稚内港北防波堤ドーム…(2022.08.31)

最近、早朝に明るい感じになる時間帯が「ほんの少し遅くなった?」というように思うようになった。

8月31日の稚内の日出時刻は午前4時53分ということである。少し前に4時半頃だった感覚が抜けていないのだが、確かに少し遅くなったと言える。

少し前、出先の京都と稚内の日出時刻を比べて「存外に大きな差異…」と思ったので、少し調べてみた。8月31日の京都の日出時刻は午前5時28分であるらしい。最早「時差」という感か?日本の国土が存外に東西に広く拡がっているということに想いが廻る。

↓こういうような情報も頭の隅に、何気なく早朝の戸外へ出てみた。
31-08-2022 early morning X100F (3)
↑微妙な雲の拡がり方で、何か光の様子も面白いと思い、暫し様子を眺めてみることにした。

↓提げていたX100Fの「35㎜相当画角」で移る範囲を少し超えた辺りの光加減も面白いと思った。
31-08-2022 early morning X100F (7)

↓左が朝陽の上がる経路に近い側で、光の干渉が強めだ。右は少し離れている。結果的に、何やら「塗分けた?」かのように視えるのが面白い…
31-08-2022 early morning X100F (16)

↓薄い織物のような雲が静かに拡がる、或いは雲の薄い部分が敏感に光を跳ね返すようにも視えていた…
31-08-2022 early morning X100F (18)

↓日出時刻が間近である。
31-08-2022 early morning X100F (25)

↓東寄りな天の方角に視えている丘陵を朝陽が超えて、その光が強く解き放たれるのは、日出時刻の数分後から十分後辺りである…
31-08-2022 early morning X100F (27)

何か8月は、こういう様子を積極的に眺めようとして、写真も多めに撮っていたというような気がしている。それはそれとして、こんな様を朝一番で眺めるのも好い感じではないかと思う。

幌延駅にて…(2022.08.08)

定期運行している普通列車は、毎度同じような速度で走行している。途中駅への到着、そこからの発車も通常は変わらない。天候状態やその他の事由で到着時刻が多少前後はするかもしれないが、「凄く早い到着」は多分在り得ない。それでも列車に乗っていて「酷く早くここに着いた気がする…」と途中駅等で驚く場合も在る。

↓名寄から1輌で走っている列車が幌延駅に着いた。
08-08-2022 X100F (23)

幌延駅に着く時、何か「酷く早くここに着いた気がする…」と思っていた。というのも?名寄を発車した後、列車内で居眠りに陥っていた時間がやや長く、気付いてキョロキョロした時に「幌延の手前?」という状況だったのだ…

↓幌延駅で、この列車は少し長く停車するので、ホームで身体を伸ばして外気に当たるというようなことをする…序にこの1輌で北上を続ける車輌の写真も撮ってみる。
08-08-2022 X100F (22)

↓この時は少し雨が交った…
08-08-2022 X100F (28)

↓稚内へ向かう場合、幌延に至ると「長い道程も残りは1時間程か…」という気分になる…
08-08-2022 X100F (29)

実は稚内に在る時、昼頃にこの列車が南稚内駅や稚内駅を目指して走行中という場面を見掛けることも在る。今般は、時々見掛ける列車の中で過ごした訳だ…それにしても、この日は「余り記憶に無い?」という程度に乗客が見受けられ、車内の座席が粗方埋まっていた…

名寄駅にて…(2022.08.08)

↓旭川駅で乗車した列車内で、何やらぼんやりとしていて、時に居眠りも交るような按配で過ごしていれば、列車は何時の間にか名寄駅に着いてしまう…そして停車時間が少々長い…
08-08-2022 X100F (11)

↓名寄駅では、列車の連結部で作業をする人が現れる…
08-08-2022 X100F (12)

↓やがてこういう具合に旗を振って合図を…
08-08-2022 X100F (15)

↓2輌目が静かに後退する…
08-08-2022 X100F (17)

↓こういう具合に2輌目は切り離される。
08-08-2022 X100F (19)

旭川・名寄間の、朝に運行する列車は、通学の高校生等の利用も目立つので2輌としているが、名寄以北は乗客が少ないので1輌とする訳だ。それでもこの日は、旅行者がなかなかに多かった。

旭川駅にて…(2022.08.08)

↓他地域から稚内へ引揚げる場合、旭川まで出て、早朝の列車に乗車するというのは有力な選択肢だ。
08-08-2022 X100F (4)
↑今般は、旭川まで出た後に「一寸休み…」とワンクッション入れて、改めてこの早朝の出発ということにしてみたのだった…

↓旭川駅で、この列車は2輌連結で現れるのだが、名寄以北(稚内まで)へ向かう場合は進行方向側の車輌に乗らなければならない…
08-08-2022 X100F (5)

↓この後ろの車輌は名寄駅で切り離される…
08-08-2022 X100F (7)
↑前の車輌は常時キハ54だが、後の車輌はキハ40である場合も少なくない…

↓列車はこの旭川駅から北へ進む…この日は何か、方々からやって来て旅行中という風な方が存外に多く乗車していた…
08-08-2022 X100F (6)

↓この列車に無事に乗って着席すれば…とりあえず稚内まで連れて行ってくれる…安堵感が拡がる…
08-08-2022 X100F (10)