ボロネーゼ…オリーブの塩漬け…ハイボール…:京都・四条烏丸:<BIGOLI>(2022.12.23)

滞在する宿の辺りを昼食時間帯辺りに歩けば、「今月オープンの“ボロネーゼ専門店”です」と、店員さんが御店の宣伝をしている様子を見掛けた。それが記憶に残った。

夕刻に宿の居室で寛いでいたが、「食事でも摂って、居室で飲むモノでも仕入れて…」と思い立ち、辺りをほんの少しだけ歩いた。

↓昼頃の「店員さんの宣伝」が記憶に残った御店が「ここか?」と思った。
23-12-2022 X100F vol02 (3)
↑硝子張りの扉やワインボトルが並ぶ様子が見える他方、“ボロネーゼ”、“ワイン”という「洋食系統のモノ」の名がカタカナで提灯に書き込まれている。何やら不思議だ。

↓「正しいボロネーゼ」というようなモノの食品見本が店頭に飾られていた。
23-12-2022 X100F vol02 (5)

↓「立ち呑み」のスタンド式カウンターの場所ではなく、ゆったりと食事を摂るテーブル席に通して頂いた。テーブルチャージは生じるが、別段に気にならない。凄く洒落た設えだと思った。
23-12-2022 X100F vol02 (11)

↓さり気なく「少し歴史が在る建物」であるのか、奥の方に小さな庭が設えられていて、一寸素敵だ…
23-12-2022 X100F vol02 (9)

↓“ボロネーゼ専門店”ということだが、色々と派生型も在るようだ。そして何やら色々と在る組合せを愉しむような一面も在るようだ。
23-12-2022 X100F vol02 (6)
↑熱心に説明して下さる店員さんと御話しし、“太麺ビゴリ”の「伝統的な味の雰囲気」という<ボロニェーゼ>で、チーズを確りと点けて頂くということにした。

↓ハイボールを頂き…
23-12-2022 X100F vol02 (12)

↓オリーブの塩漬けを摘んだ。
23-12-2022 X100F vol02 (16)
↑オリーブは京都府内で栽培されているそうだ。「京都の街で京都産のオリーブを摘む」という訳だ。

↓京都に所縁のモノや、一寸工夫したような「おつまみ」も色々と在る。
23-12-2022 X100F vol02 (7)

↓自家製の唐辛子オイルやガーリックオイルという調味料も登場すると…
23-12-2022 X100F vol02 (14)

↓ボロネーゼが登場だ…
23-12-2022 X100F vol02 (18)
↑たっぷりのチーズだが、御店では「かまくら」と呼ぶ流儀で盛付けている。

↓オムライスか何かを頂くような不思議な感じもした。が、正しく「たっぷり!!」なチーズと、肉が多いトマト味ソースの濃厚な感じに負けない太麺という「ボロネーゼ!!」という感じだ。
23-12-2022 X100F vol02 (19)
↑所謂“生パスタ”というモノで、特段に何らかの添加も無い昔風な造り方のモノの場合は、時間が経つと硬くなってしまい易いのだという。そこで「居合わせた人達の料理が揃うのを待って…」というようなことはせず、テーブルに現れたら直ぐに頂くのが好いという。「賞味期限10分」という、些か極端にも聞こえる話しになっている。

所謂ボロネーゼはミートソースに似ている。が、ミートソースは「トマトソースが主で挽肉が入る」という感なのに対し、「挽肉のようなモノをトマトソースで味付け」という感なのがボロネーゼであるという。“ボロネーゼ専門店”を謳うこの店で一皿頂くと、そういう説に納得出来る。

一つ好い場所を覚えた…
posted by Charlie at 21:05Comment(0)京都府

ほんの少し勝手知った…=運行日誌(2022.12.23)

題して『北の海辺から…:稚内港の風景』ということで、拙作写真が<京都写真美術館>のウェブサイト「WEB写真展」に掲載して頂けることとなった。12月23日から1月13日である。極近年の「やや冴えない?」という状況の中、「小さな快挙?」というように感じている。

神戸三宮の宿の居室で日付が変わり、この「小さな快挙?」に触れる辺りから12月23日は始まっている。気持ちが昂って眠り悪いのか、短い時間で深めに眠ったのか、何となく「変な夜更かし傾向」という感で、遅めの就寝ながらも、眠ったり起きたりを繰り返して早朝には居室内でゴチャゴチャとしていた。

前日、穏やかな天候の中で新千歳空港まで南下し、空路も平常どおりの運航でとりあえず神戸に着いた。道中、夕方から夜、更に翌日に関して「天候が下り坂」という注意喚起は一寸聞いた。実際、12月23日時点で何やら荒天に関連する交通の乱れが早々と生じている様子だ。それを擦り抜けて動いているというようなことになる。

↓今日はこういう様子に…

本日(12月23日)、一部の公共交通機関で運休等が発生しております。詳細は以下のとおりです(12月23日6時00分現在)

【JR】
[特急列車]
・稚内 06時36分 発 旭川 行き 特急サロベツ2号 : 全区間運休
・札幌 07時30分 発 稚内 行き 特急宗谷 : 旭川〜稚内 間 部分運休
・稚内 13時01分 発 旭川 行き 特急サロベツ4号 : 全区間運休
[普通列車(宗谷線)]
・稚内 5時21分 発 名寄 行き 普通列車 : 全区間運休
・音威子府 5時35分 発 稚内 行き 普通列車 : 全区間運休
・稚内 10時28分 発 名寄 行き 普通列車 : 全区間運休
・幌延 10時56分 発 稚内 行き 普通列車 : 全区間運休
・稚内 18時03分 発 名寄 行き 普通列車 : 稚内〜音威子府 間 部分運休

↑昨日の出発で好かった…今日であれば動けなかった…

こういうようなことに想いが巡ったが、神戸三宮の宿を出て行動開始ということにした。

阪急の神戸三宮駅で「通勤特急」なる列車に乗って大阪梅田駅を目指した。本来の乗換駅の十三駅は、到着直前に居眠りに陥り、序に車内が混み合って動き悪かったので「まぁ…いいか…」と大阪梅田駅まで出てしまった。そして大阪梅田駅から、京都河原町駅へ向かう「準特急」なる列車に乗った。京都の烏丸駅に出たのだ。

神戸・京都の移動となれば、三ノ宮駅・京都駅間をJRの新快速で動くというやり方が、自身を含む「他地域から出て来た者」にはポピュラーかもしれない。が、敢えて阪急の列車というのが、何となく愉しい…

そして京都に入り、何やら細かい買物をし、蛸薬師を参拝―身近に身体の調子が十全とも言い悪い人が在るので、「病気平癒」の祈願に御利益が在ると聞いて訪ねたかった…―し、計画していたとおりに友人に会うことが叶った。

友人は、「頂いた券が在る」ということで、アート展を訪ねてみようと言う。作品展示も在るのだが、それ以上に前衛的な画を描くアーティストが、2枚合わせると長さが10mになるという用紙に、1時間程度の時間を使って、来訪者が観ている眼前で画を描くというパフォーマンスがメインだった。そういうモノ…全く初めてだったが、一寸興味深く拝見した。

そういうような経過を経て、多少は勝手を知った京都の宿に入った訳だ…今日は…眠くなった時点で早目に休みたい感じだ…

名寄駅から特急列車で発つ…(2022.12.22)

<青春18きっぷ>を手に稚内駅を早朝に発つと名寄駅に到る。

名寄駅では1時間以上待てば普通列車に乗れる。そして旭川駅に到るが、以遠に普通列車で向かうとすれば2時間以上の待ち時間が生じる。

もう1つの選択肢も在る。別途、名寄・旭川間の乗車券と自由席特急券を求めてしまう。名寄駅で45分弱の待ち時間で特急列車が現れる。旭川駅では以遠の普通列車に接続が好い。

自身の中では「“3千円”で“3時間”を買う…」と呼ぶ場合も在るが、今般は後者を択んで進むことにした。札幌を経て新千歳空港へ向かうが、札幌で一息入れる程度が好いと思ったのだ。

↓余りに冷える他方で、偶々持っていなかった手袋を求める等、チョロチョロしていれば改札が始まったのでホームに出た。
22-12-2022 X100F (30)

↓キハ261系ディーゼルカーの姿が見えた。
22-12-2022 X100F (32)

↓減速しながら定位置に停車しようとしている。
22-12-2022 X100F (34)

↓自由席である列車の先頭の4号車辺りで待っていた。
22-12-2022 X100F (35)
↑光の加減が好い朝で、列車の見栄えが好かった…

↓ゆったり座ることが出来る席は空いていた。
22-12-2022 X100F (36)

↓買い込んだ手袋は、落としたり失くしたりということがないように、確り仕舞い込むこととした。
22-12-2022 X100F (37)

↓茶を飲みながら、悠然と旭川駅を目指した。
22-12-2022 X100F (38)

名寄駅…(2022.12.22)

名寄駅で列車を乗換えるが、少し時間が在ったので駅の外へ出てみた。

↓「雪深く冷える地域の駅」というイメージそのものだと思った。少し前のやや多い雪が残り、そして冷えている。
22-12-2022 X100F (23)
↑ここまでになると、何やら凄く美しいという気さえする…

↓大き目な氷柱が生じている箇所も在った。
22-12-2022 X100F (25)

↓味わい深い様子だ…
22-12-2022 X100F (26)

三宮東…(2022.12.22)

神戸空港に着陸し、ポートライナーで三宮に到着した。午後10時半近くだ。

↓歩道橋的な通路が繋がったデッキが拡がる場所を、御願いした宿を目指して歩き始めた。そして道路を見下ろした。
22-12-2022 X-Pro2 (49)
↑遅めな時間である割には車輛が多いと思いながら見ていた。

↓少し歩を進めると、ポートライナーが走っている高架の下辺り、車輛の通行は少な目な辺りも見えた。
22-12-2022 X-Pro2 (50)

とりあえず長い道程―早朝5時から夜10時半と長時間動いた形になる―が段落した…
posted by Charlie at 04:14Comment(0)兵庫県

キハ54:名寄駅…(2022.12.22)

暗い稚内を発った列車は静かに南下を続ける。何時の間にか明るくなれば、穏やかな天候だった。

↓列車は名寄駅に到着した。
22-12-2022 X100F (19)
↑粉雪が些か跳ね上がった列車の後尾である。が、雪以上に「低温…」を強く感じる。こうして佇むと冷え切った外気が身体に刺さるようで、そして酷く手が冷たい…

↓「列車乗換で立寄る…」という事例が多い名寄駅の駅名標だ…
22-12-2022 X100F (21)

↓或いは「過ぎる程に時季らしい」かもしれない。
22-12-2022 X100F (20)

↓改札口へ向かう跨線橋の扉の硝子が見事な結露だった。
22-12-2022 X100F (22)

内陸の名寄は冷える…稚内から170㎞程度南側だ…