京都を拠点に大阪?=運行日誌(2022.12.26)

想定した以上に精力的に一日を過ごした感だった。そして宿の居室にやや遅い感じで戻り、そこから少し写真の整理等を手掛け、何時の間にかさらに遅い感じの時間帯に入っていた。そこから、引揚の旅路でバッグに容れて持ち歩く際の利便を考え、些かの衣類の洗濯をしようと思い立ち、館内に据えられたコインランドリーを利用中という状態になった。そこから更に、居室で寛いで居る。

こういうようになったのであれば、本当に「耐え難い眠気」になった時にゆったりと休むことにして、可能な限り起きていれば善いのだと思う。基本的には「気儘に時間を設けて動いている」という最中である。そういうことも許されるであろう。尤も、許されるも許されないも関係無く、何時でも存外に気儘に過ごしてしまっている一面も否定はしないが。

午前10時にJR山科駅で友人と落合い、「大阪城の見学へ?時間が許せば大阪に少々親しんで…」というように過ごす相談をしていた。そういうことをしたのなら…その待ち合わせの午前10時の以前、午前8時台から張り切って散策に出てしまった。

朝の散策も好かった。訪ねてみたのは知恩院だった。地下鉄の東西線の東山駅は平安神宮等の最寄駅として知られるのだが、実はそれらよりも近い辺りに名所が在る。青蓮院が近く、その少し先に知恩院が在るのだ。青蓮院は拝観受付開始の9時からゆっくりしているのが少し落ち着かない状態だった。そこで知恩院を訪ねた。来訪者、参拝者が殆ど居ない午前8時半過ぎに境内に入ることも出来る。巨大な山門や御影堂を観て、知恩院に所縁の法然上人の導きか、色々と在っても無事に自身の12月が過ぎようとしていることや、何か冴えないような感じの中で携わった今年の事案が何となく順当に進んでいる事等に関して、御影堂で感謝の意を表した。そして、そうやって真面目に訪ねた証に、折好く午前9時丁度に活動を開始した御朱印所に立寄って、美しい御朱印を頂くことが叶った。妙な表現化もしれないが、こういう営為に少しだけ心が浮き立った。

「我儘な奴め!」という御批判は在るかもしれない。が、何時の間にか「今日、自身が無事に在ることに感謝し、少しでも時間が進む都度に工場を図ることも不可能でもないという事に関して、具体的な〇〇と挙げることが叶うのでも無いながら、感謝の意を表したい」という程度のことを思うようになっていた。運が好いのか、運が好くないのかは判らないが、少なくとも「悪くない」と思っている。そういう辺りが「我儘」と言われそうだ。しかしながら、自身の生命がこの世に在るというだけでも「相当に好運?」というようなことは否定し悪いと思う。そう思っているだけに留めず、何処か適当な場所を巡って「感謝申し上げる」と心穏やかな一瞬を過ごすということを“趣味化”してしまったような感である。

そういう訳で少し浮き立った気分で山科駅に到り。友人と落合った。JRの“新快速”と“大阪環状線”とを乗り継ぎ、京橋駅に到り、そこから歩き廻った。

「大阪城天守閣を見学すべく辺りを歩いた」というようなことで、京橋駅から至る途中でカフェに寄って休んだにしても、午前11時40分頃から午後3時過ぎまで要するというのは少し凄いかもしれない。同行した友人は、「砲兵工廠跡」というような石碑に関連する話題から始まり、凄くゆったりと景色を愛で、天守閣内では「豊臣秀吉の生涯」というような幾つものビデオで紹介しているコンテンツを全て細かく観て、自身が内容を悉く説明し、城の前の本願寺の経過、豊臣秀吉による創建、「大坂の陣」の後の徳川幕府による再建、江戸時代の火災で焼失した天守閣を街のシンボルとして昭和の初めに建てた経過、その他の有名武将の武具や色々な展示を悉く観て、それらに関して語らった。友人は歴史を詳しく知っているのでもないのだが、知らないからこそ知りたいという旺盛な好奇心を示した訳だ。

実はもう一つ、近くに在る歴史博物館にも寄ろうという案が在ったのだが、「大阪城を巡る経過、創建や再建が在った経過、関連とされる様々な事柄」で、友人は「頭が一杯!!」で時間も足りないので、街へ出て何かを頂くという相談になった。食事も摂らずに?呆れる程に熱心に大阪城天守閣の中に在る展示等を観ていたことになる。城の敷地内で豊国神社に寄道し、心斎橋へ地下鉄で移動したのだった。

心斎橋から道頓堀の辺りへ向かい、賑やかな街を歩き廻り、出くわした回転寿司の店で「遅い昼食兼早い夕食」という運びになった。友人は、回転寿司の店に在る「粉末を湯飲み茶碗に入れ、御湯を注ぐと出来る茶」というのが酷く気に入り、「住まいで使うのに何処かで買いたい…」と言い出した。「こういう業務用なモノ?その辺で売っているのを視た記憶も無い…」と思ったが、回転寿司の店のレジ脇に並べて、店で使っているモノと似たような品物を売っていた。これを一袋求め、友人に贈った。大喜びで、贈った方も酷く嬉しくなった。多分、友人は住まいで嬉々としてこの「回転寿司の店の流儀の緑茶」を愉しむのであろう。

京都駅や山科駅に引揚げるということであれば、往路と同様のJRの列車が便利だ。大阪駅へ、要は梅田に出ることにした。その梅田には、大阪駅周辺で変に目立つ「ビルの上の大きな観覧車」というモノが在る。実は…自身はこれに興味津々だったのだが、1人でふらりと乗るのも気が引けて、未だ乗っていなかった。そこで友人を誘った。2人であれば乗り易い…

この巨大な観覧車は、商業施設ビルの6階から乗り込む。最高到達点が106mもの高さになるという。既に暗くなった時間帯で、遠景は観られないが、大阪の街や辺りの鉄道が眼下に見えた。こういう「ビルの高目な階に据えられて、最高到達点も高い」という観覧車は面白い。

今般、この友人と会うというようなことを主軸に考え、何となく京都に至った。そして、何やら「京都に住み始めた?」というような顔で、「何となく休業日」という過ごし方をしたと思う。次は?“次”とやらが在るのか否かも判然とはしないが、「こんな在り方も悪くはない?」という程度に思いながら、とりあえず居室で寛いで居る。結局、「友人の御案内役」を買って出たことで、自身として馴染んでいるつもりな辺りで、何となく「少し違う角度の新しい何かを見出す」ということも経験出来たかもしれない。こういう事柄に関しても、感謝の意を表するべきであろう。

追って色々と綴ろうとは思う。「京都に“住む”?」かのような感じで過ごしていたが、明日は北上を始めることになる。

明治牛乳…(2022.12.25)

「日曜日は朝7時から」という銭湯が、滞在中の宿から楽に歩いて往来出来る範囲に在る。日曜日と気付いて訪ねて利用した。

↓引揚げようとした際、こういうモノを眼に留めた…
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↑何か酷く懐かしい感じのするモノだ…牛乳配達で瓶が容れられる箱だ。

↓住宅らしい建物の入口に在った。或いは現在は使われていない可能性も在る。
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「明治牛乳」というのは「明治乳業」が送り出していたのだったが、何時の頃からか社名から「乳業」が外れ、「明治企業グループ」というモノの傘下で、現在も乳製品の製造販売は続いている。

自身の幼少期には、既に「1リットル入りの紙パックの牛乳」が方々の御店で売られていて、それを購入するというのがポピュラーになっていたのかもしれない。現在の実家の前に幼少期の自身と両親が住んで居たアパートで、毎日のようにその「1リットル入りの紙パックの牛乳」を求めて飲んでいたと思う。銘柄は明治牛乳が多かった。自身は幼少期には「水替り」のように牛乳を飲む子どもだったそうだ。

牛乳の古くからの販売の仕組みを思い出させてくれる箱を視て、何となく心動いたのだった…
posted by Charlie at 07:25Comment(0)京都府

「マックデリバリー」…:京都・烏丸丸太町(2022.12.24)

地下鉄烏丸線の丸太町駅を出て、「あちらが丸太町通…」という調子で歩を進め始めた。

↓<ビッグマック>と見受けられるハンバーガーの大きな写真に眼が向いた。「路上に?何だ…」と注目してしまった。
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↑3輪スクーターの荷台のボックスに写真を入れている。これは配達に使う車輛と見受けられる。

極近年は外食関係が勢いを失ったと言われているが、以前から「お持ち帰りですか?」も盛んなハンバーガー店というような業態は、相対的に影響が少ないとされているようだ。加えて、何時の頃からか配達を積極的に行っている例も在るという。

地下鉄の駅に近い烏丸丸太町の界隈は、大学や専門学校のような場所、様々なオフィスや住宅地、加えて京都御苑のような公園や、色々と由緒の在る社寺も見受けられる場所だ。「ハンバーガー類の配達」というような需要は高いのだと想像した。

それはそれとして…この配達サービスは「マックデリバリー」と称している。京都辺りでも<マクドナルド>を「マクド」と呼ぶ人が多いような気もするが?
posted by Charlie at 05:00Comment(0)京都府

雨が交じった夕べに…:四条烏丸(2022.12.25)

今年の3回目となったが、京都の四条烏丸の宿に在る。街の中、または関西圏の他都市とを往来するにも便利な場所で、何やら居心地は好い。辺りに飲食店等も多いので、少々食事も愉しみ易い。

方々で人でもそれなりに多かったような日曜日、朝から午後まで動き回り、宿の居室で少し寛いで居て、暗くなった戸外に出た。弱い雨が交じるような感じだった。

街を東西に横切っている繁華な四条通から、南北に延びる細い通に入り込めば、新旧様々な建物が入り混じっていて、食事を愉しむことが叶う場所も多く、夕刻から夜も賑わっている。

↓硝子張りな建物にカフェが入っている。灯りが漏れているが、濡れた路面に光が跳ね返っている。好い感じだ…
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8月に寄ったハンバーガーの店だが、少し混んでいたので、残念ながら寄らなかった…

↓これは美しいと、暫し立ち止まって眺めてしまった。
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↑硝子張りの建物で、よく知られたカフェチェーンの店の灯りが漏れ、濡れた路面に光が跳ね返っている。

こんな様子を眺めて少し歩き、「和パスタ」の店で夕食を愉しんだのだった。
posted by Charlie at 04:28Comment(0)京都府

<614>…:嵐山:嵐電(2022.12.25)

↓久し振りに嵐山に至った。
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↑やや肌寒い気温であったかもしれないが、晴れている日曜日だった。物凄く多くの人が居て、些か驚いたのだった。

↓結局「路面電車」なのだが、何か「1輛運行の列車」という趣でもある嵐電に乗車して嵐山から離れた。
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↑<映画村>のマークを掲出している。『水戸黄門』をイメージしたイラストだが、太秦の映画村最寄の駅で、あの主題歌(歌唱が入らないBGM的なアレンジ)が流れた。少しウケた…

嵐山から太秦天神川へ移動したが、車内は酷く混み合って、これも少々驚いた。所謂「交通系IC」のカードで乗車出来る。時にはこの嵐電が好い!
posted by Charlie at 03:42Comment(0)京都府