本州以南へ南下する際、東京に関しては「上空を通過」または「敢えて素通り」ということをするが、今般は成田空港で同行者と落ち合い、高速バスで西へ向かうという都合が在って都内を少しばかり移動した。
「もしかすると初めて??」という<スカイライナー>で日暮里駅に着いた後、とりあえずバスターミナルが在る新宿まで、山手線で移動することにした。
↓酷く大きいのでもないが、階段を上り下りするにはやや不便な程度の荷物が在った同行者と、駅に据えられたエレベータを利用しながら移動していれば、池袋や新宿へ向かう列車の先頭になる側の乗場へ辿り着いた…
↓日暮里から、山手線の北側を巡って、池袋を経て新宿へ至る列車が現れた…(新宿の先も、列車は環状線を走り続ける訳だが…)
自身は列車の出入口の扉付近で、同行者が抱えて来たやや嵩張った荷物を視ていた。同行者は、とりあえず1人分の座席を見付けて着席した。日暮里から列車が出て程無く、自身の側へ指を指して合図している。「そこから進行方向の外の様子が多分視えている…面白いのでは?」と合図してくれている。
↓「どれどれ…」と視ると、こういう“正面展望”が視られた…
↑同行者に「確かに、一寸面白い!」と親指を立てる「好いぞ!」のサインを送った。同行者は「好かったね…」という笑顔を見せた…
↓そういうことで、「山手線の北側」の正面展望を些か楽しむこととなった…
↓「過ぎる程に静か…」という街から山手線沿線に出れば、「何もかもが驚き…」という様子になる…
↓首都圏で列車に乗ると、「色々な軌道が並行」という様子に、とりあえず驚く…
↓賑やかなエリアに入ると、高層建築に軌道が埋まっているかのような、不思議な光景も見受けられるようになる。
↓夢中で様子を見ていた間に、夥しい数の乗客がホームに佇む新宿駅に至った…
学生時代、新宿区内に在ったような頃には山手線は「普段の移動手段の一つ」であったが、最近は「少し特殊な乗物」というように感じないでもない…時には、山手線の列車に乗るのも悪くないかもしれない…
<スカイライナー>…:日暮里駅(2022.05.08)
「成田空港と都内との往来」というのは何度も経験が在る。
大概はJRの列車、京成の列車で、追加料金が発生したモノを択ぶ。近年、成田空港に到着して、直ぐに他地域へ移動すべく新幹線の列車に乗り継ごうとJRの特急で東京駅や品川駅に移動したという事例も在った。
そういう他方で、京成の「(多分)看板列車」ということになると見受けられる<スカイライナー>に関しては乗車してみた記憶が無い…
今般、同行者を伴って、成田空港から都内へ出て、新宿のバスターミナルから夜行の高速バスに乗るということになった中、「<スカイライナー>で都内に入る」と思い付いた…
↓そういう訳で、成田空港第2ターミナル地下の駅で切符を求め、日暮里駅まで乗車してみた。
↑全席指定で、座席に落ち着いて1時間弱で直ぐに日暮里駅についてしまう感で驚いた…
↓京成の日暮里駅は「ホーム扉」も確り備わっていて、如何にも「東京都内の乗降客が多い駅」という空気感に溢れていた。他方で、少し大き目な荷物を抱えた乗客がゆっくりと乗降していて、「空港とを結ぶ東京都内側の“玄関”」という風情も感じた。
↓成田空港と都内とを往来する場面が然程多いのでもないが、今般乗車を試みた<スカイライナー>がなかなかに快適であったことは記憶に留めたいと思った…
大概はJRの列車、京成の列車で、追加料金が発生したモノを択ぶ。近年、成田空港に到着して、直ぐに他地域へ移動すべく新幹線の列車に乗り継ごうとJRの特急で東京駅や品川駅に移動したという事例も在った。
そういう他方で、京成の「(多分)看板列車」ということになると見受けられる<スカイライナー>に関しては乗車してみた記憶が無い…
今般、同行者を伴って、成田空港から都内へ出て、新宿のバスターミナルから夜行の高速バスに乗るということになった中、「<スカイライナー>で都内に入る」と思い付いた…
↓そういう訳で、成田空港第2ターミナル地下の駅で切符を求め、日暮里駅まで乗車してみた。
↑全席指定で、座席に落ち着いて1時間弱で直ぐに日暮里駅についてしまう感で驚いた…
↓京成の日暮里駅は「ホーム扉」も確り備わっていて、如何にも「東京都内の乗降客が多い駅」という空気感に溢れていた。他方で、少し大き目な荷物を抱えた乗客がゆっくりと乗降していて、「空港とを結ぶ東京都内側の“玄関”」という風情も感じた。
↓成田空港と都内とを往来する場面が然程多いのでもないが、今般乗車を試みた<スカイライナー>がなかなかに快適であったことは記憶に留めたいと思った…
荒川2丁目停留所:都電(2022.05.08)
幾つもの作品に親しんだ経過が在る作家の吉村昭の記念館が在ると聞いた。時季毎に様々な作品等の話題に注目した展示もしているというが、大変に興味深く愉しく読んだ『大黒屋光太夫』に纏わる展示を開催中とも聞いた。
こういうことで興味を抱いたタイミングで、東京方面に所用で出ることになり、些かの時間を割くことも可能となったので、作家の吉村昭の記念館を一寸訪ねようとしたのだった。
件の記念館は、都電の停留所に近い、荒川区の施設の中に設けられているという。
↓この荒川2丁目停留所の傍だ…
↑浅草、上野、三ノ輪と地下鉄を乗継、三ノ輪橋停留所から都電に乗車してここに至った。「運んでくれて有難う…」と振り返って車輛を眺めた。
↓逆方向の軌道でも電車が発着中である様子が視えた…
記念館を興味深く見学し、また停留所へ。町屋駅前停留所を目指そうとしたが、荒川2丁目停留所に着いた時の乗場で電車を待てば好い筈だと佇んだ。
↓逆方向の軌道に電車が現れた…
↓こんな踏切は風情が在る。
「荒川線」という唯一残った都電だが、この場所のような専用軌道という様相の場所が多い。路面を行く併用軌道は少し限定される。そういう様子の故、また沿線の代替交通を設定し悪いというようなことで、現在に至るまで残っているのかもしれない。
聞けば、都電は都内で網の目のように軌道が設けられて行き交っていたというが、次第に退場してしまって、現在は嘗ての都電の路線の跡は地下鉄路線やバス路線になっているようだ…
↓乗車する電車も姿が視えた…
↓これに乗車して、町屋駅前へ移動することとした…
↓都電は運転士さんの居る前側から乗車し、現金やIC乗車券で運賃を払うか“1日券”を示す等し、後側から下車する。「均一運賃」なので、そういう方式が合理的なのだと思う。(「均一運賃」でも、後側から乗って、下車時に前側の運転士さんの居る場所で運賃を支払うというようになっている例も他地域では在るが…)
今般、都電に何回か乗車したが、何時も座席は概ね埋まっていて何人かが立っている様子だった。沿線の皆さんの「一寸用事で…」という場合に、気軽に多用される存在と感じられた。吉村昭の記念館を訪ねたいという切っ掛けの故に都電に乗車したのだったが、この都電の沿線をゆっくりと廻ってみるのも悪くないかもしれない。何時もそういう「何時か…」を思い付き、時間を経て思い出して悦に入るような面も在る…
こういうことで興味を抱いたタイミングで、東京方面に所用で出ることになり、些かの時間を割くことも可能となったので、作家の吉村昭の記念館を一寸訪ねようとしたのだった。
件の記念館は、都電の停留所に近い、荒川区の施設の中に設けられているという。
↓この荒川2丁目停留所の傍だ…
↑浅草、上野、三ノ輪と地下鉄を乗継、三ノ輪橋停留所から都電に乗車してここに至った。「運んでくれて有難う…」と振り返って車輛を眺めた。
↓逆方向の軌道でも電車が発着中である様子が視えた…
記念館を興味深く見学し、また停留所へ。町屋駅前停留所を目指そうとしたが、荒川2丁目停留所に着いた時の乗場で電車を待てば好い筈だと佇んだ。
↓逆方向の軌道に電車が現れた…
↓こんな踏切は風情が在る。
「荒川線」という唯一残った都電だが、この場所のような専用軌道という様相の場所が多い。路面を行く併用軌道は少し限定される。そういう様子の故、また沿線の代替交通を設定し悪いというようなことで、現在に至るまで残っているのかもしれない。
聞けば、都電は都内で網の目のように軌道が設けられて行き交っていたというが、次第に退場してしまって、現在は嘗ての都電の路線の跡は地下鉄路線やバス路線になっているようだ…
↓乗車する電車も姿が視えた…
↓これに乗車して、町屋駅前へ移動することとした…
↓都電は運転士さんの居る前側から乗車し、現金やIC乗車券で運賃を払うか“1日券”を示す等し、後側から下車する。「均一運賃」なので、そういう方式が合理的なのだと思う。(「均一運賃」でも、後側から乗って、下車時に前側の運転士さんの居る場所で運賃を支払うというようになっている例も他地域では在るが…)
今般、都電に何回か乗車したが、何時も座席は概ね埋まっていて何人かが立っている様子だった。沿線の皆さんの「一寸用事で…」という場合に、気軽に多用される存在と感じられた。吉村昭の記念館を訪ねたいという切っ掛けの故に都電に乗車したのだったが、この都電の沿線をゆっくりと廻ってみるのも悪くないかもしれない。何時もそういう「何時か…」を思い付き、時間を経て思い出して悦に入るような面も在る…