“休暇中”の日々の中に「休業日」??=運行日誌(2022.07.31)

前日に引き続き、同行者を伴って何らかの文物に親しむような時間を設ける意図も在った日曜日である。が、前日の日中から夕方に精力的に動き回ったことから、同行者から「休養日としよう…」との御提案を頂いた。それを容れたということから始まった朝である。

「日曜日だけ朝から営業」という銭湯が宿から徒歩圏内に在ることに気付いていたが、日曜日であったことを思い出し、訪ねてみた。何気なくバッグにタオルを容れ、それを持って行った。間違いなく「銭湯」という感じなのだが、サウナや露天風呂が備わっていて、なかなかに立派な内容だった。好い場所を覚えた…

宿の朝食は軽く頂いたが、それはそれとして「カフェに足を運んで、好い感じの飲物を啜りながら、好さそうなモノが在れば摘まんでみる」という程度のことを考えた。以前に通販で珈琲豆を御願いした経過の在る店の本店が、宿からそう遠くない辺り、上述の銭湯よりも近い場所に在ることに気付いた。

訪ねた時は未だ「モーニング」の時間だった。そこで<スペシャルモーニング>なるモノを所望した。そうすると、何やら大盛のキャベツが添えられ、卵焼きにベーコン、そしてトーストという「想像以上に大きい…」という一皿と珈琲が登場した。

多少驚きながら頂いてみたが、何やら「随分と確り頂いた…」というような具合になった。

以降、暑い中で無理をしない程度と思いながら、所謂“銀閣寺”を訪ねてみた。夏の強い光と、力いっぱいに繁っている木々という感じを眺めるのが面白かった。

やがて宿に引揚げ、館内のコインランドリーで洗濯に勤しんだ。汗をかいて、この数日間の着衣が汚れていた訳である。無事に片付いた…

更に京都在住の友人と連絡が付き、友人が時々寄っているという回転寿司の店を訪ねた。

銭湯…散策…洗濯…回転寿司…何か「正しい休日」という様相だと思った。そういう場合も在るというものであろう…

<御手洗祭>(みたらしまつり)の夕べに…:賀茂御祖神社=下鴨神社(2022.07.30)

「下鴨神社で催事をやっている」と聞き及んだ。同行者と共に、下鴨神社を訪ねてみることとした。夕刻、午後5時半を過ぎて辺りに辿り着き、「一寸、行ってみようか…」と境内へ歩を進めることとした。所謂「最寄駅」ということになる出町柳駅では、既に浴衣姿の人達も含めた一定以上の人達も視掛け、途中の道筋も「少し多めな通行人?」という様相ではあった。

↓下鴨神社は、公式には「賀茂御祖神社」(かもみおやじんじゃ)と号する。
30-07-2022 XPro2 (88)
↑その公式な呼称が刻まれた標柱が据えられ、境内への路が示されている。

↓森のようになっている場所に参道が設えられている。
30-07-2022 XPro2 (89)

この日は「催事」ということで、「身動きが困難な程…」という程度に人々が溢れていたのでもないが、「程々に賑わっている…」という程度に老若男女が下鴨神社を目指していた。

↓「神社の祭り」という風情の露店も並んだ辺りを抜けると、社殿が建つ辺りへ進む門が視えた。傾く陽の光が半ば逆光になっていて、何か神秘的な空気感が漂っていた。
30-07-2022 XPro2 (90)

↓天の様子も何やら面白かった…
30-07-2022 XPro2 (94)

社殿に歩み寄り、平穏に夏の一日を過ごしているということへの感謝の意を表するというような主旨で参拝した。

「で…引揚げようか…」と思わないでもなかったが、300円を支払って奥の方へ歩を進める、程々な数の人々の行列が眼に留まった。「あれは何?」ということになった。そして「行こう!」ということに決した。

↓履物等を脱いで裸足―履物等を容れるレジ袋は配布される…―になり、境内の一部の浅い川のようになっている箇所に踏み入る。
30-07-2022 XPro2 (95)
↑水は意外に冷たい…

↓そして配布された蝋燭を点けて供える。
30-07-2022 XPro2 (97)

↓やがて水から出て、履物を履く等する。
30-07-2022 XPro2 (98)

↓「御神水授与所」という場所に歩を進める。
30-07-2022 XPro2 (99)

↓配布される紙コップで、こういう具合に出ている“御神水”を汲んで頂く訳だ。
30-07-2022 XPro2 (100)

古くから「“土用の日”に水に足を付けて献灯をし、御神水を頂くと、諸病に掛からず、延命長寿の霊験あらたか」と言い伝えられていて、それが<御手洗祭>(みたらしまつり)、別名を「足つけ神事」という催事が永く受継がれている訳である。

↓何やら、永い伝統を誇る神社の霊気が天に拡散しているかのような、不思議な雲だと思いながら、下鴨神社を離れようとした。
30-07-2022 XPro2 (102)

↓永い伝統の受継がれる場所で、伝統の催事に全く初めて参加する機会を得たということになる。好い経験だったかもしれない。
30-07-2022 XPro2 (103)
posted by Charlie at 17:18Comment(0)京都府

<キエフ>のオリジナルTシャツ…(2022.07.29)

「忘れ難い夕べ…」というような愉しい一時を<キエフ>というレストランで過ごした。

↓レジの辺りで販売していたので、<キエフ>で過ごした愉しい一時の記念に求めた。
29-07-2022 XPro2 (79)
↑「レストランキエフ ウクライナTシャツ」と称するモノだ。

早速、求めた翌日に着用していた…序ながら、酷く汗をかいたので「近く、洗濯…」ということになっている。色々な場面で愛用することになりそうだ。
posted by Charlie at 09:40Comment(0)京都府

東寺五重塔を望む…(2022.07.30)

↓近鉄の東寺駅から当時の側へ歩を進めるとこういう様子に出会う。
30-07-2022 XPro2 (64)

↓「ドーム球場の天井」に比肩する55mの高さで、木造五重塔としては日本一高いそうだ。
30-07-2022 XPro2 (65)

↓「夏らしい」という感の強めな光や雲と、何度も再建されながら街の歴史と共に永く在り続ける五重塔の様子が凄く好い感じだった。
30-07-2022 XPro2 (66)

この東寺の辺りに関して、過去にはこのブログに記録が在る範囲でも12月4月というような時季に立寄っている。春や冬または晩秋というような時季の様子は見知っていると言い得るが、夏の様子は知らなかった。

↓生命の力が溢れているような感じである周辺の木々の様子も悪くない…
30-07-2022 XPro2 (68)

↓今般は有料拝観の区画にも入った。
30-07-2022 XPro2 (71)

↓美しい形状だと思う。
30-07-2022 XPro2 (76)

↓この五重塔…何度でも眺めたい。
30-07-2022 XPro2 (82)

↓東寺駅へ引揚げる際にもまた見上げた。
30-07-2022 XPro2 (83)

この種の古くからの建造物は「季節毎の風情」が在るという「当たり前」をいまさらのように少し強く実感した。
posted by Charlie at 06:01Comment(0)京都府

興福寺五重塔を望む…(2022.07.30)

近鉄の列車で京都・奈良間を往復してみた…

↓「奈良に至った…」と少し強く実感するのは、この猿沢池辺りから五重塔を望む時だ。
30-07-2022 XPro2 (12)

↓美しい塔だ。
30-07-2022 XPro2 (13)
↑この種の「木像の五重塔」としては、東寺のモノに次ぐ高さなのだそうだ。

↓奈良公園側へ興福寺境内を抜けようと歩を進め、五重塔の近くも通った。
30-07-2022 XPro2 (16)

↓奈良から京都へ引揚げる途中も一寸眺めた。
30-07-2022 XPro2 (57)

↓「解体修理工事」の準備中と聞く。工期は10年間にも及ぶそうだ。
30-07-2022 XPro2 (58)

「観られない…」ということになる五重塔の美しい姿を眺めることが叶ったのは嬉しい。
posted by Charlie at 05:36Comment(0)奈良県

更に精力的に?=運行日誌(2022.07.30-31)

「眼を開けると日付が改まっていた…」という形で「昨日」を迎えていた訳だが、今朝も同様に「眼を開けると日付が改まっていた…」という形で迎えている。

何処かで所用を足すには、些か不都合も在る土曜日であった。「遠足」に出てみるようなことをした。自身の普段の行動の中では「やや珍しい?」ということになるかもしれないが「同行者在り」である。

<大阪・京都・奈良 三都めぐりきっぷ 1日フリー>という近鉄の1日乗車券を、同行者の分も合わせて前夜に用意しておいた。それを使った。

近鉄の列車で奈良へ出た。

興福寺辺りを抜け、奈良公園を散策し、東大寺を訪ねた。大仏殿とミュージアムを見学した。同行者が初めてであるので、少しばかり御案内めいた話しもした。そして辺りの店で昼食を愉しんだ。更に、奈良から引揚げる前に興福寺国宝館も見学した。

近鉄奈良駅から京都駅に真直ぐ向かい列車に乗車したが…大和西大寺駅から桃山御陵前駅の手前辺りの記憶が無い…座っていて居眠りに陥ってしまった。

京都駅の手前、東寺駅で下車した。そして東寺を訪ねた。何度訪ねても東寺は好い感じだと思う。

そこから京都駅に着けば近鉄の1日乗車券は「任務完了」だ。そしてまた移動しようとJRの列車に乗車した。

京都駅から東福寺駅に出たかったのだが、列車の行先表示を視て同行者が笑った。「奈良へ行く列車に乗る?奈良から京都に戻った直後なのに?」という訳だ。

東福寺駅に出た後は、京阪の列車に乗って出町柳駅へ出た。「下賀茂神社で催事」と聞いたからである。

少し賑わう下賀茂神社を訪ねると、「御手洗祭」ということだった。裸足になって御神水とされる境内の水路に入り、蠟燭を献じて灯し、御神水を飲むという祭事だ。全く初めて参加したが、少し不思議な感じだった。

同行者は所用も在ったということで、辺りで見付けた停留所からバスで引揚げた。自身はもう少々辺りを歩き廻った。所謂「鴨川デルタ」の辺りにまで出てみたが、そのうちに暗くなった。

京阪の出町柳駅から祇園四条駅まで移動し、少し歩いて宿に至った。居室で汗をかいた服を脱いで、宿の部屋着に替えて程無く、何やら強い眠気で時間帯が不明な感じで眠ってしまった。そして気付けば早朝だったのである。

寺社を訪ねた際、神仏に向けて「平穏に感謝」というように参拝するが、日中に34℃というような程度であった中、元気に愉しく過ごしているというようなことになる。善いことだ…

振り返って眺めた…:四条通:京都(2022.07.29)

四条烏丸の辺りから東大路の側へ、概ね東寄りに向かって歩いた。

鴨川に架かる四条大橋を渡り、何気なく振り返った。

↓こんな様子を眼に留め、足を停めた…
29-07-2022 XPro2 (53)
↑街並みの背後が西寄りの方角で、天は何か劇的な様相を呈していた。

↓夏らしい天が拡がった暑い一日が暮れて行こうとしている感だ。
29-07-2022 XPro2 (54)

何か「到着日=滞在初日」の段階で「忘れ難い…」というような光景に出くわした感だ。
posted by Charlie at 07:25Comment(0)京都府

京都駅の辺り…(2022.07.29)

思い描いた以上に早く京都に到り、直ぐに一寸移動して、御願いした宿の直ぐ近くの地下駅に足を運び、嵩張るモノをコインロッカーに預けた。そして京都駅周辺に戻り、「本日の御予定」という具合である。

↓「夏の天!」というように感じた…
29-07-2022 XPro2 (22)

↓「何もかもが眩しい…」という程度に思った…
29-07-2022 XPro2 (23)

↓京都駅の建物の硝子張りな部分に「夏の天」が映り込んでいる…
29-07-2022 XPro2 (24)

↓何やら凄い光景のように思った…何となく「アニメの背景画?」という気がしないでもなかった…
29-07-2022 XPro2 (26)

↓八条口側に廻り込んで歩を進めたが、本当に「夏の盛り!」という状況に視えた…
29-07-2022 XPro2 (28)

陽射しもやや強い場合が在り、気温は上昇したが、「変に蒸す…」というような有様でもなく、或いは「夏らしい!」という按配だ。「時には…」とこういう様子を愉しんでみるのも悪くは無いのかもしれない。一日を振り返ると「ふやける?」という程度に汗もかいたのだったが…
posted by Charlie at 06:22Comment(0)京都府

<キエフ>の夕べ…:京都(2022.07.29)

同行者と「一寸、夕食に行こう」という相談になった。というよりも、約3カ月間に亘って新たな道を拓こうと奮戦していた同行者を激励し、また35℃の日中に「平日に済ませるべき」という種類の所用を足そうと動き回っていたことから、「一緒に愉しく美味いモノでも…」と思って自身が提案し、同行者が賛同してくれたという訳だ。

↓在った!<キエフ>だ…
29-07-2022 XPro2 (55)

↓ビルの6階に在る店だ。
29-07-2022 XPro2 (56)
↑ウクライナの歴史に題材を求めた画が掛けられていた。イリヤ・レーピンというロシアの画家の作品の精巧な模写だという。17世紀のロシアとトルコの争いの最中、ウクライナの地に在ったコサックの指導者達が敵対したスルタンに宛て、「我らは屈せず!」と書簡を認めている様子なのだという。

↓陣取った席の背中側の様子だ。ステージが在って、楽器の演奏や歌を披露するというようなことも可能な設えになっている。
29-07-2022 XPro2 (57)

↓席にはこういうような紙のマットが敷かれていた。ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ジョージアの色々な場所を示すイラストの地図に、ロシア語やウクライナ語の一口会話という具合だ。
29-07-2022 XPro2 (59)
↑右上側、「ようこそ」とか「いらっしゃいませ」に相当する箇所に「おこしやす」と在るのが、「京都に在る御店」という風情で好い。

紙のマットに「1972」と在るが、これは年号だ。東京に<スンガリー>というロシア料理の店が在って、関係者が京都に店を開くことになった。1971年に京都市とキエフ市との友好都市提携という出来事が在ったことから、店名を<キエフ>としたということだった。

↓こんなモノも用意されていて、何やら苦笑が漏れたが…
29-07-2022 XPro2 (58)

↓同行者と適当にシェアして鰊を頂いた。ロシア等ではポピュラーな肴で、一寸ウォッカを頂いた…
29-07-2022 XPro2 (64)

↓個人的には「少々御無沙汰…」という感の「定番中の定番」というボルシチを頂いた…
29-07-2022 XPro2 (69)

↓そしてビーフストロガノフを頂いた…この御店ではキノコを加えていて、それが何か好かった…
29-07-2022 XPro2 (73)

サハリン辺りで親しんだような幾つかの料理を頂き、何か郷愁のようなモノが湧いた。

↓6階に在る店で、窓辺の眺望がなかなかに素敵だ…
29-07-2022 XPro2 (71)

ステージが在る御店の設えに興味を覚えた同行者が御店の方に話し掛けてみたことから、店主氏と少し歓談する機会も生じた。一寸愉しい忘れ難い夕べになった。

↓夏季には屋上でビアガーデンを営んでいるということで、引揚げる前に屋上からの眺望も少し愉しませて頂いた。
29-07-2022 XPro2 (76)
↑眼下に鴨川だ…

京都市内では、供するメニューにロシア等の国々に起源が在るという場合も在るという御店が幾分無いでもないらしいが、「ロシア料理等のレストラン」ということになると<キエフ>が唯一であるということだ。

非常に愉しく、料理も好かった。もっと早くから、この御店と出会っていなかったことを少し悔やんだ。が、今般愉しんだことから、「京都に行けばあそこ…」ということで強く記憶に留めた。
posted by Charlie at 05:25Comment(0)京都府

<のぞみ>:京都駅…(2022.07.29)

↓名古屋駅で乗車した新幹線の列車が京都駅に到着した。
29-07-2022 XPro2 (15)
↑自由席の1号車、列車の先頭の車輛に乗り込み、下車後に列車をぼんやりと眺めた。

「名古屋・京都」という区間を新幹線の列車で移動したという記憶は薄い。が、「名古屋・京都」という区間を含む東海道新幹線の列車には何度も乗車している。「いい加減な記憶」というモノで、「名古屋・京都」という区間について、もっと時間を要しているものだと思い込んでいた。「えっ?京都に着く?」と微妙に戸惑いながら持物を抱えて降車する扉の辺りに陣取って、やがて下車したのだった。

↓列車は次の停車、新大阪駅を目指す。
29-07-2022 XPro2 (16)

↓間もなく走り始める列車を眺めながら、改札口へ歩を進めた…
29-07-2022 XPro2 (18)
posted by Charlie at 02:41Comment(0)京都府

名古屋駅周辺にて…(2022.07.29)

朝、宿から名古屋駅を目指して歩いた。

多分、到着した名古屋駅から宿を探して歩いた時と、道が何本かズレていたと思うのだが…

↓巨大なビルが見える方向へゆっくり進めば名古屋駅にはとりあえず至る…
29-07-2022 XPro2 (4)
↑背が高い巨大なビルは2本なのだが…辺りの硝子張りなビルに映り込みが在って、何やら「3本?」と錯覚した…

↓何回か通っている名古屋駅の傍なのだが、何か巨大な建物が高めな密度で集まり、雑多な要素が入組んだ感じで「不思議な世界…」というような気がする場所だ。
29-07-2022 XPro2 (3)

↓そして名古屋駅の入口に至った…
29-07-2022 XPro2 (5)

名古屋駅の場合、中に入ってから「御手洗は何処?」、「切符を売っている場所?」、「何処からホームに入る?」と迷う。単純に少し広い所に様々なモノが詰まっているからなのだと思うが…もうほんの少しばかり馴染みたいというような気もするのだが、夜遅くに“中継点”として到着し、朝の間に離れることとなった…
posted by Charlie at 02:07Comment(0)愛知県

精力的に過ぎたか?=運行日誌(2022.07.29-30)

何となく寛いで居た間に「28」から「29」へ日付が改まり、そのうちに眠気が強まって休み、深夜に眼を開けてしまう場面も交えて朝に至った。

名古屋から京都へ移動という場面になって、新幹線の列車を利用しようと名古屋駅へ悠然と向かった。そして新幹線の列車の自由席券を求めて乗車したが…「<のぞみ>はこんなに速かったか?」と変な戸惑い方をしてしまった。過去に新幹線の列車で名古屋・京都間を含む区間を通ってはいるのだが、もう少々時間を要したような気がしていた。

予定より早めに京都入りし、所用に臨んだ。所用そのものは思ったよりも順調に進んだのだが…暑かった…35℃になっていたようだ。好天で、悪くはない夏らしい雰囲気が溢れてはいたが、着ていた長袖Tシャツの“チェルニャーシカ”は「絞って水気が…?」という程度の汗でベトベトになってしまった。

無事に用事も済ませた夕刻、<キエフ>というレストランへ足を運んだ。「同行者在り」という状況だ。同行者は酷く歓んでくれた。そして御店の方、店主氏とも懇談し、愉しい夕べを過ごした。

宿へ引揚げ…何時の間にやら寝入ってしまい、そして日付が変わっていた。「29」から「30」へ日付が改まった。

こうして7月30日の深夜帯に、京都で逗留する宿の居室に在ってぼんやりしているのだが…「日中35℃」は、「寒冷地仕様」な自身にとっては「滅多に経験しない情況」ではある。

搭乗…:B737-800(2022.07.28)

飛行機に乗る場面では、係員の介助を求めるか幼児を連れるというような事情の在る方、窓側席の方、中央席の方、通路側席の方というように順番に呼ばれるような感じになっている。

今般、自身は通路側席で最後の方に呼ばれたのだったが、ボーディングブリッジの入口前で、何やら機内で乗客が詰まった感じになっていたらしく、やや待つ羽目になった。

↓そんな時に窓のようになっていた辺りから視えた様子だ。意外に迫力が在る。
28-07-2022 X100F (138)
↑B737-800という機材だ…

↓これが利用したフライトだ。機内は満席のような様子だった…
28-07-2022 X100F (137)

<ミュースカイ>…(2022.07.28)

稚内駅から、名寄駅、旭川駅、滝川駅、岩見沢駅、白石駅、新札幌駅を経て新千歳空港駅に到る道程を普通列車で移動した。その後、夜のフライトで中部国際空港に到着した。

↓空港の出口に至る道筋に在る表示を追い掛けると、名鉄の中部国際空港駅に直ぐに着く。
28-07-2022 X100F (141)

ICOCAを使って駅に入った時、直ぐに発車しそうな名鉄名古屋駅を通る列車に飛び乗った。

↓飛び乗った列車はこういう様子だった…
28-07-2022 X100F (142)

↓料金券(指定席券)が必要な列車であったようで、車内で車掌さんに360円支払って精算した。
28-07-2022 X100F (143)

<ミュースカイ>という列車で、中部国際空港駅を出ると神宮前駅まで停車が無く、金山駅を経て名鉄名古屋駅に着くが、所要時間は35分程度だった。

↓名鉄名古屋駅に到着の<ミュースカイ>を何となく眺めていた。
28-07-2022 X100F (145)

長く乗物を乗り継ぎ続けた長い1日となったが、後は少しばかり歩くだけとなった…「この日の最後の列車移動」で、乗車機会が少ない車輛に乗った訳だ。
posted by Charlie at 05:41Comment(0)愛知県

<和志かぶと屋>(わごころかぶとや)…<鉄板焼きたら福>…(2022.07.28)

名古屋駅から御願いしてあった宿を目指して歩いた。

↓こんな店を視掛けた…
28-07-2022 X100F (148)
↑「金鯱」を模ったオブジェが在ったことに注目した…

↓隣の店も何やら渋い…
28-07-2022 X100F (149)

大掛かりな高層建築が見受けられる名古屋駅の傍だが、少しだけ歩くと、色々と面白い感じの建物が見受けられる…午後10時半近くに辺りに辿り着いたので、「渋いデザインの店…」と外観を眺めてみただけに終始してしまってはいるが…
posted by Charlie at 00:59Comment(0)愛知県

伊予札黒糸威胴丸具足(いよざねくろいとおどしどうまるぐそく)のレプリカ…(2022.07.28)

↓新千歳空港のターミナルビル館内で眼に留めた…
28-07-2022 X100F (134)

↓「日本の甲冑…戦国時代のモノ?」と思ったが、かの徳川家康が愛用したと伝えられるモノのレプリカであるそうだ。
28-07-2022 X100F (135)

伊予札黒糸威胴丸具足(いよざねくろいとおどしどうまるぐそく)と称する。伊予(現在の愛媛県)の職人の考案で流行った様式で、「小札(こざね)」という部材の端の方に穴を開けて糸でそれらを綴り、枚数を最小限に抑えて動き易くしたということであるらしい。「黒糸威」というのは、黒い糸を使うモノだ。胴丸は登場して日が浅い頃は身分が低い兵が身に着けていたが、次第に高い地位の将も使うようになったモノなのだという。

この伊予札黒糸威胴丸具足は、関ヶ原合戦の少し前に徳川家康が、当時は「当時は仏教の守護神」と考えられていて「軍神」と見做されていた「大黒天」の夢を見たとして、大黒の頭巾を模った兜を設えているのだという。兜に付いている歯朶(しだ)の前立は、注連縄や正月飾りなどに使われる「裏白(うらじろ)」を意図しているらしい。

↓関ヶ原合戦を制した際の甲冑ということで、徳川家康は最晩年(大坂の陣の頃)に至る迄これを傍らに置いていたと伝わるようだ。
28-07-2022 X100F (133)

期せずして、少し面白いモノに出くわした…

文字どおりの「移動日」…=運行日誌(2022.07.28)

巨大な名古屋駅で、御願いした宿へ至る出口を何とか見出し、随分と様々な建物が入組んだ中で無事に到着し、とりあえず居室で寛ぐに至った…

稚内で迎えた早朝。「寝坊は罷りならない」と気が張ったのか、深夜に一旦起き出し、更に短く休んだという中で早朝に至ったのだった。

空気が湿って雲がやや多い状況であった。サハリン仕入れでボーダー柄の長袖Tシャツである<チェルニャーシカ>を着て、コットンのワークパンツというような服装で玄関前に佇んで様子を伺うと、程好いように思った。南下する場合、これでは暑いかもしれないが、陽射しがキツい場合には長袖Tシャツも悪くはないかもしれない等と考えた。Tシャツ類も荷物に色々と入れた。

大阪錫器のタンブラーに<天孫降臨>という名の焼酎を注ぎ、稚内駅へ向かう迄の間、旅の安寧を願いながら寛いでいた。

やがて「青春18きっぷ」を手に早朝の稚内駅から移動開始だ。名寄に至って1時間程の待ち時間は散策に費やし、旭川に至って2時間程の待ち時間は昼食と散策に費やした。以降、滝川、岩見沢、白石、新札幌と各々乗換で新千歳空港に至れば午後5時を少し過ぎていた。運賃は8千円を少し出るらしいが…「青春18きっぷ」の「1回分」で乗り通した。

新千歳空港では夕食を愉しんでからじっと待っていて、名古屋へ出るフライトを利用した。中部国際空港に到り、名鉄の特急に乗って名古屋駅に出たという訳だ。

結局「早朝5時台から午後10時台の半ば辺り迄」を移動に費やした。明日に備え、とりあえず寛ぐこととする…

第一副港辺りの眺め…:稚内港(2022.07.27)

朝…空気が湿った感じだった。「小雨が交じる?」という気もした…他方、その湿った空気は多少温かった。

↓微弱な風で鏡のような海水面に、天が映り込むような様子が見受けられた。
27-07-2022 X100F (1)

↓少し面白い感じだと思った。
27-07-2022 X100F (2)

↓朝、歩き廻る時間を設けて、こういうような様子を眺めるというのも悪くないものだ…
27-07-2022 X100F (3)

<サッポロラガービール>…(2022.07.27)

↓個人的には「ビール」とでも聞いた時、コレの味をぼんやりと思い浮かべるのかもしれないと思う代物である…
27-07-2022 X100F (4)
↑適当なほろ苦さと、適当な清涼感とでもいうようなモノを感じる…

↓加えて少し古風なラベルデザインが気に入っている…
27-07-2022 X100F (5)

↓缶の反対側は「日本最古のブランド」を謳うデザインになっている…
27-07-2022 X100F (7)

この製品を造っている会社は、幾つかの会社が合わさって現在に至っている。その幾つかの会社の一つが札幌に起こったビール工場である。そういう意味で、この会社の製品には些かの親しみも覚える…

前夜に…(2022.07.27)

「随意に過ごす時間を設けて、何処かへ出て…」という程度のことは何時でも考えている。年中そういう様子でも構わないとさえ思う程だ…

同時に、最近は「5月に出た経過」の「続き…」というようなことも少し気になってはいる。

「5月に出た経過」を振り返れば、「随意に過ごす時間」を設けてみる、少し俗な表現を用いるなら「好き勝手にフラフラとする」ということの一辺倒でもなく、「事案」が在ったので、それに合わせて「時間を設けるように」ということをしたのだった。それを「特定行動」等と号したのだったが。

「5月に出た経過」では、5月7日に南下し、5月8日に「行動」を起こすという感で移動も始め、5月9日に京都に至ったのだった。

「徒手空拳」という状態であった友人が、必要と見受けられる支援を受けられるように「縁」を結ぼうと動いて京都に至った。「入洛し周旋致す…」という程でもないのだが、幾分動き、友人が色々と活動を始めることが叶うような状況に至った様子を見届け、5月13日の夕刻に会って「健闘を期す」という話しで別れたという経過だった。

こういうことがあれば「で?その後?」ということにはなると思う。「様子を視に…」と少し経って―1ヶ月余りを経た6月後半頃から思っていた…―から考えるようになり、その機会を設けることを窺っていた。そして今般、そういう機会を設けることになったのだ。5月、6月、7月と概ね3ヶ月間弱が経った訳だ。

稚内辺りからは、何処へ如何向かうにしても「些か長い道程」となることは免れ悪い。が、その道程を経て京都へ移動する。暫し滞在し、多少の道草をしながら引揚げる訳だ。

そういうことなので「京都に逗留」というような感にもなる。京都の宿は、出発を確定した直後に予約済である。出先で「明日はここまで…宿はここに求めようか…」というようなことをする場面は少な目になることであろう。その以前に、少し明確に「京都へ出る」というようなイメージとなるのは、自身の行動様式としては少し珍しいかもしれない。

普段は「過ぎる程に静かな街…」というような場所に在る。「京都に逗留というような様子であれば、「少しばかり賑やかな街の別邸へ…」というような感になるかもしれない。更に「興味深い文物に出くわすべく精力的に動き回る」というより、「何かの用を足す合間に面白そうなモノとの出会いを試みる」、「漫然と辺りを歩いて、適当に休む」という様子になるのかもしれない。

思い起こすと「暑い時季に如何にも暑そうな地域を訪ねる」というようなことを余りしていないと思う。

2020年7月末から8月初めに出掛けた経過の中で、香川県徳島県高知県愛媛県と四国に足跡を記し、更に関西方面に立寄って引揚げたという経過が在った。「暑い時季に如何にも暑そうな地域を訪ねる」のはそれ以来になると思う。

それ以上に遡っても、「暑い時季」に該当する7月や8月というような頃には、北海道内に在ったか、何やらでサハリンに在ったかというような年ばかりだったと思う。在った場所で「多少暑い…」は勿論在ったが…2020年7月末から8月初めに出掛けた経過は、そういう意味合いで少し画期的であったかもしれない。

2020年7月末から8月初めに出掛けた経過の中では、「余り無理はしないで、早目に宿に入ってゆったりと…」という程度に考え、「水分は多目に摂ろう…」としていた。今般もそういうような感じで善いと思う。

日程の大半が京都で、往復の長い道程が待っている。酷く愉しみだ!!!

雲…(2022.07.26)

早朝にやや雲が多い気がしていたものの、雲が流れ去って天が明るめになった日中だった…

↓見上げた天の様子だ…
26-07-2022 X100F (15)

↓やや湿った空気が温くなる感だった…多分22℃程度だったと思う。
26-07-2022 X100F (16)

「見上げた天の雲」を撮るのは、電線が邪魔になる等、意外に難しい場合も在る…

こういう写真に関しては、露出に関して「標準、オーバー、アンダー」の3種が、1回シャッターを押すと自動的に記録される―換言すると「1回撮ると3枚の画」―という方式、「AEブラケット」で撮る。後から「三者択一」で画を択んでみる。今般は“アンダー”を択んだ。

何か「夏の天」のような「初秋の天」のような、不思議な眺めだと思いながら見上げた天だった…

<Premium YEBISU>(ヱビスビール)…(2022.07.26)

↓久々に、妙に欲しくなった…
26-07-2022 X100F (6)

↓古くからの銘柄…なかなかに好い…
26-07-2022 X100F (8)

「ヱビスビール」は「恵比須様」に因むモノだ。が、一部の言語では「何か妙なモノ…」を示し、名前を視ると吃驚する場合が在るとも聞いた…

夕べに…(2022.07.24)

「日曜日」というのは、食事を愉しむ店が休業する例も目立つが、営業している例も見受けられる。

↓「何か頂こうか…」と日曜日の街に出た直後、直ぐ御近所の御店が開店した直後―店主氏が御店の前に看板代りの幟を立てる様子が偶々視えた…―だったので、立寄ってとりあえずハイボールを頂いた。
24-07-2022 X100F (6)
↑“お通し”に出たチャーシューが美味かった…

↓タコめしが酷く美味い!
24-07-2022 X100F (9)
↑稚内辺りは、タコを色々と利用するということもして来た経過が在るようだ。が、「タコめし」と聞くと、少し前に愉しく観た広島県内の街をモデルにした場所で物語が展開する映画で、主人公達が馴染の店で摘まむモノというイメージが妙に強い。

↓シーザーサラダを頂く…
24-07-2022 X100F (11)
↑2人や3人で分けて摘まむようなことを想定しているらしい、ヴォリューム感溢れるモノだ。一人でペロリと頂いてしまうのだが…

↓鶏の串焼き…
24-07-2022 X100F (13)
↑この御店の鶏串焼きは、肉がやや大きい感じなのが嬉しい…

↓赤ウィンナー…
24-07-2022 X100F (15)

↓「子どもの弁当」の定番たる「タコさん」だ…
24-07-2022 X100F (16)
↑この「タコさんの赤ウィンナー」だが、幼児から小学校低学年位では好評らしいが、小学校高学年や中学生になると「普通にウィンナーで好い…“タコさん”は少し気恥しい…」ということになるらしい。自身が幼児から小学校低学年位の頃、この“タコさん”というのは余りポピュラーでもなかったように思うが、赤ウィンナーは弁当のおかずの定番だったように思う。

↓そして鰊切込みだ…
24-07-2022 X100F (18)
↑鰊の身や数の子が入った、塩辛風なモノで、これを摘まみながら呑むという感じが酷く好い…

休日の夕べをゆったりと過ごした…

カレーのオムライス…(2022.07.24)

↓休日の日曜日に頂いたランチだ。オムライスである。
24-07-2022 X100F (3)

↓カレー風味のピラフを玉子焼で包み、カレールーをベースにしたソースを合わせる。「在りそうで余り無い?」という感じのように思う。
24-07-2022 X100F (2)

最近は平日に少し離れた場所で過ごす場面が多いので、専ら休日に寄ることが多い御近所の御店で長く供されているメニューなのだが、なかなかに気に入っている。

夕べに…(2022.07.23)

↓帆立の串焼きはバターを一寸点けていて、これが酷く美味い…
23-07-2022 X100F (1)

↓観ていた配信のドラマに因んで「八丁堀」という愛称が冠せられたホルモン串焼きも好い…
23-07-2022 X100F (3)

↓「時には…」とシシャモを摘まんだ…
23-07-2022 X100F (5)

↓トンハツも定番だ…
23-07-2022 X100F (8)

↓玉子めしの誘惑には抗い難い…
23-07-2022 X100F (9)

↓やがて枝豆を摘まむ…
23-07-2022 X100F (11)

こういうような「夕べの一時」が、何時も凄く好い感じだ…

夜…:南稚内駅(2022.07.22)

愉しい夕べを過ごした後だった。引揚げようと戸外に出た。そして辺りを歩いた。

↓南稚内駅だ…
22-07-2022 X100F (69)
↑遅めに到着する夜の特急列車の乗客を意識し、或いは辺りで夕べを過ごしてから移動する人達を意識し、この辺りにはタクシーが待機している場合も少なくない。

久し振りに、夜にこういう様子を眺めたが、駅前に停まっていたタクシーを利用して引揚げてみたというのも久し振りだった。

「STAFF ONLY」…「STOP!」…(2022.07.22)

↓街角でこんな看板を眼に留めた。
22-07-2022 X100F (17)
↑“〇”で人型を囲んで「STAFF ONLY」と在る。「STAFF」という分類の人は随意に出入りするということか?他方で「関係者以外立入禁止」というような文字も目立つ。

「STAFF ONLY」と「関係者以外立入禁止」と?何れにしても「STAFF」という分類の人、または「関係者」が出入りするという事情が前面に出ている感じだ。通行人に向けて「立入を御遠慮願う」という意味としては、何か「押しが弱い?」というようなことを思った。

↓と思っていれば、直ぐ横にこういう看板が在った。
22-07-2022 X100F (16)
↑「STOP!」と「〇で“手”を囲んで斜線」だ。「〇で“手”を囲んで斜線」は「触るな」ということのように思わないでもない。が、掌を見せるように腕を挙げて「停まりなさい」という動作も在る。そんなことで、看板が在る場所で停止し、柵を触る等すること無く、立入を御遠慮願うということであろうか?

個人的には、柵のようなモノで囲った場所で、通路が在るという感でもない場所に無理に入り込もうというようなことをしようとは思わない。が、そういうことをした方が見受けられる等して、御遠慮願う意味で看板でも出すとすれば、存外に難しいのかもしれない。

雲…(2022.07.22)

陽射しが心地好いような感の他方、何やら天が少し不思議な感じに見えた午後だった…

↓天を覆うように薄目な雲が拡がり、天の蒼が微妙に透けて、そして光が拡散しているというような感だった。
22-07-2022 X100F (9)

↓更に見ていると、色々な形の雲が散在してゆったりと流れているような具合だった。
22-07-2022 X100F (10)

↓偶々、稚内市立図書館の裏側辺りに在ったのだが、建物の壁、地面の草、天と雲という様子が面白いと思った。
22-07-2022 X100F (13)

殆ど毎日のようにX100Fは持参する。そして、こういう「一寸面白い…」は写真に収めるようにしている。

「*ご報告*」…(2022.07.22)

朝に道草をした店…

↓こんなモノがさり気なく掲出されていた。
22-07-2022 X100F (2)
↑「*ご報告*」と在る…

店舗脇の<ドナルド>の件に関する報告ということだった。

不意に姿を消したので「拉致されたか!?」と驚いた。或いは、何かの事情で撤去してしまうのかと思わないでもなかったが、風雪に晒されて多少傷んだ塗装を補正していたということだったようで、無事に戻っている。

店舗脇の<ドナルド>は、方々から街を訪れた方達の記念撮影場所として一定の人気が在るようだが、他方で何時も辺りを通る、時々店に寄るという街の人達にも親しまれている「何時もの眺め」である訳だ。

この「暫く離れて御心配頂いたが、戻ったのでまた宜しく御願いします」という「*ご報告*」も、なかなかに好いと思った。

紫陽花…(2022.07.22)

夕刻、南稚内駅に近い辺りの街へ出た…

↓歩道の端に植栽が在って、花が咲いていたのを眼に留めた。
22-07-2022 X100F (18)

↓紫陽花だ…
22-07-2022 X100F (19)

「紫陽花」という漢字は、漢詩に在ったそうだが、詩人は恐らく他の花のことを謳ったらしいが、平安時代に日本でこの感じが用いられ始めたらしい。

「あじさい」という呼称は、「集真藍(あづさあい)」という言い方が転訛したモノであるらしい。「藍(青)色が集まる」という程の意味だ。

↓青や紫の様々な色合いが集まり、紫陽花は美しいと思う。咲いているのに出くわすと、何となく眺めてしまう。
22-07-2022 X100F (21)

花が集まっているような感じであることから、「家族」や「団欒」という意味の“花言葉”が在るという。

“花言葉”としては、次第に色を換えながら美しく咲いている様子から、「心を奪い悪い」というイメージで、「高嶺の花」や「神秘的」というモノも在るという。更に「神秘的」、「知的」というようなモノや、「無情」、「高慢」、「美しいが冷淡」というややネガティヴなモノまで在るそうだ。

江戸時代、かのシーボルトは日本国外へ去る羽目になった後、長崎で愛していた「お滝さん」を偲んで紫陽花を「オタクサ」と呼んだという。それに因んで、遠距離恋愛のような感じの「辛抱強い愛」という“花言葉”も在るそうだ。

↓紫陽花に出逢う場面で、カメラを持っていると写真に撮りたくなる。
22-07-2022 X100F (22)

↓偶々通り掛った場所で紫陽花を見掛けたのは、何か酷く嬉しかった。
22-07-2022 X100F (23)