「四条烏丸」…(2022.05.12)

札幌では、例えば「北1条西1丁目」というような具合に、東西に延びる通(条)と南北に延びる通(丁目)を出して辺りを特定する。

ユジノサハリンスクでは「サハリンスカヤとレーニンとの交差点」というような具合に、2つの通の名を挙げて「交差点」とすることで辺りを特定する。

札幌やユジノサハリンスクは「“碁盤の目”に道路を設えた」という街で、相対的に新しい。意識しているのは「“碁盤の目”に道路を設えた」という街の「大先輩」たる京都かもしれない。

↓京都ではこういうような標識を時々視る。
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↑東西に延びる四条通と、南北に延びる烏丸通が交差している辺りであることを示している。

京都の街中では、こういうような「2つの通の名を組合わせた呼称」で辺りを特定している。「四条烏丸」というような呼び方がポピュラーだ。

ほんの少し馴染むと、「JR京都駅の正面辺りが烏丸通で、一寸西に堀川通、そのまた西に大宮通…」という程度の位置関係が何となく判るようにもなる。

札幌やユジノサハリンスクは「“碁盤の目”に道路を設えた」という経過が相対的に新しく、スッキリしているが、今日とはその限りでもない一面も在る。何やら、古い“碁盤の目”の上に新たな“碁盤の目”を重ねている部分が在る、或いは道路拡張が為された箇所と為されていない箇所とが歪な繋がり方をしているというような例も多々見受けられる感だ。

↓「四条烏丸」に関しては、双方共に大きい感じの道路で、何となく判り易い。
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今般は、何となく四条通と縁が深まった感もする。京都に着いて程無く「四条河原町」の宿に陣取り、その後は「四条烏丸」の宿に陣取ったのだった。
posted by Charlie at 19:54Comment(0)京都府

<長命泉>…:成田(2022.05.08)

比較的近年に成田空港を利用という経過、京成成田駅で列車を下りたという経過、JR成田駅で列車に乗降したという経過が在ったことには思い当たる。

その他方、「空港や駅から踏み出して成田市内を多少でも歩き廻った」というようなことに思い当たらない。一寸歩き廻ったというのが「かなり遠い記憶…」の中に無いのでもないが、「過ぎる程に旧い」という話しに終始している。

そこで京成成田駅、JR成田駅の周辺に限られた時間ながらも寄り道し、少しだけ歩いた…

↓成田は「新勝寺の門前町」という性質も帯びていて、京成成田駅、JR成田駅の周辺で直ぐに「参道」に行き当たる。
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↑コンビニのやや大きな看板は、街で見掛ける鮮やかな色彩ではなく、通りに面した箇所で渋い茶系単色でロゴを描いている。

↓何か「老舗の風格」というような感の建物を眼に留めた…
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↓成田の老舗酒蔵である<長命泉>がここで酒を売っていて、御店の男性が店頭で「量り売り」をやっていた。
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↓「直ぐに呑む」というための、カップに注いだ樽酒…好さそうなので求めてみた。
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↑芳醇な、「伝統的な清酒」というような味わいで、好みに合うモノだった。

「厄除祈願」とカップに在るが、清酒を啜って、災厄を振り払って前進したいという気分で頂いたのだった。

<長命泉>…少し強く記憶に残った…
posted by Charlie at 08:59Comment(0)千葉県

展開…=運行日誌(2022.05.11)

曇天の朝を迎えている。

前日は少し通り雨のようなモノが交った後、天候が好転して少し暑いような気さえした。そして事案の続きに勤しんだ。

「強い眠気の中を起きて居る」のは「辛い」のでもなく「出来ない…」と思う。中途半端な時間帯に眼が開いてしまった時、再度眠るのは「出来ない…」という場合も在るが「辛い」という程でもない。そのうちに「再度の眠気」に包まれて眠ることも在るというものだ、

そういうような過程を経て、この曇天の早朝を迎えた。

「一歩毎が人生の一瞬であり、何時でも前進を続ける。陽光と自身の幸福との出逢いへ向けて」
Каждый шаг мгновение жизни и путь вперёд идёт всегда.На встречу солнцу и счастью своему.

↑今般の同行者が、盛んに歩き廻りながら、というよりも「事案の合間に何やら歩いてしまう…」という状況に関して漏らした感想だ。これが酷く気に入った。

「陽光」には様々な含意が在ると思う。好天の日に陽射しを受けて、心地好い路を往くという感が在るかもしれない。照らし出されるように好運に出くわすということを「光」とするかもしれない。後段の「自身の幸福」と関連して、「自身が光り輝くような何か」ということを「光」とするかもしれない。

こういうような、誰かが思い付いたフレーズの「解釈論」のような話しは「野暮…」なことかもしれない。それでも、「面影を追って長い途を往く」という気分で動き始め、「徒手空拳」という状態であった友人が、必要と見受けられる支援を受けられるように「縁」を結ぼうと動いて、その関係先に友人を送り届けて事案に取り組んでいる中、フレーズに在った「陽光」という言葉に意識が向いたのだ。

歩き廻る中、歩を進める毎に「善き出逢い」を求め、そこから導かれる僥倖に感謝の意を持ち、自身が輝いて幸福を見出せるように「前進」を続けてみたい、またそうすべく動き回っているのだと考えたいという、フレーズを口にした本人の「強い意志」のようなモノが感じられたのだ。そして「強い意志」は「運」を「引き寄せる?」というような面も在るのかもしれない。

実はその「強い意志」は「運」を「引き寄せる?」ということも少し感じられる程度に、事案は順当に動いていると思う。「個別具体的な事情」により「物言い」めいた話しが全く無いのでもないかもしれない。が、それはそれだ。一つずつ、慌てずに「時間が解決」を待ち、他方で「出来ること」は「可能な範囲」でドンドンと進めれば好いのだ。

前日は今出川駅に近い場所を訪ねて少し時間が係る用事を済ませた。後から、また翌日の状況に繋がる動きが在り、事案の一部は非常に好い方向に進んでいる。結果的に、少し思い切って時間を設けて、事案に取り組んだことが善かったように思う。

今出川駅周辺から何となく南下を始めた。そして三条に至って<新風館>内のホテルに設えられたカフェに立寄り、六角堂を眺めて散策を続けて、四条河原町辺りまで歩いてしまった。「往きは地下鉄にも乗った。還りは歩いた。還りの方が速くない?」とは同行者の感想だ。が、復路の方が何倍も時間は要している。好転した天候の下、何か心地好く街を歩くことが出来、「あれ?見覚えが在る辺り?」と、宿から地下鉄駅へ進んだ時の通に至ってしまったという訳だ。

同行者は当面滞在することとなる場所へ無事に送り届けた。自身も「帰国」で空港に向かうまでに滞在する新たな宿に移った。

多くの方に御支援、御協力、御厚情を賜りながら事案が展開している訳だ。本当に「在る」状況に常に感謝すべきなのであろう。

事案に取り組みながらも、「時代毎に新しかったモノ」を永きに渡って折重ねて現在に至っている、様々な面白いモノが溢れる街に親しむ日々である。未だそれが続く。

長い通路…:今出川駅:京都市営地下鉄烏丸線(2022.05.11)

地下鉄の駅は、大概は幾つかの出入口が在る。列車で地下の駅に着けば、「目指す場所に近いのは?」と出口を択び、そこへ向かって通路を進み、地上に出ることになる。

「訪ねるべき場所」が今出川駅に近いという場所であった。間違いなく円滑に訪ねたかったので、何度もネットで地図や駅構内案内を事前に確認しておいて、それを念頭に地下に在る今出川駅に列車で到着した。

↓目指す出口の番号や「↑」が掲出されているので、それに従って進もうとするが、何やら長い通路で、少し面白い眺めであると思った。
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↓何か「果てしなく続く?」と思わせる雰囲気も漂う…
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↓歩を進めたが、些かのカーブも在って、未だ続きそうだ…
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↓こういう場所は“縦位置”にすると、一層奥行きが深く見えるかもしれない…
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些かのカーブを曲がると、出口は然程遠くはなかった。が、何か「面白い眺め…」と思ったので提げていたカメラを使った…
posted by Charlie at 03:34Comment(0)京都府

ホットケーキと珈琲と…:<スマート珈琲店>(2022.05.10)

「次に○○を訪ねる機会が在れば?」という程度のことを、肝腎の「○○を訪ねる」という予定が「全く無い!」にも拘わらずに思い描く場合が在る。京都に関してもそういうことが多く在る。

「次に京都を訪ねる機会が在れば?」ということであれば、「老舗喫茶店で“朝食”を摂る」というようなことである。

今般、そういう機会を設けることが叶った!

↓滞在した四条河原町の宿から寺町通を少し北上すると、老舗喫茶店の一つであるこの店に至る…
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↓朝は1階席のみを開けている。陣取った辺りからの眺めだ。
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↑出入口付近に焙煎機が在って珈琲豆の焙煎をしていた。珈琲の方向が立ち込めて心地好かった。

↓その出入口付近の焙煎機で焙煎した豆を使った珈琲が、1932年という創業から日が浅い頃からのデザインであるというロゴが入った美しいカップに満たされて供される。
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↓そして「伝統!」のホットケーキである。
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↑何やら、嘗ては京都に出入りする著名人が好んでこれを頂いていたという挿話も色々と在るらしい…

↓「美味い珈琲から始まる朝」というのは素敵だ…
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posted by Charlie at 00:57Comment(0)京都府

<産寧坂>:坂を下りながら…(2022.05.09)

「街の坂道の風景」というモノは興趣が深いと思う。地形が複雑な景観を作り出し、同じ場所が違って見えるというような様子が発生し、時間帯毎の見え方の違いが際立つと考えている。余計な事ながら、坂道が多く在る街では、進行方向の違いで「街並みの見え方」が違って、何やら「迷い易い?」という気がしないでもない。

<産寧坂>は「京都」とでも聞けば思い浮かぶような風景が観られるのかもしれない場所だ。京都は「(存外に段差は多いかもしれないものの)概ね平坦な感じ」のような気もするので、あの「坂道の街並み」というのは、「或いは特殊?」ということになってしまうかもしれないのだが。

以前に「下から上がり、時々下を振り返る」という形で<産寧坂>を歩いている。今般、清水寺に立寄った後に、「坂を下り、時々上を振り返る」という形、以前と“逆”に<産寧坂>を歩いてみた。

↓坂の上から視えている木は枝垂桜であったと記憶する。青々と葉が茂っている。
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↑自身は“寒冷地仕様”と嘯く程度なので然程気にならなかったが、人によっては「肌寒い…」と感じるかもしれない様子ではあった。それでも木の葉の様子に「時季」を感じた。

↓未だ午前6時台で静かだ…この辺りは静かな早朝の散策が好いのかもしれない。
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↓唐辛子等、伝統的な調味料を扱う店のようだ。何か味わいが在る外観のように思った…
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↓舗装というのか、石畳というのか、現代的に路は設えられているように見えるが、何処となく「時代劇映画の大規模なセット」というような気さえしてしまう。
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↓「下り」の場合は「進む先」に五重塔が視える…
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↓やや雲が多い感じだった…
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↓歩を進める都度に見え方が変わるような感じで面白かった…
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↓塔の下あたりに差し掛かって見上げた…
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↓そして下から振り返って上を眺めた…
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「下から上がり、時々下を振り返る」という形であれ、今般のように「上から下がって、時々上を振り返る」という形であれ、辺りの景色はなかなかに好い。
posted by Charlie at 00:07Comment(0)京都府