<利久辯當>(りきゅうべんとう):<志る幸>(しるこう):京都・四条河原町(2022.12.24)

↓「加茂川の西、河原町の東」という暖簾の文字のとおり、四条河原町辺りで通をほんの少し北上した辺りの路地を入った場所に在る御店に立寄った。
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↓趣深い佇まいの店は<志る幸>(しるこう)という。
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↑古く「汁講」というモノが在ったそうだ。主宰者が汁と酒を振舞い、客人達が自分の米飯等を持参し、汁の鍋を囲んで愉しんだというのが「汁講」というモノであるそうだ。それに因んで<志る幸>(しるこう)としたそうだ。

なかなかの人気店であるというのだが、来店客が入替るタイミングでスムースに入店出来た。が、直ぐに満席になって順番待ちも発生していた。

↓ランチタイムに大人気なのはこの<利久辯當>(りきゅうべんとう)だ。かやく御飯に鶏肉と魚のおかずが付き、そして京都の流儀の美味い味噌汁だ。
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↓標準的な具材に替え、些かの追加料金は生じるが、豊富な選択肢の中から好みの具材を択ぶことも出来る。
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↓今般は「おとしいも」を択んだ。
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↑京都の白味噌の味噌汁に摩り下ろした芋…「味噌汁とはこんなにも豪華な1杯だったのか?」と驚きを禁じ得なかった。

↓これは凄く好かった!!
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↑味噌汁の他、御飯、鶏肉、魚と各々に美味く、素早く完食だった…

何やら「和食系統の美味いモノ」を頂き、非常に大きな想い出になった…

「24h ¥200」…:京都:新京極(2022.12.23)

↓一寸面白いと思った。
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↑街角の「外」にコインロッカーが在り、「京都らしい?」というイラストも在るようになっている。

方々からの旅客や、何やら色々と抱えながら動き回っている人達が目立つかもしれない辺りで、コインロッカーのようなモノの需要が在るのであろう。「京都らしい?」というイラストが好いので、写真に収めた…

<SMART EXCHANGE>…:京都・東大路通(2022.12.24)

暗い早朝に起きていて、居室で寛いでいる最中、思い付いて散策に出てみるというのは“習性”のようになってしまっていて、出先でも変わらない。

「少しばかり馴染んだ(と勝手気儘に思い込んでいる)感な他所の街」という風情の京都で、5月、7・8月にも滞在した宿に在る中、「見知った辺りを…」と戸外に出てみた。

「プラス一桁…数字が小さい側…」という程度の気温は、「稚内の11月」という様子を想起したが、やや長く歩けば手が冷たくなってしまう。そういうように思いながら、四条通を東へ進んで東大路通に至り、通を南下しながら歩いた。

↓不思議なモノを眼に留めた。
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↑通に面して剥き出しに、何やら機械が在って、何時でも使用可能な様子と見受けられた。ATM風だが、その種の機械で見慣れたマーク、またはその種の機械を何処かに据える金融機関と推察可能なロゴのようなモノは視えない。

↓これは!?駅に在る券売機か何かのような要領で「外国紙幣」を挿し込むと、相当額の日本円が出て来るという「外貨両替機」であるようだ…
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東大路通の八坂神社より少し南の側は、「京都」とでも言えば思い浮かべるような「八坂の塔が見える光景」の辺りや、その先の清水寺等、旅行者に人気が高いモノが在る場所で、国外からの来訪者も多目な辺りだ。何となく「好いレートなのか?」と思わないでもないが、手持ちの日本円が少なくなっているというような国外からの旅行者には存外に役立つのかもしれない。何時の間に登場したのか?少し面白いと思った。

<ふわふわ焼き玉子サンド(サラダ付)>:前田珈琲 室町本店(2022.12.23)

昼頃に友人と落ち合い、「居心地が好さそうなカフェで、何か摘まんで一寸話そう」という相談になった。

「互いに判り易い場所」ということで、以前にもやったことが在ったが、自身が滞在する宿の辺りで落ち合った。「居心地の好さそうなカフェ」ということで心当たりは在った。7月末の暑い盛りに立寄ったという想い出が在る場所だ。

友人を伴って歩を進めた。横断歩道で信号待ちになり、「そのカフェは何処?」と友人が訊ねる。「ここを渡って、あの通をヒューっと進んで左に一寸入ると在る…」と思わず手を動かしながら応じた。友人は笑う。「大阪で道を尋ねると、今のような言い方をするらしいと聞いた…」と変な箇所でウケてしまった。

↓「ここを渡って、あの通をヒューっと進んで左に一寸入ると…」と辿り着いたのは、京都の名店という趣も在る前田珈琲の本店だ。
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↓友人は「肉より魚…」という好みだが、フィッシュフライというような感じのモノは見当たらず、「多分、これが凄く美味いと思う…」とこの<ふわふわ焼き玉子サンド(サラダ付)>を各々の分頼んだ。
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↑友人も「うゎぁ!これは美味しい!」と大満足のサンドウィッチだった。更に、オリジナルのドレッシングがボトルで供されるサラダも非常に好い。2人とも、ゆっくりと、綺麗に完食しながら、オリジナルブレンドの<龍之介>を頂いた。話しも弾んだ。

特段に「京都の流儀」という程でもないのかもしれないが、京都の喫茶店で出くわす「玉子焼を使うサンドウィッチ」は凄く美味い。

音楽が「聞こえそう」な風情…:京都・四条烏丸(2022.12.23)

滞在している宿の辺りを少しだけ歩いた。

↓「気持ち好さそうに楽器を演奏している?」という風情だ。サックス奏者の表情が好い…
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↓脇のトランペット奏者も好い…
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カフェの店内、道路に面した側に「熱い演奏を…」という風情の人形が据えられていた。適度にリアル、適度にデフォルメという感じで好いと思った。何よりも、何か演奏の音が漏れ聞こえるような気分になった。実を言えば何度か眼に留めているのだが、今般は初めて写真に収めてみた。