<奈良縣里程元標>…(2022.07.30)

↓興福寺の近く、三条通へ連なる辺りに不思議な標柱が据えられている。
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↑東=三重県、西=大阪府、南=和歌山県、北=京都府と各方向の県境の地名と距離とが標柱に書き込まれているようだ。

これは明治時代に日本国内の様々な「距離」を測る上での起点として各府県に設けられたものを復元したモノなのだそうだ。<奈良縣里程元標>と呼ばれるモノであるのだという。実際には、この復元されたモノの場所と若干ズレた場所に在ったそうだ。

「奈良県」は明治時代に少し変わった経過を辿っている。

明治期に府県が設けられた頃、現在の奈良県の範囲が「堺県」や「大阪府」の一部となっていたのだという。旧国名で言う大和を司る自治体が姿を消したことになる。そういう時期を経て、「奈良県」が復活した際、この<奈良縣里程元標>が登場したのだという。或いはこの元標は「独立した形の奈良県が確かに在る証」というようなことであったかもしれない。

この場所は、少し意外な挿話に出くわすことが出来る地点になるのかもしれない…
posted by Charlie at 19:19Comment(0)奈良県

南円堂…:興福寺(2022.07.30)

↓興福寺の南円堂である。何度も観てはいる建物だが、独特な形状は何度観ても面白い…
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↓八角形の屋根は「貴き者」が入るべき建物というような考え方も在るらしい。貴人が祀られている場ということになるであろうか…
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↓次第に陽射しが強まって、些か歩き廻ることがキツい感じになったかもしれない。
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この強い光に浮かぶ南円堂を観ると、「夏の日に訪ねた奈良」を思い出すというものだ…
posted by Charlie at 19:09Comment(0)奈良県

メガソーラー発電所…:新千歳空港周辺(2022.08.06)

雲の上を飛び続けた飛行機は、到着する空港を目指して次第に高度を下げる。そういうようになると窓から「下界」が視えて面白い場合が在る。

↓地面に「巨大な機械部品?」というように思った。角度の在る板状のモノが据えられ、何か「ギザギザ」というのか「凹凸の繰り返し」というようなモノを形成している。
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↓上空の飛行機の窓であるが故に判る事であると思うが、相当に広い範囲に構造物が拡がっていた。
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↓これは膨大な数の太陽光発電のパネルであるようだ。
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↓何やら凄いと単純に驚いていた。
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↑この時の光の感じの故か、パネルが光っているような感じでもなかったが…文字どおり「全く数え切れない…」という程の数のパネルが設置されていた。

判り易く纏まったデータは視掛けないが、何やら千歳辺りでは、近年はメガソーラー発電というモノが多く立地するようになっている様子だ。

『綾傘鉾 祇園囃子』/祇園祭綾傘鉾保存会…(2022.08.08)

↓こういうモノを入手した…
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↓普通の音楽CDということになる。
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↓これは祇園祭で山鉾巡行の際に演奏される囃子を収録したというディスクだ。8月1日に、祇園祭に関する一寸した展示が在って、色々なグッズ等が売られている場所に偶々立寄り、そこで見付けたのだ。
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鉦、太鼓、笛、掛け声という巡行を支える音ということになる。歩くリズムに合わせたテンポということになると思う。これがなかなかに好い。スッカリと「拙宅の居室のBGM」ということになっている昨今だ…

※CDは持ち帰った稚内の拙宅で写真に収めたが、モノは京都の想い出に関連するので、記事は「京都府」のカテゴリに入れる。
posted by Charlie at 04:35Comment(0)京都府