↓雲の壁に穿たれた大き目な穴のような箇所に陽が差し掛かり、光が放たれている。
↓雲の穴から光が放たれる様が、雲で暗い部分と対照的な明るさで海面に映り込んでいる。
↓遠めな天の様子は、流れ散っている雲の様も含めて、静かな海面に綺麗に映り込んでいる。
↓雲の様子も、光を放つ太陽も刻々と位置や様相を変え、見える様子も移ろう。様子を眺める自身の側でも歩を進めているので、景色を観る角度が刻々と変わっているのだが…
↓一部を雲で遮られた陽光が当たっている関係で、停泊中の船も「効果を意図した照明」で照らしているような、少し不思議な見え方だったと思う。
↓こういう光の様子の変化の故に、見慣れた感じの場所の様子が少し独特に見えて面白かった。
↓また、雲の壁の大き目な穴から光が漏れているような様子になった。そして陰影も強めで、そんな様子が海面にも映り込んでいる。
辺りを歩きながら景色を眺め、そして思った。そこに自身が在った瞬間、街に如何程の数に人達が居合わせたのかは知らず、そして判りもしない。が、居合わせた大勢の中で、自身がたった独りで、こんなにも劇的で麗しい様子に目線を注いでカメラを使っていたのかもしれない。何か、「意図せずに、さり気なく…」という調子で「凄いこと?」を仕出かしているかのような気にもなった。