<ワールドポーターズ>…(2022.08.05)

↓「“雰囲気”が在る建物…」と思い、提げていた<X100F>を使った…
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↑1999年開業の商業施設であるという。様々な店舗やサービス、映画館等が入っている広大な建物であるようだ。開業から20年余りを経て、中のテナントには色々と変遷も在るようだが…

写真を見て「ここ…入らなかった…何となく…」と思い出していた。少し前に横浜を通り掛った際にも入っていない。本当に、何処かへ出掛ける都度に「“次”が在るなら…」というのが頭の隅に浮かんでしまう様子だ…

奈良公園の鹿…(2022.07.30)

↓「鹿」と言えば「奈良」…「奈良」と言えば「鹿」という感じか?鹿に変なちょっかいを出さないようにという注意喚起の看板も在る…
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↑奈良公園では珍しくもない鹿だが、何となく眺めてしまう。夏になると、春に生まれた仔鹿と見受けられる、小さく可愛らしい鹿も混じっている…

奈良の街の一部は「街に公園」というより「公園の一部が“街”」という具合になっているような気もする。そういう中を歩き廻った…

↓鹿達の様子を何となく観ていると、“大家族”とでもいうのか、一定の纏まり、グループのようなモノも存在するような感じではある。が、とりあえず奈良公園では数え切れない程の鹿が方々に集まっている。
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↓本当に、随分昔から辺りに在る動物である鹿が居る様子は、下手に構わずに「長閑だ…」と何となく眺めて愉しむ程度が好いと思う。
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他の場所では、その辺に鹿が居ると驚くが…奈良では鹿の姿が見えなくなりでもしたら驚くことであろう。本当に「風景の一部」になっている鹿達である。
posted by Charlie at 05:32Comment(0)奈良県

牛しぐれまぶし&かき氷…:<牛まぶし 三山>

奈良で昼食を頂こうとした。東大寺から公園の側へ進む途中で見掛けた店に入った。

↓こういう料理を頂いた…
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↓こんな食べ方をするらしい。これ?「ひつまぶし」の要領だ…
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奈良県は「大和牛」というモノを生産していて、牛肉料理を工夫するという機運が高いのかもしれない。

このセットは、味が程好く滲みた牛肉の煮込みと米飯、それに薬味や卵、更に出汁ということで、ゆっくりと幾つかの味の派生型で牛肉を愉しむという趣向だ。なかなかに好かった。敢えて大森にはしていないが、ヴォリューム感も在った…

↓幾つかヴァリエーションも在る。各々に好さそうだ。他方で、肉系統がやや苦手な方には、茶粥定食も意外に好いかもしれない。
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少し暑かった日…エネルギーを補給した形になったが…

↓こんなモノも合わせて頂いた…
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↑白玉も入ったかき氷…「宇治」という抹茶味なシロップのモノだ…

何か「夏の日の奈良…」という記憶に付随する味となったような気もする料理となった。
posted by Charlie at 05:29Comment(0)奈良県

模型…:東大寺大仏殿内展示(2022.07.30)

↓創建の頃の東大寺を再建したのだという模型が、東大寺大仏殿内に展示されている。
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↓現在でも中央に門が在って、奥に大仏殿が建っているという状況では在る。往時はその東西に巨大な七重塔が建っていて、大掛かりな回廊も設えられていたのだという。
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↑現在も伝わる興福寺の五重塔が50mを少し超える高さだが、往時の東大寺の東西の塔は、それを遥かに超える高さであったということのようだ…

こういう過ぎる程に荘厳な東大寺は、平安時代に至って建物の傷み等も目立って少し荒れるが、それでも修繕を重ねて維持されていた。が、それが破壊されてしまう大きな事件が在った。1180年の平重衡が率いた軍勢による南都焼討である。南都(=奈良)の寺院勢力との摩擦で平家が軍勢を差し向けたのだが、辺りを焼いて攻めた。この際に東大寺も大損害を被る。大仏が傷み、大仏殿も焼け落ちた。

↓1185年に大仏が修復され、1190年に大仏殿が再建されたという。「鎌倉時代の再建」ということになるが、東大寺大仏殿内に模型が展示されていた。
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↑現在伝わっている大仏殿よりも幅が広い、より大きな建物である。

更に鎌倉時代には南大門のようなモノも含めて色々と整備される。その後も、東大寺は独自の勢威を保ち続けたようである。

戦国時代になると、松永久秀が大和国に覇を唱え、東大寺にも近い辺りに多聞城と称する城も築いた。この松永久秀に対抗した三好三人衆、或いは筒井順慶等の大和の古くからの勢力との争いが生じていた。

両者の抗争は、やがて東大寺の境内を戦場にする羽目となってしまい、東大寺の大仏殿を含めた多くの建物が損なわれてしまった。

この戦国時代の戦いで、大仏は長く雨曝しで、大仏殿の再建は行われなかった。漸くそれが成ったのは1708年であるという。

↓「江戸時代の再建」ということになる大仏殿も模型が在る。「鎌倉時代の再建」と比べて、少し小さいことが判る。
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↑現在に伝わる大仏殿は、概ねこの「江戸時代の再建」の建物だ。この建物が修理を重ねて受け継がれている。

修復や再建の経過も興味深いが、その原因となった出来事にも興味は抱かざるを得ない…

源平の争乱の頃に東大寺が損なわれた経過は小説『龍華記』(りゅうかき)が面白く、判り易いかもしれない。

戦国時代に東大寺が損なわれた経過は松永久秀を主要視点人物とする小説『じんかん』が面白く、判り易いかもしれない。

色々と思いながら、東大寺大仏殿内の展示を観た。展示されている模型そのものも、少年刑務所での作業の成果なのだということで興味深い。

ここを訪ね、改めて有名な大きな建物を巡る遠大な物語に想いが廻った…
posted by Charlie at 00:05Comment(0)奈良県

東大寺大仏殿…(2022.07.30)

同行者を伴って京都・奈良間を往復してみようということになったのは「大仏を観よう!」ということになったからに他ならない。

↓とりあえずその大仏が鎮座する大仏殿の辺りに到った。
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↓何度眺めても大きな建物であるが、画の左側、門の脇の入口から大仏殿に入ることになる。
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↓大仏殿に近付いて行く。
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↓建物に入れば、直ぐに見上げるしかない巨大な大仏だ…
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↓「奈良の大仏」とでも言う場合、登場頻度が高いような画ということになると思いながら眺めた様子だ…
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↑大仏の高さは「座高」ということになるが、15m弱であるという。大仏が立ち上がったとすれば、身長は50m近くにもなる。往年の『ウルトラマン』のシリーズの設定身長のような大きさなのだ…

↓廻り込んで、別な角度からも大仏を眺めた…
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大仏殿の中には、“大仏”こと「廬舎那仏」の他にも幾分の像が在る。

↓広目天…
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↓多聞天…
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これらの像が意外に見映えが好い…

この時は、外に出ようとした際に極短い時間、強めな通り雨が降った。暫し大仏殿に留まった。

↓やがて、雨が弱まった様子を見計らって退出した。
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大仏殿は「時には好い…」という感じの場所だと思う。

序ながら、大仏殿内に在って通り雨だったが、以降は晴れて、一層暑い感じになったのだった…
posted by Charlie at 00:02Comment(0)奈良県