成田山札幌別院 新栄寺…(2022.06.12)

「すすきの」という呼び方で通っている一隅であるのだが…

↓こんな看板が掲げられている場所が在る。
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↓実際、「成田山札幌別院」を名乗る「新栄寺」がそこには在る。
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↓成田山新勝寺から本尊の不動明王の分身を勧請し、1885(明治18)年に開創され、1889(明治22)年から<成田山札幌別院新栄寺>と公称するようになって現在に至っているそうだ。
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↑千葉県成田市にある成田山新勝寺の「札幌別院」ということであって、真言宗の智山派の寺院ということになるのだそうだ。

↓本堂には不動明王が祀られている。
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↓<光明殿>という場所が少し面白い…
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↓祀られた大日如来や、奉納された多数の仏像の脇に「八十八ヶ所霊場お砂踏み道場」という場所が設けられている。
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↑蓮の文様が入った丸い箇所が88在る。その下に四国の「八十八ヶ所霊場」の各寺から集めた砂が収められているのだという。一歩ずつこれらを踏締めながら、少し敬虔な気持ちで何事かを祈る訳だ…ここが何か好かった…

↓本堂の脇に在る太子堂も味わい深い…
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↓結局、「成田山」というのは不動明王への信心ということになるのであろう。
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「すすきの」という呼び方で通っている一隅に、札幌辺りの尺度では「少し古くからの経過」ということになる寺が在るということが新鮮な感じであった。実を言えば、5月に成田まで足は運んだものの、所要の関係で成田山を参拝したでもないという出来事が在って、それが少し気になっていた中でここの存在を思い出したという面も在る。

↓確りと御朱印も頂いた…
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こういう具合にふらりと寺に立寄るのも悪くない感じだ…

「7番ホームを列車が通過します。御注意下さい…」:旭川駅(2022.06.12)

旭川駅で、乗車しようとしていた列車が現れる筈のホームに出て佇んでいた。

そうしていれば「7番ホームを列車が通過します。御注意下さい…」というアナウンスが構内に響いた。

「あちらが7番ホームだったな…」と何気なく眼を向けた。

↓現れたのはJR貨物のディーゼル機関車…札幌方向―西寄り―から現れた。
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↑最近は「機関車」というのは冬季の除雪関係、特殊なイベント列車を除けば、貨物列車を時折見掛ける程度で、少し珍しい気もする…

↓機関車は様々なコンテナを載せた貨車で編成されたを牽引していた。東寄りの側へ進んで行った…確かコンテナがたくさん積上げられた場所も在ったと記憶する。
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↓様々なロゴマークや塗色のコンテナが在って、中には冷蔵というような機能が付加されたモノも混じっているのかもしれないが、一寸面白いと思って見入ってしまった。
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↓JR貨物は「JRF」というようなロゴマークを用いているが、コンテナで見受けられるロゴマークにも幾つか種類が在るようだ。登場時期によって少し違うということなのであろう。
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昨年、札幌貨物ターミナル駅を眺めたということが在った。全く通らない場合も在ろうが、その札幌貨物ターミナル駅のような輸送拠点を経て、貨物列車は旭川辺りにもモノを運んでいるのであろう。旭川駅辺りの軌道は石北線に通じている。北見辺りの産物を方々に運び出す際に貨物列車は用いられているようだ。

↓列車の後尾が去って行った。
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自身にとって手近な宗谷線には貨物列車が入り込んでいないので、貨物列車を視掛けると「旭川以南にやって来ている」と実感する面も在る。

「雨交りの夕べ」から「雨交りの夜更け」、更に「雨上がりの朝」へ…:旭川駅周辺(2022.06.11-12)

↓宿の居室の窓から、やや強めな雨が交じる街を眺めた。「暗くなって行く」というような時間帯だった…
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↓やがて「暗い夜」となる…
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↑雨で濡れた路面に各種の光が跳ね返っている…

↓そして夜が更ける…
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↑夜更けに至っても雨は交ったままだ…

↓早朝、少し明るくなったような頃だ。雲が些か多い…
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↓雨が気にならなくなり、路面の湿り具合が和らいだような気がする…
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↓未だ「街が眠っている…」という風情でもあった。
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↓少しずつ明るさを増して行く…
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夕刻、買物と食事を済ませてから宿の居室に入り、結局そのまま室内で寛いで居た。そういうのも嫌いではない…

<グランドビッグマック>…(2022.06.11)

細かい買物の序に「何か頂こうか…」という程度に思っていた。

↓そして出くわしたのがコレである…
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↓「Mサイズ」のアイスコーヒーと併せて御願いしたが、大きい箱だ…
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↓<グランドビッグマック>と称する…「“通常”の1.3倍」というハンバーグとバンズなのだそうだ…
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↑「食べ応え」は「十二分」を通り越して「十三分」だ。「“通常”の1.3倍」だけに…

「この店」に関しては「朝の道草」というイメージなのだが、今般は旭川で夕刻に立寄ってみたのだった…

雨交りの夕刻…:旭川(2022.06.11)

宿にモノを置いて、少しだけ細かい買物をしようと出た。

そして洋画住んで宿へ引揚げようとして戸外へ…

↓雨が交じり始めていて、その雨脚が些か強まっていた。
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↑やや歩き悪い…が、濡れた景色も悪くはない…

「おはようございます…」(2022.06.11)

「朝一番の普通列車に乗る!」ということで稚内駅へ向かうべく近所に歩を踏み出した…

↓悠然と道路を横断中…
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↑左側に“相方”のような感じの個体まで在って「こっちへ来いよ!」とでも声を掛けているかのように視える…

↓そして道端で揃って草を食む…
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こういう「エゾシカが普通に居る様子」は、早朝に遭遇する場合が多いように思う…何時の間にか数が増えて、こういう様子になっている稚内だ…

H100形…:旭川駅→南永山駅→旭川駅(2022.06.11)

↓旭川駅でホームへのエスカレータを上がる…
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↓上川行の列車が待機していた…
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↑2018年から製造開始で、2020年から運用という車輛である…

↓進行方向へ廻り込んでみた…
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↓未だ真新しい感じの車輛だ。古い車輛が順次コレに置き換えられるようだ…
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↓10分間程度の短い乗車ではあったが、「新しい車輛に初めて乗車してみた」というのは、何やら嬉しい…
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↓雨が交じる中での到着だ…
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↑南永山駅は、待合スペースとホーム1本の無人駅だ…

シネコンを探して券を求め、食事を摂り、映画を観た。

↓そして南永山駅である…
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↓敢えて植えたのでもないと見受けられる花が咲き乱れていた…
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↓発着する列車はやや限定される…
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↓現れた列車に乗り込んだ…
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↓10分間程の乗車だ…
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↓静かに旭川駅へ進入した…
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↓旭川駅に到着だ…
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↓こういうようにH100形が並ぶ様子も見受けられた…
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「発電用エンジンで主電動機を駆動するディーゼル・エレクトリック方式(電気式気動車)」というH100形…キハ54等とは少し「音」や「振動」が違う感じはした。旭川・上川間では24本の列車が運行されているそうだが、その中の19本がこのH100形になったらしい。今後の「主役」だ…

着実に、駅や沿線の「景色」は変わって行く訳だ…

「みよしの定食」…(2022.06.11)

シネコンが入る施設の辺りを少々歩き廻った…

↓こういうような感じの店が多く在る辺りだ…何やら、道路や駐車場が“川”や“池”で、こういう店舗が“島”のような感じだ。歩き廻ると、何やら訳が判らなくなるようにも思った。
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↑<みよしの>は札幌を本拠地とするチェーン店で、一寸した昼食(兼朝食…)には悪くない。映画の入場時間までに頂くのにも好都合と思って立寄った。

↓カレーライスと…
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↓餃子と…
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↓こんな具合に供される…
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大きな街の街角にも見受けられるが、この種の「郊外型」も存外に多い…

<シネプレックス旭川>…(2022.06.11)

観たかった映画が「旭川のシネコンで上映中」と知った。

旭川駅から石北線の普通列車で南永山駅に出て、そこから近いらしい。昼に着き、映画の券を求め、辺りで昼食(“兼朝食”であったりもする…)を摂り、午後1時台から午後3時台で映画を愉しみ、また列車で旭川駅へ引揚げれば午後4時過ぎという展開になる。

その形で足を運ぶか否か、一寸迷っていた。が、名寄で道草を経て旭川駅に到ってみると、若干の雨も交じった。辺りを歩き廻る、他の場所へ向かうのも余り好い条件でもない。となると「映画を愉しむ」というのが好いと思い、足を運んだ。

とりあえず南永山駅に到った。大きな看板が上がる「郊外型店舗」というのが散在するような一画が視えていたが…何やら「何処?!」という感じだ。

↓鉄道に沿った道路は車輛がやや入り悪い位置で、その辺りから判り易い看板は視えなかった。が、何とかそれらしい路を見出した。
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↓逆側に出ると、広大な駐車場が在る中にシネコンが入っている商業施設が在った。
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辺りを見回せば、本当に「郊外型店舗」というモノがかなり拡がっている。道路が“川”で、広大な駐車場が“池”や“湖”で、店舗が“島”というような…何かそういうように感じた。近くにバス停も在るらしいが、そんなモノは視えなかった…「クルマで往来が専ら」で「公共交通+徒歩」というような事は「相手にされていない」というのか「当初から完全に“想定外”」というような感が沸き起こった。何やら「凄まじい…」とも思った。

↓そして2階に<シネプレックス旭川>だ…
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映画の前、ホールに「一番乗り!」だった…(何となく撮った画は、やや“手ブレ”だが…)
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↑人気作品であるようで、なかなかにホールは賑わっていた…

実際、旭川市内のこういう地区を歩き廻ったのは初めてだった…少し興味深かった…

“パンフレット”と“入場者プレゼント”…:映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』(2022.06.11)

旭川市内のシネコンで、「一寸…観たい…」と思っていた映画を上映中であったことを知った。

旭川へ着いてみれば少々の雨も混じるような様子だった。宿へ入るまでの時間を利用し、初めて訪ねるような地区のシネコンを訪ね、映画鑑賞ということにした。

↓この作品を愉しく鑑賞した。「一寸…観たい…」と思っていて、行くか否かを迷ったが、行って善かったと思う。
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往年の「最初のシリーズ」の『機動戦士ガンダム』を少し翻案―挿話の登場順を改める、細々した設定を多少改める、設定のみ知られていた件を挿話化するというような感じだ…―した“ジ・オリジン”という漫画が在って、それの一部を原案にしたアニメ作品も存在する。本作もそういう系譜になると思う。

「最初のシリーズ」に、と或る小さな島に、ジオン軍のモビルスーツ搭乗員だった男がモビルスーツの<ザク>を隠し持って住んで居るのだが、そうしたのは戦争孤児達と静かに暮らそうとしたためであって、その男と<ホワイトベース>が遭遇するという挿話が在った。本作はそれを原典としながら、膨らませた物語だ。

↓“入場者プレゼント”なるモノを頂いた…
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↓“ジ・オリジン”という漫画の版の<ガンダム>と搭乗員のアムロ・レイのイラストだ…
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映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』に登場するアムロ・レイも好かったが、題名になっているククルス・ドアンという男も非常に好い。

地上に侵攻したジオン軍でモビルスーツ部隊<サザンクロス隊>の隊長を務めた歴戦の搭乗員であるドアン。何故、小さな島に在るのか?そして出会った戦争孤児達を護るべく、島を偵察に現れる連邦軍等と愛機の<ザク>で勇戦し、撃退し続けている。何故、そういうことになったのか?

未だ「大好評上映中」な作品なので仔細には触れないが、少し夢中で観た後に、心の中で大拍手だった。