稚内駅から列車で発つ早朝…(2022.12.22)

少し前に計画はしたが、色々と在って「ドタキャン?」も在るかもしれないような気がしていた事案だ。が、敢えて計画を実施することとした。そして課題という程の何かが在るのでも無いという程度に考えていたのだったが、少し後になって、或る程度真面目に向き合うべき要素も在ることに気付かされることともなった。

早朝の列車で出発するのは、「寝坊厳禁!」と前夜に気が張らないでもないが、それはそれとして少し気分が弾む。

↓この時季は、深夜と見紛うような様相の稚内駅だ。
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↓氷点下の気温だが、最近の様子の中では、風も弱めで穏やかな気がした。
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↓稚内駅を発着する列車は、極めて本数が限られてしまう…
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↓少し先の踏切の警報音が聞こえると、列車の灯りが近付いて来るのが判る。
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↓キハ54が現れる…
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↓今朝は乗客が少なかった…
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↓内装は車輛毎に多少違うのだが、この11号車はこういう様子だ。
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↓左側手前の席に陣取った…
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↓今般は荷物も少なく、身軽な移動だ。
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↓「JNR」(=国鉄)のマークが遺る扇風機が据えられている車内だ。
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↓こういう様子で待機だ…
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↓やがて列車は、暗い街の軌道を静かに進み始める…
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「始発駅」を「始発列車」で発つ風情だ…

朝に…(2022.12.20)

↓未だ「雪深い…」とまでは言い悪いのかもしれないが、「雪で覆われている」というのと「氷点下の気温」というのが定着している。
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振り返ると11月30日に漸く雪に覆われるという前日(11月29日)迄は雪が無い状態であった。何か「漸進」というのでもなく、「急降下」というように“冬”は勢い良く襲来したような感だ。或いは毎年のことだが…

↓こういう様子が眼に馴染めば、今度は一層雪が深くなる、または雪の嵩の増減で様子が色々と変わる…
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何か「冬が推移する…」というような様相に入っている…

長い道程…“打ち止め”…=運行日誌(2022.12.22)

神戸…と言って、三宮の鉄道駅を出て、少しばかり歩き、やや判り悪い感じな宿に無事に着いただけのことだ。宿は、表通のより大きな建物の陰になってしまって、やや見え悪かった。と言って、12階建ての建物なのだが。その12階の居室に入った。

前夜は早めに、「寝坊厳禁」と思いながら休み、想定した以上に早く起き出した。

「拙宅居室では“年内最後”…」と<マンデリン>を淹れた。“年内最後”という程度に思うと、何か殊更に最近は毎日の朝に頂いていた何時もの珈琲が美味いような気がした。

気に入っている美味い珈琲を啜り、落ち着いた気分をもたらしながら、寝起きのぼんやりを少し遠ざけるようにする。そして“支度”である。

“支度”と言って、改まった席に臨むような何かが在るのでもない。細かい忘れ物をしたくないので、落ち着いて、必要最低限のモノだけを、日頃から愛用のバッグ類に容れるというだけのことだ。

ジーンズ穿きで、長袖アンダーウェアの上に長袖Tシャツ、更にデニムジャケットというような出で立ちだ。戸外用に1枚引っ掛けて、キャップを被って出るという感じで出発することにした。

<マンデリン>のマグカップを空け、モノを持って戸外へ踏み出した。

稚内駅から出る始発の普通列車に無事に乗車出来た。列車は然程混み合うのでもない。暗く冷えた北の大地を円滑に南下し、「冷えていて雪が多い」という「イメージの“まま”」という名寄に辿り着いた。<青春18きっぷ>を利用していた。

名寄でコンビニに立寄り、「手がオカしくなる…」という程度、多分氷点下10度以下に冷えていた中で手袋を求める等し、名寄・旭川間の乗車券と特急券を求めて旭川へ素早く南下した。結局、嫌らしい言い方ながら「“3時間”を“3千円”で買う」というイメージだと思う。数少ない普通列車で、何やら妙に待ち時間が生じる。そこを乗車券と特急券とを求めることで“カット”する訳だ。

士別駅で、北上する列車の遅れで変に待って、旭川到着が些か遅れた。が、旭川以南は旭川・滝川、滝川・岩見沢、岩見沢・札幌と列車を乗り継いで移動した。

札幌駅辺りでは、少し気に入っている「鹿児島の流儀」を謳う駅ビルのレストランに久々に立寄り、焼酎の御湯割りを愉しみながら、ロースカツ定食を愉しみ、近所のネットカフェで少し休んだ。そして新千歳空港へ移動し、ややゆとりも在る中で神戸へのフライトを待った。

何やら空のダイヤも一部乱れていた様子だが、利用した神戸空港を目指すフライトは極めて順調に飛んだ。機内では適宜「居眠り…」も交じり、何やらあっと言う間に神戸空港に着いた感じだった。そしてポートライナーで三宮に出た。

様子を伺う限り、午後10時半近くながら、マダマダ色々な列車で各方面へ動けそうな様子ではあった。が…朝の5時前に稚内を発ち、名寄、旭川、滝川、岩見沢、札幌、新千歳空港と長く動き回り、フライトを経てようやく神戸だ。とりあえず“打ち止め”としたい。

何処の街でも勝手が殆ど変わらないチェーンの宿は悪くない。神戸のこの宿は初めてなのだが、何か“既視感”も在って、とりあえず居心地は好い。明朝は?日頃の活動開始のような時間帯に動き出せば十分な筈だ。ゆったりとしたい感だ…

<エチオピア ニグセ・ゲメダ・ムデ>…:<STANDARD COFFEE LAB.>(2022.12.10)

↓渋い店構えであると、見掛ける都度に思う。
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2020年9月に多分初めて立寄り、その後は少なくとも2020年12月2021年2月には立寄って―このブログに写真と記事も掲載している―いて、「札幌都心に在って、時間が許すなら立寄りたい」と頭の隅で確り記憶しているカフェである。

↓道路を横断して御店に近付く。
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↓「“フルーティー”を…」と店内で申し出てみると、幾つかの豆の中から選ぶようになっていた。
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↑エチオピアからやって来たという<エチオピア ニグセ・ゲメダ・ムデ>を御願いしてみた。

↓待つこと暫しで、淹れたての珈琲が運ばれて来た。
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↓所謂“フルーティー”というのは、自身の理解としては「苦味以外の諸要素」というようなモノが少し前面に出た、複雑な味わいの珈琲だと思っている。時にはそういう感じが好い…
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↓この店構え…確り記憶しておきたい…
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