しおらーめん…:<山頭火>(2022.08.07)

旭川駅の南寄りな、川があ在る側から歩を進め、北寄りな側へ出た。「少し遅めな昼食を…」というようなことを想い始めた…

↓こういう様子を眼に留めた…
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少し御無沙汰していたラーメンの店だった。以前の場所の直ぐ隣のような、より広い店になって少し時日を経ているが、新しい店には入っていなかった…

↓そういう訳で入り、「しおらーめん」を御願いした…
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↓個人的には所謂「塩ラーメン」というよりも「諄過ぎない豚骨スープのラーメン」というように感じる。それがこの店の「しおらーめん」だ。
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↑強く縮れてはいないタイプの麺だと思う。それがこの独特なスープと合う。

↓今般はサイドに「コールスロー」を御願いした…
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「旭川を代表…」というような何軒かの一軒であるようなラーメン店…時には好い…

“休業”?=運行日誌(2022.08.07)

何か「崩落…」とでも形容したい様相で、深夜帯に眠気に堪え難くなり、そのまま寝入って明るい朝を迎えたという感だった。早朝に「北上の途に就く」という意図を放棄し、「如何でも構わない“休業日”」を旭川で過ごすという具合に、急に決めたことが「大正解?!」であったかもしれない。そんな気がしている…

宿を出た後、カフェに入り、ノートパソコンも広げて何やらゆったりと過ごした。そこから、嵩張る荷物を旭川駅のコインロッカーに預けた。ストレートに向かえば、旭川駅から歩いて10分程度か?日帰り入浴施設を訪ねて寛いだ。やがて少し遅めな昼食を愉しみ、その後に覗いた本屋で一冊の本を求めてしまった。

やがて本日の宿の宿泊者受入の時間帯になった。それを見計らって入ったが…居室で居眠りに陥った。陽が傾いたような頃に起き出した。そして窓から夕暮れを眺めて、何となくのんびりとした。

そして午後8時頃から戸外に出て、チェーン店なのだとは思うが、居心地が悪くない居酒屋に出くわし、相対的に安価に焼酎を頂いて料理を摘まんだ…

振り返ると、「旅の途上」というよりも、「住んで居る街で何となく過ごす休業日」というような行動様式だと思っている。

そう言えば、日中に寄った入浴施設のサウナで、休日昼の何やらのトーク番組が流れていた。格段に興味も無い話しという場合が多いのだが、今般は「夏の美味いモノ」ということで、何やら“ひつまぶし”に話題が及んでいた。「一寸、贅沢をしてしまった…」と思ったが、「名古屋の忘れ物を東京で回収…」というように頂いたばかりで、実に美味だった。アレが酷く評価が高いメニューだということを実感してしまった。

相変わらずだが…今般も7月28日に南下を開始して以来、再北上の現在に至る迄、宿の居室ではテレビを視聴せず終いだ…思い出すのはそのサウナで視た例という位だ…

何やらゆっくりしたが、明日は早起きだ…

<池田屋>…(2022.07.31)

回転寿司の店で友人と落ち合うべく場所を探していた。

思った以上に簡単に回転寿司の店は見つかり、待ち合わせに少しだけ間が在った。辺りを見回した。

↓こんな店が眼に留まった…
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↓幕末期の所謂「池田屋騒動」が発生した場所であるらしい…
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少し前の2018年に『池田屋乱刃』という小説を読了していた。所謂「池田屋騒動」は様々な形で取上げられているのだが、自身としてはこの『池田屋乱刃』という小説が「最も近い時期に触れた事例」ということになると思う。

↓「現場」での出来事等を紹介する内容が掲出されていた…
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<池田屋>は居酒屋になっているようだ。メニューに、ここの騒動で名を馳せた新選組の幹部の名を冠するというようなこともしていると見受けられた。機会が在れば寄りたい感だ…
posted by Charlie at 19:08Comment(0)京都府

「長刀鉾 NAGINATAHOKO」…(2022.07.31)

↓滞在した宿の傍で眼に留めた…
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↓祇園祭の「長刀鉾」(なぎなたほこ)が紹介されている…
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↓関係する団体が利用している場所の目の前であるようだが、自販機に「長刀鉾」(なぎなたほこ)を紹介するラッピングを施している訳である。一寸面白い…
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posted by Charlie at 18:11Comment(0)京都府

<八坂の塔>が在る光景…:早朝(2022.08.02)

四条烏丸から四条通を東側へ進み、祇園から東大路に入って少し南下する。未だ暑さが酷くなかった早朝に「それでも酷く汗はかく…」とういう様子で歩き廻り、<八坂の塔>を望む辺りに至った。

↓明るくなり始めている天を背後に塔が聳え立つ様子は好い感じだ…
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↓辺りの建物等とのバランスが面白いというようにも思う…
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↓坂を上がって、振り返って塔を望むというようなことも愉しんでみた…
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この場所に関しては、何となく「早朝の散策」で立寄るのが好いというような気もしている…
posted by Charlie at 10:58Comment(0)京都府

「ロシア流?」という感…:<MATRYOSHKA>(マトリョーシカ):名古屋・錦(2022.08.03)

↓こんな感じ…小さなショットグラスにウォッカを満たし、「皆様の御健勝に!」というような御発声で「ギュッ!!」と一息にウォッカを干す…
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↓ウォッカを空ける場面の他は、ピクルスでも摘まんで談笑…
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↓往年の著名な料理人に因む命名と聞くが、「オリヴィエ」と呼ばれる「非常にポピュラーなサラダ」を摘まみながらウォッカというのも秀逸だ…
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何か「ロシアの流儀」を名古屋の繁華街で満喫してしまった…「煙草は?」とでも言い出せば「そこの階段の外気に当たるバルコニーで…」という辺りまでもが「ロシアの流儀」だった…

↓本当に「よく在る…」という感じの“夜の街”のビルに、笑ってしまう程に「ロシアの流儀」な場所が在った…
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↓名古屋の友人に御案内頂いたが、一寸記憶に留めたい場所だ…
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posted by Charlie at 10:28Comment(0)愛知県

旧郵便局長室…:KITTE(2022.08.05)

↓何か「おっ!?」と軽く驚きの声が漏れるような、なかなかに重厚な感じの部屋だ…
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東京駅の直ぐ脇に、嘗ては「東京中央郵便局」ということで、郵便業務の重要拠点で、郵政関係の重要なオフィスであった場所が在り、その建物の外観等を一部に残しながら商業施設やオフィス等になっている<KITTE>と称する建物が在る。これはその建物の中に設えられた部屋だ。嘗ての「郵便局長の執務室」のイメージになっている。多分、場所としても「概ね、往時の場所」ということなのだと思う。

↓「昭和30年代」(1950年代後半から1960年代前半)というような時代のモノと見受けられる電話機が、何か酷く好い感じだった。
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↓来館者の休憩所という意図で、執務室に在ったと伝わる細々とした調度品を敢えて再現してはいないそうだが、この旧い電話機が載った机と、窓からの風景だけで十分に趣が在る…
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それでも考えてみると、昭和30年代頃には背後の東京駅の外観が少し違ったであろうとは思う。東京駅が、創建時の様子を意識した外観になったのは、考えてみると比較的近年なのだった…が、そういうことを論うのも野暮というものだ。この雰囲気が酷く好い!
posted by Charlie at 10:09Comment(0)東京都

「一円相」(いちえんそう)…:建長寺の売店で求めたTシャツ(2022.08.05)

↓鎌倉の建長寺を訪ねた折に眼に留まり、思わず求めてしまったTシャツだ。
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「〇」は「円相」(えんそう)というモノだ。禅に関係する書画であるという。図形の丸(円形)を一筆で描くのだということだ。。「一円相(いちえんそう)」、「円相図(えんそうず)」とも呼ばれるというが、建長寺では「一円相」(いちえんそう)と呼んでいた。

建長寺では「無限の宇宙」、「無の心境」というようにこの「一円相」について説いているようだ。円形で象徴される何か?これは観る者の解釈に委ねられるという性質であるらしい。

↓Tシャツの背中側にはこういう文字も入っている。
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↓更に袖にも文字が入っている。
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何やら「外国からの来訪者が好んで求める土産」という感もするが、自身も本州方面に入れば“異人”のような感は否定出来ないので、こういうモノを敢えて求めるのも一興だ。加えて、夏季の旅行では想定以上にTシャツ等が汚れてしまうので、実用面でこういうモノを求めること自体が有意義なのだが…

早速に旭川から着用だ。「無限の宇宙」、「無の心境」という、「一円相」が象徴する境地というのが好いかもしれない…

再訪…:<iL-CHIANTI Chelie>(イルキャンティ チェリエ):桜木町(2022.08.05)

桜木町の宿に連泊した。直ぐ傍の、強めな雨で動き悪かったという事情も手伝って立寄った御店での夕食がなかなかに好かった。

その夕食の際、「何を御願いしようか?」と考えて、「何れにしようか?」と迷って御願いしなかったモノが色々と在った。(以前であれば、強引に纏めて御願いして、纏めて頂くような真似を仕出かしていたと思う…)

↓その前日に「迷って、御願い出来なかった…」というモノを「頂いてみよう…」と前日に続いて立寄ってしまった。
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↓こういう雰囲気の店内で、居心地も好い…
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↓ハイボールを頂きながら、待つこと暫し…
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↓チーズやアンチョビも入ったイタリアンサラダというモノを摘まんだ…
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↓フラスコのようなボトルに入った「オリジナルドレッシング」の、色々と交じり合った味わいが凄く好かった…
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↓そしてコレ!この不思議な外観…
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↓「イカすみのスープスパゲッティ」である…“イカすみ”で真黒だが、その奥にトマトの酸味も交じって、ガーリックが効いたスープが物凄く美味い…
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「イタリアン連投」という様相…時には凄く好い!必ずしも「御当地」ではないが、地元の皆さんで賑わっている様子な御店で、「横浜の桜木町で美味しい御店」として強く記憶に残った。或いは、出先で食事に立寄る場所というのは、こういう感じな場所が好いようにも思う。

ひつまぶし…:<ひつまぶし 名古屋 備長>丸ビル店(2022.08.05)

鎌倉駅から列車に乗り、東京駅に到った。

東京駅の壮麗な駅舎を眺めるべく丸の内側に出たかったが、地下のホームに列車が辿り着き、地下の改札口から出たが、何処から如何いうように地上に出るのかが今一つ判らずに何やら苛立った。そうしていれば「丸ビル」への通路が在って、何とか地上に出られた。

その丸ビルの館内を少し歩き廻ってみた。色々なモノを販売している店も散見するが、飲食店が多い場所であるように思った。

↓こういう看板を眼に留めた。
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↓名古屋の流儀による“うなぎ”だ…
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往路、復路で名古屋を通っていて、泊ってさえいたが、この「名古屋の流儀による“うなぎ”」は顧みなかった。尤も、他に色々と愉しんだ訳だが…

↓折好く「昼食の時間帯…」であったので、「名古屋の流儀による“うなぎ”」である「ひつまぶし」を頂いてみることとした。
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↓蓋が付いた容器を開けて「頂きます!!」である。
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↓「名古屋の流儀」は「東京の流儀」とは異なり、蒸すような工程が無く、炭火でサクッと焼き上げるようだ…「地焼き」と称するそうだ。そういう焼き方で味を点ける…
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↓先ず、ストレートにうなぎと米飯を茶碗に容れて頂いてみる…
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↓続いてネギやワサビというような薬味を加えたモノを愉しむ…
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↓やがて添えられた出汁を注ぎ、刻み海苔も添えて「うなぎの茶漬け」ということにする…
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↓こういう「作法」が在るのが「名古屋の流儀」という訳か…3杯を愉しんだ後は、随意の方式で愉しもうということのようだ。
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「名古屋の流儀」に限らず、「各地の流儀」の「佳いモノ」が集まるということ、それが供せられているということが、「非常に“東京らしい”」ということなのかもしれない。結果的に「立寄った名古屋での“忘れ物”を回収」ということになった。更に「細やかな贅沢?」という挙に及んでしまった…時には悪くないが…

>>御参考までに<ひつまぶし 備長>の公式サイト
posted by Charlie at 02:45Comment(0)東京都

上空から望む幕張…(2022.08.06)

羽田空港から新千歳空港へ飛ぶ段取りだった。

羽田空港で利用予定の便の搭乗手続きをしてみれば、「最後列の窓側座席」というモノが確保出来た。

張り切って搭乗し、窓をみていたが、上昇する飛行機は直ぐに蒼天に散っていた雲の中、または雲の上で「下界」が余り視えない。

↓やがて雲が少し途切れてこういう様子が覗いた…
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↑海岸部に大小様々な建築が並ぶ街…野球場らしきものまで在る。

↓幕張だ…
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↑羽田空港を離陸した飛行機は、東京湾を横断するように上昇し、千葉県側の上空に進んだ訳だ…

今般、「関西・東海・関東」という程度に動いたが、千葉県内には到達しなかった…しかし、幕張の様子を上空から望んだ訳だ。「X100Fを提げて、後列の窓側に陣取る」ということが叶うと、空路の旅は酷く愉しいモノになる場合も在る…今回?機内では少し深い居眠りに陥ってしまってもいたが…
posted by Charlie at 01:50Comment(0)千葉県

長い道程を北上…=運行日誌(2022.08.06-07)

個人的な傾向なのだが、「身体が解れて、直ぐに休みたいような感」と「血行が好くなって、頭が冴えているような感」とが混在するというのが、サウナを利用した後に時々見受けられることであると思う。実は今、その「サウナ後」の様子である。そして、サウナを利用したのは午後11時台で、何やら寛いでいた間に日付も改まった。

現在、「多少勝手知った(つもりになっている)他所」という感の旭川の、館内のサウナを備えた大浴場が好い、何度も利用している宿の居室で寛いで居る…長い道程を経てここに至った。

桜木町の宿を出てから、川崎大師、高野山東京別院、泉岳寺と道草をして午後の羽田空港に至り、夕刻のフライトで新千歳空港に飛んだ。新千歳空港から札幌駅に列車で出て、札幌駅から高速バスで旭川駅前へ至ったのである。

旭川では「翌早朝に更に北上…」という思いが在ったのだが…気が変わった…北上は明後日にする…そういうことで、別途宿は決めた…

何か「大いにエネルギーを費消した」という感と「新たなエネルギーを多く得た」という感とが混在しているような気がしている。

「事案」の故に所用が些か生じてはいたが、それはそれとして、「気儘に方々を巡ってみる」というような、自身としては「最も“生きている”を実感?」という営為に身を投じた。多分、「事案」の有無と無関係にこういう機会は思い付いて設けていたと思う。が、「事案」の故に「余り無かった“充実感”」とでも呼ぶべきモノが加わったとも思っている。

20℃程度だった地域から、40℃を伺うかのような状況下に入り込み、やがて30℃前後の中になり、そこから21℃程度の場所に戻った。何か変に「時季らしい…」を経験したかもしれない。これは「善し」としたい。

「危険な暑さ」という言辞が飛び交っていた時には、「普通にその辺を動き回る」というだけで「ふやける程に汗をかいた?!」という状態になった。旭川の地では?「サウナでふやける程度に汗…」ということで、何やら変にスッキリしている。

実は飛行機や高速バスの中で、何やら「深めな居眠り」をしていた。それ故に、変にスッキリしているのかもしれない。そのうち?如何しても眠くなった時点で深く眠れば好い…