この時季、京都では午前5時頃が日出で、午後7時頃が日没であるようだ。“休業日”的な過ごし方で普通に休み、スッキリ目覚めてみれば、日出の頃の少し前だった。
日出の頃を過ぎて陽が高くなって行く中、午前7時頃で既に「強い陽射し…」という感じになっている。「夏らしい!」のだが、朝の時点で気温は30℃前後で、日中は更に気温が上昇する。宿の朝食を頂く際、会場に据えられたテレビでニュースが流れている。その中で「危険な暑さ」という表現が在った。通常は「大変な場所も在るのだな…」という程度に聞き流すが、現在はその「当該地域」に在る訳である。何か不思議な気がしている…
そういう中での一日である。
午前中は「所用」というようなことで同行者と共に在った。四条烏丸周辺、烏丸御池周辺で少し動き、<スマート珈琲店>で一息入れて、昼食は<キエフ>のランチとした。「想い出の店」という感の<スマート珈琲店>は珈琲とホットケーキを頂いた。<キエフ>のランチは、過日のディナーと変わらない感じで好かったが、店は存外に賑わっていた。
同行者とはそこで別れた。昼頃は殊更に暑い…無理に戸外を歩き廻るべきでもない…自身も宿に引揚げて一息入れた。
やがて午後4時半頃になり、何かを頂きたくなって戸外に出た。陽射しが弱まって、些かは凌ぎ易くなっていた。それでも歩けば酷い汗は免れない…
<シェイクシャック>というハンバーガーの店が宿から遠くない辺りに在った。一寸寄ってみて、やや早めな夕食ということにした。そこまでは好かったが…フラフラと歩いて烏丸御池に至り、地図が入った周辺案内図で、二条城が地下鉄で一駅の辺りで「徒歩圏内」と気付いた。そして…歩いてしまった。
二条城に至ってみれば、「夏まつり」と称してライトアップを実施すると判った。入場は有料で、近所のセブンイレブンでも入場券を売っていた。それを求めてしまい、ライトアップを眺めた。唐門の感じが秀逸だった…
二条城からは宿まで地下鉄で引揚げた。東西線で一駅、乗換えて烏丸線で一駅と遠くもない。往路は歩いてしまった区間だ…
そんな訳で存外にエネルギーは使った…早めに休みたい感だ。
山科団地…(2022.07.29)
東野駅…:京都市営地下鉄東西線(2022.07.29)
回転寿司…:三条河原町:<寿しのむさし>三条本店(2022.07.31)
「休暇で京都に滞在」という状況下の中で“休業日”的な過ごし方をしていた日曜日であったが、宿に在った時に、京都在住の友人と夕刻に連絡が取れた。「軽く夕食でも?」という相談になった。
↓この御店を訪ねた。

「三条河原町の<寿しのむさし>」ということで、友人に会うべく出る前にノートパソコンでネット検索し、場所をとりあえず確かめた。宿の在る四条烏丸からであれば、三条へ北上し、そこから東側の河原町に進むことになる。
判り易そうな場所ながら、不慣れで迷うこと、行き過ぎてしまうことを危惧し、少し早めに出て歩いたが、今般は特に迷わなかった。歩いたことも在る三条通を東へ真直ぐで、河原町と三条通とが交差する辺りに店は在った。
↓間口は余り広くないが、奥行きが在る。京都ではよく在るような造りの建物だと思った。

店の前で友人と落ち合い、入店して寿司を愉しんだ。
↓「赤だし」は濃い色の味噌を使った汁物で、ハマグリが入っている。

↓「湯引きハモ」は、京都辺りでポピュラーな鱧である。湯引きということでスッキリしていて、梅味のペーストが点いていた。

↓「バッテラ」は関西でポピュラーな鯖の押寿司だ。

↓「白魚」(しらうお)の握りというようなモノは初めて頂いた。

↓「はも押寿司」は店の定番のようなのだが、鱧に味を点けて押寿司にしていて、これが好かった。

↓「京だし巻」は、京都辺りの流儀の出汁巻き玉子焼で、和風出汁の好い味だった。

↓「いなり」は京都辺りでポピュラーな形のモノで好かった。

↓「炙りうなぎ」は鰻を炙ったモノが載っているが、これが美味かった。

友人は自身が「寿司が美味いイメージの北海道」から来ているので、「回転寿司に誘って善かったのか?」とも少し思ったらしいが、自身が上記のモノをドンドン食べている様子に少しだけ驚いたらしい。「そういう観方も?」と思ったが、択んで頂いたのは「京都辺りでポピュラーな」とか「関西の流儀」というように見えるモノで、「地元の皆さんが普通に愉しむモノを、自身も普通に愉しんだ」という感覚だった。
回転寿司の店になど寄ると、何やら酷く「休日らしい」という気分になる。店を出た後に引揚げる際は、三条河原町から四条河原町へ南下し、四条通を東寄りから西寄りへ進むというように歩いた。
↓この御店を訪ねた。

「三条河原町の<寿しのむさし>」ということで、友人に会うべく出る前にノートパソコンでネット検索し、場所をとりあえず確かめた。宿の在る四条烏丸からであれば、三条へ北上し、そこから東側の河原町に進むことになる。
判り易そうな場所ながら、不慣れで迷うこと、行き過ぎてしまうことを危惧し、少し早めに出て歩いたが、今般は特に迷わなかった。歩いたことも在る三条通を東へ真直ぐで、河原町と三条通とが交差する辺りに店は在った。
↓間口は余り広くないが、奥行きが在る。京都ではよく在るような造りの建物だと思った。

店の前で友人と落ち合い、入店して寿司を愉しんだ。
↓「赤だし」は濃い色の味噌を使った汁物で、ハマグリが入っている。

↓「湯引きハモ」は、京都辺りでポピュラーな鱧である。湯引きということでスッキリしていて、梅味のペーストが点いていた。

↓「バッテラ」は関西でポピュラーな鯖の押寿司だ。

↓「白魚」(しらうお)の握りというようなモノは初めて頂いた。

↓「はも押寿司」は店の定番のようなのだが、鱧に味を点けて押寿司にしていて、これが好かった。

↓「京だし巻」は、京都辺りの流儀の出汁巻き玉子焼で、和風出汁の好い味だった。

↓「いなり」は京都辺りでポピュラーな形のモノで好かった。

↓「炙りうなぎ」は鰻を炙ったモノが載っているが、これが美味かった。

友人は自身が「寿司が美味いイメージの北海道」から来ているので、「回転寿司に誘って善かったのか?」とも少し思ったらしいが、自身が上記のモノをドンドン食べている様子に少しだけ驚いたらしい。「そういう観方も?」と思ったが、択んで頂いたのは「京都辺りでポピュラーな」とか「関西の流儀」というように見えるモノで、「地元の皆さんが普通に愉しむモノを、自身も普通に愉しんだ」という感覚だった。
回転寿司の店になど寄ると、何やら酷く「休日らしい」という気分になる。店を出た後に引揚げる際は、三条河原町から四条河原町へ南下し、四条通を東寄りから西寄りへ進むというように歩いた。
<大丸>…(2022.07.31)
河原町から烏丸へ、概ね東から西へ四条通を歩いた。
↓「何の店??」と思って足を停めた…

↑ビルの入口に大きな暖簾というのは、少し独特な感じで目立っていた…
「〇で“大”の文字を囲む」という図案が入っているが、これは「大丸」だ。
暖簾の右側の少し下寄りに「創業享保二年」と在る。「享保2年」は「1717年」で、かの徳川吉宗の時代である。
現在の<大丸>は1717年に京都の伏見に起こった呉服店を起源とするそうだ。1726(享保11)年に大坂に出店し、1728(享保13)年には名古屋に出店した。そして名古屋で初めて屋号を「大丸屋」とした。1737(元文2)年には京都に総本店を建てている。1743(寛保3)年には江戸にも出店した。
この江戸時代の店が明治時代以降に現在に通じる百貨店となって行く訳だ。そんな「歴史」を「暖簾」でさり気なく表現している。面白い!
ところで…やや暑い中、暖簾の隙間から館内冷房の少しだけ冷たい空気が流れて来るのが感じられ、些か頬が緩んだ…
↓「何の店??」と思って足を停めた…

↑ビルの入口に大きな暖簾というのは、少し独特な感じで目立っていた…
「〇で“大”の文字を囲む」という図案が入っているが、これは「大丸」だ。
暖簾の右側の少し下寄りに「創業享保二年」と在る。「享保2年」は「1717年」で、かの徳川吉宗の時代である。
現在の<大丸>は1717年に京都の伏見に起こった呉服店を起源とするそうだ。1726(享保11)年に大坂に出店し、1728(享保13)年には名古屋に出店した。そして名古屋で初めて屋号を「大丸屋」とした。1737(元文2)年には京都に総本店を建てている。1743(寛保3)年には江戸にも出店した。
この江戸時代の店が明治時代以降に現在に通じる百貨店となって行く訳だ。そんな「歴史」を「暖簾」でさり気なく表現している。面白い!
ところで…やや暑い中、暖簾の隙間から館内冷房の少しだけ冷たい空気が流れて来るのが感じられ、些か頬が緩んだ…
<京都BAL(バル)>…(2022.07.31)
ワークパンツを洗濯…(2022.07.31)
シガレットケース…(2021.07.31)
↓卓上にこういうモノを何となく置く…

↓16本の煙草が入る、金属製のシガレットケースだ…

歩き廻れば汗をかく暑い夏だ。煙草の紙箱をポケットにでも入れていれば、箱と中身が酷く傷んでしまう…「何か?」と思い始めた時、四条大橋の傍に在った小さな煙草の店でこれが売られていたのを眼に留めた。思わず求めて愛用し始めた。
↓ケースに少し位の汗が付いても、中身の煙草は健在である。汗で湿るというようなこと、紙箱が歪んで煙草が半ば曲がったようになるということは避けられる。

↑立寄った御店に確り喫煙席が設けられていた。

↑何処も原則禁煙を謳っているという街で、こういう場所は酷く嬉しい…
特段に「京都に所縁の品物」ということではないが、「京都で出くわして求めた」という意味で、「想い出の品物」ということにはなると思う。

↓16本の煙草が入る、金属製のシガレットケースだ…

歩き廻れば汗をかく暑い夏だ。煙草の紙箱をポケットにでも入れていれば、箱と中身が酷く傷んでしまう…「何か?」と思い始めた時、四条大橋の傍に在った小さな煙草の店でこれが売られていたのを眼に留めた。思わず求めて愛用し始めた。
↓ケースに少し位の汗が付いても、中身の煙草は健在である。汗で湿るというようなこと、紙箱が歪んで煙草が半ば曲がったようになるということは避けられる。

↑立寄った御店に確り喫煙席が設けられていた。

↑何処も原則禁煙を謳っているという街で、こういう場所は酷く嬉しい…
特段に「京都に所縁の品物」ということではないが、「京都で出くわして求めた」という意味で、「想い出の品物」ということにはなると思う。
<スペシャルモーニング>…:前田珈琲 室町本店(2022.07.31)
↓こんな御店に足を運んでみた。

↑少し以前にオリジナルのブレンドやエチオピアの「モカ・イルガチェフ」というような珈琲豆を通販で御願いした店の本店である。今般滞在している宿から近い場所であることに気付き、立寄ってみたのだ。
↓こんな暖簾が掛かっている。

↑正面の、何か書道の作品であるようなモノだが、これは左上側から「maEdA」という文字を組合わせて、一見すると何かの難しい字であるかのように纏めたデザインであるそうだ。要は「前田珈琲」の「MAEDA(前田)」である。
↓午前10時20分位に寄ったのだった。「7時から11時」というのが「モーニング」ということで、そのメニューが出て来た。

↓御願いした<スペシャルモーニング>が登場した…

↑思った以上のヴォリューム感に些か驚いた…
↓タップリなキャベツのサラダ…玉子焼とベーコン…トースト…ジュースと珈琲だ。珈琲はオリジナルのブレンドを御願いしてみた。

少し以前に、別な御店で「朝食」を頂いた経過が在ったが、その時も「なかなかのヴォリューム…」と思ったのだった。
この御店もヴォリューム感在る「朝食」を供しているのだが、或いは京都では「喫茶店での朝の一時」というのが“文化”なのかもしれない。
↓なかなかに素敵な御店と出会うことが叶った。


↑少し以前にオリジナルのブレンドやエチオピアの「モカ・イルガチェフ」というような珈琲豆を通販で御願いした店の本店である。今般滞在している宿から近い場所であることに気付き、立寄ってみたのだ。
↓こんな暖簾が掛かっている。

↑正面の、何か書道の作品であるようなモノだが、これは左上側から「maEdA」という文字を組合わせて、一見すると何かの難しい字であるかのように纏めたデザインであるそうだ。要は「前田珈琲」の「MAEDA(前田)」である。
↓午前10時20分位に寄ったのだった。「7時から11時」というのが「モーニング」ということで、そのメニューが出て来た。

↓御願いした<スペシャルモーニング>が登場した…

↑思った以上のヴォリューム感に些か驚いた…
↓タップリなキャベツのサラダ…玉子焼とベーコン…トースト…ジュースと珈琲だ。珈琲はオリジナルのブレンドを御願いしてみた。

少し以前に、別な御店で「朝食」を頂いた経過が在ったが、その時も「なかなかのヴォリューム…」と思ったのだった。
この御店もヴォリューム感在る「朝食」を供しているのだが、或いは京都では「喫茶店での朝の一時」というのが“文化”なのかもしれない。
↓なかなかに素敵な御店と出会うことが叶った。
