名寄駅にて…(2022.06.11)

↓早朝に稚内駅を出て南下する列車は、途中に長い停車が在るというのでもなく、淡々と名寄駅に着くような感だ。
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↓駅前へ出てみた。
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↑現在の駅舎は1927(昭和2)年の建物らしい。視る都度に「“古き好き駅”の趣」というようなことを思う。駅員さんが詰めていて普通の業務を行う場所、風雪を避けて列車を待つ場所、列車が発着するホームという最低限の機能を有するばかりの駅なのだが、何となく好い…

今般は名寄で暫し時間を過ごし、更に普通列車(快速)で旭川駅へ移動した。

↓稚内から名寄まで乗って来たキハ54は車輌庫の方へ回送となっていた。少し経ってから名寄駅に戻り、旭川行快速列車の案内が在って乗場に出ると、稚内から乗って来たモノと同じ車輌が充てられていた。
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「時には一寸だけ道草を…」という気もする名寄駅だ…

朝の稚内駅にて…(2022.06.11)

↓稚内駅が現行の建物となって、建物が全面的にオープンしてから10年ということになるそうだ。そんな掲示を眼に留めた。
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↑<キタカラ>と命名された駅ビル全般がオープンする少し前に、列車が発着している場所は供用されていたとも記憶しているが…

↓列車本数は酷く限られているのだが、早朝の普通列車で出発する…一寸、気に入っているパターンの移動である。
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↓発車時刻を前に列車が静かに現れる…この時間帯の列車に関しては、駅員さんの改札が行われないので「無人駅で列車に乗る要領」で、ホームに出て列車が現れるのを待つことになる。
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↓こういう様子を眺めるのが意外に愉しい…
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↓目指す旭川駅は259㎞先だ…
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↓間もなく乗車出来る…
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↓キハ54の506号車が名寄駅へ、更に旭川駅へ走る…
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↑(※ 名寄で下車後、車輌庫の方へ回送となるのだが、少し経ってからの旭川行快速列車は同じ車輌が充てられていた…)

↓車内の様子だ…この日は、他の乗客の姿が見えない時間帯が長かった…
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↓飲物を取り出して、座席に身を沈め、名寄を目指す長い道程である…
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この早朝の列車…実は酷く気に入っている…

稚内港北防波堤ドーム…(2022.06.16)

↓明るい天の感じに誘われ、早朝の「極々短い散策」に出てみたが、何か酷く久し振りな感じだ…
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↓風が穏やかで、海も静かな早朝だった…
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↓海側へ廻り込んでみた…
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↓刻々と光の様子が変わった…
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↓「最も日が長くなっている時季」に特徴的な辺りから朝陽が挙がっているような按配だった…
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↓「暁…」という風情の景色を、少し暫く振りに眺めたような気もする…
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時にはこういう様子を悠然と眺めて愉しみたいものだ…

朝に…(2022.06.15)

「何時までも肌寒い感じが…」という程度の不満が止まない日々が続いていた。

↓漸くその“不満”が些か和らぐ水準になったのかもしれない…
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↑15℃を少し超える気温で風は微弱だ…

↓こういうような様子を眼にすると、「ほんの少しばかり季節が前進」というような程度に思う…
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