、「再度眠る」ということをやり悪くなってしまう。そういう状況の「典型的な状態」ということになってしまった中で一日が始まったというような感だった。

事案を巡って、何箇所かを訪ね、訪ねた場所で偶然に知り合いに会って、先方も同行者とも意気投合して、平安神宮周辺を一緒に散策した場面も在った。前々日は些か肌寒い感がしないでもなかったのに対し、前日は温かだった。

今日はその「続き」である。

早朝の京都駅…(2022.05.09)

夜行バスで目的地に着くと、「着いた!」と何か嬉しく、安堵感も大きい。

↓早朝の5時15分頃である。
09-05-2022 X100F (3)
↑少し驚く程度に静かだった…

↓入口脇に在るのだが、何となく見入ってしまった。
09-05-2022 X100F (4)

↓未だ何も動いていないかのようにさえ見える…
09-05-2022 X100F (5)

↓淡い光だ…
09-05-2022 X100F (6)

↓酷く静かではあるが、5時台にも既に列車は動いている。未だやや運行本数は少ないが…
09-05-2022 X100F (7)

「夜行で動いて早朝に目指す街」というのも意外に好きだ。最近は機会がやや少な目ではあるが。こういう「極端に静か」に触れられるのが好い…
posted by Charlie at 00:00Comment(0)京都府

京都タワーが視えた…(2022.05.09)

京都駅のロッカーに荷物を預けて歩き廻っていた。荷物を引き取って宿を目指そうという段に至り、京都駅を目指していた。

↓京都駅正面の通を、西寄りから駅側へ進んでいた時の眺めだ…
09-05-2022 X100F (92)
↑何か酷く趣が在るような気がした…

「だから?」というようなことかもしれないが、そういうことを積み重ねてみるのが、何か好ましいような気もする。
posted by Charlie at 07:04Comment(0)京都府

東京スカイツリーを遠望する…(2022.05.08)

滞在した宿の在る駒形から、好天に誘われて浅草の側へ歩いた。

↓一寸、足を停めた…
08-05-2022 XPro2 (6)
↑確か高さが634mだったと記憶するが、<東京スカイツリー>が遠くに見えている。大きさに改めて驚きながら眺めた。

考えてみると?比較的近い辺りで見上げたような記憶、更に上空を行く飛行機の窓から姿を認めたことは在るのだが、上ってみたことが無かったというようなことを不意に思い出していた。
posted by Charlie at 06:44Comment(0)東京都

台東区浅草1丁目1番1号…(2022.05.08)

「具体的に所用で動くまでに多少の時間的なゆとり」という中で、細かい計画と無縁に辺りをフラフラとするというような、「無為な営み」と言われてしまいそうな振舞が存外に好きである。

正しく「好天に誘われて…」という程度のことで、滞在した宿から「徒歩圏内」と知って浅草寺を目指し、界隈を歩き廻った。

↓「好い趣…」と眺め入ってしまった…
08-05-2022 XPro2 (24)

↓<神谷バー>という老舗が知られるが、「浅草1丁目1番1号」という住所なのだそうだ。
08-05-2022 XPro2 (23)

好天の日曜日、午前中の少し早めな頃に辺りを動いていた。多少、人が出て来た感じではあったが、各種の店の中には未だ開いていない場所も目立った。この<神谷バー>も未だだった。敢えて開店を待つまでもなく、何となく移動した…
posted by Charlie at 06:30Comment(0)東京都

<グランドリーム>号:御在所サービスエリア…(2022.05.09)

「カーテンで仕切られた小部屋のような場所に、半ばベッドのような大きな椅子で、大変に快適!」とは、この種のバスに「全く初めて乗車」という同行者の感想だ。自身も夜行バスの乗車経験は在るが、この<グランドリーム>号程度に立派な設えの車輛は初めてだった。

新宿駅南口辺りを出たバスは高速道路や一般道を出入しながらドンドン進み、日付が変わる前に1回目の休憩停車が在り、やがて2回目の休憩停車が在った。

↓停車中の<グランドリーム>号だ。車輛側面の真中辺りに出入口が在るが、階段が視える。それを上がった辺りが「フロア」になっていて、そこに3列シートが配されているのだ。
09-05-2022 X100F (1)

↓「御在所サービスエリア」は三重県内に在るそうだ。
09-05-2022 X100F (2)

この御在所サービスエリアを出ると、京都駅までは1時間半を切る。
posted by Charlie at 05:28Comment(0)三重県

<グランドリーム>号…(2022.05.08)

新宿のバスターミナル(バスタ新宿)で乗車予定のバスを待つと驚く。

案内放送に戸惑う。「X時Y分発、A行〇〇号、B行〇〇号、C行〇〇号…」という調子なのだ。同じ時刻に様々な方面へのバスが同時に発車するようになっている。同じ行先でも「経由する場所が違う」というようなこと、運行会社が違うということで「X時Y分発、A行〇〇号、A行△△号…」というのまで在った。流石に「大東京のターミナル!」という感だ。注意深く案内放送を聴く他に、発券窓口が在る待合所に掲出される「乗場案内」を確りと真面目に視なければならないと思う。

↓確りと真面目に視て確かめた乗場で待機したが、乗車するバスが静かに現れた。
08-05-2022 X100F (1)

↓夜行の都市間バスに投入すべく準備された車輛だと思う。<グランドリーム>号と名付けられている。
08-05-2022 X100F (2)
↑自身で券は用意し、「3列シート」で同行者と並ぶ指定席ということにしてはいた。その券を同行者に見せると「“2階”?何だろう?」と言い出した。自身、全く気にしていなかったが、確かに“2階”と在った。現れたバスは、なるほど“2階建て”になっていた…

今般乗車のバスは、京都駅を経て奈良駅へ向かうということだった。京都駅まで乗車した。
posted by Charlie at 05:11Comment(0)東京都

LAWSON…(2022.05.09)

或る意味では「街のインフラ」という程度の存在感も持つかもしれないコンビニエンスストアであるが、佇む店舗は「見過ごす程に見慣れた」というようなモノであると思う。

↓それでも地域によっては「何となく注目」という程度の外観である店舗も見受けられる。
09-05-2022 X100F (43)
↑京都の東大路通を歩いていて、反対側に在った店舗を眼に留めた。

通に面した間口がそれ程広くない他方、奥行が在る建物が各地に在るようだが、京都はそういうような感じが古くからポピュラーであったと聞く。1階が<LAWSON>の建物は、典型的なそういう型の建物のように見えた。

↓一寸、足を停めて提げていたカメラを使う…そういう瞬間が好い…そんなことも思いながら、渋い建物を眺めた。
09-05-2022 X100F (42)
posted by Charlie at 04:38Comment(0)京都府

マトリョーシカ…(2022.05.09)

「同行在り」な状態で早朝から歩き廻ったのだが、歩いていた通は確か「東大路通」と呼ばれる場所だった。

↓「あぁ!」と同行者が少し驚く声を…こんな様子が眼に留まった。
09-05-2022 X100F (44)

雑貨の店で「マトリョーシカ」を売っているようだった。こういう店が営業を始めるような時間帯のずっと以前というような時間帯だったので中は見られなかったが…

↓思いがけずに視掛けると、何となく和む…
09-05-2022 X100F (45)
posted by Charlie at 02:53Comment(0)京都府

ペンギン…(2022.05.09)

↓京都駅の中央口辺りだ…
09-05-2022 X100F (94)

↓「一家」のように見えるペンギンである…
09-05-2022 X100F (95)

京都駅に着いた人々を迎えているのか?京都駅を発つ人々を見送っているのか?何か可愛らしく、少し気に入ってしまった。
posted by Charlie at 01:37Comment(0)京都府

ミズダコ…(2022.05.09)

↓「何や?これは…」と路上で眼に留めて少し驚いた…
09-05-2022 X100F (82)

↓こういう具合に、歩道脇にオブジェが据えられていた。
09-05-2022 X100F (84)

↓少し面白かった…
09-05-2022 X100F (83)
posted by Charlie at 01:29Comment(0)京都府

「溢れ出る」というような感…=運行日誌(2022.05.09)

「何処で何をしているのか?」と、一瞬判らなくなるような感覚を味わった。宿の居室で酷く長く寝入ってしまった。何時の間にか寝入って、深夜に入って眼が醒めたのだ。

自身としては久々の「夜行バスによる移動」が生じ、移動後に早朝から午後まで動き、昼頃には日帰り入浴施設で身体を解す場面も在った。そして宿に入り、何時の間にか休んでいたのだった。

新宿のバスターミナルから発ち、順調に夜の高速道路等を進んで、早朝には京都に到った。

京都駅のロッカーにモノを預け、一寸だけ列車に乗り、清水寺、三年坂、八坂神社と歩き廻り、更に列車で伏見稲荷大社を訪ねた。なかなかに歩いた。

伏見稲荷大社は「街中の生徒が集まっている?」というように思う程に、中学生位の修学旅行か何かが溢れていて驚いた…

やがて京都駅辺りに戻り、日帰り入浴施設へ歩いて向かい、西本願寺に寄りながら京都駅まで歩いて戻った。そこから地下鉄と阪急電車を乗り継いで宿に入った訳である。

「同行在り」で歩き廻った。何かそれは凄く好かった。相手は歩くことを全く苦にしないのだ。

今般の「特定行動」の目的は、半ば達した感である。安堵感も含め、様々な想いが溢れている。故に「バタン…」と休んだのであろう。

新宿駅南口:髙橋一輝―サックス奏者 カテリーナ と邂逅…(2022.05.08)

新宿駅南口の少し広い歩道は、ストリートライブを試みるミュージシャンが多く現れる場所だと思う。この新宿駅南口の<バスタ新宿>でバスに乗車する段取りということになって、或る方を御案内した。

御案内した方はサックス奏者である。遠い国の御出身で、隣国との間を往来しながら活動していたのだが、昨今は事情が在ってそれもままならない。そこで御本人の過去に少しばかり縁が在った遠い国で「新たな可能性」を模索しようとしている。「徒手空拳」で何とかしようとしているので、自身としては古いと言えば古い縁により支援をしようとした訳だ。

「事情」の故に異様な遠回りでこの国に着き、いきなり別な「事情」に伴う「隔離」という羽目で、漸く「解放」になった日だった。「隔離」という羽目で、目指すこととした場所を目指して移動に関する段取りが組み立て悪くなっていて、そういう中で<バスタ新宿>でバスに乗車する段取りを整えた。

「一別以来!」と成田空港―具体的な場所の特定に手間取ったが、何とか見出し、待ち受けて迎えることが叶った…―で再会し、嵩張るモノをロッカーに預けるという程度にして、乗車するバスを待つという話しになった。そこでバスターミナルの<バスタ新宿>の近くへ足を運ぶと、力強い歌声が魅力の髙橋一輝が、熱心なファンや歌声に惹かれた人達に見守られながら熱唱していた。自身でも「何か好い歌だ…」と思っていたが、御案内した友人でもあるサックス奏者のカタリーナは些か心を動かされたようでもあった。

「嵩張るモノをロッカーに預けるという程度にして辺りを一寸歩き廻るなどして…」ということにしたのだったが、友人は大事にしている愛用の楽器を収めたケースと手近な貴重品を容れたハンドバッグという持ち物で<バスタ新宿>から再度外に出た。

歌声がなかなかに魅力的な髙橋一輝は少しずつ灯りが目立ち始めた新宿駅南口で熱唱を続けていた。

「一寸、聴きましょう…」と友人は髙橋一輝の熱唱に聴き入る。自身としても場に留まって熱唱を聴くことに異存は無い。実際、時に強く、一部に柔らかい感じの歌唱も混じる調子は心地好いと思った。何やら「好い感じの若いシンガーと出くわして、なかなかに好かった…」と思っていると、友人は何やら手持ちの楽器のケースを開いて演奏の準備をしようとしている。「どないするのや?」という感じなのだが、心惹かれた魅力溢れるシンガーのバックで演奏して盛り立てたいと言い出したのだ。

「何かややこしい話しに?」と危惧したが、友人は「訳が判らない位の大昔から、音楽家というのは、こういうように何となく盛り上がっている場所で歌舞音曲を担って生きて来た存在だ。自身もそういう音楽家の端くれだ…」と酷く張り切っている。

↓自在に演奏可能な状態になった友人は、熱唱する髙橋一輝の脇で「専属バンドのメンバーが盛り上げる」というようなノリで、即興で初めて付き合うような楽曲の間奏を担った。
08 MAY 2022 - a street live at Shunjyuku, Tokyo (4)

↓既に一定のファンが在って、ストリートライブに駆け付ける人達が一定数在るようだが、外国人のサックス奏者が不意に現れて、熱唱を盛り立てようと熱演してしまっている状況は、驚きと喝采とで迎えられた。
08 MAY 2022 - a street live at Shunjyuku, Tokyo (15)

↓何やら面倒な事も在るのかもしれないと思ったが、色々な曲折を経ながらシンガーとして可能なように活動をしている髙橋一輝としては、仔細は全く不明な「乱入…」ながらも、一定以上の技量の在る演奏家が御自身のライブを盛り立ててくれたということを凄く歓んでいるようだった。
08 MAY 2022 - a street live at Shunjyuku, Tokyo (28)

サックス奏者の友人は、「その辺を普通に動き回って差支えない」ということになった「第1日」に、なかなかに素敵なシンガーに出くわし、押し掛けるかのように傍らで演奏したことが酷く嬉しかったとしていた。勿論、長い移動を開始して、「隔離」という羽目になって、愛用の楽器は音を出せない状態を強いられたのであろうから…

即興で楽曲に合わせた暑い演奏を披露するサックス奏者が「乱入…」という感じで現れた中、髙橋一輝は酷く驚きながらも、非常に気持ち好く歌うことが叶ったと驚きながら喜んでいる。そして彼を見守る人達も、不意に現れたそれなりに巧い演奏家に戸惑うと同時に、凄く歓んでいる様子が伺えたとしている。

この時の様子の写真は些か在るのだが…「初対面」という者同士でも、音楽を軸を「あの日は好かったな…」という「好感の環」が拡がるのは善いことだ。
posted by Charlie at 19:36Comment(0)東京都

「同行在り」…=運行日誌(2022.05.08)

新宿のバスターミナルに在る。待合室の片隅の椅子に陣取っている。ターミナル内は存外に賑わっている。

早寝をしたのでもない他方、早起きになってしまった朝だった…

地下鉄大江戸線の蔵前駅へ、始発の列車が動くような頃に足を運び、勝どき駅へ向かった。勝鬨橋や築地本願寺を眺めた。

そんな散策の後、築地市場駅から蔵前駅へ引揚げた。宿の朝食提供が始まった少し後だった。バイキング式で容器に適当にモノを容れ、居室で頂く方式だった。

「長い一日」が明らかに予想される中、余り慌てて動き始めても疲れてしまう。悠然と宿の居室で寛いだ。

やがて「チェックアウト」だが、滞在した宿は浅草寺が「徒歩圏内」ということに気付いた。そこで歩いてみた。好天に恵まれていた中で浅草寺を訪ね、参拝してから辺りを少し散策もしてみた。

そこからは地下鉄を乗り継ぎ、やや判り悪い道程を歩いて「都電」に乗った。辿り着いたのは荒川2丁目停留所で、直ぐ傍に「吉村昭文学記念館」が在る。

吉村昭の作品は色々と読んでいる。その各作品に関連する取材旅行のことや、生い立ちに関することなどの展示、書斎を再現した展示、加えて時期毎に替えて色々な話題を提供する展示が在った。時期毎の展示では『大黒屋光太夫』に関連する話題が取り上げられていた。大変に興味深く読んだ作品だったので非常に好かった。

吉村昭は現在の荒川区の地域で生まれ育っている。著名作家となった中で「区内に記念館…」という話しが出た。御本人にその旨を伝えると「私のような者に関して公的資金を投じて施設を設けるのも?」と御本人は固辞したという。それでも「是非!」と話しが続く中、御本人は応諾したが、条件として「図書館か何かの施設の中に展示等をする場所を設けるような感」ということだった。そこで<ゆいの森>と名付けた区の図書館が登場した際、館内に正しく「展示コーナー」というように設えられた「吉村昭文学記念館」である。「館内の展示コーナー」とは言え、それを知らないで様子の画でも視ると、「小規模な独立した記念館」というようにも視える立派な感じに仕上がっている。

そして都電と京成の列車を乗り継いで成田に移動した。「特定行動」と略しているが、「国外から到着した友人と落ち合い、目指すようにすべく縁を繋いだ場所へ御案内」という行動のためだ。

成田空港駅に向かう前に成田駅で下車し、食事を摂った。偶々眼に留まった店が「沖縄料理」で、「らふてぃ」という肉の角煮を摘まみ、量が半分という「ソーキそば」を頂いた。参道側を少し歩いたが、「長命泉」という地酒を1杯頂くという場面が在ったが、やや時間的にキツいと感じたので新勝寺を訪ねることはしなかった。

成田空港では「捜査活動」でもないが、友人を含むグループが到着する場所を突き止め、そこで待ち受けた。サハリンに在った時に多用していた「チェルニャーシカ」と呼び習わされるボーダーシャツを着て、何となくカメラも提げていたのだが、到着した友人は移動のバスから一瞥した瞬間に「来てくれた!」と直ぐ解ったそうだ。そこも「狙い」で、敢えてそんなシャツを持参したのだったが。

本当に「何やら夢のようでもある…」と友人との再会を互いに喜んだ。そして東京方面へ移動し、新宿で過ごしたという次第だ。

これから?発車までにやや間が在るのだが、バスに乗ることになった…