軌道上に…(2022.12.31)

北上中の列車が音威子府駅を発つ際、運転士さんはマイクに向かって言った。「この先は野生動物の出没が多くなります。急ブレーキを使用する場合も在りますので、御注意願います」とである。

↓そんな話しをしていれば、こういう様子が見受けられ、列車は徐行した。
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↑キハ54の1輛運行という列車の場合、こういう具合に前方の様子が見られる場合も在る。

エゾシカは直ぐに軌道の脇へは避けない場合が多い。列車に背を向けて軌道上を駆けて行く場合が存外に多い。近年はエゾシカが増えている様子で、こういう「軌道上に出没」が非常に多くなっている様子だ。

稚内帰着…(2022.12.31)

↓旭川駅を早朝に出る普通列車で稚内へ北上し、無事に到着した…
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↓時季としては穏やかな日だ。そして今季は積雪がやや少ないのかもしれない…
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無事に2022年最後の日を迎えられたことに感謝せねばなるまい…

帰着…=運行日誌(2022.12.31)

予定したとおり、旭川駅を午前6時3分に出る列車に乗車した。そして概ね順調に北上した。列車は少し賑わっていたと思う。年末に、一寸旅を愉しむという方が存外に多いようだ。到着時、稚内の天候は穏やかで、気温はプラス2℃程度であった。

前日の日中は、新札幌駅へ出て、札幌駅、岩見沢駅、更に旭川駅と<18きっぷ>で移動した。前月辺りの思惑としては、今頃は札幌での「居候」という筈だったが、それをせずに北上の途に就いている。「せず」としたが「出来ない」とする方が精確かもしれない。様子が大きく変わった訳だ。

12月は色々と在った。当初から「序盤に所用…終盤に一部の所用も含めた気儘な時間…」というように計画していたが、中盤に「緊急事案」である。何か“日常”の側が“非日常”になってしまうような様相でもあった。人生も半世紀を超えている中、そんな年も在るであろう。

12月22日、荒天による交通の乱れを擦り抜けるように南下し、新千歳空港から神戸に飛んだ。そして京都へ移動して滞在した。やがて神戸へ移動し、札幌で一息入れて、所用を足して北上だ。色々な意味で想い出深い時間を過ごしたようにも思っている。何れゆっくりと、その辺りも綴りたい。

毎年思う。「或る一年」が単純に過ぎ去ったという感の場合も在れば、後から様々な意味合いを帯びて来る場合も在る。2022年は或いは後者のような気がしないでもない。

ハッキリ言って「最早、単純に迷惑で不愉快」という話しの“感染症”の騒動に覆われ続けている最中、「戦」という事態も生じて、何やら訳が解らないような気分にも覆われたのが2022年であったかもしれない。そんな中、個人的には「出逢い」または「再会」と「別れ」とが在った。

そんな2022年の最後の1日である。「12月31日に稚内に在る」というのは、何時以来か?例年、他地域に何らかの形で出ていて、年が改まって引揚げている。時にはこういう形も悪くはないであろう。早朝から飲物は幾分頂いているが、何も食べていない。空腹を満たそうとコンビニで多少買物をして来たところだ。

721系電車:旭川駅(2022.12.30)

岩見沢駅を発って列車が旭川駅に到着した。
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↑列車の後尾側だ。走行中に跳ね上げた積雪が貼り付いている…

↓「ここまで運んでくれて有難う!御疲れ様でした…」という感じで暫し車輛を眺めた。
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この日の移動、新札幌駅・札幌駅・岩見沢駅・旭川駅という経路だったが、とりあえず段落だ…

岩見沢駅にて…(2022.12.30)

札幌駅で乗車した列車が岩見沢駅に到着した。
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↓到着時、少しだけ雪が交っていた。
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↓こういう風情が好い…
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↓岩見沢以北へ向かう旭川行の列車に乗ろうとしたが、少し間が在ったので戸外に出てみた。
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↑未だ…辺りの雪は酷く多いという程ではない。冬季に「岩見沢」とでも言えば「雪が多い」という連想が定着していると思う。

↓列車を待っていた間に少し陽が射した…
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↓待機中の721系電車が旭川駅まで走ることになる。
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↓「宜しく御願い致します…」という感じで車輛を眺めた。
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↓岩見沢駅の3番ホームでは、この馬の彫像が目立つ。嘗ては広く活躍していたという農耕馬の像だ。
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↓列車の後尾側に廻って乗車し、空いていた席に陣取った…
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「駅で列車を乗換える」というような場面が多いが、岩見沢も好い場所だと思う。実を言えば、自身の父方の家族に所縁の街でもあるので、何か親近感を持っている。そんな街の駅を無事に通った…

11番ホーム…:札幌駅(2022.12.30)

札幌駅は10本のホームに各種列車が発着するようになっている。明確に「X番ホームは〇〇線…Y番ホームは△△線…」という色分け、割り当てということになっているのでもない。が、何となく路線毎に使用機会が多い番号のホームの傾向は在ると思う。

何時の間にか、札幌駅も「新幹線に向けて」と方々で工事をしていて、様子が少々変わっている。「1番ホーム」という場所が、その工事で塞がってしまった。そこで「11番ホーム」が出来て供用されるようになった。振り返ると「1番ホーム」が使われていた頃に乗降した記憶は在る。が、「11番ホーム」は縁が無かった。

↓岩見沢駅へ向かう列車に乗車しようとすれば、「11番ホーム」から発車すると判り、足を運んだ。
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↓「11」という番号を見慣れないので、何か酷く新鮮だった。
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↓北海道医療大学駅へ向かう列車が出た少し後、岩見沢駅へ向かう列車が11番ホームに姿を見せた。
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↓731系電車だ…3輛編成のこの車輛は、札幌・岩見沢間では見掛ける機会が多いと思う。内装はロングシートだ。
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偶々ながら、こうやって相対的に新しい場所を利用してみるのも少し興味深いものだ。

ランダムに各種料理を…:<旭川やきとりism>(2022.12.30)

旭川の少し馴染んだ御店に12月13日に立寄った経過が在った。

御店に関して、「年内営業は30日迄」ということにしたということを偶々知った。

↓そして立寄ってしまった…
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↑芋の本格焼酎<赤霧島>の御湯割りを、きんぴらごぼうを摘まみながら頂き、メニューを見てランダムに御願いした料理が現れるのを待った。

↓「鶏わさ」は、九州で見受けられる鶏肉の刺身に似ている。鶏肉と山葵を合わせて摘まむモノだ…
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↑辺りでは在りそうで無い感じで、この御店で在れば頂きたくなる一皿だ。

↓チーズ、小さなトースト、ジャガイモの皮等を揚げたモノが添えられるポテトサラダも素晴らしい。
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↑ポテトサラダ単独でも不足は無いが、付け合せ的なモノと組み合わせて頂くと、巧さが増す感じだ。

↓タレと山葵とで愉しむという、鶏モモ肉を焼き上げたモノも凄く好い。
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↓「やきとん」は良質な豚肉に味付けをして焼き上げているが、唐辛子を使った調味料を点けて頂けば更に美味い。
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↓そしてこのササミの唐揚だ。ヴォリュームも在るとは思うが、サクサクと食べてしまい、ヴォリューム感を意識する暇が余り無い程だった。
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↓「ごちそうさまでした!よい御年を!!」という感じで退去したのだったが、「年内最後の営業」という時に、旭川に居合わせて善かった…また再訪したい場所である。
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道中…=運行日誌(2022.12.29-30)

「多少勝手知った(つもりになっている)他所」という感の旭川で、何軒かの馴染んだ宿の1つで、“日帰り入浴施設”と遜色の無い大浴場を備えた、旭川駅に近い宿に在る。

前日は用事を足そうと“実家”を訪ね、用事を足しながらもゆっくりしていた。その流れで、何か早めに休んでしまったような具合だった。そして酷く長く眠る形になったと思う。

と言って、午後7時頃には眠ってしまっていた感で、起き出せば午前5時前だったのだった。そこから朝の時間帯に寛ぎ、午前8時50分頃に出て新札幌駅に向かった。

新札幌駅からは、札幌駅へ出て、岩見沢駅へ向かった。岩見沢駅では改札を出て少し辺りを歩くなどし、旭川駅へ向かう列車を待って乗車したのだ。何やら「何時の間にか…」という様子で旭川駅に着いた。旭川駅近くでランチにパスタを頂き、辺りを少し歩いて宿に入ったのだった。時折、雪が些か交っている感じの旭川だ。或いは酷く「こんな時季の旭川らしい」というようにも思う。

札幌での用事に関しては、それ程に時間を要するのでもない感じで直ぐに済み、以降に何やら書類等を如何こうする必然性が生じる場合も在ろうが、何も貼り付いて待機するような筋合いでもない感じであることが明白になった。であれば、よくやるような「旭川経由での引揚げ」で差支えは無い。そう思って、或いは「典型的」な形で、<18きっぷ>で札幌市内から旭川へ移動し、泊って翌朝早くに動くと計画したのだ。

旭川では、少し馴染んだ御店が「今年最後の営業」ということになっているのを知り、12月前半に続いて立寄って少々愉しく過ごすことが叶った。そこから宿の自慢の大浴場で寛いだ。サウナも在って素晴らしいのだ…以降、居室で「何時でも御休み頂いて結構です」という様子だ…

余りに色々と在った12月だった。終盤に出掛けた件は、予て計画は在ったが、然程何か在るというのでも無かった。しかしながら、少しばかりゆっくり話を聴くべき事柄も在って、そういうことに力は注いだ。そういうのはそういうのとして、何か「同行在り」で少し独特な愉しみ方をした。そういう場面で「ガイドのおっちゃん」で同行者にあれこれと語るというような真似も、自身の一寸した愉しみでもある。先方も、想定の範囲であるような、それを食み出すような、色々なことを話題にしたがるのだ。それを聴くのも愉しい。加えて、同行の有無と無関係に「自由行動」でも色々と歩き廻っている。結局、些か寒いことは否定し悪いものの、雪や氷を気にせずに歩き廻ることが叶うのは有難かった…

色々と在る事柄は追ってブログに綴ろうとは思っている。とりあえずは早めに休み、明朝も早くから活動しようと思う…

それにしても…「旭川で夜を明かし、翌朝に稚内へ北上」というのも、「今月3回目」となっている。「2回」は過去に在ったと思う。「3回」は記憶が無い…それはそれとして面白いかもしれないが…

一群の自販機…:知恩院近くの駐車場脇(2022.12.26)

知恩院を目指して、ゆっくりと歩を進めていた。

もう少しでその知恩院だと思った時、何やら不思議な様子を眼に留めた。

↓「何や、こりゃ!?」と驚いた。流石に見慣れない程度に多数の自販機が並び、缶やペットボトルを回収する箱も多数並んでいる…
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場所は知恩院に程近い駐車場で、纏まった人数で移動する場合のバスの利用が多いという感じの場所だった。存外に飲物の需要も在るということなのであろう。

「何やら凄い…」と思って一群の自販機を眺めていれば、バスが1台停まっていて、「〇〇北」というような地名が背中に大きく書かれたスポーツウェア姿の若者の一群が現れた場面を見掛けた。“〇〇”は「地名らしいが…何処だ?」という地名だった。京都に全国の高校のチームが集まる駅伝大会が催された直後に相当する日であったようで、方々の人達が街に在ったようだ。この知恩院の周辺に泊まっていた何処かのチームの皆さんが、移動する関係でこの駐車場に停まったバスの辺りに集まっていたのであろう。

それはそれとして、知恩院は浄土宗の総本山で、壮麗な伽藍が知られる名刹でもあるので多くの人が集まるのであろう。この自販機がそれを雄弁に物語っていると思った。
posted by Charlie at 16:27Comment(0)京都府

鞄の店…:蛸薬師通(2022.12.23)

↓江戸時代という設定のドラマに出て来る「〇〇屋」という消化を何となく想起させるのだが、それでも鞄を扱っている店のようである…
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↑到着した京都で、蛸薬師通を歩いてみて出くわした様子だ。

現代の普通の店に関しても、古い建物の雰囲気等を大事にして、何となく面白い演出を工夫するという様子が京都では見受けられる。そんな様子が愉しいと思いながら眺める場面が在った…
posted by Charlie at 16:03Comment(0)京都府

「竹林の小径」へ…:京都・嵐山(2022.12.25)

「竹が沢山在る“日本らしい”感じの場所」というようなことで、「竹林の小径」という場所を指し示す固有名詞と余り関係無く、国外の皆さんにも知られている、或いは「京都屈指の名所」というのが嵐山の「竹林の小径」であるというように、何となく思っている。

今般、同行した友人は管楽器の演奏をするのだが、管楽器の大切な部品であるリードは竹で造るというのが主流で、そういう御本人にとって大変に身近で大事なモノに通じる竹が沢山在る場所ということに興味津々だった。観光列車が行き交っているという嵐山で、その観光列車にも乗車して、「竹林の小径」を訪ねてみるのが好さそうだという話しになった。そういう友人の希望を叶えようというようなこともあったが、自身でも観光列車は未経験で、「竹林の小径」を何度も訪ねているというのでもない訳で、少し期待が膨らんだ。

↓何時の間にか、こんなディーゼル機関車もやや珍しくなっているかもしれない。トロッコ亀岡駅で列車に乗り、トロッコ嵐山駅へ至った。
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トロッコ嵐山駅から階段や坂道を歩くと、何時の間にか「竹林の小径」に至る…

↓地元の北海道では視られない竹なので、眺めると何やら酷く感心してしまう…
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↓天候も悪くない年末の日曜日ということで、人出はなかなかに多かった。敢えて、その人出が判り悪いように写真は撮っている…
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↓多数の竹が集まって、独特な空間が形作られているという感じだった。
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↓同行した友人も「こんな大きな竹が育つのに、どの位の年月が?」と興味津々で眺めていた。「一緒に訪ねてみて善かった」と自身でも興味深く眺めた。
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確か…竹は何十年かに一回、花を咲かせるというような感じで、酷く長い年月を生きる植物だった筈だ…色々なモノの材料として利用されている経過も在って、それは現在も続いている訳だが、この“小径”のように「観賞用」という具合にもなっている訳だ…

↓それにしても美しい…
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単に「街中の滞在場所から嵐山へ」というのでもなく、「観光列車にも乗って至った」というのが、「細やかながら“特別”」という具合で、殊更に記憶に残る…
posted by Charlie at 15:53Comment(0)京都府

たぬき…:トロッコ亀岡駅(2022.12.25)

↓トロッコ亀岡駅で見掛けた様子だ。
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列車が駅から出発した後、ホームの辺りで眺めることが出来る様子である。

「たぬき」(狸)は「他を抜く」という縁起が伝えられ、商売繁盛を願って狸の置物が飾られるなどして来た経過が在る。そういうことで「他を抜く」というような、最高のおもてなしをという願いを込め、狸の置物を飾っているというのだ。

↓ホームに掲出されている看板である。
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↓狸は他にも沢山在った…
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↓トロッコ亀岡駅の建物である…
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このトロッコ列車の関係は、少し愉しかった…後になっても色々と思い出すことになるような気がする…
posted by Charlie at 06:56Comment(0)京都府

<嵯峨野トロッコ列車>…(2022.12.25)

JR山陰線の複線化に伴い、使用されなくなった旧経路の単線の鉄道を利用し、観光列車を運行する会社が起こり、1991年からディーゼル機関車で乗客が乗る車輛を牽引するトロッコ列車が運行されている。嵐山方面でなかなかに人気で、片道が25分程度で「トロッコ嵯峨駅⇔トロッコ嵐山駅⇔トロッコ保津峡駅⇔トロッコ亀岡駅」の各駅を結んで往来している。

「これに乗ってみたい…」と友人が言い出し、自身も賛成し、一寸訪ねて乗車してみることにした。トロッコ嵯峨駅に出てトロッコ亀岡駅へ向かい、直ぐに折り返さずに駅周辺で少し過ごし、次の列車で折り返し、トロッコ嵐山駅に到って嵐山を少し歩いて引揚げるというような計画にした。

↓指定席なので、窓が無い車輛である5号車の席を取った。空いていた席で、席の感じの写真を撮っておいた。
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↓川、山、森、古い鉄道構造物、川を往くカヌーや船を眺め、季節の風を感じながらという小旅行である。
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↓国鉄時代に方々で用いられていたディーゼル機関車のDE10が列車を牽引している。
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↓トロッコ亀岡駅で、列車が折り返し運転で出発するまでの間を利用し、写真を撮ってみた。
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好天の日曜日で、なかなかに列車は賑わっていた。更に嵐山の人出も非常に多かった。少し面白い経験をしたと思う。
posted by Charlie at 06:27Comment(0)京都府

「花尻ジンギスカンミックス」:<元祖滝川花尻ジンギスカン>…:札幌・<狸COMICHI>(たぬきこみち)(2022.12.28)

↓少し前に「札幌の新しいスポット」として随分と話題になっていた記憶が在る場所に至った。
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↓建物内が文字どおりに“小路”というような、街の小さな一画を思わせるような具合の設えで、色々な飲食店が入っている。
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↓2階建てで、階段で2階に上がっても、1階のような設えで別な店が色々と入っている。
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↓ランチタイムの営業が始まってそれ程経たない静かな頃に、気になった店に立寄ることが叶った。
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↓テーブルの席も設えられている。
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「ジンギスカン」は「羊肉を焼くモノ」だが、「肉を焼き、調味料を点けて頂く」というやり方に対し、「予め肉をタレに漬け込み、それを焼いて頂く」というやり方が在る。後者を「味付ジンギスカン」と呼び習わす。

滝川では、その「味付ジンギスカン」というやり方が起こった、或いは普及の契機となった人気店が起こったとされている。「花尻ジンギスカン」はその人気店の1つで、滝川で「味付ジンギスカン」の製造販売を手掛けていた店である。滝川の店は閉店してしまうことになったが、そのノウハウを受継ぐ運営会社がここに店を開いたのである。

↓「花尻ジンギスカンミックス」というモノを御願いした。右側が普通のジンギスカンで、左側が「厚切り」と呼ばれているモノである。2つのタイプが盛り合わせになっているので「ミックス」なのである。
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↑何れも「花尻ジンギスカン」のオリジナルのタレに確り漬け込んで在る羊肉である。

↓適当に「ジンギスカン鍋」にこれらの肉を載せ、ゆっくりと焼く。
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↓適当に肉を裏返すようなこともしながら、焼きあがる様子を見守る…「この時間!」がジンギスカンの醍醐味という感がしないでもない…
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↓そして焼き上がりだ!「これだ!この味…」という、北海道の流儀の「味付ジンギスカン」を愉しむことが叶った。
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↑「気軽に頂く昼食」という感で、美味い「味付ジンギスカン」というのは「細やかな贅沢」という気もする。

今般、気になるので一寸試したいとこれを頂いたが、何れまた立寄り、他のモノも愉しみたい感だ。好い場所を知った…

>><狸COMICHI>(たぬきこみち)のウェブサイト

10階から…:札幌・ススキノ(2022.12.28)

滞在した宿の居室は、背が高めなビルの10階だった。

↓窓から外を覗くと、こういうように見える。
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↓真直ぐ視るとこういう具合だ…
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↓少し視悪いが、角度を変えると大通公園の方向も見えていた。テレビ塔が覗いている…
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↓街へ一寸出ようとエレベーター脇へ歩を進めると、辺りが硝子張りで外が見えた。
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↓積雪は少ない感じだ…
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こういう「高層階から眺める」という感じも、時には新鮮だ。

「札幌らしい」感じの景観?:“ローリー卿”のNIKKA看板:札幌・ススキノ(2022.12.28)

テレビドラマ等で、「劇中人物が札幌へ移動」というような展開が在る場合…

↓とりあえずこんな画が使われる場合が多いような気がする…
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↑札幌駅の前の通を南下し、ススキノのエリアに差し掛かる交差点に、ウイスキーのニッカの大きな看板が在る。「誰でも!」と言い切っても間違いとは思い悪い程度に、多くの人に知られた眺めだと思う。

↓寒気が入っている様子で、何やら雪が交っている…
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この大きな看板は何時頃から在るのか判らないが、少なくとも自身の少年時代にも視ているように記憶している。こういうモノ…非常に好いと思う。

ウイスキーを嗜んだ夕べ…:<THE NIKKA BAR>:札幌・ススキノ(2022.12.28)

↓2階の電飾看板に注目した…
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「ニッカ」と言えば、北海道の余市で起こったウイスキーの製造販売を行っている会社だ。1933年に蒸留所が開かれている。

このニッカが関連していて、ニッカの各種ウイスキーを始めとする酒類を嗜むことが叶うバーが札幌に在ると聞いていた。興味が在ったのだが、なかなか訪ねる機会を設けられずに居た。それが…滞在する宿の真正面、通を横断した辺りの建物にその御店が在ったのだ。これは「御招き頂いた!」と勝手に解釈し、開店する午後6時を目掛けて訪ねてみた。

様々なウイスキーが在る店で、何を如何いうように御願いすべきか迷う場所だった。

↓この御店が初めてとなれば、とりあえずこれが好いと思った。「テイスティングセット ニッカモルト・ウイスキーセット」だ。
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↑言わば「ウイスキーの利き酒」というようなことで、幾つかのセットが供されている中の基本的なモノである。

↓グラスに注がれた3種類のウイスキーの「見た目」に差異等は余り無い。が、各々の味は確かに違う!順次、違うウイスキーに移る場面で水を飲みながら、ゆったりと頂いた。
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↑<竹鶴>は「バランスの好さ」を求めている感じだ。<宮城峡>は「フルーティー」で柔らかい感じだ。<余市>は「“ウイスキー”というのはこういうモノ」という「スモーキー」な感じだ。

ニッカは、スコットランドに渡って製法を学んで研究した竹鶴翁が情熱を傾けたウイスキーを現在も受継ぎ続けている。<余市>の蒸留所、<宮城峡>の蒸留所、各々に物語が在る。そんなことに想いを巡らせる。

↓3種類を愉しんだ後、もう1杯…<宮城峡>の蒸留所ではブレンドに供するグレーンウイスキーを手掛けている。それも腰来な蒸留機である「カフェ式」という装置を使っている。
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↑ブレンドされたウイスキーを口にした時の味わいを醸し出す大切な要素であるグレーンウイスキーを、生で愉しむというのも好いものだ。

↓何やら「ウイスキーの“聖地”を巡礼」というような気分にもなる。実に落ち着いた感じで凄く好かった!
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↑伝説的なウイスキーのブレンドの名人であるという「ローリー卿」が1965年発売のウイスキーのラベルに採用され、このイラストが「ニッカのシンボル」のようになっている。<THE NIKKA BAR>でも随所に飾られ、更に御店の方のユニフォームにさり気なく入っている、或いは精算時のレシートにまで入っている。

何か「素敵な場所」に巡り合った感である。こういう場所に出会えたことに感謝したい…

工事中…:<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)(2022.12.28)

朝、札幌の街へ歩を踏み出した…札幌駅の西側の道を南下する。

↓そうすると<北海道庁旧本庁舎>(赤レンガ)の辺りに至るのだが…「おっ?!」と小さく声が漏れた…
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↓「工事中」で、よく知られている建物の様子が見えないという事は承知しているのだが…
>>2022年12月5日の様子
>>2022年9月12日の様子

↓概ね実寸大の画を描いた幕を、工事の足場のようになっている鉄筋等を組んだモノの上に貼って、建物の様子を伝えてくれている訳である…
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一寸、面白いと思った。

「1009」の「センキュー」を「Thank you!」とでも解したい…=運行日誌(2022.12.28)

札幌駅北西側の宿を出てから、ススキノの宿に移った。当初、今日は宿を取る予定でもなかったので、後から改めて「少し違う場所を…」ということにしてみたのだった。近年、利用機会が多いチェーンのウェブサイトから、同じチェーンの別な宿を申し込んだ訳だ。

ここで不思議なことが起こった。前日「1009」という部屋番号だったのだが、少し別なエリアの全く別な建物の宿に入って、同じ「1009」という部屋番号になった。流石に珍しいかもしれない。その「1009」という番号の居室で寛いで居る。

本当に深く眠ったと思う。頭の中や身体が軽くなったと感じる程度に眠ったように思っている。馴染んでいる札幌駅北西の宿で早朝を迎え、宿で供される朝食を頂いた。所謂「バイキング方式」で、頂くモノを適宜択んでプレートに盛るようなことになっている。サラダに若干のおかず、そしてスープというような感じだ。前日までの京都の宿と同じチェーンの宿で、供される朝食の感じも似ている。自身の選択傾向も殆ど変わらない。

頭の中や身体が軽くなったと感じてはいるが、何やら「休暇中の“休日”」という気分でぼんやりもしている。前日はフライト前に散策し、生田神社で「卯年」のウサギが描かれた絵馬を視たが、何か「来る年への期待」という感の歳末に入っている感だ。とりあえず「長閑に過ごす」ということにする。

実際…本当に「長閑に過ごす」ということに終始した。喫茶店等を梯子し、昼食は滝川発祥のジンギスカンで、夕食は牛タン定食、衣類等を衝動買いし、夜は<ニッカバー>で「ウイスキーの利き酒」という感じだった。時には?こういうのも好いかもしれないと、やや強く思った。

色々と在った12月の末尾に、それなりに愉しく過ごすことをして、無事に在るということで、何かに感謝しなければなるまい。「なるまい」ということでもなく「感謝したい」という感だ。2日続けて滞在し部屋番号であるた「1009」の「センキュー」を、「Thank you!」とでも解したい…

思ったより寒くないような気がした札幌だが、また寒気が近付いているというような話しも聞いた。それはそれとして、今晩は「何時でも御休み頂いて結構ですから…」という態勢にしたい。

旭川駅にて…(2022.12.22)

↓右は名寄駅で乗車した特急列車で、キハ261系ディーゼルカーだ。左はこれから乗る列車で、キハ40である。これもディーゼルカーだ。
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↓冷え冷えとした中で動いている様子が伺える。車体の表面に霜というのか、氷というのか、更に走行中に跳ね上げる雪等、白いモノが付着している。
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↓「山紫水明」から採って<山明>と名付けられた改装を施した車輛で内装も手を入れてはいるが、「昔からの…」という基本形は変わっていない。
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少しの期間、北海道を離れていて、戻ってみると「こういうモノが動いている地域な訳だ…」と、各種のディーゼルカーを思い出す。

森ノ宮駅前に佇む…(2022.12.26)

大阪城公園から他所へ移動しようと、地上の道路を歩いて森ノ宮駅の前に至った。

↓こんな様子の中で「さて…如何しようか?」と佇んでいた。何となく「画になる様子…」とカメラも向けてしまったが…
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画の左側はJRの駅で高架の鉄道だ。更に左の側には、実は鉄道を跨ぐように高架の高速道路が在る。そして地上の道路が在って、画の右下寄りに入口が在る地下鉄が地下に敷設されている。ということは?「高速道路・鉄道・道路・地下鉄」と、交通網が「4階建て」になっているということになる?!

同行者とそんな「“4階建て”な交通網というのは凄い…」というようなことを話していたが、地下鉄で街の南西側の繁華な辺りを目指すという事にして、地下鉄駅に入った。

↓地下鉄の長堀鶴見緑地線を利用することにした。
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地下鉄の森ノ宮駅?入ると中央線の乗場が在って、その下の階層に下りると長堀鶴見緑地線の乗場だ。後者が少し新しいのでそういう様子になっているに過ぎないのだが。ということは?「高速道路・鉄道・道路・地下鉄+地下鉄」で、交通網が「5階建て」になっていることになる。

一寸、面白いと思ったのだった…
posted by Charlie at 08:54Comment(0)大阪府

「MIND YOUR MANNERS」…:四条駅(2022.12.27)

滞在した宿の最寄駅であったことから、京都の地下鉄の四条駅は随分と利用したと思う。

文字どおりに「四条通の真下」に軌道が敷かれている阪急の烏丸駅側から地下鉄の側へ向かうと改札口が設えられていて、その手前の柱に「デジタルポスタースタンド」とでも呼ぶべきモノが据えられている、或いは「ポスターを貼る」かのような感じに埋め込まれている。

↓こんなモノを眼に留めた…“全面的に英語”のポスターに見える…
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↑「“全面的に英語”のポスターが繁華な地下鉄駅の通行量が多い辺りに掲出」というのが「外国人来訪者も多い街」という様子を物語っている。旅行時のマナーを説く内容だった。が、外国人に限らず、街を動き回る多くの人達が頭の隅に留めておきたいような内容のようにも思う。

このポスターの他に、色々なモノ、何れも動画的ではない「ポスター」のようなモノが随時切り替わりながら画面に出るような仕掛けだ。「デジタルフォトスタンド」というようなモノに似たような仕組みなのだと思った。
posted by Charlie at 07:41Comment(0)京都府

B737-700…:駐機場:新千歳空港(2022.12.27)

↓「気付けば…」という具合で、乗っていた飛行機は新千歳空港に下り、やがて駐機場に入った。
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↑神戸空港から順調に北上で、定刻よりもやや早い程度に到着した。

↓B737-700という型の飛行機だった。何か「眼に馴染んだ感じ」な機内だったと思う。
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↑時節柄というのか、機内は殆ど満席で、少し混み合っていた。

↓「ここまで運んでくれて、有難う!」という気分で、駐機場の飛行機を眺めた。
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↑新千歳空港では、到着した後に歩く通路脇が硝子張りで、飛行機を眺めて一寸写真を撮るというようなことに好適な場所が見受けられる。

地元の稚内はここからでも一寸遠いが…勝手知った札幌エリアに入り込めば、何か「出先から戻った…」という感が溢れる。

生田神社…:神戸(2022.12.27)

今般、神戸空港を「関西の玄関」というようなことにして、南下の往路も北上の復路も神戸を通って京都を訪ねている。(京都滞在中に大阪を訪ねるという場面も在ったが…)

南下の往路では「夜遅めに到着し、翌朝に直ぐ移動」という様子だったので、神戸の街を歩いていない。そこで北上の復路では「神戸で少々歩き廻る」というようなことを考えた。

↓JR三ノ宮駅に到り、辺りを歩いてみればこの生田神社に辿り着いた。
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↑程無く年が改まると、夥しい数の“初詣”の人達が訪れるのだと思われるが、様々な飾りや広告看板が施されて、準備は半ば整っているようにも見えた。

↓因みに正面には松ではなく杉を飾るのが生田神社の流儀だという。これは古く、松の木が強風で倒れて辺りの建物が傷むというような忌まわしい出来事が在ったことを鑑み、縁起を担いで杉を使うようにしたのが続いているというようなことであるそうだ。
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↓有名な大きな神社では、干支の大きな絵馬が飾られるが、来る年の画とはウサギだ。卯年ということになるのだが、そのイメージの絵馬が用意されていた…
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現在の神戸市中央区の一帯が生田神社の社領であり、これが「神戸」という地名の語源であると謂われているそうだ。何か「“神戸”という街を見守り続ける社」というようなことを思わないでもない。そういう訳で、「神戸を経由地に、無事に旅を続けられたことに感謝…」という意思表示に参拝を思い立った訳だ。

↓何やら「地域を代表する神社が最も華やぐ時季に向けた備え」というような空気感が漂っていたと思う。
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参拝の証に御朱印も頂いた…「証」等と言えば、「誰にも信じてもらえないから努力する」というような「妙な意味合いに聞こえないか?」という御指摘を或る方から頂いた。確かにそういう一面も否定はし悪い。が、それはそれとして「足跡を記録したい」という想いにも駆られ、「可能であるなら…」と御朱印も頂く訳だ。

↓「初詣」の準備に勤しむような社に、年末時点で立寄って参拝というようなことをするのも、存外に悪くないかもしれないというようなことを思った。
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「干支のウサギ…」というような話しにでもなれば、多分この生田神社で視た大きな絵馬を思い出すようになることであろう…
posted by Charlie at 23:43Comment(0)兵庫県

北上…=運行日誌(2022.12.27)

札幌は雪の嵩が少し減ったのであろうか?何やら湿っていて、濡れたアスファルトが覗く箇所も多かった。そういう中を歩いて、札幌駅の北西側に在る馴染んだ宿に入り、居室で少し寛いで居る。

本当に「耐え難い眠気」になった時にゆったりと休むことにした夜で、日付が変わってから1時間余り、起きていて何時の間にか眠ったという前夜だった。そして存外に早めに起き出した感でもあった。

「北上のフライト」という日である。こういう日は「非常に大雑把」な感じに終始するという場合が多い。

少し馴染んでいる宿を退出し、京都駅へ向かった。午前9時台であったのだが、土産物等を扱う構内や、直結している商業ビルの店は未だ開いていないというような時間帯であった。結果的に何かを求められたのでもなかった。

そういう状況から、JRの新快速で大阪駅を通り越して三ノ宮駅まで移動した。ここで<18きっぷ>を使ったが、フライトの後の新千歳空港・札幌間でも利用可能だ。1日の中で“西日本”と“北海道”を利用する。運賃は存外な金額になるように思う。そういうセコい話しも在るが、往路で通り過ぎるに終始した神戸に関して、少しゆっくりと歩き廻りたかったということなのだ。

三ノ宮駅に到り、神戸の街で少し歩き廻っていた。「細やかな贅沢…」と“神戸牛”をランチに頂き、少し経ってから喫茶店で少しパンやサンドウィッチも摘まんだ。

神戸空港から北上するフライトは順調だった。加えて、搭乗待合室辺りで些かの眠気も覚えていたが、機内ではかなり確り寝入ってしまっていた。「気付けば着陸へ?」という調子で新千歳空港に至った。定刻よりやや早い程度の到着で、素早く列車移動で、順当に札幌駅へ至った訳だ。

とりあえず…休む…明日は「札幌の休日」という按配で、明後日は細かい所用だ…

観覧車…:<HEP FIVE>:大阪・梅田(2022.12.26)

↓大阪の梅田、JR大阪駅や阪急の駅に近い辺りで「ビルの上に大きな観覧車を載せている」という様子を見掛ける。
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↑当然ながら、観覧車に乗ることが出来る。「如何いう眺望?」と好奇心は沸き起こるのだが、「1人で行動」という中では「如何にも乗りに行き悪い…」という感じだった。

↓今般は同行者も在って「2人で行動」であった。この種のモノに乗ってみる好機と考え、一寸足を運んでみた。
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↑商業ビルの6階に出入口が設えられ、観覧車に乗ることが出来る訳だ。

↓乗り込んでみれば、静かに観覧車は動いて上昇を始める。
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↓JR大阪駅辺りが眼下に見え始める。
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↓かなり高くなって来た。
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↑随分と以前ながら、自身は札幌で建物上階に据えられた観覧車に乗った記憶が無いでもない。が、こんなに高くはなかったと思う。高さ106mだそうだ。同行者は、地上に据えられた大型観覧車に乗った思い出は在るが、こんな高さになる「ビルの6階に据えられたモノ」は初めてで、非常に驚いていた。なかなかに貴重な経験なのかもしれない。

↓眼下の街の営みが「ミニチュア」のようだ…
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↓近くの建物の屋上から蒸気が何かが排出されていて雲のようだ。そして眼下の軌道に列車が並んで走行中である様も見える。
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↑考えてみると、窓の位置や進行方向にもよるのだが、列車で移動中に大きな観覧車が見える場合も在る。その「視ていただけ」な観覧車に乗ってしまっている…

↓次第に高度は下がって行く。
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↓下りて、改めて観覧車を一寸見上げた。
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こういうモノ…「誰が乗るのか?」と思いながら見上げることもないではないが、「自身」が乗って随分と愉しんでしまった。酷く愉しかった!!
posted by Charlie at 08:37Comment(0)大阪府

知恩院…(2022.12.26)

↓地下鉄の東山駅に到ってみると、知恩院が存外に近いことに気付いた。知恩院の手前に在る案内看板によれば「8分」と在るが、「あれ?もう着く…」という感じだった。
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↓知恩院の三門は壮麗だ…
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↑1621年の徳川秀忠(江戸幕府の2代将軍)の寄進を受けて建立した門であるという。2階建てで、1階は幅が26.6m。2階は23.8mであるそうだ。「寺の門」というよりも「巨大な城郭の一部」というような貫禄だ。

知恩院は浄土宗の総本山で、法然上人が後半生を過ごした場所でもある。比叡山を下り、黒谷に在った法然だが、浄土宗の活動や布教を本格化させて行った中でこの地を本拠地とするようになって、1212年に80歳で他界するまで在った。以後、この地が寺院となって様々な経過が在る。17世紀に入って、徳川家康・秀忠親子が帰依し、壮大な伽藍を整備するようになって行った訳だ。

↓少し長く険しい感の石段を上って、少し高台になっている辺りの境内に進入する。
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↓高台なので、少し遠くに<京都タワー>、京都駅辺りが望める。
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↓辺りの趣がなかなかに好いと思って見入った。
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↓朝の8時半過ぎという時間帯は非常に静かだ。壮大な伽藍の静かな様子を愉しんだ。
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↓徳川家の「三つ葉葵」の紋も知恩院では用いているようだ。
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↓明治時代の建物であるという阿弥陀堂の風情も好かった。
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「貸切?」のような境内で過ごし、活動開始直後の御朱印所に立寄って御朱印を頂き、予定が在るので移動を開始したのだった。

↓慎重な足取りで石段を下り、この知恩院を後にした。
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何れ、もう少しゆったりと再訪したいとも思った場所だ。
posted by Charlie at 07:54Comment(0)京都府

キハ261系ディーゼルカー:士別駅(2022.12.22)

名寄駅と旭川駅との間、名寄駅に寄った辺りに士別駅が在る。

士別駅では南下する特急列車と北上する特急列車とが行違う場面が在る。

↓その士別駅に、名寄駅で乗車した特急列車が停車中だ。
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↑通常、停車時間は短いので、こうしてホームに出て車輛を眺めるゆとりは無い…

この日は、南下している特急列車と擦違う北上中の列車が10分程遅れたのだ。そこで待ち合わせていたのである。

こういう「積雪が当然視されていて、殆ど常時、気温が氷点下」という環境と少し離れて何日間か過ごしていた。また「こういう場所」を目指すことになる…

伏虎…:大阪城天守閣(2022.12.26)

大阪城天守閣の名かは資料館になっている。エレベータで上層まで上がって最上階の展望台に進み、そこから下の階へ階段を下りるというような感じだ。

↓2階にこういうモノが飾られている。
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↑豊臣秀吉が築いた大坂の城の天守閣には、こういう飾りが施されたと伝わっている。

「伏虎」は「ふくこ」と読む、天守閣の第5層の4面の壁に、各々2頭で計8頭の虎が飾れれている。観たのはそれの原寸大(1.5m×3.3m)複製だ。

↓これは8頭の中の1つということになるのだが、豊臣秀吉の時代の画という感じで面白い。
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現在の大阪城天守閣は、1931(昭和6)年に出来上がったモノだ。徳川時代の遺構の上に、豊臣時代のイメージも容れて建てているのだ。

↓こういう具合に、原寸大の鯱瓦と合わせて展示、紹介されている。
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自身は全く初めてということでもないが、全く初めて訪ねるという方と同行し、相当に時間を費やして大阪城天守閣を見学したことは、既に「好い思い出」になっている。
posted by Charlie at 03:44Comment(0)大阪府

青蓮院の楠…(2022.12.26)

地下鉄東西線の東山駅に到り、駅から地上に上って少し歩いた。駅から出た辺りの三条通から少し南下した。

↓実に目立つ大きな木を見上げながら歩を停めた…
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↓青蓮院の敷地に在る楠だ。道路に「屋根を架ける」かのように画だが拡がっていて驚く…
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青蓮院が現在地に移ったのは13世紀と伝えられている。この楠はそんな時代に植えられたと考えられ、とすれば700年もの樹齢ということになる。古くからの歴史を誇る街には「さり気なく凄いモノが在る」という例も見受けられるように思うのだが、こういう古木、巨木もそうしたモノに数えられると思う。

特段に期せずに面白いモノに出くわした…
posted by Charlie at 00:53Comment(0)京都府