絵本…:ウクライナ発の作品(2022.07.14)

↓耳目に触れた絵本を求めた…
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↑作品を知った時「とりあえず見たい!!」と強く思った。そして、頼めば簡単に入手可能であると知って頼んだ。本を読んで善かったと強く思っている。

↓とある平和な街が舞台ということになるファンタジーだ。
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本作の3体の主要キャラクターは、或いは「普通の人々が普通に暮らす平穏な街」を象徴するような造形だと思う。或いは「平穏な地域を愛する人々の心」を象徴するような造形かもしれない。

人々の生命の輝きと共に在って、街を彩る花の世話をして歌を愛する“ダーンカ”。人知れず伝わる、または大切に伝えられる街の文化遺産や魅力を見出すことを愛する“ファビアン”。周辺地域や遠い地域とを自由に行き交い、素晴らしい景観を愛する“ジールカ”。そんなキャラクターが居るとされている。

↓とある平和な街に、何もかもを闇で覆う、心も心臓も無い“戦争”がやって来る。そして如何なって行くという物語な訳だ。
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「止めて下さい…」と頼んで止めて貰えるのでもない。何とか抗って巧く何かが出来るのでもない。何もかもが塗潰されようという中、心を合わせて歌いながら光を照射するという小さな抵抗で“戦争”が退散する。以前の様相と多少異なる平穏な様子が何とか戻って行くという物語だ。

本作は2014年頃に「内戦」という様相が見え始めたウクライナで、地元の作家が「児童“も”読む場合を想定して、画も添えて綴られた物語」として世に問われた作品だ。そんな頃の問題が尾を引いて、更に重大な事態に陥った昨今であるからこそ、広く読まれなければならないのかもしれない。

「児童書」で「絵本」ということになる。が、これは「児童“も”読む場合を想定して、画も添えて綴られた物語」ということになるのだと思う。夢や浪漫が溢れる児童書という中、こういう内容は「如何?」という観方も在ったようだが、昨今の状況を受けて日本国内でも出版されたようだ。

少し広く紹介してみたいと、一寸取上げてみた。

戦争が町にやってくる



キハ183系ディーゼルカー…:稚内駅(2022.07.14)

夕刻に稚内駅辺りに至ると、札幌へ向かう特急列車への乗車案内の放送が聞こえた。

↓様子を視て「おっ?!」と少々驚いた。
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↓改札口辺りに、車輛の案内図が掲出されているが…「長く視掛けなかったモノ」が引っ張り出されたという感じだった。
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何時頃からか、稚内駅の特急列車はキハ261系ディーゼルカーが専らとなっていた。キハ183系の登場は少し珍しい…以前は、毎日のように稚内駅に現れていた車輛だが、「御無沙汰したね…」という感じだった。

↓時間が在ったので、入場券を求めてホームに出て車輛を眺めた。
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↑改札口に近い辺りが列車の後尾となる。

↓列車の先頭側に歩を進めて眺めてみた。
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↑列車愛称の入ったマーク、または列車愛称が表示される正面辺りに漠然と「特急」という表示がされている。

↓定刻に列車は動き始めた。
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↓札幌へ向かう<宗谷>である。長い道程がここから始まった訳だ。
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聞くと、最近の稚内・旭川間、稚内・札幌間の特急列車はキハ261系ディーゼルカーの、この辺りで見慣れた最初期型のモノと、<はまなす編成>が投入されているのだという。今般、その<はまなす編成>を<ラベンダー編成>で運行している列車の代走に投入した結果、稚内の列車に関してキハ183系が代走ということになり、それが現れた場面に出くわした訳だ。

キハ183系ディーゼルカーは、現在では札幌・旭川・網走の特急列車で見受けられるばかりとなっている。「2022年度中」とされているのだが、近く退いてしまう。網走方面の列車は、主に札幌・釧路間で用いられていたキハ283系ディーゼルカーが異動するということだ。そんなことを思い出すと、今般はキハ183系ディーゼルカーが「御別れの顔見世」に現れていたような気がしないでもない。或いは、時には“代走”というようなことで現れるのかもしれないが…

一寸面白かった!