五劫思惟阿弥陀仏:金戒光明寺(2022.05.13)

↓「妙な“被り物”??」というのか、「大胆なアフロヘア―」というのか、不思議な形の頭をした仏像だ…
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↓「五劫思惟阿弥陀仏」(ごこうしゆいあみだぶつ)という像であるという。
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↑「妙な“被り物”??」というのか、「大胆なアフロヘア―」というのか、不思議な形の頭は頭髪(螺髪)(らほつ)なのだという。

諸々の衆生を救わんと「五劫」という永い間に亘り、只管に思惟を凝らし、四十八願を立てて修行をしたという阿弥陀仏ということが「無量寿経」に在るのだという。その「五劫思惟」の姿を現したというのがこの像であるという。

「一劫」というのは「四十里立方(約160km)の大岩に天女が三年に一度舞い降りて羽衣で撫で、その岩が無くなるまでの長い時間」のことなのだという。岩を衣で撫でて、どの程度の岩が削られるというのか??衣で撫でて、やがて岩が無くなるとすれば、それは途方もない長い時間だ。「五劫」となれば、その「一劫」の5倍だ…

気の遠くなるような長い時間、思惟を凝らして修行に打ち込んだ結果、髪の毛が伸びて渦高く螺髪を積み重ねた頭となってしまった様子がこの像なのだという。

↓不思議な像だが、全国でこの「五劫思惟阿弥陀仏」(ごこうしゆいあみだぶつ)という像は16体程に留まるのだという。
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↑制作時期は不詳らしいが、「江戸時代中期」と目されているそうだ。石像である。

↓不思議な姿が人気なので、場所を案内する看板も掲出されている。
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金戒光明寺は、比叡山を下りた法然上人(1133年-1212年)が最初に庵を結んだ場所が寺となって行ったとされる。浄土宗の寺だ。

「武人」:埴輪像:成田空港…(2022.05.08)

↓「不思議な像?」と見入った…
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何度も視ている筈だが、余り気に掛けたことも無かった。成田空港第二ターミナル地下の鉄道駅の出入口辺りに据えられている…

↓近隣の芝山町から寄贈された旨のプレートも据えられていた…
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↑芝山町で出土した埴輪をモデルに制作したモノということだ。

↓見過ごし勝ちかもしれない辺りに、意外に面白いモノが在るものだ…
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錦天満宮…(2022.05.10)

朝、四条河原町辺りから三条の側へ北上すべく商店街になっている場所を歩いた。色々なモノが在って、朝の静かな時間でも何やら歩くのが愉しい場所だと思う。

↓こういう具合に神社が設けられている…
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もう少し賑やかな時間帯に通り掛かって立寄ったという経過も在ったが、こういう「静かな朝の風情」も凄く好い…

<羅城門>:「10分の1」の模型…:JR京都駅(2022.05.12)

JR京都駅では、新幹線の列車に乗降する南側の八条口に対し、北側の烏丸口は「街へ連なる」という感のような感じに見受けられる。「京都」というのは「都心」が判り悪いかもしれない。様々な経過、色々な事由で、各々に繁華な場所が幾つも見受けられるのだ。

JR京都駅周辺は「交通の結節」という意味で繁華であるが、京都の礎となる“平安京”の「入口」であった辺りからも然程遠くはない場所だ。

↓そのJR京都駅の烏丸口辺りでこんなモノを視掛け、思わず足を停め、提げていたカメラを使った…
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↑随分と手が込んだ模型で、見入ってしまった…

これは「平安京の出入口」として在ったと伝えられる<羅城門>を「10分の1」の模型として造ったモノであるという。1994年に「建都1200年」ということで、色々な分野の職人が参加して製作したモノとのことだ。

何やら凄く興味深い…

<HRC Kyoto>のデニムジャケット…(2022.05.11)

↓何となく写真に収めてしまった…
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2020年8月に入手の代物である。「Hard Rock Cafe KYOTO」とロゴマークが刺繍されている。現在は、小さなアイロンを使って貼るワッペンを貼ってみている。

↓正面は至って普通なデザインだ…
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<HRC Kyoto>は“事情”による急激な集客減等の要因と見受けられるのだが、既に閉店になってしまっている。今般、偶然出くわした京都在住の友人が同行者とも意気投合して、少し御一緒した際、自身が引っ掛けていたこのジャケットに、店が営業していた頃を知っている友人が「あっ!<ハードロック京都>!?」と反応したのだ。

自身では2020年12月に立寄る機会が在ったのだが、その少し後の閉店で、それが「最後の機会」になってしまっていた。祇園白川の旧い建物の外観をそのままに、出入口にロゴマークを染め抜いた暖簾を提げていて、中に入ると少し渋い感じながらも、世界各国の都市で親しまれている<HRC>という感じだった。往時を知っている友人と、そういう話しを、往時を知らない同行者に紹介する等していた。友人の観方では、国外からの来訪者の間で殊更に人気が高かった店で、国外からの旅客が途切れ、飲食店業全般が“事情”で低迷を強いられた中で、営業継続困難ということになったのかもしれないということである。

何れにしても、京都で求め、稚内へ持ち帰って自身で着用しているジャケットが、京都へ「里帰り」ということになる。今般、偶々ながらも、友人との話題にもなった。何となくこのジャケットへの愛着が高まった…

進捗…=運行日誌(2022.05.12)

強めな眠気に抗えずに深く眠り、変な時間帯に起き出し、更に眠ってみようとして寝付き悪い状況に陥る。そういう個人的には「よく在る?」という状況の典型の中に在る。「特定行動」と号して時間を設けて随意に過ごしている期間なので、全く問題は無い。更に言えば、平素の活動に支障が生じない範囲であれば、「よく在る?」という状況で暮らしても問題が生じるのでもないと思っている。

雨交りな状況が続いていた前日を振り返る…

大変に有難いことに、取組んでいる事案は事前に想像していた以上に順当に進んでいると言って差し支えないと思う。「徒手空拳」という状態であった友人が、必要と見受けられる支援を受けられるように「縁」を結ぼうと動いていた。既に「縁」に「導かれる」というような感で、友人は生き生きと活動を始めることが叶った。そういう様子を見守り、その前後に、余計と言えば余計ながら、「雨ニモ負ケズ…」と辺りを散策して体力を多少は使った。

余計と言えば余計ながらも体力を使ったことと、事案の進展に安堵したということが相俟って、何やら早めな時間帯に抗い悪い強めな眠気に包まれ、酷く深く眠った。そして変な時間帯に起き出して、更に眠ろうとして眠り悪い状況に陥っている。

四条烏丸から、東本願寺に道草しながら、また所謂“100円ショップ”で捨てても惜しくないライターオイルを入手し、京都駅の南側に至った。同行者の道案内を務めて今出川駅に向かった。

今出川駅近くの場所に同行者を送り届け、生き生きと活動を開始したことに安堵しながら、自身は「待ち時間」を過ごした。「雨ニモ負ケズ…」とフラフラと歩き始めた。

訪ねた場所で「霊魂が渦巻くとされる一条通」というようなことに話題が及んだ。夜、少し遅くなってオフィスで静かに残業をしていると、「蠢く霊魂の所業?」というような「不自然?」という物音を聞くこともないではないということだった。そんな話しから「一条戻橋」のことを思い出し、その辺りに在る清明神社に寄ってみた。

清明神社から歩を進め…北野天満宮にまで至ってしまい、大将軍八神社にも寄道し、少し迷いながら「待ち時間」を段落したが、弱めでも続く雨に触れて随分と濡れたのだった。

そんな状態で京都駅まで同行者を送り、そこから引揚げた。引揚げた後は「バタン…」に近い様子だった…

そういう前日を振り返る朝も何やら薄暗く、また雨が交るかもしれない。前日は「チェルニャーシカ」と呼び習わされるボーダー柄の長袖Tシャツで過ごしたが、濡れる場合の耐性を慮り、半袖Tシャツの上にデニムジャケットを引っ掛ける程度が好いのかもしれない。

<真宗本廟>(東本願寺)…(2022.05.12)

多少の雨が交った日とはなったのだが、「雨ニモ負ケズ…」と街を歩いた…

四条烏丸から烏丸通に歩を進め、JR京都駅を目指す。南下することになる。

JR京都駅の少し北に「酷く大掛かりな…」という感じの寺が在る…
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↓所謂「東本願寺」だ…
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↑見えている建物が御影堂だ…真宗の寺で親鸞聖人を祀る場である。

記憶を辿ると、随分と以前に立寄っている場所だが、長く御無沙汰しているような気がして、一寸立寄ってみた。

↓境内への「正面入口」に相当するのは御影堂門だ。
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↑<真宗本廟>と額が掲げられている。これがここの正しい名称だ。所謂<西本願寺>と区別するため、一般に「東本願寺」と呼ばれる。実際、所謂<西本願寺>に対して、少し東寄りに在る。

↓幅が21m、奥行きが13m、高さが27mという御影堂門は、木造建築による寺の山門としては世界最大級であるそうだ。
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↑1907(明治40)年に起工し、1911(明治44)年に落成している。

東本願寺は明治時代に火災で建物が損なわれ、再建が図られた。その建物が今日に伝わっているということになる。

↓境内に入り込めば、御影堂の巨大さに驚く…
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↓隣の阿弥陀堂も大きい…
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↓「何やら凄い建物だ…」と思いながら辺りを歩き廻っていた…
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↓手水鉢の竜が酷く立派だ…
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↑向こう側に京都タワーが一寸視える…

↓境内の案内図も在るが、判り易い…
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↓少し大きなイチョウの木も在る…
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「JR京都駅に程近い」という辺りに、なかなかに壮麗な寺が在るということになる。存外に好いと思った。